風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

プリペイド国際電話カード

2007年06月28日 | 風のこたろう裏日記

国際プリペイドカード http://www.cardmura.com/contents/about/index.jsp  をネットで購入しました。
カードを送ってもらうのではなくて、メールでカード番号を知らせてもらう方式を取ったので、なんだかかけてみて確かに超格安でかけられることを確かめないではいられなかった。

夫は、電話のつながらないところに居るからと、さくらのマスターに、きっと心配してくれているからと思って、かけてみた。
はっきりと声が聞こえて、今日の電波の状態はとてもよかった。
皆さんお元気なようでした。そして、私が一緒に行けない理由を説明しておいた。

そのあと残り時間を調べるのが目的で、夫の携帯の番号をプッシュしてみた。
驚いたことに、電話がつながって、お互いに驚いた。
夫の子供のようにうれしがっている声が、電話の向こうからやってきた。
同僚たちにとても大事にしてもらっているようです。
ただ年長だからということでは無く、重要な専門を持っていることで、うれしいもてなしといっても良いような待遇を手にすることができて、ほんとに、良かった。

家族に対しては、責任感の方を強く感じていたから、そのような手放しの喜びようをすることができなかった。
今は、先の期待も込めて、はしゃいでいるらしい。

私がそばに居ないで、そんなに楽しそうにしている様子を見て、かつての知り合いが、変な想像をしないように、私は私で、楽しみを追求することにしよう。

娘も、準備が着々と整ってきて、入籍の日をいつにするのだろう。
家庭を作るという気分が希薄なカップルに、幾度となく驚かされたけれど、蒙そんなことにいちいち目くじら立ててもしょうがないと思うようになった。
私の面子ってなんだろう。
幸せを願うために儀式は必要だろうか。
心にも無い、挨拶の言葉をもらって、果たして、うれしいだろうか。

娘が心から望まれているのであれば、細かいことにこだわらないようにしよう。
もう少し、見させてもらって、そのことを確かめよう。

思いがけず、家を離れた夫の不在をさびしがるのも、まもなく家を出る娘のことを思うと悲しむのも、やめよう。

夫が嬉々としていることを、心から笑うことを望んだのだから、それを手にした夫を喜びとして受け止めることをしよう。

そして、娘が大事にされないわけが無いのだから、二人の未来が明るいことを想像することにしよう
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日本食を持って行ってもらうべきか

2007年06月26日 | 風のこたろう裏日記

UBから、一時帰国をなさっているOさんが、夫の必要としている辞書類を取りに家に来てくださった。
モンゴル時代は、先生で通っていたから、同僚となった今も、夫は先生と呼ばれているらしい。

日本食についてどの程度、送ってよいのか、皆さんはどうなさっているのかお尋ねしたところ、彼は、先生のおっしゃるとおりにと言って、ほかの皆さんがどうしているのか、教えてくださらなかった。

主人のいうとおりにしていたら、自分の味噌汁をちょっとだけ入れれば良いなのです。
日本食に、主人より若い皆さんがどの程度飢えているのか、送りすぎるのももったいないし、少ないのも、気が利かないし。

今回は、主人に届けてもらうものが本の類で重いものばかりだから、フリーズドライの味噌汁だけを数袋にしました。
彼が、手で持っていくのか、郵送するのかわかりませんから、余計に、重いものは、控えねばならないと思ったのです。

これでいいのかなぁ、彼らは、日本食のお土産を期待していらっしゃるのだろうねぇ。
しかし、夫は、考え方が違うようなので、それに、日本からのお土産はご法度と聞いたというのだが、そのあたり、建前なのだったら、と思うと、こんなとき、日本人は困ってしまう。

モンゴル人だったら、欲しいものは欲しいと、はっきり言うからとても楽だった。そして、無理なものに対しては、駄目といっても不愉快に思うことは無かったから。

モンゴル式か日本式か、どちらなのだろう。

今回は様子を良く観察するように主人にメールをして、(そういうことは夫にとってかなり難しい、ほとんど無理なのであるけれど、)日本食がどの程度出されて、どの程度欲しいと思っているか。
合宿生活は、主人以外の人が料理を作ってくれているらしい。
モンゴル人スタッフには、コックが居るのだが、好みが合わないのだそうだ。

すっかり肉が嫌いになっていて、日本食の「粗食」にとても心奪われて、おいしいを連発していた夫が、今、どのように、日々すごしているやら。
日本食に焦がれているのか、それに対して、若い人の作る料理は、どう夫に好まれているか。。。
せっかく作ってくれたものを尻目に、日本から送った食材があるからと、食べてしまう夫ではないから、多いとのこってしまうし、送るべきか、送らざるべきか。。。。。

現場が見えないから、ほんとにどうしたらよいか皆目わからない。
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映画

2007年06月21日 | 風のこたろう裏日記

シネコンプレックスの恩恵にあずかることになった。

幼い頃、映画好きの姉に連れられて良く映画を見に行った。
その頃は、テレビも各家庭には無く、もっぱらラジオの音を頼りの娯楽だったから、映画はとても楽しい娯楽だった。
映画人口もたくさんだったから、料金も安かったと思う。

今、NHKで放送している三人娘の映画を劇場で観ていたわけで、明るく楽しく健全で、地に足の着いている映画ばかりだった。

今は、SFであったり、ホラーであったり、当時から比べると毒々しい物が増え、想像力やせりふの間を読むなんてことは無いのが多い。

さて、昨日は、水曜日だから助成は1,000円で見ることができる。
田村正和と伊東美咲のラストラブ、悲しい悲しい結末に、これってラブストーリーなの?おとなだけが酔っていない?と思った。

それで、口直しと会員証を作るために、蒙一度足を運び、松嶋菜菜子の「眉山」を見た。
初回サービス価格で、1,200円。
これは、母娘の葛藤と確執と許容と理解を描いたもので、古きよき女の頑固さも描かれていた。
この映画は、満足した。

ここは、たぶん昔の私の職場跡(住宅展示場)だったはず、ここが大きなショッピングモールと映画館群になって、また、遊びで足を運ぶことになるとは、思わなかった。

あの時は、駅まで自転車で行き一駅乗って徒歩か、あるいは、家から自転車で確か25分くらいかかっていたと思う。

今は、バスが駅まで運行され、またさらにその駅から、別の路線で一つ先の地下鉄の駅まで運行されていた。
良く聞くとこの二つの路線は、乗換券が発行されており、初乗り料金の200円で二つの路線も同じ200円で終点までいけることがわかった。

それで、バス、電車、徒歩で行った(330円)ところを、今日の帰りは二つの路線を乗り継いで、200円で帰ってきた。
乗換券のアナウンスを聞いたときには、せいぜい割引だろうと思ったのだが
大盤振る舞いに喜んだ。

二日続けて、映画を見ることで、なんだか、吹っ切れそうな気がした。
今は、娘が荷物を少しずつ片付け、引越しの準備を仕事に追われながらしているのを観ているから、余計に寂しさを感じるのだろう。
引っ越してしまえば、気持ちも落ち着くことだろう。

次のことを考えよう、まず、馬かな、仕事かな。
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現地へ

2007年06月15日 | 風のこたろう裏日記

長女と鼓太郎との生活が始まって5日が経ちました。
脱力から立ち直れないかと思ったのですが、私ってやっぱりタフだわ。

あれやこれやいろんなことを黒白決めないでふらふらはしているけれど、それも良しとする生活態度が身につきつつあるようですが、老人力にそれも入っているのだろうねぇ。

もう、ねじ伏せるような、結論の出し方はやめておこう。
自然と必要になったら、方向性は見えてくる、それまで、いろんなことをやり過ごしておけばよい。

今まででは考えられないくらい、結論を出さない?出せない?でいます。

夫は、現地へ行く準備が整ったら、出かけるそうで、その場所は、UBとは無線で連絡を取っているとか。
電話の通じるところまでは来るまで30分くらいのところだそうです。

健康であれば、何も心配なことはありません。
結婚以来続けてきた出張生活が、また始まったということです。

手のかかる子供が居るわけではなく、今は成長した娘たちやその連れ合いが何かの時には、駆けつけてくれるだろうから、心配や困ることは何も無いのです。

気がかりなことは無いことはないのですが、今のところ、大丈夫でしょう。
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モンゴル映画

2007年06月10日 | 風のこたろう裏日記

寺子屋映画会 http://www.kyoouji.gr.jp/events/movie/index.html
「プージェー」を、モンゴル友達に誘われてみてきました。

主人を送ってその足で、牛込柳町の経王寺に向かいました。

山田和也監督のドキュメンタリーで、ゲルや牛や馬や羊、ヤギがそして、しわの刻まれたおばあさんが出てきます。

終わったあと、友達が思わず怒りを込めて言った、「命が軽すぎる」という言葉が胸に深く残る映画でした。

あまりに悲しい結末に、誰にでもお勧めというわけには行かない映画で、これがモンゴルの現実でもあると、思ったことでした。

夫が夢を抱いて出発したその仕事の実現の先に、この家族と同じ状況にあるモンゴルの牧民たちの「命が守られ尊ばれる社会」が来ることを願わずにいられませんでした。
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脱力

2007年06月10日 | 風のこたろう裏日記

昨日13時30分発のMIATで、夫は新しい仕事へと旅立ちました。
娘夫婦が見送りに着てくれていても、あたふたと名残を惜しむでもなく、早く入って、「お土産のお酒を買わなければ、、、」とそればかりが気がかりな様子で、ゲートに向かいました。

一日経って、取り残された感覚を味わったのは、初めてのような気がします。
寂しさを味わっているより、二人の子育てに充実感があったからでしょう。
 
今は、一人は嫁ぎもう一人も、新居の入居日ということで、朝早くから出かけて行き、ますます一人感を味わっているのです。

子育てほどの充実感を味わえるもので何かあるかというと、想像もつきませんが、何か夢中になれるものを見つけなくては。

はぁ~~~。

そんな時、電話をかけてくれる存在があって、メールをしてくれる人があって私も捨てたものじゃないと、気遣ってくれる人が居ると、安心するのでした。
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ブログは小休止しても

2007年06月05日 | 風のこたろう裏日記

ここに今までのブログ代わりに、いろいろと書くようになるでしょう。
ここは、今までも、愚痴なんかをこぼしていたところだから、あまり、イメージが変わることも無いでしょう。

さて、出発の日がどんどん進んでいるのに、何もはかどらなくて、少々、いらいらしてきました。
押せども引けども、動かない夫は、何も持たないでUBへ行くつもりかしら?
ほんとにもうー。。。
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