エッサウィラのメディナの木工品店で写真のような三猿を見つけなした。材料は前々回紹介したアルガンの木かな?「見ざる・聞かざる・言わざる」の語呂合わせから言って日本独特なものと思っていましたので、何でモロッコに?、と思いました。しかし念のためと思ってインターネット上の百科事典ウィキペディアを見ると私の無知が暴露されました。
以下ウィキペディアの抜粋。
「日本語の語呂合わせから日本が三猿発祥の地と思い込む人は多いが、実は『見ざる、聞かざる、言わざる』によく似た表現は古来世界各地にあり、同様の像も古くから存在する。そしてまた、それぞれの文化によって、意味するところは微妙に異なる。(たとえば)インドのマハトマ・ガンディーは常に三匹の猿の像を身につけ『悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな』と教えたとされており、教科書などに『ガンディーの3猿』が掲載されている。またアメリカ合衆国では教会の日曜学校などで、三猿を用い、猥褻なものを見たり、性的な噂を聴いたり、嘘や卑猥なことを言わないよう諭すことがある。三猿の起源は未だ十分に解明されておらず、今後の研究と調査に委ねるところが大きい」
というわけでエッサウィラの木工品店に三猿が展示されているのはちょっとも珍しいことではありませんでした。自分の無知を再認識するのも旅行の楽しみと自分を慰めました。