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ザザの長い尻尾 抱かれて、ゴロゴロ鳴らす喉の音、鼓太郎と違って小ぶりの顔、つぶらな瞳、ゲルの私のベッドでまどろむ様子。
どれもこれも、うれしいとしか言いようがありませんでした。
亀石の奥のツーリスト キャンプに大事に大事に、世話をしてもらっている「ザザ」と再会しました。
ザザが大好きと言うモンゴル人の牧民さんのゲルに夜毎に帰ってきて、一緒に眠っているそうです。
彼の眠るゲルには、大きなキャットフードの袋が有りました。
去年、私のそばに居た頃と変わらない表情で、穏やかに生活しているようでした。
お返しするに当たって、ゲルに預けられると聞いて、寒い冬を越せるだろうか、草原で悪い病気にかかったりしないだろうか、あれこれ心配して、友達の前でめそめそしたものでした。
思いがけず、ザザと再会し、元気で居ること、さらに、お腹には赤ちゃんが居ることを知って、ほんとに驚き、うれしく思いました。
モンゴル人は、殆どの人が猫が嫌いと言います。
ですから、悪いことばかり想像して、罪の意識を持っていたのです。
今は、花の咲き乱れる緑の濃い草原で、一日自由に遊び、時には,ねずみを捕っていることでしょう。
ゲルに帰れば、キャットフードをもらって、飢えることもなく、優しいお兄さんのそばで暖かく眠ることが出来る。
そしてやがては、母猫になる。
夫が、ザザはモンゴルの草原で生まれた猫だから、草原に返すのが一番と言っていたのが、本当でした。
その、しあわせな様子をつぶさに見せてもらって、ほんとに、安心しました。
我が家に来たときが、4ヶ月くらいと言っていましたから、5月生まれのはずです。
1年と一ヶ月の、お母さんになろうとしているザザです。
一緒に行ったアメリカ人女性が、”Where are you hasband?"と尋ねていたのには、笑ってしまいました。
(ザザの、去年の様子は、「ザザ」のキーワードで検索してご覧になってください。)