風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

切手事情から

2023年11月30日 | 詩吟
”KANGIN TOKYO NEWS”の発送担当今もずっと続いています。
今年度になって、切手の発行状況とストックの状況が変わってきて、郵便局で
どれにしようかと楽しみながら選ぶ事が無くなってきました。

ある月は、いつもの郵便局に記念切手のストックががなくて、他の郵便局へ
足を運びました。
発行の予定表を見て、なるべくその日に購入することにしていますが、今月は
その日に行くことが出来ず、ハラハラとしました。
いざ行ってみると、あるにはあったのですが、ちょっと気に入らない。
でも、仕方がない今月のその記念切手を購入して、明日1日の投函に備えました。

楽しい切手選びが無くなった上に、投函する時「今月の切手はどうですか?」
と期待しながらポストに投函する楽しみも半減です。

しかし、”KANGIN TOKYO NEWS"の内容は、ますます充実してきて、
心待ちにして下さっている先生方もいらっしゃると野田会長からお聞きして
居ます。

言ってみれば、切手は小手先の事です。
会員さんたちの活躍によりニュースがふえること、そして自発的な原稿の投稿も増えることを期待しています。
広報部長が手ぐすね引いて手腕を発揮のチャンスを待っています。

 みなさーん、記事の種をよろしくお願いいたしまーす


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田村仁美 令和6年のカレンダー到着

2023年11月22日 | 徒然に日々のことを
      田村仁美 2024年 カレンダー表紙 
           「開運」龍    

      
      

       来年のカレンダーが届きました。
    また新しい一年の楽しみが来てくれました。
 色鮮やかに、とりどりの花が頁が開くのを待っています。
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田村仁美 11 12月カレンダー

2023年11月22日 | 徒然に日々のことを
    2023年 ー 四季の喜び ー   田村仁美       
             深まる秋     
       

         緋鯉と紅葉の鮮やかな緋色

秋は赤と思っていたころ、ウランバートルの秋は黄色しかなかった。
そして帰ってきたら、表参道の秋も黄色だった。
その黄色の行く先は?

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和歌の練習

2023年11月14日 | 詩吟
そろそろ夢松風も和歌の練習をと、「敷島の」を取りあげました。
去年以来、苦手でも教場で和歌を取りあげようと決めて、やっと今月実施することに。
それには、和歌を気を入れて練習することが始まり、ある程度の効果をあげる
ことが出来たおかげです。

私なりの一生懸命を出すことで、引っ込み思案は払しょくされました。
努力の結果を一歩後ろに迫ってきた人に、助言することはできるということです。
学生時代は、そうだったよね。
そう考えたら、漢詩の朗詠も同じような物ではないかと思えます。
むしろ、漢詩は教えられるということの方が、傲慢なのです。
謙虚に、清々しく、そして、優しくね

そんな気持ちで、教場に臨んだら、思ったほどの困難はなく、むしろ
「次回も、しきしまのを1~2回詠う機会をください」との、メンバーさんの
申し出に、目の覚める思いでした。
毎回詠うことで、慣れていけば、苦手意識も消えていくことでしょう。
幹事のOさん、積極的なご意見をありがとうございます。
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池上文化センターまつり

2023年11月11日 | 詩吟
昨日までの暖かさが嘘の様に寒くなった11月11日(土曜日)池上本門寺近くの
池上文化センターへと向かいました。
1時間早めに付くように出かけたのは、本門寺にお参りをするためです。
膝の痛い私には有難い低い段差の脇道のおかげで上まで楽に行くことができ、
あれやこれやをお願いして、ゆったりと石段を下りました。
この上下のおかげで、出かけた時よりも気温が下がり、風邪をひきそうなほど
縮み上がっていた体が温まりほぐされました。
これは幸先が良いと、気がかりを小さくして、集合場所へと行くことが出来ました。
苦手な和歌を本気で練習する機会を与えられ、めったにないほどの練習を
しました。そんな気に自然にさせる吟詠池上サークルの先生でありました。

今年は、吟詠池上サークルの5周年の年でもあります。この処、会員数も増え
何も心配することもないほどに安定してきました。

指導者のS先生は、教場メンバー外の私たちに吟詠賛助を依頼された時、何も
おっしゃらなかったのですが、そのお祝の意味も、そして私たちへの律儀な
思いも込めてくださって居たのだなぁと、帰りの電車で気がつきました。

プログラムは、オリジナルメンバーのことをよく理解したうえで配役が決め
てありました。
日頃コンクール躍進のSaさん、今年雅号拝受された93歳最高齢のOさんの
独吟は素晴らしかった。
その他のメンバーは、合吟で存在を示されましたが、来年は、今日の経験を
糧にさらに精進して、独吟で出吟したいと願う方たちが育つことでしょう。
来年は、もしかしたら、オリジナルメンバーだけでプログラムをこなすことが
出来るようになるかもしれません。
今年は、S先生の教場成立までと成立後の成長とをバランスよく配置できた
会心の出来ではなかったかと思います。
来年は、私は影として徹するようになることでしょう。
T先生は、大御所として、無二の吟友として残られることを勝手に望みます。
そうなったら、ちょっと寂しくも思いながら、私は、舞台下で大きな拍手を
送ることに致しましょう。
そして、偉そうに、「ふむふむ」と言うのかな?

地に足の着いた企画と、先々を見据えた心づもりが言葉なしに伝わってくる。
S先生の力量がいかんなく発揮された、心地の良い発表会でした。

懇親会は、ことのほか上機嫌で、皆が楽しく盛り上がるように見えない配慮も
成されていて、どれだけ緻密に考え計画されたものかと、それも押しつけ
がましくなかったことに、脱帽。

そして何よりのトピックスは、野田会長が駆けつけてくださったことです。
親睦会にも参加されて、会員さんたちの喜びもひとしおでした。

コロナ以前から、教場に参加していなかった私にも、お声をかけて下さった
先生の思いは、しっかりと受け取りました。
そして、「和歌を詠う」ことが出来るようになったということをお土産に頂きました。
ビジターでありながら、此の発表会で一番の賜物を頂き、最高に嬉しいのは、
この私かもしれませんねぇ。

そして、陰には、奥様の応援ありと言うことも忘れてはいけません。
家族や吟友の後押しがあってこそ、安定した教場運営が出来るものと思いました。
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吟友草加

2023年11月09日 | 詩吟
練成会後初めての吟友草加で、感想等を聞きながら、「型」について話が及び
ました。
今日の参加者は異口同音に、「型」は大事という。
「型」にのっとって、すべてのことが判断されなければ、自分はどう対処すれば
良いのかわからなくなると新米さんは言う。
先輩たちも、それぞれ、約束事にのっ取って精進してきたのだからと。

そして、きょうの課題は、1年前にすでに習ったものをうっかり今日の吟題と
してしまったので、一番後輩のオリジナルメンバーであるIさんにとってさ
え、たやすいものでした。
いつも型破りな譜を披露して、私を悩ませているIさんが、なおすところの
ない吟詠披露をして、ビジターさんから大拍手でした。

それに続く先輩のビジターさんたちの一吟も、みなさん素晴らしかった。
吟詠草加では、講習後の一吟は、皆さん、習った詩を吟じてダメ出しを受けて
居ます。
それは、ビジターさんたちも同じで、習熟度による吟詠の違いなどもよく
鑑賞し観察できるのです。
今日は、拍手に拍手の連続で、教室が沸き上がったのは初めてのことです。
一吟の後の拍手は、心地よいなぁと思った事でした。

「習い覚えて、しばらく寝かせておいた詩吟は、熟成するのですよ。」と
いつも言っていたことが、実感としてわかった瞬間。

わからん、分からんと言い言いしていたIさんの、開眼の日となりました。
おめでとう!

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正論バカ

2023年11月06日 | 
 いつだって、正論バカが一番ブレーキを踏みやがる。
               「魔法のコンパス」西野亮廣著
3日の独吟コンクール前の審査員会議の時のこと。
「ゆるやかに優しく、型にはまってなくても調和していれば良い」との
審査方針に、ついにそれが言葉として発声される時が来たかと思いました。

更に許容量を増やしていく、芦孝会長の懐はこの先どこまで深くなっていくのでしょう。
懐の深さのおかげで、私はゆっくりと歩むことができ、いつの間にか沢山な
ものを頂いて豊かになってきたけれど、如何せん、懐の深さだけは、どうにも
ならない。

今日読んだ本に、「正論バカ」という言葉を見つけて、正に私の事ではないかと思う。
羽ばたこうとする人の足を引っ張ってはいけない。
伸びやかに外の世界に飛び立たせてやろうではないのと思っているが、正論を
振りかざすバカになって阻害してはいないか。

型を確かに守り踏襲するのは大事なことで、その考えは変わらない。
私自身の吟詠は、それが私と開き直ることが出来るが、教場で私は、どの様に
会員さんに対していけばよいか、特に若いこれからの人に対してどうしたものやら。
あるがままの私を伝え続けていると、先に行って会員さんが私から習ったことと
世間とのギャップに悩むことになったら申し訳ないと思う。

               正論バカ
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秋季錬成大会

2023年11月03日 | 詩吟
11月3日祭日 関吟東京芦孝会秋季錬成大会が無事終わりました。
敢えて静かな詩を選んで、今までとは違って力の抜けた吟詠をしたいと、
それなりの心づもりをして望みました。
前日の練習ではかなり期待ができたのだが、、、惨敗。心が弱いなぁ。
松風の生徒さんの高評価は、教場指導者にたいする単なる賛辞なのでしょうね。

いつも心からの言葉を下さるT先生からは、厳しいお言葉を頂き全くその通り
と、思いました。心からの言葉は、厳しければ厳しいほど、身に沁みて嬉しい。

実は、朝一番から、一大事!かすかな痛みではありますが、腰痛!
なんてことだと、一挙に心が折れそうになる。
熱タオルを施し、腰痛の体操をして様子を見る。

「SOS山田先生!」を発したいところですが、早朝でもあるし、自力解決を
と決めて、痛み解消に専念しました。
幸い動かせないほどの痛みではないので、出かけるまでの間に腰を伸ばして歩
けるまでには好転しました。
パソコンなどの大事な持ち物の確認をしたら、家のことはほったらかしです。
ただならぬ様相に、夫はとにかく今は静観しかないと、分かってくれたらしい。
説明なんてできないから、ほんとうにありがとうね!です。
山田先生には、「ほどほどに心地よく」と教えて頂いているのに、過剰な頑張
りをして、境界線を越えたのだろうと思う。
この処目覚めの体調の良さは、珍しいくらい続いていたのに、その日の朝、
めったにない腰痛だなんて。どういうこと?と尋ねたいほどです。

立ちすわりをゆっくり丁寧に、座っているときも正しい姿勢を保つ努力をし、
悪化させないよう気を付けました。
腰のトラブルを抱えているとは見えない姿勢は保てたつもりですがどうだった?

そのほか、今日のなさねばならぬことのあれも、これも、どれ一つとして及第
点はなく、最悪の一日でした。
私と袖振り合った人たち、不十分な対応で、ごめんなさい。

救いと言えば、ある会員さんに、何故か、「先生のおかげ」という言葉を発し
て頂いたことです。もう時効になっているくらい前のことに感謝してもらった
のは何だか不思議でした。しばらく後にジワリと嬉しくなる。

そして、もう一人私をリスペクトして下さる方から嬉しい言葉を頂きました。
「先生に教えてもらいたい」と何度も。その方の思いに応えるには、どういう
方法があるかな?高齢と言うこともあり、私が出かければよいのだが、気楽に
考えてうまくいくだろうか。今は、静観。

去年よりもさらに、若い世代が力を付けてきて、いろんなことを任せられる
ようになってきた事を実感しました。益々、楽しみになってきた。
来年の秋は、25周年の記念大会です。
今日の悲喜こもごもを胸に抱いて、大輪の花を咲かせましょうね!
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サザンシアターに行く

2023年11月01日 | 出会った人
新宿に行くのは、何年ぶりのことだろうか。
新宿駅新南改札を目指したが、やっぱりどこかで間違ったらしく南口に出てしまった。
改札の駅員さんにお尋ねして、あぁそうだったと、南口からサザンシアターに
向かって進む。
何年経っても、久し振りのところへは迷ってしまう方向音痴は、もう治らないね。

スマホの地図も上手には使えなくて、誰かに尋ねる時は、スマホを隠すのである。

そんなこともあろうと十分時間をとったので、開場を待って入場。
ゆっくりプログラムを読み、なるほどと、幕開けを待つ。

右サイドの通路横の席ではあるが、椅子に正しく座ったら、自然と中央に体が
向くようになっている。
これは良い。親切な設計だ。体に優しい。
たまたま、終わった後にトークイベントがあったので、それまで鑑賞したら、
三時間近くになったが、立ち上がる時膝が痛くなかった。
正しい姿勢で良い椅子に座っていたら、腰に負担がなくて更に膝への悪影響が
ないということがよくわかった。


お隣の見知らぬお嬢さんもいい席を取ってくれてと言っていました。知り合い
でもいらっしゃるのかな?
私もそうよと言いそうになるのをこらえて、「おばちゃん」を慎む。

演劇は門外漢なのですが、訓練された人の言葉は、全部がちゃんと耳に届く。
そして、トークの時も、照れながらトーンが下がっても、役者の声は届いてくる。
最近耳の聞こえが悪くなり、テレビドラマの俳優の声が届かないことが増えた。
訓練した人は、つぶやきでも聞こえるんだねぇ。
能も面を付けてさえも遠くの観客に通る声を出さねばならぬと、訓練をする
のだと物の本に書いてあった。

テレビドラマとは伝え方で全く土壌の違うものを比べてはいけないが、言葉を
届けるについて考え始めた今。
発声は強いだけではいけない事を身をもって感じ、宿題として動き始めた今だから余計に思うことがある。

舞台は、楽しみました。おかげ様でした。

あの、よどみないセリフを覚える能力と集中力、発声は、どんなところにも
生かされ、頼りにされることでしょう。

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