63才の誕生日。
いろいろと思いをめぐらせて、何かを決心したりするのだろうけれど、それどころではなく、気にかかるのは11日にあった大地震とそれに続いて、原発の事故の今後のこと。
11日は、帰宅難民となり、バスを乗り継ぎ、途中で渋滞で動かなくなったバスを降り、直線距離8キロを3時間かけて歩きました。
途中で、夫と合流出来たのが幸い、心配なく歩けました。
家に着いたのが、午前3時過ぎ。
念のためにつけてみたテレビで、予想を遥かに上回る大災害が起こっていることを知る。
ただ、普通の道をちょっとだけ長く歩いたくらいでは、難民とはいえないなと思ったのでした。
私たち夫婦が、パスに乗ったり歩いたりしているあいだに、心配して電話をかけてくれた姉たち。
朝の早い時間に、待てなくて、電話をくれて声が聞けたことで、大安堵をしてくれました。
家族、親族、おかげさまで何事も無く今日まで来ることが出来て、本当にありがとうございます。
被災された方々が、すこしでも早く、普通の生活を取り戻されることを、祈ります。