サンマリノ建国の伝説はいくつかあるようです。その一つが、4世紀はじめ、マリーノという石工がキリスト教迫害を逃れこの地に潜伏しキリスト教徒の共同体を作ったという建国伝説です。写真はその「聖(サン)マリノ」の像です。というわけで国名の由来でもあります。
サンマリノ建国の伝説はいくつかあるようです。その一つが、4世紀はじめ、マリーノという石工がキリスト教迫害を逃れこの地に潜伏しキリスト教徒の共同体を作ったという建国伝説です。写真はその「聖(サン)マリノ」の像です。というわけで国名の由来でもあります。
国会議事堂です。サンマリノは世界で最も古い歴史をもつ共和国です。比例代表選挙で選ばれた定員60名、任期5年の議会です。行政の長は2名で議員から選ばれ任期は6ヶ月です。
ちょっと面白いのは裁判は外国人の裁判官でおこなわれます。理由は国民全員が「顔見知り」なので公平な判決が困難と考えられるからだそうです。
いよいよイタリアに囲まれた十和田湖とほぼ同じくらいの面積で人口約3万3千人の世界で5番目に小さい国家サンマリノ共和国に到着です。写真は国境付近です。「付近」というのは今回の旅行ではたくさんの国境越えしましたが、たいていがはっきりした国境線を確認できないままの通過でした。
右上の山上に見えるのが首都サンマリノです。
イタリアの飛び地「カンピョネ・ディターリア」から対岸のスイスの「ルガノ」までバスで行きそこから列車でイタリアに入りミラノで乗り換えリミニ駅で下車、バスでサンマリノという行程でした。写真はルガノ駅です。
この町の基幹産業は公営「カジノ」でした。“CASINO”と書かれた巨大な建物が見えますね。イタリア政府が所有するこのカジノは1933年に開設され規制は緩やかで掛け金は無制限です。ところが今年7月に倒産しました。従業員の再開抗議運動があるようです。カジノは世界的に斜陽産業という人もいるようですね。