風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会2月中央会

2016年02月28日 | 詩吟
孫二人にお見送りされて、中央会へと向かう。

今日は、ジィジが一人で、孫二人と遊ぶことになっている。
 
女の子のほうは、金曜日に詩吟の練習に付いて来た子。
詩吟の練習に行ってくるねと言ったら、「さっちゃんもいく」と懇願された。

「ごめんね、今日は、長ーい時間だし、男の人がたくさんいるよ。」と言ったら、すんなりと引き下がってくれました。

今日は、はじめての会場なので、少しはやめに出て、いつも降りる駅の一つ先の駅に降り立ち、バス便があるのになぁと思いつつ、荷物があるからねと、言い訳しながら、タクシーに乗る。

支払いを済ませて、降りると、今日ご一緒するメンバーがちょうど到着して、目があった。
ちょっとバツがわるい。。。


今日の吟題は、「代悲白頭翁」学生の頃、何度も合吟して、耳になじんだ吟である。
多少の吟法変更はあっても、そらんじられるはずなのだが、副読本が出現して以来、テキストが手放せなくなった。

そして、譜名表を確認してからでないと吟じられなくなった。なんだかつまらない。

もう少し楽しまなくてはね。

今日は、東大島教室の成果発表会。会長以下メンバーが、2時に退出して、吟詠の部の出場に行きました。


今日は、合吟コンクールに出るメンバー5人が揃い練習にこられました。
せっかくの八本を生かし切れてない合吟で、せっかく中央会に来られたのだから、一杯お土産を持って帰っていただくなくてはと、精一杯助言させていただきました。

山口先生が何時もおっしゃる上目の音、そして、支えられた音についてどうしても気になりました。
支えられた音を出すために、きちんと丹田に意識を集中してせめて2分は維持できるようにと。

さっそく帰りに電車の中で、試しますと、喜んで帰られました。

スクール形式で学ぶと、学んで知っているはず思えることが、思いのほか伝わってない、実感して体で表現し得ないことを知る。
頭と体との距離は、長いようで、短く、短いようで長い。



そんなことを、少し厳しく丁寧に、口にすることができるのは、「コンクール」のキーワードがあってこそ。
失礼を承知で、出しゃばるのでした。


ホットニュースは、昨日のコンクールで、三部の優勝、準優勝を東京芦孝会で占めたこと、そのほかにも多数入賞者がいました。
そのうちの優勝者は、秋にも優勝しました。

ワンツーフィニッシュとはそのことだったのか。

この大会の入賞者は、都大会へと進出します。おめでとう!

そして、今日のメインイベントは、先日の吟道大学で学んでこられた先生が、授業をしてくださいました。

俳句と新体詩の練習は新鮮でした。
先生を通して、関吟秀英グループあるいは指導部の先生とつながっている気がしました。

これから、どんどん、和歌、新体詩、が増えていって、昇格試験にも課題吟じとして取り入れられます。
うかうかしていられません。



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夢青葉2月2回目

2016年02月26日 | 詩吟
初めての心待ちの体験、孫連れで、練習に臨みます。
女性ばかりの会場なので、年中さんの女の子を伴うのは、もってこい。

大歓迎されて、可愛いと褒められて、最初の出会いから、嬉しくて、にこにこ。

何が始まるのか、キラキラ瞳で、周りのすべてを見まわしている。

練習を見ながら、面白がっているようだった。
飽きてくると、ノートにクレヨンでハートをいくつか描いてみたり、ちっとも邪魔にならない。
そして、吟トレのアプリを小さい音にして、遊ぶ。
きっと、私の真似をしているつもりだったのだろう。
幸い、詩吟の声は、アプリの小さくした音ではちっとも動じない。
それをまた面白がって、遊ぶ。

なんだかとてもうれしい。

孫を私の世界に伴う、思いがけず実現したことが、うんと喜びをくれる。

その先のことを、考えることはない。


今日は、久し振りに練習に参加した方がいました。
復帰を喜び和やかな練習にしたかったのが、3月の大事な日を前に、もう一人のメンバーは練習が進んでいるので、追いつかせてあげたい方の気持ちが勝ちました。

お休みの間に、うっかりしていたことや、なかなか治らない癖など、矯正にかかりました。


ウン、これで良し。


途中トイレに行った孫ちゃんは、ちょっと時間がかかって帰って来た。
あとで聞くと、「部屋がわからなくなって、泣きそうになったとき、耳を澄ましたら、声が聞こえたので、ドアを開けたらばぁばがいた。」そうだ。

なんていとおしい、可愛いこと。孫から受ける喜びは、何にも代えがたい。
わが娘に、「こんなかわいい孫を託してくれてありがとう。」


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夢松風2月2回目

2016年02月24日 | 詩吟
今日の、練習は、9時から10時の一時間です。
幹事さんのご努力で、会場予約をしていただいていますが、こんな日もたまにあります。

平日の8時台は、通勤ラッシュのため、別の経路を選べばよいのですが、いつもの電車に乗ってしまいます。

荷物を最小限にして、お尻からグイッと押しますと、乗ることができます。

そんなわけで、今日の吟題のコピーを作り、副読本は、おいていきます。


今日は、2月の中央会締め切りの集金があり、教室が空くのを待っているロビーで、書類に記入、集金をさせていただきました。

丸テーブルに4客の椅子のセットされたものが行く組かとソファーが数脚、これが、とてもありがたい。

さて、練習は、1時間内で済ませるため、のんびりしていられません。
あと一言というところで、時計とにらめっこで、次の人へと譲っていかねばなりません。

それが、最近では、できるようになって、せっかく来たのに、独吟もできずにお帰り戴くというような不始末は、起こりませんでした。

慣れるものですねぇ。

1時間と雖も、練習がないよりはずっと良いのです。


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こたろう受難

2016年02月22日 | こたろう
19日より、二匹の客人滞在中。
餡と福 2歳の若者は、傍若無人である。

いつもの、こたろうの冬のお気に入りの場所、ウッドカーペットを、占拠。
走り回り、物を落とし、いないと焦って探したら、とんでもないところに潜り込んでいる。
これは、二匹つるんでいるためなのかとあきれる所業。

こたろうは、小さいときから、おとなしかったよねぇ。
まず、物を落とさないから、大きな音を立てることもなかったしねぇ。

そんなわけで、仲良くなれそうもないので、リビングを挟んで、あっちとこっちの部屋にすみわけをした。

三度目で慣れてくれるかなぁとの甘い期待は打ち砕かれ、ばわーアップした餡と福は、こたろうをノイローゼに追いこみそうだ。

まず、昨日から食欲をなくし、静かすぎるくらいに気配を消して、日がな一日眠っている。
触ると、痛みでもあるのかと心配するくらい神経質に拒否をする。


可愛そうにねぇ、うつろだよこたろうさん

なるべく、二組を目合わさないように、気を付けて、とりあえず、痛いのかと思う反応を示すのを、心配の余りクリニックに行って調べてもらった。

幸い何も異状ないとの診断に、「うるさ~い」を体で表現したのだと、判断する。


おかげで、今日は、家にぎりぎりまで居て、講義が終わったら、風の如くに帰宅。
クリニックの開始時間前に、診察券をもって駆けつけたという次第。
今は、穏やかにしています。目に力が戻りました。
「かあさんが、僕のためにあたふたしてくれたからね」と、言ってるのでしょうか。






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新越谷論語の会

2016年02月22日 | 論語と
須藤先生が主宰されている論語あるいは素読あるいは菜根譚などの教室は、数多くありますが、その内の月に3回、三か所で開催されている教室に参加させていただいています。
その三回の学びの中に、漢詩を取り入れ、その漢詩の吟詠鑑賞が習いとなってきました。

今日は、荀子の性悪説のお話でした。
孟子の性善説と対で語られることが多く、相対しながら学問が進んできたのかと思っていたら、孟子と荀子は、重なることがなかった。

そして、性善説があったから、性悪説を唱えたのかと思ったら、そうではなかった。

理想主義の孟子に対して、荀子は現実主義だった。


だから、性悪説が生まれたのだとわかる。

善と悪という感じが並ぶと、正しいのと正しくないの、正と負と感覚ではとらえてしまうが、須藤先生のお話を聞いていると、その、対立した考え方、白か黒かと分けてしまうことのほうが、難しく、無理があるとわかってくる。


学び始めると、面白いことがどんどん出てくる。
簡単に、物事を決められなくなる。
今までの、価値観が、薄っぺらいもので、もっと、学び考えたら、厚みが出て、陰影がついてくるなぁと、楽しみになる。


さて、今日は、新越谷の方たちにも、菜根譚とはじめの一歩の、告知がなされました。
今日と同じ会場に、第三木曜日の須藤先生の講座が引っ越してくるからです。

さて、何人の方が、参加してくださり、詩吟にも残ってくださるやら。

須藤先生の講義は好きだけど、詩吟まではねぇとか、教えを乞うには私では物足りないねぇという方もいらっしゃることでしょう。

また、今まで参加できていても、場所が変わって、遠くなる方は、来たくてもいらっしゃれなくなるかもしれません。

すべて良しの方向は、無理だから、与えられた環境で、あるがままに進むしかないねぇ。


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2016年02月20日 | 


娘から届いた 
     「今年のカラーは、ブルーピンク  まさにこの梅の色」  
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重い荷物

2016年02月19日 | 体を整える
重い荷物は、りゅっくに限ると、両方の肩で支えるからと、愛用していたのがいつしか、
、気が付いたら、気に入った大きなバッグに入れて、片手で持って歩けるようになりました。

先日のパソコンの持ち歩きの日は、バッグを肩ではなく手に持ち下げて、歩き回りました。
以前なら、駅に行く前に閉口してしまうところが、肩に担ぐこともなく、右左交代に歩き続けました。

もう少し姿勢よく歩いたなら、膝痛になることもなかっただろうに。

山田先生の助言は、「肩に背負った時、荷物の載った肩を後ろ回しにするように持っていったら、重さが腰に落ちて、体全体で支えるから、重くないし腰やひざに負担がかからなかった」でした。

やはり、いつもの体操の、正しい姿勢を取ることが、何時の場合も大事だということ。
肩に担いだ荷物が、肩からずり下がらないように、肩を前にして前かがみになると、肩にだけ重さがかかって、無理が起こる。

正しい姿勢とは、すべての動作に通じる形なのだねぇ。

まっすぐに、軸を整えるということは、動き回っていても、常に、ぶれないでいられることなんだねぇ。

整体の帰りに、荷物は軽いけれど、肩にしょってみて、試しながら歩いたら、なるほど、、、

パソコンをかなり楽に持ち運んだ時にも、かなりいい線を行っていた持ち方に、ちょっとばかしずれがあったのがわかる。

ただし、その日は、そのずれのまま肩に背負ったとしたら、腰にきていただろうねぇ。

少しずつ、すこしずつ、姿勢を支える筋肉が、付いてきて整ってきている実感あり。
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はじめの一歩

2016年02月18日 | 詩吟
菜根譚の授業のあと、大方の人が帰って、2名の女性以外は仲間内という状況になりました。

此のお二人の上達ぶりは目覚ましいものがあります。
一番前の席に陣取ってくださるおかげで、よく声が聞こえて、様子がつかみやすいのです。

お家でも熱心に、テープを聞いたり、音を確かめてくださっているようで、頼もしい限り。
これで、欲を欠いて、芦孝会へなんてお誘いなどしたら、きっと引いてしまうことでしょう。

無理なく楽しくこのペースで、続けることが肝心。
バックアップさんたちには、これからも、無理のない範囲で、参加願うといたしましょう。
何時も感謝しています。

ここ学びピアの研修室をお借りして、はじめの一歩の授業をするのは、今日が最後です。
来月は、北千住の別の施設へ、そして4月からは、新越谷の施設をお借りすることになっています。

今日は、最後の30分余りを残す頃に、部屋にノックがあり、お静かにとの申し入れが、職員の方からありました。

予期したことなので、冷静にお詫びをして、今日が最後です、その部屋の方にお詫びをしてくださいと申しました。

ちょうど、質問への説明が終わった絶妙のタイミングだったので、早じまいといたしました。

声や音を出すサークルの受難は、どこも深刻で、教室難民です。

いつ、お隣からクレームが来るかわからないので、コンディションの良い部屋は、きちんと早めに確保せねばね。
夢組の幹事さんたちも、ご苦労様なのです。
幹事様たち、本当にありがとうございます。
教室確保をしてくださるおかげで、安心して練習ができます。


さて、今日の課題は、珍しく七言の詩「松樗~」です。
詩吟として形になってきたので、是非、お祝いの会があったら、吟じてほしいと思いました。

わかりやすい、『松 秩@梅 亀 鶴 玉杯』のことばは、その言葉がキチンと耳に届きさえすれば、きっと、みなさんやんやの喝さいのはずです。
はっきり言葉を発声することをモットーに、練習を続けましょう。

チャンスは、前髪を掴んでくださいね。


今日は、寄り道もせず帰ったので、洗濯物も明るいうちに取り込んで、鼓太郎とゆっくり遊びました。

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菜根譚 

2016年02月18日 | 論語と
菜根譚 前集139項 

得は際の主、際は徳の奴なり。
才ありて徳なきは、家に主無くして、奴、事を用うるがごとし。
いかんぞ魍魎にして猖狂せざらん。

「人格は、主人。才能は、才能を支配する主人公。
才能ばかりで、人格が備わっていなければ、主人のいない家で、勝手に召使が振舞うことと同じ。その人の心は、百鬼夜行。果てなく乱れるのもしょうがあるまい。」


深い学びの言葉です。もう少し、こなれてからでないと、自分の言葉を繰り出すことができませんので、先生のレジメをすっかりコピーさせていただきました。

「自らの才能だけにもたれかかって、確固たる立場の確立に努めようとしないのは、知らず知らずのうちに邪道に迷いこまざるを得ない。」


私など、才能もないのに、汲々とし、心豊かにあることを忘れがちになるからねぇ。
少しずつ、須藤先生の教えを受けながら、「仁」の心を少しでも理解し、少しでも手に入れたいものです。

自分の様子を振り返ってみると、「奴」の過剰に動く様を容易に思い浮かべられて、苦笑するしかないのです。

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バイバイ

2016年02月17日 | 徒然に日々のことを


Hp「チンゲル亭便り」の表紙が、いまさらどうしたの?

実は、プロバイダーのHPサービスの終了に伴って、今月いっぱいでリンクを外します。
もっとも、外さなくても、自動的にみられなくなるのです。

そして、このページは、お引越しをせず、私のパソコンの中だけで、想い出と、不慣れなパソコンにもかかわらず何とか頑張った記念として、生きていくことになります。

カウンターを付けてないし、コメントも早くから受け付けなくしたので、ご愛顧いただいたかどうか知るすべもありませんが、もし読んでいただいた方がいらっしゃったら、大変ありがとうございました。

不慣れなウランバートル生活の支えともなった家族、親族、友人にむけたメール代わりの情報発信でした。
今は、便利なブログなるものができて、四苦八苦しなくてもよくなりました。


今日は、その作業をするために、ネット検索で見つけたシニア向けのパソコン指導教室に行ってきました。

アップロードした時の、データを失っているし、締め切りが今月いっぱいなので、迷わずプロの手助けを借りることにしたのです。

きっと、大阪の方で、「私に聞けばよいのに」と言っている様なきがしますが。。。

プロバイダー契約満了に伴って、ネット上から消えて、来月には、私しか見られないものになります。

〆て、3,240円也 大事な思い出の保管のための料金と考えたら、安いと思う。


一時は、画面のコピペで、一ページずつ手作業で残すことを考えたのですが、めでたく、HPを閲覧する形のままで、消滅すること無く生きながらえることになった。

チンゲル亭便り・お役目ご苦労! バイバイ


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