風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

オルティンドーライブ

2007年11月27日 | 風のこたろう裏日記
腹ごしらえも終わり、開場の合図で友達はいったんドアの外に出て、並んだらしかった。
せっかく一緒に行ったけど、最初の予定は、私も出演するから、もっと一緒の時間は好くな方はずで、ご勘弁。
そのうち、ナーダム君とマンジンちゃんとお母様を連れた三枝さん登場。
前夜私は、CDの販売のお手伝いを頼まれて、快諾したのでした。

ナーダム君はお母さんが大事にしているCDが気になって仕方が無い。
せっかく並べたCDをもってきたケースにしまい始めた。

おばあちゃんが来て、「ママがよろこぶよ」と耳打ちしたら、素直にまた彼の好みで並べなおしました。
それで、私のスタッフシールを恭しく彼に進呈して、おなかにぺたりと貼りました。
これで、彼は、はじめ誰にも渡したくなかったCDを真剣に売ることを考えたらしい。
私の隣に、すっかりその気になって、かなり長時間座っていました。
お母さんの大好きなこと、してあげたいのね。
そして、何より、お母さんの歌が好き。

一曲目の、三枝さんが子守唄を歌い始めたら、「ぼくのうただったんだよ」と、言いました。
彼が、「ぼく」と自分のことを言ったかどうかは定かではないのですが、いとおしげに、とろけるような顔になって、私に、教えてくれたのです。

暗くなった観客席の後ろで、彼は私のことを友達のように思っていったのです。私と彼とは、そのときは50才以上の年の差はありませんでした。

子守唄の持つ不思議な力と、暗くて相手が見えないのとで、思わず、ャ鴻鰍ニ出た言葉の持つ温度は、あたたかくて、いつまでも胸の中に残っています。

今、彼は、マンジンちゃんに歌ってあげているのを聞いているのかしら、それとも、今でも、眠るときは歌ってもらっているのかしら。

おばあちゃんよりも年上の私と彼との年の差を越えた友情を、私が一方的に感じた一瞬でした。
彼は、そんなこと覚えている由もないけれど、来年は、ばぁばになる私に、くれた大きなプレゼントでした

スタッフシールの粘着力が落ちる頃、彼もスタッフで居ることの興味を失い、元のやんちゃ君に戻って、ほっと一安心。

彼は、そのほかにもいろんな人にいろんな思いをいだかせたようだった。
不思議な魅力を持つ坊やでした。<
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オルティンドーライブその1

2007年11月27日 | 風のこたろう裏日記
池袋ロサにて、ライブ。
三枝彩子率いる勉強会のトップメンバーが、民族衣装を着てライブ発表会。
私は、練習にもリハーサルにも出ることができなかったので、観客として見に行くことに。

ライブハウスなんて初めてのことで、どんな様子なんだと興味津々。
むかーしいったことがある銀パリのような感じ。
銀パリもいわばライブハウスだよねぇ。。。

おなかがグーと鳴らない程度にと、コンビニに立ち寄るとなんと、出演メンバーがいた。
なんという偶然なんだろう。
Tさんが、モンゴルってこういうことあるよねぇ。。。と、二人で感嘆しきり。

ロサの建物に入って、彼女たちに案内されないと私と友達とでは、入り口にたどり着けなかったと思う。
モンゴルマジックって私のためだったのかと、感謝して納得。

オルティンドーのステージは、三枝さんの獅「アレンジで、楽しいものに仕上がっていました。
津軽三味線とのコラボレーションは、驚きました。

三枝さんのオルティンドーの声の伸びやかさには、いつも感嘆。
息子ちゃんの心からの応援は、いいなぁ。
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休みの日には

2007年11月23日 | 風のこたろう裏日記
9月から仕事が始まって、駆け足で過ごしてきたけれど、先月末から用事が重なったこともあって、木曜日の乗馬はお休み続き。
今日も、前の日から予約を入れないとねぇと思いながらうかうかと過ごして、一日をゆっくり家で過ごしました。

予約を入れる作業と言うのは、ほんの少しの気分の乗り具合で、電話を取れるかどうか違ってくる。
それで一日の過ごし方ががらりと変わってくる。

今日は、かなり冷えたこともあって、正解だったかも。。。
すっかり寒さに心身がなれたら、また、毎週の行動が予定通りに戻ることだろう。。。と、言い訳。

ほっとカーペットの上に布団をかけたテーブルをおくだけで、かなり暖かい、鼓太郎は早速、居場所に決め込んで出てくる気配がない。
暗くて暖かい場所は、大好きな鼓太郎はうれしくてたまらないらしい。
おかげで、玄関へのお迎えが、かなり遅くなった。
日がな一日、ぬくぬくと過ごしている。
まさに、♪猫はコタツでまるくなる♪~

さて、明日は南の国で、結婚式。
かなり盛大になる様子。おしあわせにね
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順調

2007年11月17日 | 風のこたろう裏日記
山坂をこえて、仕事は、順調に運び始めました。
先のことが、少し分かるようになり、イレギュラーなものが大体出揃ったみたいで、それぞれの処理が分かるようになり、いつも頭の周りに「?」と「冷や汗マーク」を貼り付けていたのが、とりあえず鳴りを潜めてきました。

うっかり忘れも、三度手間はなくなり、二度手間の回数もかなり減ってきて、仕分けのスピードも上がってきた。
今、心地よい充実感を味わいつつあります。

いまのところ、土日をはさんだ月曜日と金曜日は残業必至ですが、水曜日は手順を考えて、4時に上がれるようにしようと頑張っています。

それでも、昨日は2時間残業の6時終了。
最後のシュレッダーかけをしていると、ごみが満杯ですのマークがついて、「アーア、」と思いながら片づけをしていたら、「やらなくていいですよ」と声をかけてもらった。(*^^)v
やりかけたことだから、ごみを片付け、残り半分をシュレッダーして、終わったのが、6時5分。

15分毎に加算される残業手当を、得した感じ。
最初の一ヶ月は、そんなことも考えずに退出のタイムコーダーの記録を見ると、13分とか14分と言うのが多くて、損した感じだったけれど、たまにはこういうこともあってよいよね。
たった15分、されど15分。

日曜日間で煮提出すればよいものまでを処理し、土日に追加されるものを社員さんにお願いして(ほとんど無いと思うが)満足の退出。
果たして、この2時間を頑張ることで、社員さんに感謝され自分も満足できることで、よしとしよう。

過剰な残業をしているわけではなく、4時ですさようならと言って、後を任せるには、忙しすぎる社員さんには、何かミスをしたときにはお詫びをしてもらわねばならないわけだからね。

苦手な仕事が、続けられるのは、土日の連休、一日おきであること、4時まででよいこと、そして、座りっきりではないことで、何とか乗り切っています。
この程度の、苦手意識は、適当な緊張があって、適当に忙しくてあくびをしている暇が無いのが、良いのだろう。
疲れるが、未だ、笑って帰れるのが良い。
そんな安定した仕事の様子を見て、夫は安心したようでした。

滞在中に、ビッグなニュース(未だ、公表はできな)が飛び込んできたし、今回の帰国(9日~16日)は良い事づくめでした。
週明けには、気持ちよく仕事を始められることでしょう。
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謙虚さを忘れたら

2007年11月07日 | 風のこたろう裏日記
おごる平家は久しからず
ちょっとばかり仕事ができるようになったと思ったら、失敗をしてしまった。

はぁー。

謙虚に、一呼吸置いて、確かめたらよかったなぁ。。。

しかし、今日は、相談する社員さんがお休み。
そんな時、別のグループになっている元担当の社員さんに、尋ねたらよかったのだけれど、なんだか、気が引けるのである。
お休みだったので、別の人に聞きましたというのは、多分私がその立場になったら、嫌だと思うから、なるべく今の担当の社員さんに教えを請おうと思ってしまう。

それは、仕事中心に考えたら、まずいよね。

尋ねればよかったというのは、間違ったことをやってしまったというのがわかっでからであって、そのときの私は、勝手な判断をして先を急いだのであるから、今回のことには関係ない。

謙虚に、美しく。

気持ちにゆとりができてくると、いろんなところに目が届くようになって、その分スピードアップしています。ちょっとばかし天狗になって、朝の挨拶にちょっと偉そうなことを言ってしまった。

きっと、仕事の神様がそれそ聞きとがめて、お灸をすえようと思ったらしい。
急がねばならない間違いではないらしいので、あさって出勤したら、社員さんに良く教えてもらって、対処しようと思います。

うれしくて、天下を取ったような気分は、1週間だったなぁ。。。。。

もう少し続いてくれても良かったのに。

先週末も、思いがけなく楽しく過ごせたわけだし、今日は、その間違いが無ければ、4時に仕事を終えることができたし、これで、何とか少し先に目線が行くようになって、喜んだのだけれど。
勝手な判断は、ご法度。

こういうときに、マニュアルをじっくり読んだら、きっとよく頭に入ることでしょう。
その上で、相手先の処理係の人を訪ねていって、もう少し細かいことについて、教えを請いたいと思っています。

今の状態で、別の角度から処理について、教えてもらったら、きっと十分記憶に定着することでしょう。

くさらず、おちこまず、知らなかったことを覚えるチャンス。
がんばれ、わたし
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週末の異次元

2007年11月06日 | 風のこたろう裏日記
茨城県の笠間へ、週末行ってきました。

三角屋根の木のおうちで一泊し、自然食を頂いて、亭主のモネさんのお話を聞きました。
モネの家の周りでは自然農法を、ささやかに始められていました。
雑草を刈らないという農法。

その農法を編み出したりんごつくりの話を聞いて、腐らないりんごを食べてみたいと思いました。

モネの家には、スピリチュアルな人たちが集まるようです。
ヨガを教える超天然のユキさんというひと。
聖地めぐりをするというモンゴルに行ってはまったという人。
モネさん自身。
そして、一緒に泊まったオルティンドー仲間の方も、なにかありそう。
フツーの人は、私だけだった。

私には、何か見えたり聞こえたりはしませんが、ただ、そこがとても穏やかで居心地の良い場所であるということは分かりました。
ウッドデッキでまどろんでいたときは、ほんとに心地よかった。
(お陰で日焼けをして、昨日の出勤時の化粧が乗らなかった。)

夜は、三毛猫のたまちゃんが布団にもぐりこんできて、ごろごろ鳴らしていて、この寝床は最高の場所だと教えてくれました。

そのせいかどうか、お休みで家に居る今日はことのほか鼓太郎が甘えてきて、とうとうパソコンをしているときまで膝に上がりこんできたのでした。
どんどん、甘えん坊になる鼓太郎です。

笠間に出かける日の朝(3日)は、ベッドカバーにしているタオルケットをはぐって心地の良い布団の上で寝ていたのには驚きました。
こんな兼魔ェできるのね。
きっと、娘がきたときに一緒に眠った布団の暖かさとにおいとに包まれてお留守番をしていたのに、出かけるからとベッドを整えたので、カバーが邪魔だったのでしょう。
賢いねぇ。
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一周忌

2007年11月01日 | 風のこたろう裏日記
故K氏の一周忌。
モンゴルの青い空から、大好きだったモンゴルを見守っていらっしゃることでしょう。
若者が、一周忌を前にお墓参りをなさったと聞きました。

お料理の上手な彼は、UBでがんばる若者たちを招待しては、得意料理を振舞っていました。
がんばる人には惜しみない応援をなさった方でした。
その彼の創作料理だと、人づてにお聞きしたのは、納豆の春巻き風。

UBで、納豆を作れるの?ほんとにできるの?と驚いたものです。
我が家でも、一時帰国したときに求めた納豆菌で、暖房用のラジエーターの高温を助けに、おいしい納豆が作れるようになりました。

市場へ、紙に『春巻皮』と書いて中国人の店員に示して皮を調達。
バリッとしたさくさく食感の納豆の春巻き風が出来上がったときは、本当にうれしかった。
これからも、作るたびに彼のことを懐かしく思い出すことでしょう。

彼を知るUBの日本人の方たちは、今日をどのような思いで迎えられたのでしょう。

彼は、いつまでも悶々としていることを、良しとしていらっしゃらないでしょう。
彼の事件が落とした影だけが今の私の重苦しい気持ちの原因ではないのですが、今日を転換点として、気持ちを切り替えて行こうと思います。

昨日、満足の出来る一日の仕事の終わりができたのは、暗闇から、マンホールの蓋を開けたような唐突さでした。
毎日、髪振り乱して、取り組んでいたから、必ず満足のいく仕事にすると決めていたから、この日は来ると信じていたけど、蓋はもう少し先に在ると思っていました。
光が入ってくるのが思いがけず早かった。

今日は、一日、静かに過ごして、明日からは、明るい地上を歩きはじめる。
モンゴルの青い空を胸に持って。

そして、次の課題は、髪振り乱さないで、ゆとりを持って美しく仕事をすること。
どんなに急いでいても、周りを蹴散らさないで、時間と言う魔物に、脅かされないように、たとえ滑り込みセーフでも、服の汚れを払い、身じまいを正し、呼吸を整えるゆとりを持とう。

彼は、どんなときも穏やかに落ち着いてにこやかな紳士だった。
明日がその第一歩。 具体的な目標のある生活は、良いなぁ。

                                                                  合掌

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