風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風2月2回目

2015年02月25日 | 詩吟
今日は、寒いなぁ。三寒四温、明日頃は暖かくなるのかなぁ。

今日の課題は、「近江八景」と「爾霊山」の仕上げです。

二半と二半~三半への音のとらえ方
七山
頭高の音を軽く出す

の三点が、課題として残りました。

次回は、「舟中子規を聞く」に入ります。

律詩に取り組むため、やっと、関吟会歌を練習して、練習の初めに吟じられるようになりました。
4月から、巻頭言も朗読しなければね。


コメント

東京芦孝会中央会2月

2015年02月22日 | 詩吟
午前中は、いつもの通り。
午後からは、東大島教室の会場となっているセンターの成果発表会で、野田 芦孝先生はじめ東大島の会員とそのビジターの方々が出場なさるので、幹事長と私とで、取り計らうこととなっていました。

1時間を頂いて、大山の習いたての技をお話させていただきます。

基本の大山 5揺り大山 5&6揺りの大山という三つの方法の初めの二つを取り上げました。
プリントお配りすると、視線が机上に向けられるので、白板に二種類の山を描くことにしました。
そして、ピンクのマグネットを使って、音の変化をわかりやすく示します。

ブルーのマグネットは、音の揺り部分を示すのに使います。


これで準備完了。


午後の連絡事項を幹事長が伝えた後、大山のレクチャーが始まります。

幸い、東大島へ出かけた人が多いので、残ったのは、10人ほど。
反応を確かめながら、お話ができるのは、私にとってはとても安心できるやり方です。

まず、基本の大山。
しっかり支えられた音を出すということに関係して、同じ音の高さで言葉を言うとき、(「けいじんを~」の「36666」)同じ高さで出しているつもりでも、だんだんに力を失って失速しがちです。
一音、一音ずつ浮上する力を与えながら言葉をつなぐことを、練習してみました。

しっかり支えられた音を発声してということにも、アプローチや場面の違いによって、選ぶ言葉が違ってきます。

十分に支えられた音を出すことができて、次の「7」の高さが、クリアに出てくる。

そして、揺りを入れる場合も、きっちりと音が支えられて始めて、揺りを入れることができる。

揺りたい気持ちばかりが先行すると、きっちりと支えられた音を出すのを忘れて、ふにゃふにゃの音になる。

すべての、根源は、支えられた音ということになる。

予定時間1時間でぴったりと終わり、残りの時間は、コンクール出場の人の練習の時間にあてられ、参加人数が少ないため、何度も繰り返しをすることができました。

こんな日に來るのは、コメントを暮れる人のほうが多いくらいだから、出場者には良い勉強になったと思う。

今日初めて、顔合わせをして、女性連合吟コンクールに出場するチームは、1回ごとにコツをつかんで、合吟らしくなってきた。
やはり、気に名たのは、頭高の最初の音。
しっかり支えられた音を出すには、丹田に力を集中して、そのほかのところはリラックスしてという手法を、手を変え品を変え助言することとなる。

このテクニックが、考えずして行えるようになったら、しめたもの。

今日の大山のレクチャーは、かなり好評で、未消化部分もありつつホットなうちにお伝えできて、満足でした。





コメント

ふなっし

2015年02月21日 | 詩吟
コンクール特訓対応の船橋吟詩(愛称ふなっし)へ、二度目の参加です。

今日は、全員で5人。

特訓には、ちょうど良い人数です。

私のできることは、どう声を出すかという基本的なことにかかわる助言をさせていただいています。

今、特訓にかかわらず、よく出てくるテーマは、頭高の音をいかにクリアに出すか。
そして、まっすぐに出るようになった声を、力を抜いて、押したり引いたり、揺らしたりということに発展していっています。

大山の揺りを作るのに、656565とゆっくり声をゆりその揺りの速度を上げて、微妙な音の変化へと導く方法を、みなさんと試みています。
これは吟道大学で、中島菖豊先生から教えていただいた方法です

揺りたい揺りたいという思いよりも、揺り始める前の音をしっかりと支えなければ、何も起こらない。
すべての、始まりは、安定した音を出すことなのだ。



コメント

夢青葉 2月

2015年02月20日 | 詩吟
練習場所を提供してくださっている方の、生活環境が変わり、制限なく使わせて頂けることになりました。

それを良いことに、満足のいくまで、練習をすることになりました。

今日は、1時半から始まって、終わったのは、6時ころ。
よくも声をだしに出したり。

律詩の練習、吟道大学で習った大山のレクチャー、リクエストにこたえて、新しい律詩の練習。

新人さんの、様子も少しずつわかってきて、楽器としての体の情報をお聞きするにつれて、方針が定まってきました。

コンクール出場にも、前向きで、良い刺激を頂くことになりそうです。

そして、先輩たちもそれぞれ、詩吟へ向ける時間が長くなってきそうで、いろんなことに興味が広がっていきそうです。


コメント

はじめの一歩

2015年02月19日 | 詩吟
勇の会に引き続き、はじめの一歩。

今日は、初めての方が二人、詩吟経験者と未経験者が一人ずつ。
論語の講座を受けていたのですが、今一歩詩吟には抵抗感があったようでした。
その方、おけいこが終わった後、にこにこ顔で、「もっと早く来ればよかった」と言ってくださいました。

経験者は、基本的なことを教えてくださるから、と、また次も来てくださるようです。

今日の、吟詠は「寒梅」の模範吟詠。いつも手伝ってくださる方にお願い。
そして、今日からのお稽古の吟題は、「富士山」
まず、須藤先生の解説。

これまでに習ったのは、「偶成」と「川中島」いずれも基本の譜の出てくるものです。
「富士山」は承句に、大中山と、一味加わった譜が出てきます。

マグネットを使って、形と高低を視覚的に見てもらいました。

まだまだ、独吟をしたくないはじめの一歩さんたちは、それでも、合吟の声が揃ってきて、今日は、嫌がられるのを覚悟で、はじめて、部屋の後ろへと歩み出ました。
ちゃんと音が取れています。
大丈夫、このまま、このペースで続けていけばよい。強い自信と同じくらい心配。半分、空元気だね。


コメント

勇の会 

2015年02月19日 | 論語と
「里仁第四」

曰く、仁に里(お)るを美と為す。選びて仁に処(お)らずんば、いずくんぞ知たるを得ん(1≠U7)

ある本では、「土地を選ぶときは、仁に満ちているところを選びなさい」

須藤先生の論語の教科書には、
仁という徳に、心を置いて生きること、その生き方は、美しい。
仁を心のよりどころとするか、しないかは選べるのに、選ばないのは、知恵あるものとは、決していえない。


とある。

まるで逆方向からのアプローチで、物事が解釈されている。

はぁー、心が温まる。穏やかになる。


私も、須藤先生のように解釈し、人を愛し、すべてを受け入れ、否定せず、やさしくいられるようになりたい。


子曰く、惟だ仁者のみ能く人を好(よみ)し、能く人を悪(にく)む。(3≠U9)

「仁者は、」という言葉を脇に置き忘れて、「よく人を悪(にく)む」という言葉に反応している私を、困ったちゃんだなぁと、思う。

先生の解説は、こうだ。「人類愛に溢れた人は、厳しい姿勢を持ち、心から人を憎むことを恐れない。言うべきことを言う。」と。

はぁー、言葉が、足りない、理解が足りない。
でもね、須藤先生のそばに居て、言葉を聞いていたら、少しずつ少しずつ、近づいていくはず。
そのことを思うと、ワクワクする。



詩吟でも、そうだと思うから、少しでも胸を打つことの多い場所を選んで、そのぬくもりや、厳しさを肌で感じようとする。あがいて、楽しむ。

物事、矛盾に満ちていて、戸惑う、あがく、理解、落ち着く、すとんと抜ける。

物事、大変だぁと騒ぎながらも、とりあえず離れないで、辞めないでいるのは、大きな喜びが一瞬でもあるから。

一瞬で長続きしない喜びだから、また、求めて、今度はもう少し長く大きくとのぞんで、止まないのだねぇ。


感覚人間の陥りやすいところは、何だろう?
簡単に転写できるから、瞬間に判断して、行動し、それからゆっくり考えるところだろうか。
良し悪し、その逆も良し悪し。

絶対こっちが良いってのは、無いよね。


さて、私は、今、何を考えているのかなぁ・・・・・









コメント

あかるいなぁ

2015年02月16日 | 徒然に日々のことを
外は寒いのに、窓からさす光は、すっかり春だなぁ。

去年は、低迷の歳でしたが、いろいろと問題の個所が、良くなったような気がしてきて、光の春の明るい陽光とともに鷺照先生がひらりと舞い降りてくださって、「こいつぁ、春から縁起がよいわい」ですねぇ。


吟道大学に出席して、いろいろな思いが吹き上がって、自信過剰になったり、自信喪失したり、心が忙しく動いています。

この心地よい波立ちに、身をゆだね、さて、今日はまず「望海」から練習を始めましょう。
そして、基本の大山と5揺りの大山の練習。
三つめの5&6揺りの大山は、5揺りに納得してから。

何よりも基本の大山を、中島先生が、きっちりと支えられた音を出しましょう。
七の高さをきちんと美しく出してごまかさないとおっしゃった言葉を、私も同じように言い続けてきたことが間違ってなかったとの思いを深めました。
このことを自信にして、今度みなさんにお伝えしなければ。

しかし、「ごまかさない」などという言葉遣いを中島先生はしていないのだ。
そんな表現は、2時間の講習中一言もなかった。
はっきりと伝わってきたのに、どういう表現をなさったのか、そうそう、上手に悪い真似をして聞いたとたんに、正しいお手本との差がわかり、脳内で、私の語彙が「ごまかさない」と処理してしまったのだ。


相手を傷つけない、でも、正しいことと間違っていることという情報が一瞬にして伝えられる中島先生の技に伴った伝える技は、すごい。いや、技があるからこそ、伝わるのだ。
関吟から出ている4枚のCDを聞く限りにおいては、線の細い吟詠ととらえて、あまり興味が持てなかった先生の一人でしたが、生で聞くとCDの吟詠が別人かと思うほどに魅力と迫力が伝わってくる。



生きている吟詠を聞かねば。そして、育った土壌に近い人たちの肌感覚はとても大事だと思った。



広島や四国から参加なさった方と東京の地から来た人とは、感覚的に東京は遠いと誰しもが思う。
それは、やはり、関東と関西という気分的な違いによるものと思う。
最後に、感想をと言われたときに、はるばる東京からとおっしゃっていただいたけれど、四国からいらっしゃった方のほうがはるかに時間がかかっているのに。

誰も、東京は遠いと即座に思う。

時間ではない遠さがあるなぁ。。。


それは、今回のように、自分が出かけて行って、距離をたった今ここにいるとして縮めなければ、いけないのだなぁ。

来てもらうより、行く方が簡単なのだ。
しかし、この、簡単だけれど経済的問題が付きまとう行動については、いつまで、対応できるだろうか。

今できることを今する。それでいいよね。



関吟入会は、部活を卒業して、鷺照先生の教室に入会してからとするのが習わしでした。
会員証に会員番号は25176 入会年月日は43年5月13日となっています。
そしてその時に頂いたバッチは左側の大きいもので、裏には「関西吟詩同好会」となっています。
右のは、再入会したときに頂いたバッチです。裏は、「関西吟詩文化協会」
真ん中の金バッチは、師範のパッチです。裏には「社団法人関西吟詩文化協会」となっています。


さて、今年、次の資格を得るかどうか、もし、そのバッチの裏はどうなっているのだろう。
お座布団があるから、想像がつかないなぁ。どこかに文字があるはずだから、頭に「公益」が付いているはず。

見事に、それぞれのバッチが関吟の歴史を表していると、今日、気が付いた。
裏の文字を読むのに、はじめてのバッチは、少し大きめとはいえ、裸眼で読むことができた。
今は、LEDライト付きの天眼鏡で、やっこらさと読んでいる。

裸眼で難なく読めていた若々しいときから始めたものを、老人力の付いた今日まで、よくぞ、辞めないでいたものだ。
まさに、辞めないでいると、ここに至るのだなぁ。私にしては、キセキと言ってよいことだ。



コメント

江戸川詩吟道場

2015年02月15日 | 詩吟
今月は、江戸川詩吟道場は、都合で1回しか練習日がありません。
2回のうちの後ろのほうの日程で参加しているので、いつもは前のほうの日程で参加されている方とも、久し振りにお目にかかりました。

コンクール参加に向けて、非常に熱のこもった練習です、1回でも多く吟詠をして、切磋琢磨したい人ばかりですから、効率よくコメントをしていかねばなりません。
お二人の指導者は、公平に練習を運ぶのにご苦労が多いようです。

そんなことは承知していながら、どうですかと私に振られると、どうしてもコメントが長くなって、次に控えている方をやきもきさせているようです。

そして、吟のテクニックだけを言っていればよいのに、余計なことまで言っては、嫌われることを繰り返す性懲りもない私。

ただ、駅に向かいながら、教え方の参考になりましたと行ってくださった先生がいて、大いに気を良くする私。

褒められるって、うれしいよねぇ。

そう思うなら、余計なことを言わないで、良いところを見つけて褒めることだけしていればよいのに、そうすれば、良い人でいられるのになぁ。。。。。
つい、どうしても口をついて出てしまう。
こんな時、孔子様は弟子に向かってどのような伝え方をしていたのやら。
未だに見えてこない

時々思いだす母のこと、98点のテストを見せた時、一番に母が言ったのは、「どうしてこの2点がとれんかったん?」「注意が足らん!」と言われて、すごく悲しかった。

その悔しく満ち足りなかった思いを、今、こんな形で昇華させようとしているのかなぁ。
他人様から言われた言葉は、きっと、その時の私以上に腹立たしく悔しいことだろうなぁ。


嫌わないで、その言葉を頼みにして素直に受け取ってくれる人を選んで言えばよいのになぁ。
へたくそ!と、自分に言う。

そんな思いを持ちつつ、大まかには、十分満足の行く練習でした。
いつもの、ホットウーロン茶で、言いたいことを息巻いて、放言し、今日の一日を良いものとしておしまいにできる良き仲間は、本当にありがたい。

複雑な心境もまるで見抜いて、そっと声かけをしてくれる仲間ができたことは、この、「ウーロン茶大放言」で、思いを包み隠さずさらけ出しているからと思う。

こんなこと言ったら誤解されるかも、とか、之を言ったら、傷つけるかもしれないと言葉にブレーキをかけないで大丈夫な場所を持っていることに、大大大感謝。


2月の中央会では、午後には、野田 芦孝先生とこのメンバーのほとんどが、東大島文化センターの成果発表会に出場するので、出払ってしまいます。
残った少人数に向けて、先日の吟詠大学での学びをおこがましくも、語らせて頂けることになっています。

タイミングよく、吟詠大学のテーマの一つが「大山」だったので、その話をお伝えしたいと思っています。

どこまで、伝えられるか、左脳はの方たちには、下手な私の話より、この演題のプリントをひらりとお渡しするのが一番なのでしょう。
講師の中島先生も、すごいことをおっしゃっているのに、あくまでも私のやり方と謙虚におっしゃって、そうそうたる先生がたへのそれぞれの考え方を尊重なさっているのに、驚きました。

私は、能力が足りないために、謙虚に伝えることができず、かなり押しつけになってしまいます。




さて、コンクールの特訓に、私に期待してくださるのはありがたいのです。
謙虚でいても伝わってしまうほどの技は持ち合わせてない。
攻撃的なものの言い方をしてしまう。
基本のきしか伝えるものがない。
コンクール出場をほとんどしないで、そのノウハウを持ち合わせていない。
そんな私が重宝されている間は、まだまだ、全国へと飛び立てるところには届きません。

ある日、特訓にはお呼びがかからなくなって、「先生は、初心者対応のみをお願いします」と言われる日が来ることを、懼れながら待ち遠しく思います。


さて、四の五の言ってないで、今週末は、およびのかかったふなっしへといくぞー。
今できることを、今するんだ。



コメント

感応

2015年02月13日 | 徒然に日々のことを
井本整体の山田先生の施療の日、いつも、いろいろとお話を聞いてくださるけれど、今日は、先日の吟詠大学のお話になりました。

小坂先生の和歌のレクチャーの話をすると、先生の吟詠が肌から届いて、苦手感がなくなったと話をしたら、それは、整体では「感応」というとのことでした。

そのような感受性を持つのは、女性に多く整体も女性に向いているとのことでした。

先日の娘情報でも、右脳左脳の判定で、私は感覚的に受け取り、理論的に伝えるタイプと教えられました。
「詩吟をおしえるのにぴったりだね!」と娘は、喜んでくれました。


教室での会員さんとの吟詠も、このような感応作用によって、語らずとも伝わっていることが多くあることを思うと、少人数で、伝わりあう習い方と言うのは、とても効率よいのだと、思える。

どんなに伝えたくても、どんなに知りたくても、思いがすれ違うこともあり、今回の茨木での出来事は、不思議で、鷺照先生のお引き合わせではないかと思えました。
きっとそれもあるのかも、伝えたい思いを知りたい思いがキャッチしたのだねぇ。



コメント

夢松風2月1回目

2015年02月12日 | 詩吟
1月は、お稽古が1回だったので、ずいぶん長く感じました。

月に二回の練習が、リズムになっていると感じました。
今日は、東京芦孝会は、小金原支部との合同初吟会です。
夢松風教室は、自分たちのお稽古を優先させていただきました。
そして、今日は、3~4か月毎に訪問しているケア施設へ行く日でもあります。

今日は、昇段についての話をしました。
夢青葉の先輩が、初段を受けたのが、1年半を経過してからのことでした。
それに準じて、松風も1年半を経過してからの受験でしたから、去年8月に入会した新人さんも、今年の秋に受験可能ですが、来年の春に受験を申し込むことにしましょうと、提案しました。

今年から、受験のタイミングが早くなりました。
例えば、昨年秋、三段を受けた青葉さんたちは、今年1月1日付で認定されます。
そして、新規定では、今年秋に四段の受験申し込み可能です。
もし、秋に受験することになると、一昨年三段合格をして、二年間精進された方と肩を並べて、受験をするという事態が生じます。

具体的に日々精進なさっている方の顔を思い浮かべると、この方と一緒に受験をして良いものかと、おこがましい気がします。システムが変わったからと、十分に熟成しないままの受験となる思いがしてしまいます。
私のことではなく私の教室の会員さんのことではありますから、ご自分の考えで、エントリーをなさればよいのですから、もし、申し出があれば、止めることはいたしません。

この抵抗感は、どこから来るのでしょうか。



さて、今日の練習は、「近江八景」
前回から、やっと律詩の会歌を吟じるようになりました。四月からは巻頭言も朗読を始めるつもりです。

二時間の練習時間をどのように組むか、知恵を絞りながら、それでも、どうしても流れに沿って感覚で練習を進めてしまう私の癖は、なかなか治りそうにない。


会員さんたちも、それで良しとしてくださっているので、心づもりのままで、いくとしよう。









三か月ぶりの、介護施設訪問。
プログラムは、①「舟由良港にいたる」独吟。
       ② 舟由良港に至るの吟詠指導
       ③ 「寒梅」次回の課題を私が独吟
       ④ ハーモニカ演奏
       ⑤ ハーモニカと歌おう

いつも一時間の時間を頂いています。
ほぼ、水曜日なので、顔ぶれは同じ。いつもにこやかで、反応の良い女性が今日は、陰に隠れて静かでした。とても気にかかります。
一番のりのりで、大きな声を出して詩吟をしてくださっていた方が、お見送りの時間になって早めの退出。残念。

今日は、今までは、控えめで、目が合うとスイッとそらしていた方が、しっかりと目を合わせて、一番反応が良く口を動かしておられたので、雪のように白いお顔が、ピンクに染まってきて、目がキラキラと輝いてくるのを、目の当たりにして、一緒にうれしくなりました。

一人で歩ける方も車いすの方も同じに楽しめる点では、歌や詩吟は良いツールです。
楽しんでいただけると、「また、来ますね」と自然に言葉が出てきます。
コメント