風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風8月

2013年08月29日 | 詩吟
松風の練習今月は、1回のみ。

昇段試験の練習を始めました。

去年の,錬成会に吟じた漢詩が一番よく覚えているのですが、それで、受験に臨むのは、新鮮味に欠けると思い、今年になってから習った漢詩で、自分の好きな吟を選んでもらいました。

お二人それぞれが吟題とした詩吟は、たまたま転句の吟法が同じものだったので、効率よく練習ができています。

細かいところは、粗削りですが、お二人とも味のある吟をなさいます。
気張りすぎず、いつものように吟じれば、十分です。

今月お伝えしなければならないのは、錬成会ですが、お二人とも忙しい方で、先に予定の入っている日になってしまいました。

今年の錬成会の目玉として、合吟があるのですが、夢組だけでは5人のメンバーをそろえることができません。

日頃ゲストさんのいらっしゃる教場では、5人を集めることは、たやすいことですが、夢組では下手するとゲストさんの方が多くなってしまいそうと、思っていたら、松風の二人が欠席ですから、予想通りになりました。

さて、解決法は?


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2013年08月26日 | 徒然に日々のことを

                  告知


=たけぽんさんの日記から=

【演奏のお知らせ】8月31日(土)14時と18時。朗読と馬頭琴コラボです。谷中のさんさき坂カフェで。
8月もあっという間に後半ですね。 8月最後のライブは、31日(土)谷中・さんさき坂カフェ 「白い馬と馬頭琴」です。 井上ひでみさんの朗読に合せ、フルハシは馬頭琴を弾きます。 14時の回は、お子さまもご一...


お時間のある方へ、朗読と馬頭琴の組み合わせ、なかなか渋いです。
行きましょう。
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東京芦孝会中央会8月

2013年08月25日 | 詩吟
幼児というものは、限りないパワーを授けてくれるものだ。
この2週間、ハードだったはずだけれど、一晩ぐっすり眠って、朝いつもよりのんびりしただけで、通常に戻れた。

その初日が、詩吟の会です。

娘たちが帰り、こたろうがやっと安心して寝そべっている姿は、夫婦二人と一匹の生活に戻ったなぁと実感します。

そして、私は、詩吟へとでかけます。


今日の、中央会は、李白と杜甫についての講話が長かったので、今日の吟題の杜甫作 「笛を吹く」は、簡単な練習で終わりました。

杜甫というと李白、二人は、親交厚かったのです。二人の人となりは、両極端だった。

陽の李白と、陰の杜甫、それぞれファンがいるでしょう。
どちらが、好きですかと、先生は尋ねられました。
陽と陰だとどちら?と聞かれたら、陽だけど、李白と杜甫と聞かれて、即座に応えられるほど漢詩を読み込んでないのです。
今年に入って、須藤明実先生と出会い、やっと、その勉強の入り口に立ったところです。

HPの吟詠コーナーから、李白と杜甫の詩を選び出してみました。
現在関吟のテキストには、李白の詩 24作 杜甫の詩 10作 収納されています。
好きな詩ときかれると、やはり、学生時代に飽きるほど吟じこんだ詩を掲げることになります。
李白でいうと、山中問答 峨眉山月 白帝城 静夜思 贈汪淪 春夜聞笛 望天門山
杜甫は何と言っても、まずあげられるのが、貧行交 そして春望 登高 絶句
贈汪淪と登高は、佐藤佐藤鷺照先生の吟詠集にもおさめられています。

すべての中でどれが好きかというと 山中問答と貧行交が挙げられます。
戦っていたつもりだったこと、朋友とのかかわりの濃密だったことが、その詩を好きにさせていて、今でもその気持ちが続いているのでしょう。

学生時代は、詩吟は体育会系の部活のためのツールであった。
今は、何なのかなぁと、考える。

学生時代の2年間の濃く激しい戦いの日々とその後の5年間の佐藤鷺照先生との静かで穏やかな日々。

それが、バックボーンとなって、知る人のない東京での生活を支えてくれたように思う。
その時は、一生懸命でそれとわからなかったけれど、終わったと思った詩吟とのかかわりが、復活してみるとよくわかります。
困ったときは、朋友と先生とを思い出すだけで、なんだか自力解決ができてきた。
思い余って、電話を取るところまで行ったことは何度かあるけれど、もう一考えすると、不思議と解決方法がぶら下がってきたものでした。


詩吟とは全く関係のない悩みであったのに、なぜ?と考えると、詩吟の技術だけを教えられたのではなく、人としてあること、人として大切にされること、人として大切にすることを教えられたのだとわかります。

先生はこんな時なんておっしゃるだろう、朋友は、何と答えるだろうと、考えると、その頃体にしみこませたものがよみがえってくるのです。

その頃頂いた大きなものを、詩吟の後輩にすこしでもお渡しできたらと思う。
それを、よく理解してくれている夢組さんたち、お渡しする対象になってくれてありがとうと思う。


そのころには思いもしなかった、ちいさいながらも教室をもっている展開になっているけれど、体温を感じ息遣いの伝わるこの距離感が、一番良い。
これ以上を望むとするなら、あと一つ、お悩み解決塾のようなものがあると良い。
やはりこれも、マンツーマンに近い極少人数で行うのが、必須条件。
それ以外のことには、興味がない。
私が私らしくあることは、このサイズが、ふさわしい。




さて、今日は、いつになく合吟コンクールの練習に熱が入りました。

いつもは、別の教室で練習している人たちが集まって合吟をするのですから、気持ちを合わせるのは、なかなか難しいのです。

今日は、練習後、幹事会がなかったので、久しぶりに出席なさった方と二人で、女子会としゃれこみ、日ごろは話す暇のないことを、あれこれとしゃべり合いました。

一回り若い方とここまで、長く話ができるとは思わず、時間を見てびっくり。
間に詩吟という共通のツールがあることで、話は尽きないのでありました。

女子特有のあちらこちらに話が飛ぶのですが、飛びながらも主題は詩吟という面白い時が過ぎました。

お付き合いいただいて、ありがとう。


 
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夢青葉8月

2013年08月23日 | 詩吟
今日の課題は、「舟由良港に至る」 吉村寅太郎作

基本の吟法のみで構成された詩吟です。ちょっと、一息入れる感じで、落ち着いて取り組めます。

新しい吟法が出てくると、きちんと覚えようとして、エネルギーをその一点に集中してしまいがちですから。

基本の形の吟が来ると、覚えたつもりの形を見直し、繰り返すことで、こなれてきて、楽になるのです。

だからというわけではなく、全くの、私的な理由(幸せの真っ最中で、気を取られていたから)おさらいをしないで、練習に出かけてしまいました。

電車の中で、HPの模範吟を聞いていましたが、1回でも自分で吟じることの方が、大事なことを思い知りました。

見事に二か所間違って吟じてしまいました。
二半 三半の高さで吟じるところを、三半 五と吟じました。
副読本を見ていた人は、いち早く気づき、私が「間違いました」というと同時に、口を開こうとしていました。


そして、テキストを見ていた人は、私の吟を耳から覚える人ですから、私が間違うと、間違った儘で体で覚えてしまうため、正しい音程に直すのに、大変と言っていました。

今までは、そのことを十分に分かっていましたから、おさらいはきちんとやっていましたが、お二人の上達を確認するにつけ、なまけ心に負けてしまいました。

反省、反省。

言い訳をするなら、その間違いの部分を、音程の違いでどのような感情を呼び起こすものなのかを説明するきっかけとなり、関吟の二半の高さの微妙な表情の音色を比較しながら知ることとなりました。

作譜の妙を感じるとともに、かつての作譜と今の作譜がなぜ変わったのか、納得するのでした。

そして、吟力だけでなく、先輩として助言のできるようにもなっていて、頼もしい限り。

さらには、何があっても動じなくなっていて、他からの影響を受けにくくなってきています。

今まで、ゲストがほとんどなかったことに助けられていると思うのでした。



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幸せ真っ最中

2013年08月18日 | 徒然に日々のことを
ただいま、孫の滞在中。

こんなに暑くても元気でフットワークよく動ける健康に感謝しています。
そして、孫三人にかこまれて、「ばぁば」たまに「おばあちゃ~ん」と、呼ばれる幸せにつつまれ、紅茶上手の娘に入れてもらう紅茶の香りにも包まれております。

パソコンの前には、孫たちが眠った後に少し居られるくらい。

そして、夜が来ると、快い疲れはたちまちのうちに、眠りを呼び、気が付いたら朝という毎日です。

         これを至福の時というのでしょうねぇ。











末っ子8か月    
             長男5才長女2才     

               ぼくは、おかげで高いところへ避難だ







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ものごとの計画

2013年08月01日 | 詩吟
2か月前の1日の9時から予約の電話受付ということで、初めて、その予約の任を受け持ちました。

昨夜はなかなか寝付かれず、今朝は5時前から目が覚めて、「9時に忘れなく電話」といういかにも簡単明瞭なお仕事にこれだけくたびれるものかと、思うほど、くたびれたのでした。

夢組としては、一つは予約なしにいつでも使える場所と、もうひとつは、そのとき空いている日と時間で2か月後の練習日を決めるという流動的な方法を取っているため、緊張を強いられる場面はないのです。


他の教室は、毎月、担当の人が忘れなく予約を取らねばならないことを、知ってはいましたが、これほど気を使うものかと、初めて知りました。
本当にご苦労様です。


さて、今日は、まちなか遊学館という場所の予約ができました。

かねてから願っていた、合宿がどうやら具体化しそうです。
最初に切望していた足利学校の方丈の間使用は、足利市から却下されました。
そして、足利学校のすぐ前の施設では、最初に予定していた日程は、市の行事で、押さえられていて、予約できません。まさに、ダブルパンチでした。

がっかりして、予定は、流れるかに見えました。

動かせないと思っていた日程の一週間前の土日ということにしたら問題ないとのことで、やっと無料で飲食可の場所を借りることができました。

その日は、他の教室の行事とぶつかってしまいますが、ほかの日程は考えられません。

さて、その具体的内容は、今詰めているところです。
発表をお楽しみあれ。
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