緊急事態宣言中、とうとうオリンピック競技が開会式に先駆けて、ソフトボールが始まりました。
幸先よく、日本がコールド勝ちを決めました。
その中、陽性となって、金メダル候補が棄権。
陽性となって、ホテルで10日間の隔離をされて、帰国の日を待ち望んでいるプレイヤー。
濃厚接触者として、毎日のPCR検査、そして競技6時間前の陰性確認の末、試合に臨むことを決めたチーム、そしてそれを容認した相手チーム。
悲喜こもごものニュースを見て、最後まで、これ以上の危険なことが起こらないことを望みます。
オリンピックゲームは、万難を排して、強行されたそのかたわら、いろんな期待や楽しみを奪われてしまった人も数多くいます。
世界チャンピオンではなくても、日ごろの鍛錬をぶつけて力のほどを試したいと、優勝を狙って手ぐすね引いて、あるいは不安を持ちながらも出場を待っている人も居ます。
その一つに、24日土曜日開催を決めたコンクールがあります。
スタッフとして、私には、仕事がありますから、ワクチン2回接種をどこまで信じてよいのかわからないまま、半ば空元気で、入力のテストを繰り返しその日に備えています。
中には、心配している人もいると思います。
その心配は、どこかに訴えたり、相談していますか。
それとも、訴える前に決断したのですか。大丈夫ですか。
万人の願いのもとに、「強行」するオリパラ。そして市民の中にも、それぞれの願いのもとに、強行あるいは断念の決断が、そこここにあり、いろんな感情の渦が巻いています。
これが終わった後に、禍根を残さず、真新しいページが開くことを願います。