過日、東京芦孝会 京浜スクールの指導者K先生から、お誘いのはがきを頂きました。
たまたま、横浜方面で、詩吟の知り合いが数人いるので、ご案内をしましたら、
ご自分で、参加申し込みをして、お越しいただき4人が集まりました。
そのうちの一人は、なんと!1974年ごろに一緒に詩吟をしていた仲間です。
むかし、むかし「鬼」と呼ばれていたころで、Sさんは、合宿で、私に泣かされて、帽子で顔を
隠したことがあると、今日聞きました。
今日の演目の一寸法師に出てくる鬼ほどは、こわくなかったはずですが。。。
その思いを消化して、今は、別の流派で、詩吟を習っていらっしゃいます。
今となっては、詩吟をする友人として何のわだかまりもなく、ただ、懐かしく逢うことが出来ました。
ただただ、Sさんのきもちの豊かさに感謝して、昔話よりも、今の詩吟について、語りに
語った数時間でした。
流派が違っても、吟詠の基本は、人がら。
彼女の優しい人がらと、ガッツで、お弟子さんを集めて、良き指導者となることでしょう。
来春、指導資格試験については、迷っていたのだそうです。
今日、他流の吟詠を聞き、私と会っていろいろ話をしたことで、最後の決断ができたとのこと。
「受験します」と、力強く宣言されました。
はがき一枚のご案内で、いろんなことが動いて、次への展望も大きく開きました。
おかげ様、ありがとうございました。
近く、Sさんの会でも、大会があるそうで、そのご案内も頂きました。
東京芦孝会の秋の練成会は、出場者が思いがけず多くて、かなりタイトな進行となります。
お越しいただいても、ご案内をするゆとりがないと思われるので、お誘いはしませんでした。
東京芦孝会会員ではない方と、こんなにたくさんの吟詠のことを語り合う機会があるなんてね!