風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

2月のイラスト

2012年01月30日 | 
1月の中央会は、欠席でした。いろんな人に手助けを頂いて関吟ニュースを送る作業は、予定通り終わり、明日郵便局へもって行きます。



挨拶状に添えるイラストは、椿。





週末は、風邪気味だったので、大事を取って外出をしないで、あったかくしていました。

いろいろと考えることがあって、頭は忙しくしていました。

寝そべりながら、整体で教えてもらった体操の復習やらもやってみました。

新しい本が出たので、そのを手元に、実験です。




整体は呼吸であり、呼吸は整体である。
全てが関わりあって、一つの美しい形へと導かれていくように感じるのだけれど、それをどのように表現していけばよいのか、言葉ではなく見て感じてもらえるようにするには、どうすればよいのか。

より以上を求めない、より以下でもゼロよりは良いとする。
足りないものは、何度も重ねていけば、いつか、体が覚え、それからは、自分でどんどん伸びて行けばよい。






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松戸教室

2012年01月28日 | 詩吟
24日の松戸の詩吟教室は、看病中の娘の家から出かけました。
まだ、本調子ではない娘を置いて、出て行くのは、かわいそうだったけど、教室を休むわけにはいかないという思いで、ぶっちぎりで出かけました。


電車が進むに連れて、後ろから引っ張られる感じが強くなって、失敗だったかな、潔くお休みすればよかったか、留守のうちに、症状が悪くなっていないかと、心配が渦巻いていました。

以前は、決めたら、一切迷わず突き進んだのですが、孫のことなどを思うと心乱れるのでありました。
そういえば、幸いにも娘たちは、健康でたいした病気もせず、心配をかけなかったよねぇ。
それだけでも、感謝だなぁ。

常磐線に乗り換える頃になったら、何とか気持ちを切り替え、さてと、考えました。
今日は、1時間の練習にしていただこうと決めたのでした。

快く承諾していただき、練習をはじめました。
前回、「九月十三夜」の練習が始まり、説明部分は終わっていたので、声を出しに出しました。

繰り返し繰り返し、男性のみ、女性のみ、両方とも、高さを変えてと、様々試みて、いろんな手ごたえがありました。

Oさん、よほど練習をしたか、録音を聞いてくださったか、音が安定してきました。
そして、音の高さも、少し高めがよいとおっしゃるので、一つ高くしました。

コンダクター無しでも、吟じてもらいましたが、思ったより安定していて、細かい部分の音の安定を図り、一緒に吟じて音の変化を良く聴いてもらうことをするという課題を発見。

こんなに早く、コンダクター無しを試してみるのは、夢青葉での経験があったからです。
手放すことで、安定した音が出せるのがわかり、音感の良い人たちだと、わかったのでした。

これで、中音にもどるときに、きっちりと正しい高さを保つようにするには、どうすればよいかと課題をもらいました。

1時間でも、これだけ集中して行うと、満足感が得られたと、思うのは、私だけだったかしら。

何もかも忘れて、集中して声を出したことで、すっきりさわやかになり、身のうちが充実して来たのには、うれしい驚き。
今日の練習は、私のためにあったかのように、感じました。






娘と孫の世話はちっとも大変ではなく、むしろ、病人には申し訳ないくらい楽しんでいたはずでしたが、知らず知らずのうちに何だか溜まっていたものがあったようです。
足取り軽く娘と孫の元へと帰って言ったのです。

ここまで、心身が軽くなると、娘のことをあれだけ心配しながら出かけたときのことが嘘のように、楽天的な気分になり、飛んで帰るところを、途中のスーパーへ寄り道するほどでした。

娘も、様子が良くなっていて、出かけるときの「置いていかれる」と言う顔をすっかり忘れて、帰りを喜んで迎えてくれました。

あー、出かけたことを悔いるようなことになってなくて、ほんとに良かった。

思いっきり声を出して、発散して、フットワークが軽くなって、おかげさまでした。
              
              詩吟の効用ここにあり



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あんし~ん

2012年01月26日 | こたろう語録
かあさんが、やっと帰ってきた。

かあさんが座っている椅子の下の、ホットカーペットの上で、僕はやっと安心して、のびのびする。


どっかに、看病に行っていた母さんが、昨日帰ってきて、久しぶりに「カーネーション」をゆっくり見ている。

この時間、いつもの僕は、こんなところに寝そべらないんだけど。
なぜか、母さんのそばに居たくてね。

約1週間。長かったよ~。

とうさんも、大変だったね。

やっと、安心できるよ。


僕のことたっぷりブラッシングしてから、かあさんは浅草へ行ったよ。

帰りは、はあったかいので、吾妻橋経由で東武線の浅草駅まで歩いたから、いつものスカイツリー風景ではなくて、○○ビルの見える方向から写真を撮ってきたみたい。
     
     家では、シクラメンがたくさん花をつけた











       あー、ぼくはしあわせです。


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体が二つ欲しい

2012年01月15日 | 徒然に日々のことを
                  告知




バトオチル Presentsツァガーンサルコンサート
   お友達の師匠の馬頭琴奏者バトオチル氏のコンサートです。詳細はHPで。

      http://batochir.iinaa.net/





           コンポステラライブ
2012年2月15日(水) 1日遅れのファニー・ヴァレンタイン

出演: 先カンブリア・クラリネット四重奏団
    清水一登(cl, Bcl)、 梅津和時(cl, Bcl)、 多田葉子(cl, Bcl), 近藤達郎(cl, Bcl)

「星空音楽会」を1回お休みしてライブシリーズとは別枠のライブです。
クラリネット4本、管の響きが心地よいのです。

 AREPOS(清水一登)  http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/artist/arepos/

 梅津和時&多田葉子公式サイト  http://www.k3.dion.ne.jp/~u-shi/

 近藤達郎ウェブサイト  http://www.kondotatsuo.com/

日時: 2012年2月15日(水)19:00開場 19:30開演

料金: 2500円+オーダー


 お問い合わせ、ご予約は店頭かお電話で


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アメリカなんだけど

2012年01月14日 | モンゴル風景


ドラマの場面 携帯をかけているときの会話
 男 「何だか、さっきより受信状態がよいね、どこにいるの?」
 女 「うん、ちょっと高いところ。」

と言って、出てきた次の絵が上の写真。
車の屋根の上で、電話をかけているのが、女の方。
男は、都会の暖かいオフィスに居る。
彼は、休暇を承知で、彼女の知恵を借りたくて、電話をしたのだ。
車の移動中、田舎なので、電波が途切れがちで、とうとう・・・と言う状況。
ついでに、車の外に出てボンネットに腰鰍ッているのは、運転していた彼女の弟。


つぼにはまって、録画だったのを幸いに、一時停止して、写真まで撮ってしまった。

なんだろう、この場面はアメリカなんだけど、モンゴルで体験したことがそこに出ていた。
そして、その絵柄を、つぼにはまるほど心が動いたことにも、また、ある喜びを感じる。

 
モンゴルで、郊外へ遊びに出かけるとき、携帯通じないからねとだけ言って出かける。
それで、郊外に出かけると言うことがわかるのである。

ある日、絶対に届かないくらい遠いところに行ったのに、突然ャPットの携帯が音を出し始めて、驚いたことがある。

たまたま、昼食を終えて他の人は、草原に敷いたシートにて座っていて、私は、馬に乗ってその丘の一番高いところから、ウランバートルの方向の景色を眺めはじめていたときのこと。

地方に出ると携帯は通じないと言うのは、距離が離れるからではなく、丘や山に電波がさえぎられるからだってことも、身をもってわかったときのことでした。


ドラマのその状況が、ずいぶん都会的な映像ではあるけれど、嘗て、モンゴルの草原で体験したのと同じような場面が、目の前に現れて、つぼにはまったと言う次第。





この海外ドラマは、弁護士物で、毎週楽しみに見ているのです。
彼女は、冷静で聡明で、情が深いのだけれど情に流されない人なのです。
そして声高に、「たいへん!」と言わない人。


だから、こんなことをして電話をしていても、さらりと、「ちょっと高いところ」と答えるあたりが、素敵なのである。

ちょっと前のアクションドラマだったら、男優が口にするせりふのパターンだったんだけどな。

いまや、ハンサムな女性が主人公になるドラマの方が、受けている。

そしてついでに、思い出すのは、たまに見る韓流ドラマの男優があまりにも上手に泣くのを、いつも感心する。

そして、そう思っていると、平清盛に、上手に泣いた男優がいた。
日本の男優は、韓国の男優に負けちゃうよと思っていたから、大丈夫みたいだね。
日本の男優も上手に泣ける人がどんどん出てきそうだ。


追記
 私は、主人公のように、聡明沈着で、美人で、スタイルがよく、ハイヒールが似合って、それなのに、女を売り物にしないハンサムな女性にあこがれる。
いくつになっても、あこがれる人が居るって事は、幸いなり。
落ち込み抜け出し確認項目がまた増えた




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松戸教室

2012年01月10日 | 詩吟
松戸の教室(まだ、教室の名前はきまってない)

新年の顔合わせ、今日は、三人がそろいました。

今日で4回目の練習となる「松樗~」納得して終了と相成りました。
Kさん、カラオケがお好きなので、楽に音をとって、声にも太さが出てきています。

Oさん、一節を繰り返して練習するとき、最初の音の取り方が難しいようです。
初心者で、指導が女性の場合、同じ本数でも、違った音に聞こえがちです。
異性の指導者の場合に起りがちな現象なのか、それとも、Oさんのくせなのか。

Iさん、前回お休みで、今日は2回目の参加だったにもかかわらず、音感が良いようで、しっかりと独吟をなさいました。
ほぼ、私がけしかけて、1番に吟じてもらったのがよかったようで、居直り半分で、他の二人に先だって聞かせてくれました。
録音もしなくて、今日で二回目とは思えない、音感のよさでした。

今日は、三人とも関吟の登録申し込み用紙を持ち帰られました。
4月からの会員登録ですから、まだ、急ぐことはないのですが、新年の気持ちの弾みとなるかもしれません。

この会場は、今のところ取りやすく、希望の曜日と時間が取れています。
2月からは、1時から3時までの時間帯になっています。そして、今日は3月の予約が取れました。


夢青葉と同じで、次の吟はAの2の教本から順番に進めます。
今日の課題は、「九月十三夜」
一吟お聞かせすると、「あ、おなじだ!」の一声。

詩吟は、歌と違って、4行の吟の同じ場所にほぼ同じ吟法が出てきます。
基本を押さえれば、次の吟は覚えやすいのです。

「松樗~」と「九月十三夜」の漢詩を並べて、ここが同じ、あっ、こことここも同じと、子どものように喜んでいる様子は、可愛いとしか言いようがない。

うれしい気持ちで、新しい吟に臨むのは、なんてやりやすいのでしょう。
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夢青葉1月のお稽古

2012年01月08日 | 詩吟
24年初の夢青葉お稽古
二回目の錬成会は、彼らは本番に強いと言うことを挨拶として、新年らしい何かは無しで、いつものように練習が始まりました。
体操・アイウエオの詩の朗読・「お」で発声練習といつもの手順。

詩の朗読は、先導をしたTさんが、ずいぶん早く読みました。そのスピードに、すんなり他のお二人も付いていって何事もなく終わる。
「早いね」と一言有るかと思ったのですが、なし。

そして、そんなに早い速度であったことを、指摘されるまで、誰も気がつかなかった。
始めた頃のよたよたとした朗読から、進歩を遂げたことが新年早々から確かめられました。

このことで、早く朗読をするのが良しとして、無理なスピードで朗読をすることのないように、抑制をかける必要を感じました。

ここに来て、「抑制」が必要となったことを驚く。

詩吟は、梁川星巌作 「芳野懐古」の復習。
Nさんが、最初に独吟を発表。
これまた、本人は何も自覚していなかったのですが、転句の高い音に力がこもってきました。
カラオケ上手のNさんは、詩吟も流してしまう傾向にあり、それがご自身は良しとしていました。
カラオケ上手から、楽に詩吟に入ったので、ちょっとした誤解があり、高い音の出し方にかなりの誤解と私の説明不足があって、何だか、気に入らない音だったのが、詩吟らしくなった発声でした。
そのことに、T参も気づいたようで、良くなったと褒めていました。

練成会効果かもしれません。Nさん曰く、懇親会で感想を述べた人の一言が、心に刺さるものがあったと言っていました。
それが、まさにキーワードは「カラオケ」だったのです。

そして、伴奏の最後の音は必ず三であること。詩吟は、必ずしもその高さで始まるものではないことが、今日の練習で、身をもってわかったのでした。
そして、自分の吟の高さは本当は何?と考え始めたのです。

Yさん、基礎に忠実に吟じる様子と、声にどんどん張りが出てくるのが、喜び。
変な癖を出さずこのまま、このまま伸びていったら、すごいことになる。
こんな吟をする人は、特別に指摘することがないので、ご本人はコメントが欲しいと思うのだろうなぁ。
でも、今は、このまま、このまま、裾野を広げましょう。

Tさんは、自分の吟をしている。
アクセントとわたりは、この人の個性だから、一応指摘はする。直しなさいとは言わない。

Nさんの発声について、つい長々と薀蓄めいたことをしゃべって時間をとってしまいました。

今日の吟題の藤井抽Oの「芳野懐古」は、一通りの発声をして、音取りをするに終わることになりました。少し、言葉が多すぎ、休憩も長すぎた。

つい熱が入ってしゃべりすぎてしまうのと、質問が出るようになったのとで、時間が足りない。
質問には、懇切に説明し、私の一方的なしゃべりは減らして、声をもう少し出すことに時間を当てねば、もったいないことになると反省。

時間の流れを体に覚えるために、30分、あるいは1時間置きにタイマーでも設定しようかと思う。
その上で、3時半で一応の締めをして、その後は、予定のない人の時間に当てることにしなければ。

テキストと副読本の問題も、悩ませることになってきた。
自分の都合の良い方をと言いつつ、私も指導のときは副読本にしがみ付いているのだから、説得力はないよね。

副読本にしがみつくのは、吟じこんでないからで、「教えるからには、正確にしたいから」とは、言い訳だなぁ。
副読本は、諸刃の剣だなぁ。

今日は錬成会の後の始めてのお稽古でした。
三人がそれぞれ、思いもかけず飛躍していたことに驚き、私ってこれほどのことを教えていたのだろうかと、いぶかる。

あまりにしゃべりすぎて教え込もうとするよりも、彼らの吸収力に敬意を表して、淡々と声を出す事の方がずっと、彼らにも私にも良いのではないかと真剣に思う。

最初の1年は、ずっと声を出していたなぁ。
中央会からの連絡事項も最小限に留め、理論より実際と、それに、慣れない彼らのために私は彼らの倍の時間声を出していた。

その、音が体にしみこんでいたということなのかなぁ。
体で覚えること覚えさせることと、言いながら、最近はどうしても言葉で教えようとしていたことを反省。

まだ彼らは、初段を取ったばかり。声出し、声出し。
彼らは少し効率よく声を出せるようになったし、詩吟になじんできたから、2時間の練習で休憩は必要なくなって来たと思う。
今以上のコミュニケーションは、また、別の形を考えればよい。

友達関係と言うのも有って、彼らは私が疲れるだろうとの配慮があるのだろうなぁ。
そんな配慮は、いらないのに。ありがたいことです。

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龍年

2012年01月01日 | こたろう語録

      あけまして おめでとうございます


旧年中は、いろいろとおせわになりました。今年もよろしくお願いいたします。


今年も、お姉ちゃんが活けた花とぼくとで、新年のご挨拶をさせていただきます。




暮れは、実家に行って大聡怩オてきたかあさんであります。

こちらに帰ってくる日に、甥っ子と姪っ子が来て、かあさんは大忙しです。

ぼくは、静かな日々をおくっていたところへ、可愛い子どもたちがやってきて、忙しいやらうれしいやら、めんどくさいやら、あれもこれもせわしなくしています。

じぃじのうれしそうな顔が特に今年は、目立ってるよ。

ばぁばは、甘やかすばかりが能じゃないと、じぃじの甘さに抵抗していて、見ていて面白いよ。ぼくには、何でもかんでも、仕方ないなぁというかあさんなのにね。

おねえちゃんは、のびのびして体調が良いとニコニコ顔。

そんな様子を見ていると、かあさんが帰ってきた日から、つい喉がごろごろと言ってしまって僕としては沽券にかかわるんだけど、どうしようもないんだ。

それから、暮れには詩吟関係で、うれしいメールが来たって、上機嫌。

運気上昇、気分上昇の年がやっと来たって感じかな。
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