風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

犬の日

2010年06月29日 | 徒然に日々のことを
今日は、犬の日

娘と孫と連れ立って、水天宮へ安産祈願に行きました。

きのうから、「ばぁばがくる」言っていたそうです。

幸せな時間。





やさしいおにいちゃんになりそう。

神主さんが、祝詞を上げているあいだ、ずっと静かに出来ました。
いつもなら、考えられない永井時間だったので、お母さんは、感激したそうです。



近くの、うどんやさんで、ランチをして駅に向かったら、タイミングよく眠ってしまったので、駅そばのスタバで、親娘のお茶タイムも取れました。
2歳なのだけれど、体がおおきいのでベビーカーもそろそろ窮屈になりそう。

眠ったのをそばにおいて、お茶するのも今のうち。
コメント (2)

中央会

2010年06月27日 | 詩吟
第4日曜日は、関吟東京支部中央会の月1回の練習日。
野田 芦孝先生は、本部の理事の一人になって2年目。ますます、忙しくなり、今日は名古屋での昇格試験の審査員としてお出かけになって、不在。

変わりにK先生が指導をたんとうなさった。
時節柄出席数が少なかった。おかげといったら、都合で出席できなかった方には申し訳ないのですが、声を出す時間が長くて、久しぶりに練習をしたという満足感がありました。

トップ2の女性のIさんとSさんは、格段の上達をなさり、それぞれの持ち味を出す良い吟をなさるようになりました。

入会順で行くと確かに彼女たちは後輩ですが、10年のブランクのある私からみると、はるかに先輩であると私にはわかっているのです。

彼女たちも、周りの人たちも礼儀正しく私を先輩とし立ててくださるのは、しょうしょうむず痒い気がする。

今は、彼女たちは、それぞれの所属する会の幹事と東京支部の中枢を担う重要な仕事をしてくださっていますから、なかなか、忙しいのですが、せっかく身に付けた師範という資格と身に付けた技術で、後輩たちを指導することもしたらよいのになぁと思います。

私は、おっちょこちょいだから、彼女たちの思い描く技術に達して無くても、先生になることを始めてしまったけれど、何時が其の時かというのは、一歩でも先を歩く人は、其の資格があるってことと、思う。

そして、友に、楽しめる時間・空間を作り上げることが出来たら、それが望み。

物事をやると決めたら迷わないから、よそ目には自信たっぷりに見える。
自信があっても、控えめでありすぎて、自信なさそうに見える方がいて、そういう人を無謀にも励ましてしまう私であります。(笑)

控えめであることは、どなたにも手助けしてもらえるのに、どうやら私は、手助けしてもらいにくい道を今まで歩いてきたみたいだったから、それは、大きな間違いで、大きな損をしてきたと思う。

いろんな人に、手助けをしてもらって、何本もの糸を寄り合わせ、虹いろの美しくて太い縄をなっていけたら本望と思う。

幸い、夢青葉は、いろんな人の手助けをいただいて、スタートを切りました。

一人きりで始めたら、いつでもやめられるという気楽さがあるけれど、さびしいよね。
それに、踏ん張りが利かないもの。

よき協力者を得て、そして、心優しい仲間を得て、私は、豊かな時間を手にする。




コメント

健恒会ライブ

2010年06月26日 | 詩吟
念願の老人ホーム慰問が行われました。

SYKの主催する定例の会に、SYKにも所属している谷中教室が協賛し、其の谷中教室が東大島会に呼びかけて、東大島文化センターの春の会に上梓した、ミニ構成吟を少々手直しして、プログラムに乗りました。

東大島の春の会には、私も賛助で詩舞を舞ったので、私にも声をかけて頂いたというわけ。

我が家でのミニトレしかしていないのですが、ひざの痛みが痛み止めとサプリメントによって会場につく頃には、完全に利いてきたおかげで、心地よく舞えそうな予感。

ゆっくり、衣装を着けて、出番を待つ。

股関節を開く柔軟体操をして、足首を伸ばすことも怠りなく。

お年よりは、開演のずいぶん前から待っていて、さぞ疲れることでしょう。
筋力が劣っているから、だんだんと体が前かがみになってきたりしている。
それでも、静かにいてくれるのは、ありがたい。

詩吟の地声の響きは、心に直接訴えるものがあるはずで、心なしか、舞台に集中しているように見えた。

お年寄りに観ていただきたいという念願が果たせることは、とてもうれしく。
本当は、詩舞ではなく詩吟で出たかったのだけど、頂いたチャンスにわがままはいえない。

気分を整え、今ある最高をお届けしたい。

其の目論見は、大成功だったと思う。
舞は広いスペースで床も滑らなくて、快調。
お年寄りの顔が見えた。目が穏やかだった。

振り付けが変わって難しくなかったところも、とりあえず流れた。
こんな気持ちで、舞えるのは、とてもうれしい。

ひざが痛くなるかもしれないという、恐浮燒Yれて、だ他ひたすら扇を握っていました。

チャンスをありがとう。


さて、舞について、お稽古中断中でも、初心者の私にも出番が回ってきた。

きっと、懸命に舞う様子が受けているのだろう。

そして、次は詩吟でといったけれど、詩吟には、舞のように人に訴えるほどの迫力が無いかもしれない。
もしかしたら、私の詩吟は、お年寄りには聞いてもらえないかもしれない。

そんな浮ウが、ある。


懇親会の席で、隣の席の方が、舞について私が気をつけて舞ったところを、すべて指摘して、上達したとほめてくださいました。

手の流れ、視線の先を今回は特に注意しておさらいをしました。

今までの、舞の練習の時には、そこまで注意が至らなかったし、先生も指摘なさらなかったが、最後のお稽古のときに、先生がして下さったのが、そのことでした。

そして、一足(いっそく)という手法。
足の裁きで、必ず次の動きに行く前は、両足をそろえるということ。
其の一つずつの動き賀、まとまり、また次への動きがスムーズに大きくなるのです。

詩吟といったいとなるべく、舞うのですから、詩吟もそのようなまとまりを作り、つぎへと大きく飛躍するのです。


一速については、まだまだのところがあり、言われたから足をそろえているという風なのですが、後ろから見ているにもかかわらず、視線の先、手の先を見ていてくださったなんて、感動物でした。


身に付けていく、過程で、このように温かい目で見ていてくださる方がいるってことは、ほんとに、うれしいことです。


詩吟についても、私の隣に来たひとで、「あ」と思うことがあったら、どんどん言葉に出して、それががんばる糧になるのなら、いくらでも応援してあげたいな。
それは年を重ねた甲斐があるというもの。

もらった喜びは、倍にして贈ってあげようね。


コメント

詩舞

2010年06月24日 | こたろう語録
詩舞のお稽古について、先生の答えをまっているかあさん。

手紙を出して、まだ、受け取ったばかりのはずだから、返事が来るはずも無いとわかっているはずだけど。

先生も、忙しいのだから、「了解」と思っていらっしゃるでしょう・・・


それはさておき、26日のために、練習に励む母さん、何やらぶつぶついってるよ。


   ・・・・・・・・


自宅の狭いリビングでは、思い切り動けないし、動けないのを承知だから余計に動きが小さくなってしょうがない。
いやいや伸びやかさにかけるのは、お稽古不足とひざをかばうからでもある。
狭さを原因に転化してはいけないよ。


  ・・・・・・・・


先生は、どんな広いところでも、どんな狭いところでも舞えますよって、いってたし、そのやり方を習ったよね。








今日は、痛みはずいぶん良いみたい。整体の予約もあるから、もっとよくなるだろうね。

整体の先生はとっても良い方で、研究熱心で、今、いろんな体のことを勉強しているって聴いた。
何よりも良いのは、施療を受ければ、かあさんは必ずごきげんでかえってくるってこと。

良い先生を紹介してもらってよかったねぇ。
ただ、整体は保険が効かないからねぇ。そこが、悩みの種らしい。

他に、悪いところはないんだから、体への投資ってことでさ。
支える足がよくなれば、詩吟の声にも良い影響があるし。
教室も持ったことだし、今まで思いをめぐらすことを思ってもいなかったことを、考えねばならないし。
痛いところがあると、考えが後ろ向きになるしね。

あとちょっと。ガンバレ!

コメント

痛い! その2

2010年06月22日 | こたろう語録
今日の家の温度は、30度 68%って、かあさんが言ってた。

エアコンはぼくはきらいだから、母さんが一日スイッチをいれなかったので、たすかった。

母さんは、暑い日に僕は毛皮を着ているからといって、エアコンをつけたまま仕事に言ったことがあるけど、僕は、エアコンの効いた部屋に居たためしがない。

それで、母さんは、電気代がもったいないからねといって、つけないで行くようになった。それでいいんだよ、かあさん。


母さんは、一日びっしょり汗をかいていた。
かおをしかめたり、うっといわなかったから、ひざが痛くないらしい。
やっぱり、エアコンが悪いんだねぇ、冷えるんだよ体が。

髪は白くしてるし、びっこを引いていたら、ほんもののおばあさんだからね。
中身は、しょぼくないってことは、僕は知ってるけど、知らない人のほうが多いからねぇ。

いずれにせよ、いたみがないってことは、ぼくも平和でいられるってもんだ。




僕のお気に入りのメ[ズ、足はこんなふうになってるから。
滑り落ちないように、しっかり足で支えて、手は大名気分。


コメント

三叉中断す

2010年06月22日 | 詩吟
今日のお休みの日は、吟友の詩吟のテープをながして、「月夜三叉口に至る」の練習です。ちょっと動いただけで、汗びっしょりです。
それで、一休みでPCの前。

今朝、ひざの痛みのためお稽古を休会にしてくださいと、手紙を書きました。
大輪神刀流の小西如泉先生への、書面は、これで三度目。

引き伸ばしつつ欠席の連絡をするのが、申し訳なくなってのことです。
痛み止めを必要としなくなるほど、痛みが治まれば、却って舞を舞うことで足腰の筋肉の鍛錬になり痛みと訣別する可能性が出てきます。
整形外科のドクターも腿の筋肉を強くすることを勧められました。

今は、まだ、舞を始めるのは無理と思い、せっせと、腿上げの体操をしています。

それなのに、家で舞の練習を???意味不明ですよね。

つまり、それは、26日に詩吟の会から、ケアセンターにいろんな出し物を用意して出かけることになっているので、その練習です。

これは、どんなことがあっても参加したいのです。
舞の練習をお休みしていたので、付け焼刃は承知で、ひざが痛くても自主練習です。

まず、舞の流れをおもいだして、つなぎの所作を徹底してやりました。
これは、ひざに負担をかけないで、イメージを多用し、吟を良く聞いて、呼吸を合わせます。
といっても、当日の吟は別の人たちの合吟ですから、タイミングはかなり違ってくると思います。

そこで、重要になってくるのが、つなぎの動作をよく体に思い出させて、伸びたり縮んだりする詩吟のペースに合わせていくのが重要になってきます。

うん、私って、短時間にこういうコツを体得したものだと、自画自賛。
指導してくださった先生も、普段の練習とは違うエキスの部分も余計に教えてくださったからねぇ。ありがたいことでした。

自分をほめて、自信過剰ぐらいに舞わないと、お年寄りへのインパクトはないからねぇ。かといって、人生の達人の前には、ばれるときはばれる。
そんな浮ウがある。

その気が無くてもそこに運ばれている方もあるはずで、そんな方の内のたった一人にでも「ん?」と思ってもらいたいなぁ。

痛みに負けそうで、後ろ向きになりそうだったこの一ヶ月あまりなのに、お年寄りのことを考えるだけで、前向きになれるのは、おとしよりパワーかもしれない。

お年寄りにパワーをさし上げたいと思ったら、逆に貰うことが多いから。
きっと、これもそうだ。
そして、ついでのように、父と母にあらためて手を合わせる。
両親が年取ってから生まれた私に授けられたものかもしれない。

帰国して、無気力感にとらわれていたとき、力を貰ったのはお年寄りからだった。
お年寄りのことや母がいたらどうしてもらいたかったかをしきりに考えていたとき、詩吟復活しかないでしょうと、思い至ったわけだし。

集中力が高まったせいなんだろうか、朝からまだ痛み止めを飲んでない。
この調子なら、注射は打たなくてすむかもしれないなぁ。
前日にある「いなほ会懇親会」のとき、エアコンにやられないようにサメ[ターをしていこう。

「三叉中断す~~・・・」最初の振り付けから何度も変わって、今の、より詩舞らしい振り付けになったのは、お二人の先生のおおらかなお気持ちのおかげです。

詩吟でも、ねばならぬを振り回さず、こだわらず、出来たらいいなぁ。
初心者のうちから、そんなことは無理かなぁ。

基本を全うして、そして、こだわりを捨て、おおらかになれるのが順当な成長というものだ。
吟暦は長くても、先生としては生まれたてなのだから。
高望みはよそう。
先生として、これから、幾度失敗を繰り返すことか。早くも前途多難の気配あり。


痛みで上の空で過ごしていたこの一ヶ月あまり。
その半分は、主人の出張で、こたろうと二人の時間を過ごしています。

上の空ですごしていても、詩吟の声を出す部分と、仕事の伝票のチェックは、体で覚えたことだから、多分、大きな影響は無かったのではないかと思います。

それは、ほんとにありがたいことです。

ただ、苦手な部分や初心者の部分には、どんな影響があったのか、それを教えてくれる人は、いない。

夫という厳しい判断をする人がいないことで、自分の予想以上に上の空で、痛みにとらわれていたことをつい数日前に知り、おっと、危ないと思ったこと我に返ったのでした。

これで、ほんとに病気で、絶えず痛みにさらされている人のことを思うと、私の場合は階段を避けたり、体をひねることをしなければ、ほぼ痛みは起こらないのだから、軽いものだと思う。

今は、我慢のしどころなんだろう。
今のこの時期に、痛みが起きたのかということは、何かの思し召しと考えたらいいんだろうなぁ。
それって、何への思し召しなのか、確かにはわからないところがみそなのかも。

私は、それは何と考えたいのかな。


コメント

痛い!

2010年06月21日 | こたろう語録
母さんのひざの痛みは、相当らしい。

特に右足のひざの内側が、脳天直撃の痛みが走るようだ。

痛み止めの飲み薬も、注射もちっとも効いているようには見えない。

四六時中痛いわけではなく、階段の上り下り、体をひねるとき電流が走るようだ。

ぎっくり腰に匹敵する痛みらしい。

かわいそうに。

正常な判断ができているのだろうか、いつものようにちゃんと笑っているのだろうか。

髪が白くなってから、周りの人が優しくて、席を譲ってくれたりするから大丈夫と強がりを言ってるけどね。


特に、昨日の夢青葉のお稽古では、自分では普通にやったつもりらしいけど、ほんとかなぁ。感想を聞いてみたいよ。
すごく変だと思っている人はいなかったのかなぁ。

僕は、とっても心配です。

痛みが始まったのが、ちょうど一ヶ月くらい前から。

玉高会は、とうさんのおばさんの葬儀があったので、欠席だったし、そのときから耐えがたい痛みと戦っていたから、相当我慢してるね、かあさんは。

仕事も、休まないで行って、暇なときは早引きしたり、何とか続いてるなぁ。

天候の変わり目だからかなぁ。
もう、我慢も限界にきているのじゃないかなぁ。。。。。。。

今週末は、いなほ会の幹事だし、その次の日は、ケアセンターの慰問だし。

その日は、かまわず痛み止めを飲んで、前日は注射を打ってもらって万全を期するみたいだよ。

かあさん、がんばれ。

しかし、大山というところに行ったとき、母さんは良く坂道、階段をがんばったね。

でも座っているときはなんでもないから、食べるものは、おいしく食べたみたいですっかり楽しんだようだから、よかったね。さすが、かあさん。

ほんとの様子は、ぼくしかしらないから、ぼくしか、慰める人(?)はいないんだよねぇ。
父さんは、出張だし。
ほんとに、とうさんったら、かあさんが大変なときは、だいたいにおいて居ないもんね。
コメント

夢青葉教室

2010年06月20日 | 詩吟
夢青葉教室3回目の練習日。

朝一で、見学をしたいと言う女性からのメールがありました。
去年の玉高同窓会であった10級下の女性です。
夢青葉教室の場所から遠くから練習に参加する人の多い関吟としては比較的近いところに住まいのある方です。
同窓会マジックで、とっても良い人のように思えたのでしょう。

そしてそのあと、男性ビジターが二人。

昨日の谷中教室の指導者の先生には、「ビジターは半年くらい先にしたら・・・」といわれたので、思いもかけないお客さんです。

関吟東京支部の画期的なところは、どこの会場に行ってもよいということ。
野田 芦孝先生のこだわりの無い、おおらかな考え方です。

先生と呼ばれるようになった今になってわかるのは、それは、緊張を伴うということです。
積極的に習いたい者には、とってもうれしい決まりごとなのです。
私は、中央会所属で先生は支部長の野田 芦孝先生ですが、谷中と浜吟にビジターとして、うかがわせていただいています。

出席の時には、あらかじめ連絡をしているのですが。
今日は、お二人とも前日のアモネしでした。

経験者で男性のビジターは、一人しか居ない男性メンバー(Nさん)のためには大いに刺激になるところがあると思っていたので、彼の練習のためになると喜んで手助けしていただきました。

私の女性吟しか知らないNさんにとって、両極端の吟をなさるお二人の吟者の登場は驚きであり、大いに刺激になったようです。
二人の女性メンバーにも、「らしさ」を大切にしたい私にとって、良いサンプル(失礼!)でした。


先月までの2回は、ひとり立ちして吟じられないメンバーのために一緒に吟じていました。(ずーーーっと、声を出し続けるのは、良い発声練習になると、強がりを言っていました(笑))

今回、生徒さんの吟じる番には、彼らが引っ張ってくださったので、声を休めながら皆さんの吟に耳を傾けることが出来ました。

たまたま、お二人とも習ってなかった吟なので、新しい吟を増やすことにもなって、ただのお手伝いに終わらなかったのがよかったかな。

ただ、私にとっては、興奮状態のてんぱった2時間半だったので、今日の刺激的な練習が悪い後遺症を残さねばとの懸念があります。
取り越し苦労かとは思うのですが。



そして、見学の女性。大幅に遅れて登場。
言い訳は、さらりと流して、ちょうど休憩に入ったところなので、一息入れて、自己紹介をしていただき、新人さんのために覚悟を決めて、30分の時間延長。
自由に使える練習場なので、こんなところがありがたい。

見学の女性は、9月から練習に参加したいとのこと。

三人のスタートメンバーの気心が知れてきたので、今日のようなことにも対応できました。
懐の深い三人です。

この三人のスタートメンバーは、これからも、私を強力に支えてくれることでしょう。

三人は、助っ人が居たから、私の介添えなしに吟じさせられたと思っているようですが、今日は、ビジターさんが居なくても、口を閉じて、三人だけで吟じていただくつもりでした。
思いがけず突き放された感じがしたようです。

これは、私が甘いということかな、それとも普通と考えていいのかな。

面白いのは、私の介添えのときは音がはずれないのに、ビジターさんとの合吟では、大幅に音が外れているのに、気がつきました。

それは、良く言えば、先生の私の吟は良く聞いているってこと。
そうでないとしたら、手本の吟者が二人のどちらに集中してよいかどうかわからなくて、自分の音で吟じるしかなくて、結果音が外れたのか。。。

私は、前者と思うことにしようと思う。

指導者としての威厳が無いので、起こりうることが起こってしまったことを考えると、せめて吟の面だけでも、ちゃんとした指導者でありたいってことなのです。



もう一つひそかにやっている教室は、我が家にやってくるSさん。
17日が、3回目の練習日。

マンツーマンのせいなのか、3回目にして、おさらい。
次は、九月十日 を彼女の誕生日ということなので、順番を変えてならいます。
テープに吹き込んで、うれしそうにしていました。

彼女は一人のほうが良いようだし、私も、自宅と言うこともあって、このまま一人のままで当分続けるつもり。
複数の生徒さんになることがあったら、可能ならば集会所を借りることにしましょう。



コメント

谷中教室

2010年06月19日 | 詩吟
大山を借景にした高台に建つ吟友宅での詩吟教室(吟詠緑陰研修会)。

雨を心配するこの季節、晴れ女がいたらしく、天気予報が外れて戸外での緑陰でミニ吟行が、行われました。

集合したときは、帽子をかぶっていた大山も発声練習と通常の連絡事項の伝達を終えて、吟行に出かける頃には、帽子をぬいでくれました。
変わりに、私たちが帽子をかぶり関吟の詩吟の縮刷本とハンカチをかたてに、いざ出発。

木の葉のあいだを抜けてくる風は、汗ばんだ体にやさしくここちよかった。
そこに、鶯の一声。
まだ、この時期に鶯が聴けるんだねぇ!!!

そこで一吟、「江南春望」  千里鶯鳴いて~~~

田植えの終わった苗が風に揺れるのを眺めながら、あぜ道をさらに。

土の道と舗装の道の涼しさの違いをはっきりと感じながら、いつもだったら眺められる富士山を思い浮かべながら、さらに一吟 「富士山」  仙客来たり遊ぶ~~~


はぁーーー、気持ちの良い散策、吟行
素敵な企画に参加させていただいて、ありがとう。
幹事さんご苦労様でした。


関西吟詩文化協会HPより「江南春望」解説


 江南春望  <杜 牧> こうなんしゅんぼう  <とぼく>

千里鶯啼いて緑紅に映ず せんりうぐいすないて みどりくれないに えいず
水村山郭酒旗の風 すいそんさんかく しゅきのかぜ
南朝四百八十寺 なんちょう しひゃくはちじゅうじ
多少の樓臺煙雨の中 たしょうのろうだい えんうのうち



 酒 旗   酒を売る家の目印の旗
 山 郭   山あいの村
 南 朝   呉・晋・宋・斉・梁・陳の六朝頃 江南に都を置いたので南朝という



春は千里四方に満ちて、到る所で鶯が鳴き、緑の若葉は紅い花に映りあって、まことに美しい。水辺の村にも山あいの村にも、酒屋の旗が春風にはためいているのが見える。
思えばあの南朝の頃には仏教が盛んで、この地には四百八十もの寺院が建てられていたというが、今もなお多くの楼台が、けむるような霧雨の中に聳え立っているのが、あちらこちらに見える。


コメント

オルティンドー ライブ

2010年06月13日 | 風のこたろう裏日記
北千住ライブに行ってきた。

●ミュージックライン千住
http://musicline-senju.net/

4店舗のライブを1枚にチケットで、楽しめるという北千住のお店やさん同盟の楽しい催しです。
それぞれ、はしごをするってのは、かなり難しいから、私は、あやこんさんのライブ2ステージを1枚のチケットで楽しむことにしました。

その日の昼間は、浜吟の練習日。
ひざの痛みのために、いろいろとアクシデントがあり、その最たるものは、集中力に欠ける詩吟。

痛み止めの薬が変に効いてきたというより効かなくて、痛みは相当残っているのに、集中力がとぎれる。
そして、足を踏みしめられないってことは、丹田に力が入らず声の支えが出来なかったこと。

今日は、名古屋からの遠来のビジターさんがいらっしゃって、お稽古の後の飲み会にも参加するので、誘われたのだけれど、残念ながら今回はパスして、北千住へ向かう。

途中花を買ったり、足が遅いので、遅刻だったが、ライブ自体が遅れていたので間に合った。

6月の花は芍薬が好きだ。
途中の店で、花開いたのとつぼみとを買って、いつも立ち姿の美しいあやこんさんに持っていくことにする。「たてば芍薬」だ。

いつも、常連さんの集まるお店にライブのために行くと、いわば、ビジターだ。
店主さんは、にこやかに対応してくれるが、お客はそんなわけに行かないから、ビジターの気分になるんだよね。

さ、それはさておき、普通の衣装で向島ゆり子さんのバイオリンと三枝彩子さんのオルティンドーのコラボが始まった。

これが、友達と一緒だったら、もっと楽しかっただろうか。
残念ながら、その気のある友人は、遠いし、近くで行きやすいはずの友人は、この雰囲気が気詰まりだったり、オルティンドーに興味が無かったり。
私の友人は、私の友人らしく、わが道を行き私にあわせようとしない。
仕方が無い、私が招いた結果だ。

いろいろと、天邪鬼だったり、さびしがったりする私のこれからの、もろもろとの付き合い方は、どうなっていくんだろう。
興味深々。
コメント