ルイ14世(1638~1715)がヴェルサイユ宮殿に移るまではフランス国王の居住地はロワール河下流地域でした。それゆえこの地には王侯貴族のゆかりの名城が多く残されています。300以上といわれています。
その中のアンボワーズ城(写真上)、シュノンソー城、ジャンボール城(写真中)、ブロワ城(写真下)を訪れました。
アンボワーズ城は11世紀に起源し現在の城塞になったのはシャルル8世(1470~1498)時代でした。たくさんの逸話がある城ですが、一つだけ紹介。レオナルドダヴィンチがここに招かれこの地で死、ここで埋葬されました。
ジャンボール城はフランソア1世(1494~1547)の狩猟小屋に始まる城ですがこの地最大で、建設にはレオナルドダヴィンチの協力があったといわれています。美的感覚ゼロの私の当時メモには「ゴタゴタゴテゴテ」とありました。
ブロワ城は歴代フランス王の幾人かが住居とし、またジャンヌダルクが1429年、オルレアンからイギリス人に向けて軍を出発させる前に、フランスの大司教から祝福を受けた場所でもあります。写真下はメインエントランスにある王の騎馬像です。
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