「写真上」はハノイ郊外の農村風景です。わたくしの子供時代の農村風景と全く同じです。郷愁にかられました。でも寒かったですね。「ルチエム」という冷害に強い品種によって年に2、3回の収穫が可能になったそうです。
陶器の村を訪ねました。(写真中)左に見えるのは、燃料用の牛糞ですね。
(写真下)孔子を祀るために1070年に建立された廟を訪れました。1076年にはヴェトナム最古の大学が開設されました。壁には漢字が書かれていて我々日本人には少し理解できるがヴェトナム人にはさっぱり。ヴェトナムと中国とは古くから関係があるのですがその関係には古くから今に至るまで微妙であったようですね。
追記(7月18日)
「李朝(1009~1225)は、基本的には仏教王朝だったが、大乗仏教以外のベトナム土着の『神々』も王権の神聖化に活用された。1072年に孔子を祀る文廟が建設されているが、これも利用できる宗教は何でも活用する政策の体現だった」(東南アジア史10講 p22)
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