風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ねこはこたつで

2012年02月29日 | こたろう語録
雪だねぇ。

ちょうど、とうさんの出勤時間に降り出して、たいへんだぁ。

かあさんは、朝早くに、毎月のお仕事の、関吟ニュースを投函に行って帰ってきた。
管理人さんが、北側の通路の雪かきのタイミングを見はからっていたんだって。
スミレの花が雪をかぶって寒そうだし。雪ってねぇ・・・


それから、かあさんは、昨日からの出来事であせっていたから、息がみだれて、上がっているからと、自分で気がついて、深呼吸したり、ストレッチしたり、ストレスの発散をやっていた。

すごく簡単なことだと思って、引き受けたことが、母さんの力では簡単じゃないことがわかったらしいよ。

安受けあいしたことを、後悔しないように、任せた人に後悔させないように、しなくちゃね。

あせって上ずっている思考の回転をなだめて平らにすることを始めた。

不慣れなことは、見通しが利かないから、乱れてあせって失敗するんだよ。

不慣れなことを始めるときこそ、この平らな気持ちで居なければならないのだから、それはむずかしいよね。
 

あわてるのが、いちばんいけないよ。ぼくのように、泰然自若 猫はコタツで丸くなる。ぼくは、ホットカーペットで丸くなるメ[ズを取るのも良いと思うよ。

でもね、かあさんには、いろいろと助言してくれる人が居るようだから、大丈夫だね。


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ほんとにありがたいよね。ぼくがなりかわりまして、お礼を。



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関吟東京2月中央会

2012年02月26日 | 詩吟
今日のメインイベントは、私にとって始めての、中央会デビュー。

野田先生が数人を引き連れて、午後からお出かけになるので、時間を下さいました。

夢青葉の三人の上達ぶりを見ての事と思うのですが、大役を任され光栄でした。
当日、何人の方が残るのか、顔ぶれなどそのときにならないとわかりません。
日ごろ青葉と松風でやっている練習を、そのまま再現することとしました。

体は楽器、楽器を十分手入れしてあげて、良い音を奏でましょう。
良い音が出ると、うれしいし、喜びは、体の循環を良くする。すなわち詩吟は人生の楽しみ。


終わってみて、体操が好評でした。
軽く行うつもりも、皆さんまじめに取り組まれるので、暑くなって上着を脱ぐ人も出たくらい。    ほんとに、関吟東京の人は、まじめだなぁ!


【後日談で、あの翌日背中の筋肉が張っていたとの事。そんなにまじめにやってくださったのですねぇ。】


筋肉痛になるのは辛いし、痛いことが起こるのは、体の一部分を硬くすることだから、体の循環にとっては、良いとはいえないのですが、その凝りがなくなったときに、流れを止めていた部分が、なくなっているとよいですねぇ。
腹筋は、鍛えるという意識は誰にもあるのですが、見えない後ろの背筋は意識してあげないと忘れ去られるものです。
背筋を意識して、腹筋と同じ力にすることは、体を支える上ではバランスがとれて良いことなのです。
そして、バランスのとれた体は、良い楽器になったということです。
ご年配の方に教えるときは、頑張りすぎて翌日辛くならない方法を考える必要が在りそうです。


体操、発声を一通り行って、合吟のコンクールの「九月十三夜」を吟題にえらんで、いつものように一節ずつの練習から。

上級者になっても、直したい部分はあるもので、今日中にわかって欲しいことをしつこく直しを入れさせてもらいました。

こんなとき、人数が多いと、手短に済ませてしまうところですが、私の納得いくまで何度もやり直しをしてもらいました。最後まで投げ出さずに食いついてくださったのには、感動。

今日のこんなチャンスでない限り、ここまでは出来ないのですが、よく頑張ってくださって、「やる気がでました!」と言って私を喜ばせてくれました。
たぶん手前でやめていたら、けちを付けられただけと感じて終わるところでした。
最後に、楽しかったでおわれるやり方成功例でした。

野田先生不在のときに代行を務める先生と幹事長もやるだけやれと任せてくださったのが、功を奏したといえます。
黙ってみていてくださって、ありがとうございました。

このような練習は、いつでもは出来ないのです。お二人のバックアップがあることで、やりたいだけのことをさせていただきました。


私がずっこけたときのために、先生は準備をなさっていたことが逢ったのではないでしょうか。
次の機会にどうか、ご指導ください。
幹事長は、何をやらかすやらとはらはらしていたでしょうね。
青葉と松風の初心者クラスでは、ここまではやってないですからね。ご安心を。

同じ練習を再現しても、お相手の力量によって、反応が変わってきて、数限りないパターンが出来上がるものだと、しりました。

鷺照先生が淡々と行っていた練習の本当の内面を、今頃知りはじめました。
習うということ教えると言うことの奥深さを垣間見た思いです。







鷺照先生の淡々とした教えと、私が興味を持って取り入れた体操には、意味深長な共通点があることを感覚として受け入れ中。

文章にするには、まだ時間がかかりそうです。

無理にちょっとだけ、書いてみるとしたら、さらりとしているのだけれど、深いところに作用するって事なのかな。
私は、鷺照先生の「淡々」とは正反対です。
奥深くにある、鷺照は、どういうメカニズムで、私の詩吟を動かしているのだろう。
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夢松風(ゆめまつかぜ)

2012年02月21日 | 詩吟
松戸の詩吟練習場は、「夢松風」と命名されました。
野田先生が、何個かピックアップしてくださった名前は、全て夢が頭についていて、その中から松戸の会の皆さんとで、選ばせていただきました。

松戸の松が入って、風がさわやかに吹くなんとも、趣のある名前になって、うれしい限りです。

2月2回目の練習は、「川中島」
特に歴史や漢詩を勉強していなくても、誰でも知っている川中島だから、生徒さんたちが私の後を付いて吟じているのを聞いていると、人の体温を感じる柔らかい吟調なのです。
まだ、やっと三つ目の吟を習い始めたにすぎないのに。

やはり、詩の内容が感覚的にわかっているからなのかもしれません。

詩情を大切にと、このところ言われていますが、初心者に下手にそれを要求すると、変なテクニックを使い詩情を出した気分になるので、避けなければならないことです。

これから、テキストに沿って詩を習っていくのに、まったく理解の出来ない内容の詩に当たることもあるわけです。ある程度内容を理解する努力は必要ですが、そんなときは、淡々と正確に吟ずることをテーマにすればよいと思います。

そのほうが、吟じるうえでは、ずっと先のためになるように思います。

今日のように、詩の内容が良くわかっているときは、詩情を出す努力をする必要も無く、自然と自分の思いが出てくるもののようです。

たとえそれが、今日でたったの6回目の練習であっても。

今日は、譜名表5番の平引き止めを前回に引き続き、説明と練習をしました。
白板に書いて説明をするのは初めてですが、目と音との両方からデータが入ることで、わかりやすいと好評でした。

五線に音符形式に置き換えて、習うのがやはり一番覚えやすいのだと言うのは、よくわかります。

早く覚えればそれでよいのか、詩吟の譜名をあらわす記号は、正確に吟じることも大切ですが、そこに趣と個性とを乗せて吟じて欲しいのですが、、、そのためには、どうしたら?

少し引っかかりを覚えながら、目で見て覚えやすい方法をすでにして考えて、形になりかかっているのを、よしとする私。  うーーーん。


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平成24年 関西吟詩文化協会東京・少金原支部交流初吟会

2012年02月19日 | 詩吟
数日前から冷え込みますの天気予報に、覚悟を決めていたのですが、思いのほか暖かくなりました。
前夜の雪の残る道を、「あ、あったかくなってよかったぁ」と思いながら、小金原市民センターへと向かいました。

この会は、小金原支部の主催で行われますから、例年はお付き合いで参加していたのです。今年は、ある出来事のために、小金原の人たちは大変なプレッシャーの中にあることがわかり、会を盛り上げるためには、東京支部だからといって、お客さん気分ではいけないなという殊勝な気持ちから、前向きに参加する気持ちでした。

私の出番は、第二部の27番目。
今回は、初めて伴奏CDを使いました。
吟詠伴奏CDはさんしゃいん社の燦燦(かがやき)7本の13番です。






吟題は、「廬山の瀑布を望む」李白作




<読み方>

日は香爐を照らして 紫煙を生ず      ひはこうろをてらして しえんをしょうず
遙かに看る瀑布の 前川に挂かるを     はるかにみるばくふの ぜんせんにかかるを
飛流直下 三千尺                 ひりゅうちょっか さんぜんじゃく
疑うらくは是銀河の 九天より落つるかと  うたごうらくはこれぎんがの きゅうてんよりおつるかと




<意解>

日光が香爐峰を照らすと光に映えて紫のかすみが立ち、非常に美しい。遙かに川の向こうに滝がかかっているのが見える。
その雄大なること、三千尺もあろうかと思われる飛ぶような流れがまっすぐ落ちているのは、丁度、天の川が天空より落ちてくるかのようである。
             《公益社団法人関西吟詩文化協会 テキストより》                


昨秋の錬成会で、大失敗をしたので、そのリベンジの意味もあって、気持ちを前向きに練習をしてきたことと、良い伴奏曲をみつけたこととで、やっと、自分なりに納得のできる吟が出来たと思います。

次への課題は、伴奏曲を使うことを決めたのだから、さらに使い慣れること。
今回は、伴奏のボリュームが大きかったので、低音部分や声の終わる部分の聞き取りが出来なかったので、本当にはどのように吟じられたのか、客観的につかめなかったので、その部分の解決をすることとします。

平らかな気持ちで吟じるときは、呼吸が乱れないので、息継ぎ前の小さい細い声の乱れが無いのですが、、、、
上がってしまうことも、運に恵まれるのも、実力のうちですからね。



               symbol2 symbol2

トップの強力メンバー二人を欠いた小金原の方たちも、ものすごい頑張りでした。
いつもながらの、女性らしい細やかな気遣いの随所にあふれた会が滞りなく終わりました。

ほんとにご苦労様でした。
あきらめずに、投げ出さずに強い気持ちで結束して運営なさった賜物です。そして、そのような結果を得られたのも、東京支部の野田会長はじめ男性幹事の強力な物心両面の援護射撃もあったことも大きいとおもいます。

そんな様子を見ていると、頑張る気にもなりますし、今まで、二歩も三歩も引いていた小金原支部への親しみもわいてきました。
また、同じ東京支部でも遠くて、こんなときにしかお目にかからない方たちとも、今までとは違った近しい会話が出来たように思います。
アクシデント効果かもしれません。
こんなとき、崩れてしまわず、終わりよければ全て良しという結果を得られる詩吟仲間って、よいなぁ・・・・・






それぞれが、それぞれの収穫を胸に、散会。
駅で、残った9人が別れがたく、二次会へ。
お決まりのカラオケは、いい感じで盛り上がりました。

カラオケは苦手で私的には盛り上がらないのですが、周りの熱気に押されて、トマトジュースで盛り上がる私した。

マイブームの由紀さおりの歌を歌わせてもらって、ご満悦。

それでも、帰って夕食が出来る時間で、主婦にはありがたい。

このくらいのこじんまりした会が、いいなぁ。
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同窓会新聞

2012年02月16日 | 徒然に日々のことを
例年秋に開かれる関東地区の高校同窓会は、震災のため取りやめになりました。
それは、とても残念で、一年も待てないという希望が多かったのでしょう、3月に開かれると緊急案内が来ました。

早速出席の返信を。

秋は、誰もが忙しい時期で、なかなか時間の取れない人もあったことでしょう。
3月も何かと気ぜわしいときではありますが、出席できる人も居て、新しい顔ぶれのあることを期待して、その日を待ちましょう。

その案内の中に、いつも新聞が同封されるのですが、年に一度のことですから、タイミングは前年度の新聞となるわけで、もう24年となってしまった今でも、平成22年の同窓会新聞の同封でした。

平成22年というと、ちょうど、関東地区同窓会に同窓会長が回って来られたので、出席者全員の写真と関東地区のトピックも記事になったのです。

22年は、同窓生2名を含む3名で、詩吟の会「夢青葉」が誕生しました。
詩吟の先生として、名前入りで紹介されましたから、故郷の人たちは、「あいつが、詩吟の先生!」と驚いたことでしょう。

あの頃、自分でも漢詩、まして詩吟など何処を叩いても、出てこない、自分ですら思っても居なかったことだからねぇ。
ビートルズやジョーンバエズ、PPMの時代だったもの。

私の詩吟への道は、その頃抱いていた夢が、第一志望の大学に不合格になることから始まっている。

幸か不幸か、学校の教師にはなれなかったけれど、今は、詩吟を教える身。

人生とは、何処かで符号が合うようになっているのかなぁ。

そんなことを、はがきを投函しながら、思ったのでした。

故郷で、その新聞はとっくの昔に届けられ、それを読んだ人はもうすっかり忘れていることでしょう。

昔人間の私には当たり前のはずのその落差を、ネットという即時性の生活に浸っていると、つい忘れてしまっている。

今生きているスピードは、本当は私が生きていくスピードではなく、借り物だと言うことを忘れると、あっと思ったときに、置いて行かれるぞ。

一通の封書が、イエローカードを、くれた。

まだ、かろうじて付いていっているスピードだけれど、時に、降りて呼吸を整え、興奮をなだめ平常心へ導く作業は、必至だな。



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ライブ

2012年02月15日 | 徒然に日々のことを
最後の最後まで、どちらに行くか決められないで居た今日のライブ。

結局、ご近所のライブに行くことに昨日決めました。

きっと、不気味な体感の地震があったからかなぁ、と、いったら申し訳ないけれど、そのくらいぎりぎりまで結論が出なかった。

今日のライブは、クラリネット四重奏、私にとっては珍しいのと、先日のライブで聴いた多田葉子さんをもう一度聞いてみたかった。

2012年2月15日(水)
1日遅れのファニー・バレンタイン
                   於 ナチュラルカフェ コンャXテラ    

出演:先カンブリアクラリネット四重奏団
   清水一登(cl, Bcl)、 梅津和時(cl, Bcl)、 多田葉子(cl, Bcl), 近藤達郎(cl, Bcl)



梅津さんは、いかにもプロって感じ、来週には世界を鬼太鼓座の人たちと回る予定だとか。

彼らのジャンルは何といっていいのかなぁ。
ジャズなんだろうか。

チャールトンへストンが、闘技場へ入場するようなイメージの曲だったり、コミカルで笑いそうになったり、でも、誰も笑わなかったから、まじめな顔をして聴いていたり、ワルツがあったり、7拍子の曲があったり。

クラリネットと、バスクラリネットを交互に使って4本が時に合流し、時に反発しながら、面白い格闘をしていた。

私には、メロディーのないと思える自由気ままといえる音楽の中に、強烈に惹かれる部分があって、メロディアスな曲ではないものにも、聞く耳があったのだと、再認識したのでした。

おそらく、いろんなライブを聴いているうちに、私のうずもれていた受容器が、発掘されたのかもしれない。
あるいは、ただ単に、「ねばならぬ」から、脱却しつつあるのかもしれない。

おもしろいものだ。

食わず嫌いをしないで来たことのプレゼントかもね。

せっかく、こじんまりとした集まりだから、呑みながら、歓談なんてわけには行かないんだろうねぇ。

ひとり、気になる魅力的なご婦人に会うのが三度目、目礼する間柄にはなった。
残念なことに、席が離れていたし、終わったらすぐに帰ってしまったので、声をかけるチャンスがなかった。また、こんど。



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岡山白桃コンフィチュール

2012年02月08日 | 徒然に日々のことを
五似ん会のメンバーの一人が、第三の人生に特産の果物をコンフィチュールにして、上京しました。

ビッグサイトで開催されたクルメ&ダイニングスタイルショーというのに地域の商工会議所のメンバーと一緒に参加でした。

添加物の一切入ってない、収穫したその日のうちに加工瓶詰めするまさに、テーマである「安全・安心で健康的な食生活で暮らす」にぴったりの品物です。

以前の仕事を引退してすぐさま何の関連もない食品加工の道を選んだのは、ご主人の作る白桃を何とかしたいという思いだったのでしょう。

来年には、フルーツビネガーも市場に出せる手はずだとか。

さすが、短大時代には、キャプテンとして辣腕を振るった彼女らしい転身である。

生き生きとした表情は、あの頃の彼女を思い出させる。

転身前の仕事も、さすがと思わせるものがありましたが、始まったばかりでも、これこそが彼女の力を十分発揮して手ごたえを感じられる仕事になるだろうと思ったことでした。


      やったね!おめでとう!がんばれ!

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松戸教室 2月その1

2012年02月07日 | 詩吟
前回は、家族の都合で、半分の1時間のお稽古でした。
今日は、私の喉の調子も良く、良い感じでお稽古が進みました。

九月十三夜の復習をして、「川中島」に入りました。

今日のお稽古で、取り上げたのは、平引き止め。
言葉をアクセントに沿って言ったあと、その音から1音、あるいは半音下げるのが難しいようです。

母音に変わるときに、はっきりと「あ、え、い、お、う」を発音しながら、音を下げるとやりやすいのですが、母音転化を意識しながら音を下げるという二つの作業をするのは、まだ難しいのかもしれません。

これは、先に行って自己流になってしまう前に、なんとか、身に付けて欲しいと思います。
難しいかもしれませんが、変な癖が付いてしまう前に正しい音と形を身に付けましょうと、励ましつつ、直しを入れさせてもらいました。

この直しが、次のお稽古の心理面でどのような影響があるでしょうか。
そのあたりのフォローを考えておきましょう。

Oさんは、「九月十三夜」がお気に入りになって、終わったあとの片付けのときに、鼻歌を歌われたのには、参ったなぁ。
すでにして鼻歌を歌うようになるのは、とんでもなく早い!驚き。


4月の部屋の予約も取れました。第二と第四水曜日の12時から2時間。
今日で、三人の関吟の会員登録の届出が出揃いました。
次回野田先生にお渡しして、しかるべく処理をしていただきます。
4月からは、晴れて関吟のメンバーとなる予定。


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2月 夢青葉

2012年02月05日 | 詩吟
夢青葉の2月の吟題は、「芳野懐古」

いままでのお稽古の後には、強烈な印象が残り、書きたいことが一杯あったのだけれど、今日のお稽古は、さて。。。。と考えないと出てこない。

順調に声作りが進み、大きな出来事や、ワクワクするような感動がなくなってきたということか、それとも、単に私の気の入れ方が違っていたと言うことなのだろうか。

それだけ、三人が成長して来たと言うことなのだろうか。

私の感受性が鈍ったのだったら、大変だ。



それよりも、感動的だったのは、お稽古の前に、娘よりも若い友達と逢ったときのことに、心揺さぶられてしまったせいかも知れない。
久しぶりに会った彼女とは、「教える」と言うことについて、話題が尽きなかったことでした。

出会った頃には、二人でこんな話をすることなんて、思いもしなかったけれど、それぞれに分野は違っていても、教えると言うことをするようになっているのでした。
希望に燃えつつ、成長していく弟子たちのことをこよなく愛している彼女は、目がきらきらしていて、素敵だったなぁ。




そうそう、こんな風に畫いてきたら、夢青葉の練習のことが、浮かび上がってきました。

先月予想したとおり、あいうえおの詩の朗読が、早すぎたのです。
一つ一つの言葉があいまいになり、間の取り方が、せっかちに過ぎました。
一言早いですと言うと、即座に最初からやり直し、満足のいく朗読になりました。
やれやれ、ほっ。それにしても、反応が早い。

詩吟の方は、大過なく練習が過ぎたと言う感じで、こんな日も来るのだなぁと、思うのです。
でも、今月は、新しい吟に進まなかったので、来月新しい吟に取り組んだら、何かのうねりが来ることでしょう。
それにしても、2時間は早い。あっという間。


昨日は、日野市の文化講演会に行ってきました。
石川忠久先生の「漢詩の楽しみ」です。
NHKの新漢詩紀行で、おなじみで、関吟にもかかわりの深い先生のお話ですから、是非聞きたいと思っていました。

前回の中央会を欠席したので、どなたがいらっしゃるのか、わからないので、勝手に行って知り人はいないかなと探しもしないで、さっさと帰ってきました。

漢詩の講義はさておいて、トピックは、南宋の朱熹の作とされていた「偶成」が、どうやら日本人の作であると言う研究が進んでいるらしい。
ビッグニュースかなと思いきや、帰って念のためネットで調べてみたら、その情報は随所に出てきて、偶成のイメージを変える内容のものもあって、なんだ、もうこんなにたくさんの記事があるのかとがっかり。
最近やっと興味を持ち始めた分野で、誰よりも早い情報を得るわけもないよね。
あはは。。。

石川先生は、わかりやすい解説をなさるのはテレビでも承知の上でしたが、直接生でお話を聞くと、漢詩を愛して愛してやまないお方とわかりました。
そして、漢詩の教育がなされなくなって本当に残念で、そのことを考えると激してくると、ご自分でもおっしゃるくらいでした。
そんな愛すべきそっちょくで、可愛い方から、直接漢詩について学ぶことが出来たら、漢詩が大好きになるだろうと、かえりの坂道を下りながら思ったことでした。

中央会の方どなたがいらっしゃたのかしら。お話をしたいなぁ。







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