風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

8月の関吟東京支部中央会

2011年08月28日 | 詩吟
今日は、私にとってうれしい情報がもたらされました。
発声法を学ぶ、二つの研修会があり、どのどちらにも申し込みをしました。

「ひらけ、ごま」のわくわく感でいっぱい。

学ぶことによって、楽しいことが待っているのか、それとも、苦しみが待っているか。。。

教室を持つことで、責任が生じて、今の状況に甘んじていられないと思うようになった。
始めるときは、今ある私のできる限りを、伝えていけばよいと思ったのだが、だんだんと、後ろから押される気がしてきた。
それによって何らかのアクションを起すことによってもたらされる、高揚感と焦燥感。

教室なんて持たないで、のんびり習うだけにしておけばよかったのに、でも、いまのところは、楽しいことばかりで、前へ、前へ、進め、進め。


教室のほかに、もう一つ、考えて試す場所が欲しい。
教えるとか教えられるとかではなく、何かのテーマの元にともに協力して実験をするような。その中で、切磋琢磨が出来る場所。



一番確実なのは、部屋の明るいカラオケ。これは、心置きなく声が出せる。しがらみが無いのが良い。
次は、身の丈にあったレンタルスペース。一つ心当たりがあるので、明日にでも当たってみよう。
そのほかは、公共施設。ある程度の広さが有るから、人数が少ないと寂しいかもしれない。
申し込みの手間などが、どう負担になるかな。

いろいろと夢を描いている段階が、幸せでよいのに。
動き始めると、なにがおこるかなぁ・・・・・浮「もの見たさもある。
落ち着きたい、まだ、落ち着きたくない。
メトロノームのように、あっちへ、こっちへ揺れ動く。


今日、したことは、思い切って意見を言うこと。
自分が出来ないのに、言ってはいけないよね。
でも、言ってしまった。
人のことは、言えない。

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チンギスハーン展望台

2011年08月26日 | モンゴル風景
友人のブログ「馬頭琴と猫と音楽の日々」から、チンギスハーンの展望台がすっかり出来上がった様子をみました。(8月9日の旅最終日の日記をご覧ください)
ウランバートル周辺への旅は、最高に楽しかったようだ。その友達は、馬頭琴を弾き、オルティンドーを歌います。三枝彩子主催の「うたもん」というオルティンドー教室で一緒に習っている私の姉さん弟子です。
遊びで習っている私と違って、彼女は、歌と馬頭琴とオルティンドーのライブ活動をしていて、こよなくモンゴルを愛してやまない方です。



   -私の過去のモンゴル滞在中の日記からー
2006年2月の’UB POST’の記事で、建設が決まったことを知り、その建設場所の辺りに早速ドライブしたのでした。その頃は、まだ、夫の友人に借りた車を所持していて、休日は二人でドライブを楽しんでいましたから。(2006.02.18の日記)


その1年後にまず展望台の上に載せられるはずのハーン像から建設が始まった様子をトレッキングに行く道すがら遠めに眺めました。
私たちがいるあいだはできないんだなぁと、眺めていたのでした。(2007.03.03の日記)



現在のチンギスハーン展望台は、ABロードの海外旅行記事からどうぞ。


昨日、浅野忠信主演の「MONGOL」のDVDをやっと見ました。
http://www.mongol-movie.jp/

http://www.cinematoday.jp/page/A0001703

とてもよい出来でした。短い滞在時期のあいだに知りえたモンゴルとモンゴルの人たちの様子が何の疑問をさしはさむ余地も無く描かれてありました。長い準備期間を経て、モンゴル語で作られた映画に引き込まれました。(浅野さんのファンになりそうです。)

その余韻の中にいるときに、ブログでハーン展望台のことを見たので、過去の日記を探す気になりました。(検索機能とは、便利なものです。)

「モンゴル フン=モンゴル人」という単語が沢山出てきて、耳の中で、頭の中で、響き渡っても、胸のざわめきが起こらなかった。
良い兆候だ。





来年は、旅に誘われたら、行きたい振りだけでなく、実際にいけるかもしれないなぁ。
膝の痛みを克服しつつあるから、馬にも乗れるだろう。
あと少し、がんばろう。
油断は禁物。






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コマーシャルから

2011年08月19日 | モンゴル風景
東京エレクトロンのコマーシャル
モンゴルの素敵な映像を見ました。

http://www.tel.co.jp/beyond/tvcm/


広いモンゴルのことだから、其の場所を景色を見ただけでは特定できるわけはありません。広い草原は、何時間車で走っても、素人目にはまったく同じ風景画続くことがあります。
旅で出かけた先の様子によく似ているといっても、まったく違う場所である可能性のほうが高いのです。その草原のゲルの様子が、懐かしく思いました。

そして、草原のゲルには太陽光発電のパネルとパラボラアンテナという景色は、私が行っていた頃にも、見かけた風景でした。ただ、私が見たのは、映像のようなコンパクトなパラボラではなくて、ゲルの高さほどもあるような〈でかい!〉物が設置されていましたけれどね。(メイキング画像の方にありました。そちらもごらんください。)

馬や羊を育てる一級の腕を持った牧民の主のゲルなのでしょう。そして、そういう資産家の牧民さんは、ウランバートル市内に立派な住まいも持っていて、その子供たちは、教育を受けるため市内の学校に通い、さらには私費留学も可能な資産を持っていると聞きました。。
小さなゲルに、高価なパソコン等電化製品があるのも、不思議ではない光景なのです。

其のとき出会った牧民さんの深いしわと優しいまなざしとを思い出しました。


       2007年4月の帰国間近、最後の旅行先で。
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そのこだぁれ?

2011年08月07日 | こたろう
身を乗り出して       後姿しっぽぱたぱた            またね


あついねぇ~ ちょっとひとやすみ




こたろうの生活スペースは、マンション二階の居室部分と、隣に繋がっていないベランダ部分。

其のベランダから、下のお家の庭と隣の敷地の畑が見渡せます。

夏には、このベランダにも蝉が舞い降りてきて、こたろうの狩猟本能をかき立てます。

そして、最近、近くに住む猫さんが、庭に訪れるようになりました。

我が家のベランダから、こたろうが頭を突き出して熱心に眺めている先を見ると、かわいい猫さんです。

ただただ、見詰め合っている二人。お相手は、男か女か?

ずいぶん長いこと見つめあって、写真を撮られるままにそれでも見つめあっていたのでした。

おともだちですか?

最後には、猫さんが、「じゃぁ帰るね」という風にして、庭から出て行きました。

母の私が、始めてみつけた出来事。今日が、はじめてだったのか、それとも・・・・・

自分のこと、人間と思っているこたろうだから、「あいつは、何なんだ」とでもおもったのでしょうかねぇ。
それにしても、結構長かった。

猫さんの、感想を聞きたいものです。
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夢青葉8月の練習

2011年08月06日 | 詩吟
去年は、8月の練習をお休みにしたら、さすがに月1回の練習では、間が開きすぎて、次の練習日が来るのが待ち遠しかったとのうれしい言葉に、今年は、8月の練習をすることになりました。

待っていた、テキストも届きそれぞれが自分のテキストで、練習です。
今までは、その日の漢詩は二種類の本からコピーをして、皆さんに配っていました。
我が家のファックス機でのプリントは、あまりきれいではなく、1年もたったのだから、自分のテキストを買いますとの、申告が生徒さんの方からありました。
東京支部中央会の担当幹事さんにお願いして、本部の大阪より取り寄せてもらいました。

私が、詩吟を始めた頃は、先生が青焼きでプリントしてくださったB6か、それよりも小さいくらいの用紙のものでした。
青焼きですから、文字も読みにくかったはずですが、若かったせいで目も良く見えていたし、(20才!)ありがたいと思うテキストでした。

今は、それぞれが、立派なテキストを手にして習う日が来るとは、その頃は思っても居なかったことです。

今日は、大事な昇段についての話があったので、私は、身を引き締めて話をいたしました。
欲の無い生徒さんたちに、ちゃんと力を備えたのだから、その証を手にするように。
そして、昇段を勧めるのは、教室や指導者の名誉や立場を良くするためではないことをお話しました。

今日は、そんな大事な話があったので、いつもより背筋が伸びていたのかもしれません。
皆さんの覚悟も決まってきたようで、休憩時間が雑談に流れないで、予定通りの時間に切り上げて、練習への切り替えがきりっとできました。

コミュニケーションツールとしての、雑談は、データ交換の意味もあり、個人に踏み込みすぎない程度のおしゃべりも、今までは大事なことでしたから、無理やりのことは出来ませんでした。

皆さんが、少し育って、私も切り替えが上手になったってことなのかもしれません。

それで、10月の初段への昇段試験を受けることを決心されて、吟題も決まりました。

そんなわけで、今日の練習は、たっぷりと声を出し、充実感があったはずです。
この充実感は、時間を長く声を出したことによるのですが、ある程度の基礎が身についてきたから、声を出すのにオッカナびっくりではなくなったことから来るものです。

また、階段を1段上がったね。夢青葉のみんなへ

          おめでとう!



今日の、吟題は、「常盤雪行」
新出の吟法は、大山下げ、大小山(だいこやま)、二段上げ揺りの三つ。

大山下げと大小山には、てこずりました。
大山とまったく別のものという印象を与えてしまったかと、ちょっと悔やむ。
前出の吟法に加えながら、差し引きしながら、覚えていくといいのですが、導入に失敗したようで、難しいという印象を与えてしまったようです。

関吟の特色は、吟法が沢山あり、一見技を要するように見えますが、一つの吟法をきちんと覚えると、その吟法を忠実に吟じるだけで、その詩の情緒が表せるところです。
そのあたりが、初心者にとって、難しいと感じる場面と、やさしいと感じる場面があるようです。

このあたりの導入については、一考の要ありでした。



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コンポステラ ライブ

2011年08月05日 | 徒然に日々のことを
                 告知

http://www.k5.dion.ne.jp/~composte/のライブです。

2011年9月28日(水)
星空音楽会  Musica en Compostela =@第六夜

出演:柳家小春(唄、三味線)
    吉田悠樹(二胡)、牧野琢磨(ギター)、服部将典(コントラバス)

開場:19:00 開演:19:30 料金:2500円+ドリンク500円別途

定員20名ほどのスペースです。お早めにご予約ください

        

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東京支部京浜スクール

2011年08月02日 | 詩吟
関吟東京支部の11番目の教場として今年4月に誕生した京浜スクール見学に行ってきました。

ゲストとして出席簿に記名して、所定の会費を払って席に。
是は、どの教室に行っても同じ。

「スクール」の命名の通り、夢青葉の塾のような雰囲気と違って、アカデミックな雰囲気でした。

詩吟に対する理論がしっかりしていて、レジュメも配られて、「学ぶ」姿勢たっぷりです。

今日の、吟題は、「春夜笛を聞く」 李白作

転句の最高音は8の高さがあり、とても情緒的な詩ですから、女声向きの詩吟です。

「上二段引き上げ揺り」という譜名の吟法は、高い音を出さねばという緊張を伴うので、出るはずの音が出にくかったりするのです。
「8の音は高い」という緊張をどうしても拭い去ることが出来ず、気にしなければ出るのに、異質な音になってしまいがちです。

発声法を体系的に習っていないので、私にとっても、例外ではなく、喉を絞めてしまいがちで、いい音が出ません。

オルティンドーの発声練習のときのように、体をリラックスして、しっかり腰で支える姿勢が、ともすると、何かしら何処かしらに力みが出てくるのです。

意外にも、初心者の方がいい音色を出していたりするものでした。

指導の先生は、男性でも6の高さでお手本を示せる驚異的な声の持ち主です。
教えを請う女性会員の方も、音がとりやすいので、初心者の方も、あまり困難を感じないのではないでしょうか。
その上、印刷されたレジュメを効果的に使えば、この上なく強力な指導グッヅとなります。



今日は、中央会の所属では、なかなかお目にかかれない人たちに会うことが出来ました。
お一人は、介護で、これからはお休み勝ちになるかもしれないという方もいらっしゃって、良い日を選んで、お邪魔したものだと思いました。

介護を一段落した私は、今は自由に時間を使えるので、夜に開かれる京浜スクールにも来ることが出来たのですが、介護のあの頃を思い出すと、よく頑張ったものだと思う。

こうして、帰ってくることが出来たのも、細かいことにこだわらない東京支部なんだなぁと、感慨深いものがありました。


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