アイルランド旅行中バスでこっくりこっくりしていてふと眼を開けたとき目に飛び込んできたのがこの写真の道路標識でした。思わず「バスストップ!」と声を上げました。同乗の人たちはビックリして私を見ました。お詫びを言いながらバスを臨時停車にしてもらい写真を撮りました。”Leprechaun crossing” 「レプラコン(小妖精)横断歩道中」ということです。事前に読んでいた司馬遼太郎の「愛蘭土紀行」にこの道路標識の話が載っていたのを瞬間思い出したというわけです。
現地ガイドの一人が、実在を信じているようで、真剣に真面目に妖精の話をしていたことを思い出しました。このアイルランド人の妖精好きはケルトの伝統だそうです。そういえばアイルランド人を父に持つラフカディオ・ハーン小泉八雲も妖怪、妖精が好きですね。
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