風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

肩甲骨を思いだす

2017年07月28日 | 体を整える
肩甲骨を寄せる体操を、詩吟の前にみなさんでやっていますが、私が山田先生にご指導を受けるやり方には、ほど遠いやり方で続いています。

先生は、プロとして手を添えて懇切丁寧に、体の動きを全部掌握したうえで、細かい指示を出して体操をより効果的に行うャCントを指示してくださいます。

私は、言葉の説明と、実際に私が動かしている様子を遠目に見ながらです。
はじめはやみくもに行っていました。
ただ、やり続ける。

ほんのちょっとのことでも、続けることの大事さが、この体操でわかってきました。
ほんの少しの、進み具合だから、ただ、信じて実行してくださっていると思っていました。

もう何年目になるのだろうか、この処、皆さんのスタイルを見ていると、肩甲骨にこつんと当たる場所を感知している様な様子です。
はじめはやみくもだったけれど、目に見える効果が表れてくると、あぁ、良かったと思う。
私以外の方たちは、まだ、そのあたりの実感は、無いのかもしれませんが。
大丈夫。前進しています。
実感しなくても、やめないが得策。

単純な体操ですが、奥の深いもので、数年続けていて、今日初めて、ワンランクアップの体操をしましょうと、先生がおっしゃいました。

単純な体操ですが、更にその奥がありました。これは、私の文章力では書き表せません。
先生が手を添えながら、もう一つ先の微妙な動きを教えてくださいます。

さらに胸が広がり、腰へと力が落ちていき、肩が楽になりました。

そして、自宅に帰るころには、腰が軽い筋肉痛となり、思ったより、力が入っていたことを知り、その入った力が、十分にときはなたれたことを意味します。

まさに、力を抜いてリラックスするには、まず力を入れてから、抜く。これが鉄則。
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おみやげ

2017年07月26日 | こたろう語録



  大阪土産が届いたんだけど。
  何年か前に、物議をかもしたんだってねぇ。

  大阪と東京。



いろんな思いが重なって、単なる大阪土産ととらえるべきか、一ひねり効かせたメッセージ性のあるお土産かと、頭をひねっているのは、母さんです。


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夢松風

2017年07月26日 | 詩吟
心身共にゆすぶられて、程よいところに収まった気持ちは、良いことしか思いつかず、マイナス思考は完全にどこかに行ってしまう。


そのようなコンディションで迎えるお稽古は、最高のエンターテイメントとなる。

今日の練習は、8月の昇段試験のための練習となりました。

軽やかな心でいられると、そのような練習ができるものです。

何度も吟じたはずのものでも、朗読をして見ると、意外な発見があったり、つっかかったり。
初心に戻って、しっかりと読みました。

そして、一節ずつ。問題点があぶりだされる。

それぞれが独吟。

そして、助言、やり直し。やり直し。それでも、できないところは、板書して、音の動きを目で追いながら、吟詠。

「譜名音階のすみこ」と、誰かさんに呼ばれたのは、わけがある。ワケアリのその私は、譜にこだわるから。

正しい音程で、譜を読むこと。そして、正しく発声し、自分のものになったとき、譜の初期段階の卒業。

そして次は、その音の連なりの段消しをしていく。
この時、音程が不安定になったのでは、段消しをしたことにならない。
外れた音程で、表された譜名音階は、誰の心も動かさない。

「はい、はじめから、音を正しくね。」と、繰り返す。

最低三回は、正しく詠えるまで、やり直し。

やっと、出来た。「せっかく覚えても、また、わすれるかもしれない」と、マイナス思考になるひともいる。
大丈夫、一旦出来たことは、体が覚えているから、たとえ不安になっても、今度は、たとえ忘れても思いだすのに、時間はかからないから。

できたら、「やったー!」と喜べばよいのに。「忘れるかも」と言ってしまうから、忘れるのよ。

こんなコンプレックスは、最初に与えないで、「やったー、できた!」の言葉と共に体に覚えさせてあげてね。

体は覚えているのに、マイナス思考の「脳」が、1回や2回で覚えられるはずがないと思うから、出てこないんだよ。

自分を、先輩を、指導者を信じなさい。前向きに行こうね。

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清々しいほどの練習

2017年07月25日 | 詩吟
今日の清々しいほどの詩吟の練習は、満足感たっぷりでした。
十分な練習を行い、的を得た助言を頂くと、満足感たっぷりで、すべての憂さを放出して忘れることができる。

昨日の講義の名残が色濃くて、「評価する、評価される」と言うことに意識が飛んでいたのが、なんてことはないと思えてくる。


そして、評価されることが、良い悪いではなく、その評価に右往左往して、心が狭くなるのが、いけないのが、わかってくる。

だから、思いっきりの言葉も、何気なく素通りしてしまったり、強くとらえてすぎたり。。。




                      「仁の里」 須藤明実著 裏表紙
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素読論語の会

2017年07月24日 | 論語と
素読論語の会、須藤先生のきょうの12人の思想家のテーマは、「楊子」

極端な利己主義、個人主義を唱えたとされる人であるが、須藤先生の私感は。。。

『仁の里』ー古代中国の思想家たちのお話ーp63~p68から、抜粋

    前略
  
  昔の人は                  
  生も死も、
  そのままに受け止め
  生きるだけ生きて
  死を受け取った、
  自分の楽しみ
  決して捨てずに
  あるかままに
  こころ豊かに。
  すべてのものが
  異なっているのは
  生きている間のことだけで、
  死ねばみんな
  同じ白骨。
 
    後略


人の顔色ばかり窺い、自分の判断させ持たず、持てず、そんな人生に何があるのかと、問われる。

顔色を評価と変えても良いねぇ。








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中央会

2017年07月23日 | 詩吟
今日は、時間のゆとりのある日だったので、時間をかけて、細かい部分の指摘を行って頂きました。

その、被験者は、私。

今日の吟題は、「日本刀」

すみこの「男吟」との所望で、7本で吟詠が始まり、終わって「よろしい」の言葉の後も、食い下がった私に軍配。
日頃、こんなに細かく詳しいご指摘は、頂けないのだけれど、とてもくわしく、ご指導いただきました。

さらに「生田に宿す」の吟詠も、お聞き御ただ毛ました。
力強いけれど、淡々とした、直線勝負の吟風が展開されました。
言葉運び、わたり、強い吟であれば、とくに、静かな、柔らかな部分を演出せねばメリハリが付かない。などなど。

今まで、言われたことのない、ご指摘を頂きました。
「はい、結構です」の言葉の後に、これだけたくさんのコメントがあるものかと、思うくらい、懇切にご指導を頂きました。

これはこれで、私らしくて吟詠としてはよいと思うと、発言しながら、当惑顔の野田会長。

なんてったって、鷺照先生とそっくりな吟詠を何日か前に、聞いたばかり。
そうそう、あれも、これも、鷺照先生が、やってる吟詠だねぇ。
良きにつけ、悪しきにつけ、私は鷺照先生の吟を吟じている。
あぁ、嬉しい。


「私の吟詠」に、練習に励み、自信を付けて、板にあがる。
そのために、力を貸してくださる人がいる。
私の吟詠を、鏡に映してくださる人がいる。

やっと、念願のスキルアップの要素が集まってきた。
まだ、まだ、もっと、もっと、良い吟詠がしたい。
自分らしい吟詠をしたい。
得点を獲得する吟詠ではない。私の吟詠。早く来い。


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太田道灌の集い

2017年07月22日 | 詩吟
第18回太田道灌の集い

本日、22日、伊勢原市文化会館にて、行われました。

東京芦孝会として、プログラムの一つを飾りました。

「七重八重花は咲けども山吹の みの一つだに なきぞ悲しき」の和歌吟詠と太田道灌の漢詩大合吟と書道吟、あっという間の5分間で、観客は、もうお終い?との反応だったそうです。
芦孝会会の出番の写真は、芦孝会のHPをご覧ください。


それもそのはず、40人の大合吟と、着物姿の女性2人が舞台上手と下手から登場し、和歌の前詠と後詠をそれぞれで吟詠。大合吟と共に太田道灌(愛敬四山)をさらさらと書く野田芦孝会長の書道吟という贅沢な構成になっています。

詩吟というと、習ったことのない人、聞いたこともない人にとっては、退屈に感じがちの分野ですが、これだけ豪勢に、あっという間に終わるプログラムは未だかつてなかったろうと思います。
まるで、花火を打ち上げたようなものです。

東京から、芦孝会トップの豪華メンバーが遠路伊勢原までのりこんでの出演です。
それぞれが、独吟を十分聞かせられる顔ぶれが、合吟だったのですから、吟じ足りなかったと思います。

それを承知で、野田 芦孝会長の号令で、全員の気持ちを太田道灌へと高められたので、短時間で、バッチリと見事な合吟にしあがりました。
メンバーの潜在能力と心意気があったからこそのこと。

これは一朝一夕で、出来上がったものではなく、関吟流としてたゆまぬ研鑽を重ねてきたからこその賜物なのです。

そしてお互いを支えあうことのできる信頼感があるからこそ、責任あるトップバッターの吟詠が、その十分な心意気を見せて、すさまじい「気」を作り上げ、その気が仲間の気と呼応して、共鳴を起こしたのです。

誰が欠けても創りえなかったステージであったと思います。


それぞれが、それぞれの場でふさわしい動きができたのは、皆の気を高めた元は、誰だったのか、何だったのかを知るべしです。

それをしることが、今日の要。
その、発破と後押しがあってこその、大成功であったと、思います。

此の処の東京芦孝会の好成績は、それぞれが、瞬間に集中し、「気」をコントロールするすべを身につけてきたからでしょう。


誰か一人だけの力では、成し得ないことも、それぞれがそれぞれの役目をはたし、補い合うことができる信頼関係があるから、今日があったと思います。






今日の私の反省。

公式の場所に出かけていく際には、関吟のバッチ着用という鉄則を忘れていました。

暑いし、汗になるから、舞台衣装に着替えるのだから、それで事足りる。
着替えた後の衣装の処理などのことを優先に考えてしまって、ラフな涼しい服装で、行ってしまったこと。


せめて、ラフスタイルでもバッチを着用すべき、公式の場所であったこと。

次回には、肝に銘じねばなりません。





   手作り兜の会先導による「エイ、エイ、オー」
  


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健康診断

2017年07月20日 | こたろう語録
僕は、今日、健康診断に連れていかれた。
今日は、お休みを取っていた父さんがつれていかれた。
母さんは、新越谷の日だし、今週は、ずっと出ずっぱりだからね。

毎年、今頃になると、ワクチンの接種で、近くのクリニックに行くのだけれど、医師会の考え方が変わったとかで、家猫さんしかも高齢猫は、毎年のワクチン接種はいらないので、かわりに、健康診断をと言うことになったらしい。

ぼくって、高齢猫なの?

検査の結果、腎臓の機能が低下しているとの診断。

夜になって、その結果を父さんから聞いた母さんは、「そりゃ、そうでしょう。なんてったって、こたろうは人間では90才相当なんだから。異状だといわれたわけではないんでしょう?」とこともなげに答えて、父さんがあ然としていた。

そしてちょっと、安心したみたい。

腎臓に負担のかからないフードを食べさせて、水の飲み具合、おしっこの量に気を付けてあげればよいのは、先刻ご承知だったみたい。


「健康診断なんて、病気を見つけられて、具合を悪くするだけのものだ」という考え方に賛成している割には、会社の手厚い健康診断が、無料で受けられるからと、毎年欠かさないし、僕だって、クリニックの先生に、今年から健康診断と言われたら、はいはいと、従っている。

なんだかねぇ。  

有料になったら、どうするのさ。
「自分の直感に従っていくのよ」と、のたまう。

なんだかねぇ。




ぼくも、脚力が落ちたとはいえ、食事も排泄もかわりなく、体重も5キロを維持しているし。

問題ないんじゃない?



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いいなぁ

2017年07月17日 | 詩吟
「いいなぁ」と、羨ましがるのではなく、「よかったね」といえたらよかったのにと思う。

本部への昇格試験での様子が伝わってきて、それぞれ、緊張の中にも、仲間がいたり、審査や口頭試問の諸先生方のことを存じ上げた上での受験は、身近に感じられて、生きた時を過ごしていらっしゃったなぁと、羨ましく思えます。

野田 芦孝先生のご尽力と、メディアからの情報やCDなどからの音源のおかげで、大阪の本部と、東京の距離がどんどん近くなってきたなぁと、思います。

昇格おめでとう。ご苦労様でした。

師範代の試験を残すのみとなりました。

師範、準師範の受験状況や、ご助言など、情報がたくさんあるようで、届くのを楽しみにしています。

私の受験の時は、特に、何も伝えることがなかったので、今は、そのようになったのか、それとも、多人数で行ったので、情報が多いのか、どうなのでしょう。

中央から届く情報は、ありがたいですねぇ。  わくわく。





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夏バテまだ大丈夫

2017年07月16日 | こたろう
毛皮を着ているので、夏は弱い。

今年は、「熱中症対策に、早いうちからエアコンを使って、我慢しないで」と、様々なところで言われています。
我が家は、整体の先生のお薦めで、使用が早めに始まりました。

夏場、湿度が上がってくると、こたろうさんは、食欲が失せて、夏痩せをしますが、ことしは、早めのドライを始めたせいか、元気に痩せること無く、過ごしています。
冷房だと、どんなに暑くてもさっそく、部屋を出ていってしまうのですが、ドライ使用だと、部屋で寛いでおります。

ありがたや。





   お顔を洗って、爪の手入れをして、お寛ぎ


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