風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

のびやかでいると

2021年07月31日 | 徒然に日々のことを
 

風が心地よい。

気持ちが伸びやかで、感覚が冴える。

音がよく聞こえる。

胸が開くと、心まで広がって、受け取りやすい。

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表彰状を書く人

2021年07月29日 | 詩吟
コンクールには、表彰状がなくてはならないものです。
そのために、習字の先生が、自分の道具持参で、お越しになります。
会から提出された表彰状の本文のみが印刷されている用紙に、当日の結果を刻刻に書いていきます。

記入事項は、日付 大会名 賞 名前です。

今日の先生は、
① 薄く鉛筆で線を引いておられました。
② 日付は、あらかじめ分かっている情報なので、先ず書きます。
  左から書いていくと文字を汚しません。
③ そしてもうひとつわかっているのが、コンクールの名前。
以上の作業を何はともあれ始めます。

あとは、順位がでたら
④ 優勝、準優勝、三位、入賞(何名か)
⑤ 氏名
入賞確定者の⑤名前を書いていき、最後に④を入れるのが、テクニックの様です。

入賞確定者を判断し始めるタイミングや読みによって、あるいは、今回のように最後の方の出番に過去の上位入賞経験者が多いと、入賞者の予想は、枠を超えて、リストアップされることとなり、余分な賞状を消費します。
これは、あくまでも必要な作業なので、常に余分の用紙が準備されています。

前回、同じ先生がいらっしゃった時は、その手順と、予想とは、鮮やかでした。

そして、墨の使用を最小限にとどめるので、厚く墨が載っていて乾きにくいということもありませんでした。
ですから、確か、「私は、ドライヤーは使いません」とおっしゃった記憶があります。

そして、線を引いていたかどうかは記憶にありません。引いていたとしても、いつの間にか引いて、いつの間にか消していたのでしょう、私の目には記憶として残っていません。

そして、パソコンを覗いて、中盤あたりから、上位者をピックアップして、名前を書き始めたのには、驚きました。順位の移動はあっても、残るはずの人ということです。
それから、最後に、賞を書き入れて完成です。

最後の壮年の部への出場者が一番多いので、最終決定がされてから、書き上げるのに、読みのテクニックが冴えると、書き上げまでの時間が短縮されます。


特に今年は、プログラムの最後に上位入賞経験者がいらっしゃったので、判断は、難しい状況でした。
そのような時に、賞状の余分がないとのことで、あまり先に名前を書き始めることができませんでした。
一枚も無駄にせず、書き上げるには、どうしたらよいか、作戦を立てました。

前回は、表彰状の作製については、何もお手伝いをすることがありませんでしたが、今回は、少し時間がかかっているようなので、集票係さんのサメ[トをお願いしました。

的確なサメ[トのおかげで、作業が進みました。
本当にご苦労様でした。何とか、間に合いました。


次回、お声がかかるとしたら、こういう事態にも対処できるように心がけることはできますが、はたして、瞬時の判断ができるでしょうか?出来そうにありません。
そして、集票係は、最後の集票が終わったら、お手伝いは可能です。

十分な用紙の確保と、大胆な読み。
そして、必要なら、ドライヤーの準備。

入力係は、5人あるいは、10人分の記入された採点票が届いたら、審査員の名前とプログラム番号を確認して入力します。二度三度間違いがないか確認します。
ここで、精査をする別のスタッフがいることが、正しい形であると思います。
この人員が、あるいは、ゆとりでいてくださると、伝令もして頂けますから、横の連絡も取りやすくなるでしょう。

刻刻に点数が入力されるその間に、習字の先生は、パソコンを覗いて、見当をつけた名前をメモをして、賞状に名前を書いていきます。
最終決定後、優勝、準優勝 三位 入賞を記入します。

今回は、上に書いた理由があったので、最後の順位を確認してから、書き始めるという困難さがありました。
もう少し前に、書き始めることが出来たはずですが、カンが働かなかったようでした。
私も、発表のための入賞者の表を作成していたので、お手伝いが出来ず、作業の空白時間となったかもしれません。

順位が出ると、私は、すぐに印刷に出てしまいますので、その間の、サメ[トは、いかがだったのでしょう。

その場を読んで、素早く、適切な配慮をして下さったと思います。


三回目ともなると、ベテランとなってしまうこの世界では、頭の回転の速さが勝負です。
初めてにもかかわらず、賢いサメ[トがあって、ずいぶんと助けられました。
私からも、ありがとうございましたと申し上げます。
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いつもと違う練習

2021年07月28日 | 詩吟
うつうつと過ごした月曜日と火曜日。気持ちを引き上げるのが、難しかった。

さて、教室の日となると、途端にしゃきっとして、立ち上がれるのは、まだ、救いがある。

先週のうちに、部屋の予約状況を調べて、練習前の時間に部屋が空いていたので、自習用に予約を入れてありました。

コロナの間は、自宅での練習を自粛しているため、練習時間が極端にありません。
折角出るようになった声が、どうにかなるのではないかと、心配しています。
この、時間は、大切に使わせていただきます。

滑らかになった喉で、練習をすると、言葉も滑らかに出てきて、「納得」の表情がえられた!

発声後、一人10分を一回り、そして、あとの20分は、コンクール出場者二人に、その他の会員からのプレゼント。
二度目の、伴奏を使った練習です。少しずつ、伴奏にもなれて、楽しくなってきました。

大いに意気の上がる練習でした。

ぺったんこにつぶれても、吟詠をすることで、元気回復できるってことは、まだ、大丈夫。




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オリンピック柔道快進撃中

2021年07月26日 | 徒然に日々のことを
柔道男子73キロ級 大野将平 金メダル2連覇 兄妹揃って金メダル。

別格に、すごい、美しい。

柔道が、ちゃんと柔道の技を繰り出し、きちんと試合をしているのも、満足。

礼に始まり、礼に終わる。
外国選手も、きちんとお辞儀をしてたたえ合っている。そして、畳の上では、喜びをあらわにしない、泣かない。深々と礼はなんと美しいことか。



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昇段免許状

2021年07月25日 | 詩吟
東京芦孝会中央会。
7月1日付けの昇段免許状の授与式が行われました。

今回から、免許発行月の中央会で授与することになりました。これで、ご本人の手元に届くのが数か月早まりました。

これまでは、秋の練成会 春の総会という特別行事で、授与されていました。
舞台上で授与されることで、晴れやかに喜ぶことができるとの考え方で、昇格免許状、雅号授与の賞状と共に、行われていました。
昇段の性質上、一刻も早く、会員の手元に届けたいと考えて、今回から、実施することになりました。

授与後、希望者は、吟じる機会もあり、ただ、授与するというのではない形式で行われました。

 昇段の皆さん、おめでとうございます。

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人前で失敗して、初心に帰る

2021年07月25日 | 徒然に日々のことを
長い自粛期間の間、家族と「こたろう」とゆっくりのんびりと過ごしてきたことの弊害が出ました。

中央会では、何事もなく、意見を言ったり、発表したりは、平気だったのに、今日、出席者を前にすると、脳内に故障が起きました。

「左に三歩」という脳内のアラートに、体が一切反応しなかった。何かに魅入られたようにふらふらと、立ち位置の判断を間違い、大顰蹙を買いました。

もうこれは、かなりの重傷。


期待されたのに失敗するという悪い癖がなくならなくて、おおきな失望させてしまいました。
そして、それ以上に、怒らせただろうことを思うと、身の縮まる思いがします。


当分は、反響が押し寄せるか、あるいは逆に無反応で、よほど大きかったのかを思い知ることとなるのだろう。

自分の足元をよーく見定めて、初心に帰る。

本当に私のしたいこと、私のできること探し。

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関東地区予選 

2021年07月24日 | 詩吟
令和3年度ャ潟hール全国吟詠コンクール大会 関東地区予選 無事終了しました。

速報というのには、縁のないこのブログですが、大会の後方支援をしたので、ホットな情報を早速お知らせいたします。

本選(令和3年11月28日(日)於 大阪府大東市立市民会館)進出者の氏名をお知らせします。

和歌・短歌の部

 優勝  鈴木宏久
 準優勝 永田真由美
 三位  白田英夫
 入選  七海鴻三
 入選  松原裕子

青年の部
 優勝  原田理絵
 準優勝 高司陽子(高の漢字ははしごだかです文字化けをするので、ご了承を
 三位  石田由香

壮年の部
 優勝  白田英夫
 準優勝 白石克巳
 三位  石井惠子
 入賞  永田真由美
 入賞  鈴木万里子
 入賞  吉川和宏
 入賞  松原裕子

          おめでとう 本選で凱旋を!



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肋骨挙上

2021年07月23日 | 体を整える
がちがちに固まって、肩は内側に、肋骨は下にと、惨憺たる体に、山田先生の施術を受けました。
原因は、明日のコンクールの採点係の重責に対するものと先生との会話で、解明されました。

先日、小爆発をすることで、解消できたと思っていましたが、さにあらず。
解消されたと思いこんでいるだけでした。思いこみでは、解消にはなりません。
下降線をたどる前に気がついて、必要な手立て(整体体操)を自分なりに、出来るようになるといいですね。と、先生はおっしゃる。
例えば、こんな格好ですか?と私が思わず取った姿勢は、正に「ㇵの字の肋骨挙上体操」のとっかかりの姿勢でした。

思わず、必要な姿勢が取れるようになっていますねと、先ず、誉めてくださいました。
いえいえ、そうではありません。先生がおっしゃるから、何かなとやっと考えて、とっさに取って見た手の位置です。
「それでいいのですよ」と、先生はあくまで優しい。

これは、今日のように湿度の高い時や、心理的に圧迫がある時など、様々な場面に効果があります。

ということは、明日のコンクール出場を控えている時、大事な仕事に失敗したくない時にも効きそうです。
さっそく、明日は、教えてあげなくては。





それに続く姿勢の取り方は、どうか、井本整体の「免疫力学」をお求めくださいませ。
あるいは、ちょっとだけだったら、私でもヒントを差し上げられるかもしれません。



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人がたくさん集まること

2021年07月21日 | 徒然に日々のことを
緊急事態宣言中、とうとうオリンピック競技が開会式に先駆けて、ソフトボールが始まりました。
幸先よく、日本がコールド勝ちを決めました。

その中、陽性となって、金メダル候補が棄権。
陽性となって、ホテルで10日間の隔離をされて、帰国の日を待ち望んでいるプレイヤー。
濃厚接触者として、毎日のPCR検査、そして競技6時間前の陰性確認の末、試合に臨むことを決めたチーム、そしてそれを容認した相手チーム。

悲喜こもごものニュースを見て、最後まで、これ以上の危険なことが起こらないことを望みます。

オリンピックゲームは、万難を排して、強行されたそのかたわら、いろんな期待や楽しみを奪われてしまった人も数多くいます。

世界チャンピオンではなくても、日ごろの鍛錬をぶつけて力のほどを試したいと、優勝を狙って手ぐすね引いて、あるいは不安を持ちながらも出場を待っている人も居ます。

その一つに、24日土曜日開催を決めたコンクールがあります。

スタッフとして、私には、仕事がありますから、ワクチン2回接種をどこまで信じてよいのかわからないまま、半ば空元気で、入力のテストを繰り返しその日に備えています。

中には、心配している人もいると思います。
その心配は、どこかに訴えたり、相談していますか。
それとも、訴える前に決断したのですか。大丈夫ですか。

万人の願いのもとに、「強行」するオリパラ。そして市民の中にも、それぞれの願いのもとに、強行あるいは断念の決断が、そこここにあり、いろんな感情の渦が巻いています。

これが終わった後に、禍根を残さず、真新しいページが開くことを願います。

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金子みすずを詠う

2021年07月17日 | 詩吟
8か月ぶりのウグイス吟詠の会に参加しました。

コロナの影響か、出席者は、少なかったのですが、その代わり、ゆっくりとお話を聞けて、先生方の吟詠も聞かせていただきました。

s先生の「こだまでしょうか」 金子みすず を聞かせていただきました。
セリフが生きていました。
日頃の自由でありたいとの先生の思いが、しっかりと詰まった新体詩吟詠でした。

このような吟詠は、初めて聞きました。
先生の大好きな金子みすずの魅力を遺憾なく表現されて、s先生の表情たっぷりな「 」の中にある子供のセリフが、素直に飾らずそのとおりに踊っています。
しばし、sワールドに魅了されました。

こんな吟詠もあるのですねぇ!
スマート詩吟はおもしろい http://blog.goo.ne.jp/junsashikataに、そのうちアップされるかもしれません。



先生の所属流派の金子みすずの詩は、何篇かテキストにありますが、この詩は、まだ、テキストに入ってないので、ご自身で作譜をされて、詠っています。

この詩の吟詠デビューは、「公益社団法人日本吟道学院神奈川山梨地区秋祭り吟道大会」(スマート詩吟は面白いのブログに一昨年の記事があります。)のコンクール後のお祭りで詠うそうです。今年の秋まつりは、10月10日(日)開催とのこと。
このコンクールには、5位入賞以上で全国大会進出を目指して、参加される方が、メンバーの中にいらっしゃいます。情緒たっぷりの静かな吟詠をなさる方です。

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