風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

あと二日かぁ

2006年01月28日 | チンゲル亭裏日記

スーツケースとダンボールを詰め終えました。
手荷物が、また、増えそうで、5キロに抑えるにはどうしたものかと思案中。
スーツケースだけにする。物は持っていかない。
堅い決心は、日本に来てすぐにぐらぐら崩れて、持って行きたいもの箱を作り、最初に決めた箱が大きめの箱に取り替えられ、希望品目がどんどん増えました。(笑)
ダンボールに詰めた荷物は、食料品。味噌としょうゆとうどん。
夫の注文のコーヒー。モンゴル人がおいしいと喜ぶキャンディー。
紫蘇のビン入り粉末(見つけたときは大喜び)。焼き海苔、おせんべい。
子供たちに見せる絵本。
特別なものは無いのに、重さを測ると20キロ。
航空便で送るから、送料¥18,200.=iEMS) ¥11.850.=q航空便)になる。

スーツケースには、何が入っているのかと言うと、2月2日に早速出かけるセイブザチルドレンの日本語のための教材。
取り立ててこれと言うものは無いのだけれど、あっという間に23キロになった。
それでも足りなくて、手荷物は持たないはずが、どうやらそんなわけには行かないようだ。

ぎっしり詰まったダンボールを眺めて、高い送料を払ってまで、持って行く必要はあるかどうかと毎回悩むのです。
UBで手に入らないもの、手に入ってもどうにも我慢できないものをやはりもって行くことになる。

短期間ならば我慢する事も出来るけれど、長くなるとそうはいかず、慣れる努力は、ここまで長く日本人をしていると到底出来ないのです。
それで、毎回「送料がたかい!」と、毒づきながら持って行くのです。
どうせ持っていくのだから、潔くしようと思いつつ、現実に大金を払う段になると、ため息が出る。
1万8千円は、20万トグルクである。公務員の2ヶ月あまりのお給料額である。

トグルクと円のハザマで、心が揺れ動く。
多分、もう一回、箱のものを見直す事になると思うけれど、きっと減らす事は出来ないのよねぇ。
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娘たちと飲みに

2006年01月27日 | チンゲル亭裏日記

長女の海が、どうしても連れて行きたいというカクテルバーへ誘ってくれました。
次女の空もお店の開店にあわせて、1時間の残業をしてから、合流しました。

バーテンさんの誘いのまま、今はおいしいフルーツが、選り取りみどりの時期で、お酒に強くない私にとってはフルーツカクテルがまるでデザートのように、おいしく夢のように口にしたのです。

お酒の弱い私のために、うんとアルコールの量を減らし、かつお酒に強い娘が味利きをしてもおいしいカクテルを、3杯も飲みました。

青森の木村さんが、開発したと言うりんごは、時間がたっても茶色に変色しなくて、ゆっくり飲んでいても最後までりんごの色をしていました。
洋ナシのカクテルは、洋ナシと氷がいい具合にシャーベット状になっていて、甘いだけではないおいしさでした。
2杯も飲めたのは画期的で、さすがに心得たバーテンさんでした。
3杯目は、甘さを抑えたさっぱり味のトマトのカクテル。
おいしさもさることながら、3杯もお変わりをしたことに、喜んでいる私でした。

海は、「お母さんなら、担いで帰れるから何杯飲んでもいいよ」とすすめてくれました。
自分の憂さ晴らしではなく、母の憂さ晴らしをさせたいと思っていてくれることに、うれしいウルウル感で胸が一杯になりながら、バーカウンターのハイチェアに座っていたことでした。

同じ日のお昼は、似たような環境の友人と「同じなのねぇ」と感じたことで、お互いにすっきり軽くした気持ちになれた後で飲んだお酒のおいしかった事、楽しい楽しい親子水入らずのお酒でした。
お酒ってこんなにおいしかったのね。

お酒の強い娘に誘われたときは、悪酔いして、娘に担がれる場面もちらりと想像しそれも善しかと思いました。
今は、すっきりさわやかにおいしいお酒が飲めてほんとによかったと思います。

空は、明日の仕事を考えると私たちといっしょに帰りたい気持ちを抑えて、帰って行きました。
今夜は、空の夫の了承は得ていたのですが。。。
空の乗る電車のほうが先に来て、ホームで見送ったとき、寂しそうに笑った娘の顔が印象的でした。

だんだんと、親と子の立場が逆転しつつある事も感じ始めた夜でした。
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お知らせ

2006年01月27日 | チンゲル亭
           チンゲル亭便りの
                       URLがかわりました。


申し訳ありません。
お気に入りに入れていただけるなら、変更をお願いいたします。

http://www.k4.dion.ne.jp/~kazenoko/
(風のこたろうのブログは現在のまま変わりません。)


去年10ヶ月間UBに滞在したときのものです。
写真のページをお楽しみいただければ、幸いです。

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モンゴルのおともだちと

2006年01月25日 | 日本から
  モンゴルのお友達               つくばTX駅前



                    東京タワー
お台場方面





モンゴルで知り合ったお友達とつくばで会いました。
ランチのあとで、イチカさんを東京タワーへご案内。
お天気がよいので期待したのですが、富士山は見る事が出来ませんでした。


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念願の温泉

2006年01月23日 | チンゲル亭裏日記

深大寺温泉に行きました。
ほんとに楽しかった。
こんなに手軽で、車無しでも温泉にいけるとは思っても見なかった。

幼い頃住んでいた町は、温泉の町で銭湯感覚で温泉を楽しんでいましたが、このに街はそんなところは無いとおもっていました。

徒歩5分の距離に駅が出来た事もあって、フットワークがかなりよくなりました。
この雪の中を出かけようと思ったのは、駅の近さもそれから、モンゴルのマイナス体験のおかげかもね。
と、娘と笑いながら、写真を撮りながら、向かった事でした。

武蔵境の駅から送迎バスで約20分、住宅街にこじんまりとした温泉「ゆかり」がありました。
お湯は、しょうゆ色をしていました。
露天風呂、檜風呂、五右衛門風呂、塩釜風呂。
特に檜風呂は、雪を眺めるのにもっとも風情のあるしつらえになっていたので、何度階段を上がってトライしても満員でとうとう入れませんでした。

この雪だからお客も少ないかと思ったのですが、土曜と言う事もあって超満員の盛況。
仮眠の取れる畳の休憩室が狭いのがちょっと難点ですが、心地よい温泉の半日でした。
1時間のカラスの行水コースは¥1,000.
一日コースは¥1,650.

雪のおかげで、すっかり遠くまで来た感じがして、ゆっくり温まった体に雪を浴びながらの露天温泉は、風情があり、二人でにっこりでした。

玄関で迎えてくれた元気な雪だるま(風のこたろうにアップ)が、またいらっしゃいと送ってくれました。
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風邪情報

2006年01月23日 | チンゲル亭裏日記

37度の熱が、気が付かないうちに出ていました。
そのせいで、脈拍が100もあったり、強烈な頭痛があったりしたようです。
熱が上がりきらなかったのを除いて、あらゆる毒だしが行われ、今も続いています。

今朝あたりから、強烈な頭痛はなくなって、排泄作業がどんどん進んでいます。
おかげで、紙類の消費が著しく高まっており、3月末までには、ちょうどなくなりそうな勢いです。
紙類は、買い溜めていたわけではなく、あまり使わないのに、大箱しかなかったので、いい感じに減ってきています。(笑)

日本の知り合いも、家族中でどうやら、排出作業に忙しいようです。
一人はとても大変な様子ですが、毒だしと思えば、その後の爽快さを思えば、何とか我慢をし、家族も気楽に見ていられることでしょう。
日本でも、デトックス(毒だし)が好むと好まざるとにかかわらず行われているらしい。

私たちは、モンゴルで暮らすことによっておきたひずみと、その前の日本での長年の生活で起きたひずみとがぶつかり合って、良い意味のデトックスが起きたものと、お気楽に解釈しています。

夫は、思いのほか重症だと思っていましたが、はるかに私のほうが重症でした。
夫の、デトックスを見守りながら、ひそかに、私には毒はなかったんだわ、自分で思っているよりは、心身お気楽に来たのかしらと、思っていたのですが。。。

還暦間近の夫も、思い切り良くスイッチを切り替えて、帰国後の仕事は家族のためではなくて、自分のためになるやりたいと思う仕事を選んで欲しい。
その、お余りで私が生きていければ、何も言うことは無い。
あれこれ言い出したらきりがないのだから。

心から、笑って、わざわざ若返り体操をしなくても、生き生きとした表情と身体で生活をしましょう。

あと少して、デトックスと思われる風邪症状が治まりそうです。
これを、私の新年として、思い悩まない生き方を選ぶことにしましょう。
私は、結構そうしてきたつもりですが、自分の意識しないところで、無理やひずみを起こしていたみたいです。

自分に一番無理のない生活って、なんだろうねぇ。
宿題、発見。

「かえる」と楽しみながら、ちょっと、いろいろ試してみよう。
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帰国箱と風邪

2006年01月22日 | チンゲル亭裏日記
夫曰く、「夜中にダンボールを出したりするから、風邪なんかひいたんじゃないの?」

夜目が覚めたときに、大事に保管してあったダンボールにスコッチテープを貼って組み立てて、あるものを一つ入れたのでした。

その箱の名は、「かえる」いわゆる帰国準備箱です。
持って帰らねばならない物を入れる箱です。
夫は4年、私は3年近くを過ごしたものですから、結構物が増えています。

    =荷物の仕分け=
A スーツケースと手荷物にいれるもの
B 航空小包の送料を払っても惜しくない大事なもの
C 船便(1~3ヶ月)輸送中になくなっても困らないが、あれば便利なもの
D こちらに残る方に使ってもらえるもの
E 廃棄

そのように、仕分けをして、船便は早めに送ってしまうつもりです。

いつも、思うだけで、ぎりぎりにならないと始めない私たち夫婦ですから、前回の帰国時は、当然送るはずのものが残っていて、あわてて手荷物に押し込むなどと言うことがあり、その時の反省を踏まえて、年明けから考えていました。。。

いつ始めようかと夜中に目が覚めて、思いついたが始めるチャンスと、とりあえず帰国箱その1を作ったのでした。

夜中に起き上がって、パジャマ姿で作業をしても、暖房のおかげでアパートの中を動き回っても寒いわけはないのです。
それが、風邪引きと結びつくのは、生まれ育った日本での生活が染み付いているからです。

こちらに来て良かったのは、心身の体力を回復したことです。
今回の風邪は、マイナス30度に出かけたから風邪を引くのではなく、風邪の菌がそこにあって、油断と結びついて風邪を引いたのでした。

UBのそこここで、風邪引きさんがいて、水分摂取をあまり頓着しなくなっていて、体特に粘膜が乾燥しているところに、町のその辺の散策だからと、薄着で出かけたのが、悪かったのです。
建物に入れば、暑いくらいの暖房があると思ったのが、間違いで、ビルの陰は、思う以上にダメージを与える冷えであることに思い至らなかったからです。

あれこれ、理屈をこねる私のことを、娘のメールで笑い飛ばされて、かかってしまった風邪に理屈をこねてもしょうがない、暖かくして治すしかないと目覚めたことでした。

この「かえる」風邪引きの徒然を慰めてくれました。
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2006年01月21日 | 日本から


               我が家の窓から


東京は例年にない雪です。
積雪7センチ、まだ、どんどん積もっています。
UBも、やっと雪景色になったと聞きました。
こちらの雪は、湿り気をたっぷり含んだふわふわの雪が降っています。

温泉行き決行 レンタカーはキャンセルして電車で日帰りできるところをネットで探して急遽に行きました。深大寺温泉に行きました。

    

  娘とにっこり                   元気な雪だるま
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迎えたり、送ったり

2006年01月20日 | チンゲル亭裏日記

こんなにも悲しく、はらはらと涙を落としたことがあっただろうか。
人を迎え、見送り幾度と無く繰り返してきたけれど、こんなに静かに落とす涙を経験した事が無い。

そこには、激しい感情があったしからわぁわぁと涙を落とし泣き声をあげていたように思います。
若かった事もあるし、その故に感情が波立ちあわ立ち、時には煮えたぎったかもしれない。
こんなにも静かな悲しみがあるのを知らなかった。

「母さん」の経てきた介護は私にとっては壮絶とも思えるものでした。
おそらく彼女は壮絶などと言って欲しくないとおっしゃる事でしょう。
彼女は、そのときそのときを誠実に選択してきたらこうなったのだと言うでしょう。
ほんとに、頭が下がります。

ここで、静かに彼女の事を思い、生前の「なかちゃん」の事を思い出し、そしてご家族の事を思っています。

そして、私にとってもこの節目を静かに考える事もいたしましょう。
いろんな後悔が頭をもたげてきますが、過ぎた事を思うより、これからの事を私らしく過ごす事を考えます。

「母さん」ご苦労様でした。今度は、あなたの体に優しくしてあげるときが来ましたよ。
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あちこちあれこれ

2006年01月20日 | 日本から
和                            みあげるほどに!

お姉ちゃん上手だね            

 にあう?    銀座            葉山の花ちゃん


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