マラカニアン宮殿は首都マニラにある首相官邸です。ところがマルコスはこの地に別荘を立てたところからここが北のマラカニアン宮殿と呼ばれるようになりました。ちなみに「マラカニアン」という言葉は「偉い人が住む所」というタガログ語から来ているとは私が現地ガイドの“VERGIE SOULIS”さんに質問したときの回答でした。
マラカニアン宮殿は首都マニラにある首相官邸です。ところがマルコスはこの地に別荘を立てたところからここが北のマラカニアン宮殿と呼ばれるようになりました。ちなみに「マラカニアン」という言葉は「偉い人が住む所」というタガログ語から来ているとは私が現地ガイドの“VERGIE SOULIS”さんに質問したときの回答でした。
このホテルにはこのように第10代マルコス大統領(1917~1989 大統領在任1965~1986)関係の写真などがたくさん展示されていました。このホテルは地元利益誘導のこともあって彼が建てました。(現在は他人の所有)ウィキペディアは彼を以下のように紹介しています。
「フィリピン共和国の政治家で独裁者。第10代フィリピン共和国大統領。20年間にわたって権力を握ったが、1986年のエドゥサ革命によって打倒され」アメリカに亡命。
彼には毀誉褒貶がありますが一般的には私を含めてマイナスのイメージの強い独裁者と見られています。しかしこの地を中心とした地域では今なお強い影響力を持っているようです。
野暮な質問でしたが、このホテルの幾人かの従業員に「マルコスを尊敬していますか?」と質問したところ「勿論」という回答が圧倒的でしたが一人だけ口ごもる人がいました。
この”CABALLEROS”はスペイン語起源のスペイン騎士という意味のようです。ようやくスペインの名残に出会ったようです。でもなんだか剣ではなく傘をもった不思議な人物のようですね。帽子も変ですね。日本人?どう見てもドンキホーテにも見えませんね。
なお(MALE)は男性ですが、フィリピでは男性、女性の表示は”MALE” “ FEMALE”の表示だったに思います。
トイレです。以前「アメリカ合州国」編で(2017年7月1日)necessary-roomを紹介しましたが、アメリカ在住の方から始めてみましたとのコメントが入りました。今回もと期待しましたが、フィリピンでは普通の用語のようでした。もっとも多数派はrestroomだったようですが。
これはトイレ休憩のとき学校のトイレを借用した際、小部屋に廃棄処分らしい教科書(workbookとあり内容から見ても練習帳のようです。76ページ)があったのでお願いしていただいたものです。右は表紙で左はその目次部分です。表紙にgrade6とあるので6年生用でしょうね、注目していただきたいのは目次の表記が英語とフィリピン語になっていることです。勿論本文の表記も目次に従って英語とフィリピン語です。中身を少し見ましたが英語も私には難しいうえに内容もかなり高度のように感じました。フィリピンの教育程度は高いと聞いていましたがその通りだと思いました。日本の6年生で健康と栄養というテーマでの学習がありますかね。
冒頭の英文の箇所は環境問題から始まっています。冒頭部分を紹介しておきます。
Main Message:
Wise management of the environment is everyone`s responsibility.
Remember to:
Use natural resources wisely. Prevent their destruction.
歴代の大統領の国会演説は英語でなされるのが慣例です。そこで話題のドゥテルテ現大統領はどうでしたか?と現地ガイドの“VERGIE SOULIS”さんに尋ねたところ、一般的なことは英語で、微妙なところではフィリピン語(タガログ語)で演説したそうです。このようにタガログ語と英語を混ぜての言葉をタグリッシュ(タガログ語+イングリッシュ)というのだそうです。
この教科書もタグリッシュ版ということですかね。