幹事さん手作りの看板
暑いさなかのお盆の時期に練習日が重なりました。
それでも、4人の出席がありました。
少人数で、時間たっぷりの練習時間を生かして、いろんな意見交換や
新人さんに対するお知恵拝借ができるのは、とても、いいなぁ。
先輩方の知恵は、実に親身に繰り出されるので、伝達事項として語られるより
有りがたいものです。
今日の吟題は、「山行」
独吟では、みなさんが、とてもよい吟詠をなさったので、思わず拍手。
全員が、特に目立って、スキルをあげられました。
私自身の整体から学ぶことから、体のコントロールをして、「あなたの最高の声」を
だすには、と言うことをいろんな角度からお話をしてきました。
全員が、一つ抜けた声を出すことが出来たのは、拍手しかありません。
そんな声が出せるようになるのを心待ちにしていました。
それができたら、次は、表情を付けていくことが出来ます。
いろんな音源から、上級者の吟詠を聞き、その詠い方をまねることが出来るように
なります。
これを待ち焦がれていた方は、やたらに真似をするのではないことが、やっと
わかっていただけました。
これからは、それを今日まで待たされていたのではないことが、わかってくると
思います。
これまでずっと、一吟したら、どこか、問題点を指摘されてきたメンバーにとって、また、何を言われるのかと身構えていました。
今日、適切な言葉を探して一瞬、二瞬のすきまに、緊張の面持ちが見えて、私ってこんなに緊張させているのだと、胸がチクリ。
一番いい表現の言葉を探している間・・・
そして、私の言葉を言い終わった後の破顔といったら、初めて見せて頂きました。
私もこんなに喜んだのは、初めてです。
いつもこの顔が見えるような練習をしたいなぁと、思う。
しかし、これは、互いの試行錯誤による積み重ねがあってのこと。
辛口のコメントしか言わない訳ではないのは、分かっていただけました。
苦手な高い音を体をコントロールして出す。意識して出していたのが、これから
自然と出せるようになる。そして、それが、楽器としての体を操ることである。
図っと言い続けてきたことが、やっと、実を結び、「これだ」と実感した瞬間。
あきらめずに言い続けてきて、形になったことを、次の整体の施術の日に
山田先生に得意満面で、ご報告いたします。
我がことの様に喜んでくださることが、もう、すでに目の前に展開しています。
先生、ありがとうございます。