風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ゲスト

2017年08月11日 | 詩吟
ゲストとして、伺った先で、このところ幸せなことに、とても充実した練習をさせて頂いて、十分満足をしています。
やりにくいところを、敢えてしてくださるようになり、そろそろ慣れていただけたらと、思っています。


そして、ゲストなので、言葉をひねり出す必要もないのは、とても気楽です。
その教室の指導者さんのなすがままにしていられますから。

その日は、いろいろと感心することやら、感動することがありました。

そして、さらに、初めての経験もしました。
それは、会員さんの吟詠をお聞きして、「はい」としか、言葉がなかったことです。

「はい」とは、何ぞや。
「はい」としか出せることばがありません。ただ、何の色もないただそれだけです。

初めてのことでした。

いつも、所望されると、しゃべりすぎるのが常なのにねぇ。
後付けでいろいろと理由は付けられますが、それは、やめておきましょう。





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餡と福きたよ

2017年08月11日 | こたろう語録
姪と甥の餡と福がきた。

僕も、だいぶ慣れて、居ることはわかっていても、目くじら立てないし、ふすまの向こうの気配と臭いは、わかっていて、いつもと変わらなく過ごしているさ。


彼らは、二匹の強みがあって、我が物顔で、自分の好きなところに陣取って、1時間もしないうちにリラーックスしてる。

それで、大きい姉さんとその夫さんが、安心するならそれでいいさ。

つかの間の夏休みを楽しんでおいでな。

   白餡の餡と招福の福

  



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おさらいが続く31≠Q

2017年08月09日 | 詩吟
松風定例会

8月の昇段試験へ向けて、ゲストさんも迎えて、練習です。
少しずつ丁寧に。

どうしてもできない大中山「31-2」が繰り返し、手を変え品を変えて、言葉を添えて、声を添えて、繰り返しました。

譜の形を見ても、山が二つ連なっていますから、それを山と山とのつながりの音程「五」で、その前とその後ろに分けて、考えると、簡単です。

そして、そのジョイント部分の「五」は、しっかりと着地して、音を支えなおしたら、後ろの「六」からは素直に降りてくると良い。

前の山の部分の「七」から「六」におりるときは、特に音程に注意しながら「五」に下りましょう。
心して、丁寧に降りると、「五」の音の安定がいや増します。

しっかりと、両足で着地した「五」からは、改めて、ゆったりと階段を降りればよいのです。

その下りは、いつもの慣れた中山です。

何度も「五」で安定するように、繰り返します。声を添えました。
最後は、ニッコリ笑顔。

いいねぇ。


今日は、暑い盛り、高齢の夏の練習後のランチでした。

にっこり笑った後は、大盛り上がりのランチでした。
楽しかったです。そしてごちそうさま。
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つれづれ

2017年08月09日 | 詩吟
心待ちにする練習は、首尾よく終わりました。
低音の音の支えが、足りなくて、良く聞こえないとのコメントを頂き、これを克服するには、どうしたらよいかを考えます。

そして、緊張するとおなかの支えが緩んでしまって、ぺこぺこと壁が動いてしまい、壁では無くなることがわかり、愕然たる思いです。



吟詠へのコメントも、上級者になると、それぞれの持つ意見が賛否両論が出るのは、当たり前だけれど、違う意見に対して、黒白をつけたがらなくなって、相手の意見を聞く余裕が出てきたように思います。

また、その助言や意見を丸のみにするのではなく、考えるネタにして、自分で練習する時の、糧として受け止めることができるようになったら、しめたもの。

それぞれが理想とする吟詠は、同じ流派と雖も、それぞれがそれぞれに持っています。

それを、尊重して、参考にして、上昇気流に乗りましょうか。
たまには、失速して、元に戻ってしまったとしても、その、年月の重みは、残るはず。



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大阪本部より

2017年08月03日 | 詩吟
夢青葉から昇格試験に挑戦したのは、3人。

そのうちの二人から、今日の夢青葉のお稽古日に当日の様子をお聞きしました。

東京から、はるばる受験に来阪したことを、参加したみなさんは、ねぎらっていただいたそうです。
そして、東京芦孝会の受験者たちは、レベルが高いと異口同音に、お褒めの言葉を頂いて、みんなで喜んだそうです。

東京芦孝会ここにあり。

良かったですね。みなさん合格点だったそうですが、正式には、8月末にわかるそうです。

ひとまず、おめでとうございました。

お疲れ様でした。

今回の師範代受験で、受験勉強をしてみて、吟じるだけではないことに、思いが至ったことでしょう。
そして準師範の受験では、多様な譜の練習もさることながら、律詩にこめられていることが、様々で、その意味と表現法にあらためて気づいたことでしょう。

日頃の練習を共にしながら、会員さんのことをわかったつもりでいました。
今回の昇格によって、いろんな面で、変わっていくこともあることでしょう。
改めて、新しくなるであろうそれぞれの考えや思いを理解をしていかねばと、思いました。


鷺照先生、芦孝先生のように、なかなか謙虚になれないものです。
横柄にならないよう、わかったつもりにならないように。
昇格したら、楽になるかと思えば、新たな心配が起きるものです。

子育てと同じと考えてきましたが、ここらで、子ども扱いはやめて、自然発生の思いを大事にしようと思いました。
それは、楽になると思ったのは、浅はかでした。


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コスモス

2017年08月01日 | 論語と
須藤先生別の教室は、おいしいランチの出る喫茶店。
烏骨鶏、有機栽煤Aというキーワードもあるけれど、何よりも素朴なメニューで、更に何よりのことは、「おいしい」に尽きる料理が出ます。

たっぷりの量と品数で、はじめ目の前に並べられた時は、とても食べられないと思います。
しまった、ご飯を少なめにと言えばよかったと思うのですが、ごちそうさまをした時は、きれいに食べつくしてしまいます。
そして、満腹したのですが、時間が経っても、お腹はすっきりして、持ち重りのしないお腹が残ります。

これが、本物の食べ物なのだと思います。

さて、おいしいものを食べに行ったのではなく、今日は、先生の論語の教室に、詩吟をしに行きました。
先生に、先の恵風のように、ここの教室でも詩吟をと、望んでくださいました。
今回は、私一人での参加です。

子の喫茶店は、須藤先生の絵が常時展示されています。そして、そのほか、写真展の予定もあります。

隣が、画材屋さん(オーナーがおなじ?)で、画廊にもなっているのです。
そのような環境で、学ぶ論語も須藤先生らしくて、件p性の溢れた教室です。
先生は、「野田のコスモス」おっしゃって、私もそのように認識していますが、正式名称なのかなぁ。。。

須藤先生ったら、そんなことにこだわらないので、つい正式名称を覚え損なうのです。
と、先生のせいにしてはいけませんねぇ。。。


先生との最初の出会いは、「吟詠」が、縁を結んでくれました。
そして、その次は、「山中問答」の漢詩を書いた大きな鰍ッ軸です。

今日は、その、ゆかりの「山中問答」を取り上げられ、また、もう一つは、中江藤樹の「戊子の夏書生と月を見て偶成る」を取り上げて、漢詩の解説・鑑賞ののち、吟詠と言う運びでした。

この教室は、とても勉強熱心で、活発に意見の出る生きの良いメンバーがいらっしゃいます。
「こんなのきもちよすぎるだろう」と、言いたいくらいです。

先生が同じ須藤先生なのに、それぞれの、教室の雰囲気が違うものなんだ。

いいねぇ。



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