風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

かまきりが・・・

2009年08月31日 | こたろう
天井に留まったかまきりをみつめるこたろう。

お陰で、珍しくちゃんとした(私としては)写真が取れました。

見つめる写真 1 2














ニャーンと鳴く   あちこち飛び乗っても、天井にいるカマキリには届きません。どうしてくれようかと・・・



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詩舞のおけいこ

2009年08月28日 | 徒然に日々のことを
珍しく時間通りに始まった詩舞のお稽古。
雑談と噂話に辟易しているのだけれど、ご近所さん同志の集まりをあえて選んだのだから、これも致し方ない。


先生は、とてもよい方で、先生の師匠の振り付けは、詩吟の野田先生も満足していらっしゃったのだから、文句を言う筋合いではない。


むしろ、わがままを言っているのは私のほうだ。


あれもこれも、10周年の舞台を盛り上げるための方策として、やっていることなのだから。


しかし、まだまだ袴の着方もへな猪口ではあるけれど、きゅっと紐を締めて下腹に力を入れるのは、ほんとに気持ちよい。

オルティンドーの練習のときも、デールをきるときの帯をきゅっと締めて、帯より下に息を入れて胸には息を入れないとビャンバジャルガル先生に教えられたのを思い出す。

関西吟詩機関紙「吟詩日本」2009年夏号の18ページに、(能楽笛方藤田流十一世宗家 藤田六郎兵衛氏投稿)

        前略

もし他の発声法を参考、またはそういった方々と交流するのであればモンゴルのホーミー、中国の京劇、朝鮮半島のパンソリといったアジアの声の件p分野のほうが何か感じるものがあるようなきがします。』

        中略

誰でもが持っている普通の声を「心」と「気」を伝えるためにきたえる。どうでしょうか。
        後略

とてもとても心に残る一文でした。


オルティンドーと詩吟と通じるものがあると常々思っていました。
藤田先生は、モンゴルのホーミーと記述されていますが、その中にオルティンドーも入っているとおもうのです。どちらかといえば、オルティンドーのほうがホーミーよりも近いものがあって、オルティンドーを習った私としては、オルティンドーと書いて欲しかったと勝手に思っているのです。
ことの真偽は、藤田先生にお尋ねしないと分からないのですが、、、


こんど、三枝彩子のライブに吟友と一緒に行ってオルティンドーを聞いて見たいなぁ。


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おしゃべり

2009年08月27日 | 徒然に日々のことを
昨日、久しぶりに近所の友人宅で、お茶のみおしゃべり。
いろんなこと、次々と、気楽にしゃべったら、すっきりした。

こんな感じでのおしゃべりはここ2年なかったなぁ・・・

普通にもどったってことでしょう。
 
お陰で、久しぶりにとっても拭きにくくて見ないふりをしていた出窓のガラス拭きに自然と体が動いて、ピカピカ。
眺めがますます明るくなって、単純に心うきうきかるがる~

水拭きだけできれいになる魔法とも思える繊維の雑巾のお陰で、仕上がりすっきり、地球に優しいお聡怩ナした。

今日は、午後から、近所の先生の詩舞のお稽古。
娘のゆかたと、挙ケの武道着の袴とでお稽古をしているわけですが、これがびっしょり汗をかいても、快適、後始末簡単。

今日は、衣装をこちらの先生にもお見せしなくてね。なんておっしゃるでしょうか?






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うつむいていたつもりはない

2009年08月24日 | 徒然に日々のことを
本屋さんで見かけた題名。
おそらく手にとってぱらぱらと観たのだろうけれど、内容は全く覚えていなくて、その「うつむいていたつもりはない」という題名だけが、記憶に残っています。

詩舞を習っているとき、目線を上にと、たびたび注意されました。
そして、先週のK先生のお稽古では、驚くほど進歩しましたと、誉めていただきました。目線が上がってきたらしい。



今日、第4日曜日は、関吟東京支部中央会のお稽古の日。
11月の東京支部10周年大会を控えて、その練習に余念がありません。

いつもは、結構でしたで終わるのが、「細かく、厳しくご指摘下さい」と私が言ったせいなのか、それとも、わたしの気持ちが上向いてきたことを察知してくださったのか、やっと細かい指摘をして下さいました。

やはりそうだよねぇ。

関吟の伝統は、強い吟なのですが、最近は標準語のアクセントで、強弱、柔剛を自在に操る吟が主流になってきています。

10周年の舞台で、二人で連合吟をする相方の彼女は柔、私は強、二人をミックスして割ればよいのですが、ことは、総簡単ではありません。
最初に教えられた強吟から、成長することが出来ず、柔にあこがれつつとどのつまり強吟から離れるつもりも無いので、相手方に合わせることがなかなか出来なくているのでありました。

先生は、やわらかいけれど、弱くない声の出し方を身につけたら、それはとてもよいのだけれど、貴方の良さは強吟である。
本番の舞台の上では、自分らしい吟をすることが肝心とおっしゃっていただきました。

細かい指摘があったのは、帰国後スロースタートながら、吟に復帰して以来初めてのことです。

きっと、私はうつむいていたんだろうなぁ。
そんなわたしを、そっと見守っていてくださった先生方に、感謝。
今日はじめて、頭を上げ、目線が上向きになったのだろう。
そういえば、吟じた後、足りないところはいっぱいあるのは承知なのだけれど、すっきりさっぱり感を味わえたのは、一つ皮がむけたのかな。

詩吟のとき人には、歯に衣着せぬ言い方をする私なのに、自信無げに目線を下げている私に向かっては、誰もがそっとしておいて下さったようです。

吟友の変わらぬ友情を示してくださる方たち、そして先生に、感謝。


そして、「うつむいていたつもりはない」を、強く心にのこしたのは、あぁそうだったのかと思ったのでした。



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詩舞の衣装

2009年08月18日 | 
浅草にK先生と待ち合わせて、衣装を探しに行きました。

先生が連れて行ってくださったお店は、偶然にも詩舞を習い始めたときに、飛び込みで入って舞扇をとりあえず買った店でした。

商人だけあって、こちらの話の持っていき方をすばやく察知して、お客が満足するように相槌を打ち、納得するように接客をするものなのだと感心しました。

先生といろいろと話し合った末に、もっとも出番が多いと思われる衣装は、黒紋付と色袴という選択でした。
ほんとは、同系色の濃淡で上下をそろえたかったのですが、十周年のお祝いであることから、黒紋付はどうしてもはずせないということになったのです。

着物、紋付というとシルクを想像しますが、とても手が出ないので、踊り専門の呉服屋さんで、ャ潟Gステル素材のものを求めました。

下着、旅、襦袢、紋いれも含めて4万円台ですんだのには、ありがたかった。

紋を入れるのに2日ばかりかかるので、その時まとめて受け取ることとして、今日は手ぶらで帰りました。

お付き合い願った先生にはせめてお昼をご馳走したいとの申し出を快く受けていただいて、浅草といえば大黒屋さんの天丼を30分ほど並んで、いただきました。

詩舞を専門となさっている先生とは、今日でお目にかかるのが3回目。
いろいろと、話したいことがいっぱいあって、並んで待つのもあっという間でした。

そのあとは、先生御用達の扇屋さんに行って、これからお弟子さんに教えるための扇を求めるのにお付き合いさせてもらい、新しい店の開拓になりました。

「このお扇子をもっておいきなさいまし。」

その言葉を、すっかりプレゼントと勘違いし、舞扇を求められた先生はすこぶるつきのお得意様なのだと思ったのでした。
そして、ありがとうございますと返事をし、それでは申し訳ないから、ぽち袋をせめても買い求めたのでした。

下町の老舗では、こういう言葉遣いをするのだと知って勉強になりました。


店員さんも誤解に気が付いたのか、別の理由でなのか分かりませんが、半額の値段をさりげなく提示したので、私もさりげなくお扇子とャ`袋の料金を払ったのでした。

今、思うとまんまと買わされたのか、それとも、由緒正しい老舗の正統派の店員さんは、半額にして損をしたのか、よくわからないまま、とても気に入った扇子を手に入れたのでした。

写真は、去年詩舞を始めるに当たって、とりあえず、吟の詩の内容にあった舞扇をお店の人の助言で購入した舞扇と曰くつきでも初めて持つちゃんとしたお扇子です。

今まで、、あおぐための扇子といったら、母が残した宣伝のために配られた扇子で、会社名、主に生命保険会社や新聞社の名前の入った景品でした。
景品といっても、なかなか、良い図柄のものが多く、母はこだわらずに使っていたから、今も残っているわけなのです。

会社名といっても、扇子に入れられる名前は、さりげなく小さく入っているから、ちっともそれとわからなかったし、団扇のようにウラの面いっぱいに会社名が印刷されていて使うたびに広告塔になることはなかったのです。

扇子の送る風は、涼しくほのかに香りがして、優雅なものです。

今まで家にあった扇子は、女性が持っても良いけれど、男性にも持てるような大きさだったから、今回手にいれた見るからに華奢な女性用の扇子は、なんだか、うれしい。

舞扇にしか目を向けていなかったから、店員さんの勧め?がなかったら、手にすることも開いてそのかわいらしさを喜ぶことも無かったから。お礼をいわなくちゃねぇ。



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夏は仕事が暇

2009年08月18日 | 徒然に日々のことを
8月は、担当の仕事が暇なので、週2日の出勤にしてもらった。

私と同じ仕事をする人が、変わったので、今月は重点的に内容を教えてあげねばならないのだけれど、仕事が無いものだから、教えようが無い。
とりあえず、基本の基だけを教えています。

そして、今までの担当別を辞めて、その部屋の人が全員園部屋で行われている仕事が出来るように、新しい仕事を覚えたり教えたりしている。

私の仕事も、新人さんが覚えたら、別の新人さんに伝授していく形をとって行くことになるらしい。

7月いっぱいで辞めた相棒のような人の後任がこんなかたちで、決まっていく。

社員は一人で、あとは皆派遣だから、最大限人を動かして、利を図ろうとしているみたい。

お陰で、私は、前よりも休みやすくなるのかもしれない。
ということは、辞め易い、辞めさせ易いということになる。

1年の契約期限が、間もなく来るのだけれど、さて、延長なるか?


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失くした帽子

2009年08月12日 | 徒然に日々のことを
孫のお守りをしたとき、ママのお気に入りの帽子を失くしました。




まず、その日通った道を調べました。
買ったお店は遠いので、同じ系列のお店にたずねました。
さらに、メカーにもたずねました。


残念ながら、そのどれもヒットしませんでした。


ねぇ、あの帽子何処へ言っちゃったんでしょうねぇ。
拾った人が、気に入ってつかってくれてたらいいんだけどねぇ。
ごみになってないよねぇ。

ちなみに、Tシャツはじぃじの出張みやげ。ぴったりでしょう?
娘には、したことの無いことを男の孫にはできるじぃじでありました。(笑)




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はち公

2009年08月12日 | 徒然に日々のことを
Hachi約束の犬を見てきました。

チケット予約の時の座席も、誰もが選ばない前のブロックにしたら、予想したとおり周りに誰も居なくて、どっぷりと映画に浸りこめました。

思いっきり、泣きました。

主人公が、犬であることなのかしら、筋立ては初めからわかっていても、ハチになったり教授になったり、のめりこんでしまいました。

手放しで、涙を流すのもよいなぁ。

笑うことも、泣くことも忘れてしまうのは、恐ろしいことだったなぁ。。。

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ジャズ

2009年08月07日 | 徒然に日々のことを
コン歩ステラのライブ

皆さんが三々五々集まってくる時間に、雷雨、バケツをひっくり返した雨。
その物音を、横目に聞きながら、タイミングよく荷物を取りに来る娘の車を待っている。

その雷雨のためか、車がぜんぜん進まないとメール。

到着したその足でコンャXテラさんに送ってもらったのが、開演20分前。
停車位置からお店までは、傘無くても大丈夫なくらいにやんでいました。

Masaさんって、女性だったのね。サクソフォンとはチラシで知ってたけど。。。
等というファンからはひんしゅく物の参加の仕方で、せめてリサーチをしてから行けばっていわれそう。。。

2部のご自身の作られたブルー マサという曲あたりから、乗ってきて、最後は、心と体がマサ色って感じかなぁ。

音楽好きなマスターが楽しそうに、ドリンクを運んでいらっしゃって、徒歩圏内にあるライブの楽しめるお店が、私のものになったって感じ。

ぶらりと行って、あ、きょうはジャズだったのね、って肩の力を抜いて、ミステリーツァー的な楽しみかたをしているのでした。

細いくせに(しつれい!)、何でもウエルカムな大きな包容力のたまものでしょう。
きっと、その痩身の中には、自分なりのこだわりはありそうですが。。。



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お茶するところ

2009年08月06日 | 徒然に日々のことを
昔の映画のャXターが貼ってあるレトロな喫茶店が、同じ町内にあって、ここ1年くらい時々一人でお茶をしにいくようになっています。

話し好きなママと意気投合して、お客の居ないとき(これが結構時間帯によってはあるので、)ママも隣の席に座り込んで、おちゃべりをするのです。

今日はママと、お店で知り合いお店でしか会うことのない同年代の女性と三人で、思いっきりしゃべった。

はぁー、すっとした。

最近、思いっきりしゃべるってことが無くて、ストレス解消と同時に頭の体操になったかなぁ。。。kirakira

近くで、こんな場所があったらいいなぁと思っていて、やっと見つけたお店です。
お酒が飲めれば、他にもお店はあるのだろうけれど、お茶だけでよい私には、こんな喫茶店がほんとにありがたい。

その昔、週に1度詩吟の練習の前に時間待ちをしていた喫茶店がありました。
狭い階段を上がった2階に有る園店は、うなぎの寝床のような細長い店でした。

今日も木曜日だけれど、そのころも、木曜日の5時過ぎからお稽古の始まる7時まで、サイフォンコーヒーを飲み、おしゃべりをし、違う世界があることを知り、笑ってばかりいたなぁ。
高校時代の友人に教えてもらったお店だったなぁ。

懐かしい、懐かしい。

何にも知らなかったなぁ。

何でもできるとおもっていたなぁ。

世界は自分の物と思っていたなぁ。

あれから、40年。今は、もう無くなって、果たして同じ名前の店もあるのかどうか。

こんど、あの場所に行ってみたい。


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