100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ヨーロッパ小国訪問記」編 ヴァチカン市国9 サンピエトロ広場2 オベリスク

2018年12月30日 08時10分30秒 | ヴァチカン

 

 この広場には古代ローマ帝国カリグラ帝(在位37~41)がエジプトから強奪したものを16世紀にカトリック教会が手に入れたオベリスク(高さ25,37m)がありました。オベリスクは古代エジプト時代に作られた記念碑の一種ですが古代ローマ帝国によりその多くが強奪され世界各地に拡散されました。トルコのイスタンブールにもありましたが、その時の現地ガイドのハーカンにエジプトが返してくれといっているよと、いったところ絶対に返さないと、いきまいていたことを思い出しました。(2006年2月27日紹介)


「ヨーロッパ小国訪問記」編 ヴァチカン市国8 サンピエトロ広場1 スイス人傭兵

2018年12月30日 08時06分16秒 | ヴァチカン

 

 サンピエトロ寺院を出ると広場があります。その出口にはこのようなスイス人の傭兵が警備をしています。この服装のデザインはミケランジェロという説があるそうです。人員は12月24日に紹介したように約110人です。傭兵は世界で2番目に古い職業だそうです。1番目は売春だそうです。(「傭兵の2千年史」p14)その中でスイスの傭兵は古くから優秀として知られてきました。歴史に残るものとしてはフランス革命の際フランス王家をため1792年殉死したしたのが有名です。現在もスイスのルツェルンにライオン記念碑としてそのモニュメントがあります。(2006年8月23日に紹介)スイスは国策として傭兵は重要な輸出産業でしたが1874年輸出禁止、1927年自国民の外国軍への参加を禁止しました。しかしヴァチカン市国へは例外といて認めています。

 ヴァチカンのスイス衛兵になるには、19~30歳の独身で道徳的なカトリック信者であることと、身長が174センチ以上などの多数の条件が必要です。(郷富佐子著「バチカン」p88)