風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

能ある鷹さん

2022年07月31日 | 徒然に日々のことを

昨日のこと、順調に入力作業を続けていたのに、キーがしかるべく場所に動いてくれなくなった。

パニックになる一瞬前に、こちらのキーを使ってとの助言。

「能ある鷹さん」に助けられた。

ほー、何事もなく動き始め、何事もなかったの如く、作業は終了しました。

 

「能ある鷹さん」は、ありがとうもいわせないで、次への作業をうながして、

本来の場所へと消えました。

 

それこそ、「能ある鷹」の「能ある鷹は爪を隠す」と言われる所以なのでしょう。

やっぱり、すごい人だったのね。

 

記憶がよみがえった。それは、夫の「テンキーはつかっちゃいけないよ」の言葉。

だから、練習の時は、使わなかった。

だから、失敗するチャンスがなかった。

なのに、本番で、得意ではないテンキーを使う気になったのは、なぜなのだ。

「能ある鷹」さんの存在を示して、賢くなりなさいと教えるためとしか思えない。

 

手伝うということは、本当に仕事ができる人が言い、するものだ。と、

どこかで読んだよねぇ。

一緒になってパニックになってしまうような人は、手伝いとは言わないのだ。

私に、何でもかんでも出しゃばっていい人ぶることは止めなさいと教えてくれたのだねぇ。

 

コメント

平成4年度ポリドール全国吟詠コンクール大会関東地区予選

2022年07月30日 | 詩吟

          関東地区予選結果

  和歌・短歌の部       青年の部

優勝   永田 真由美   優勝   髙司 陽子

準優勝  藤岡 玲子    準優勝  坂内 浩

三位   白田 英夫    三位   藤岡 玲子

入賞   松原 裕子    

入賞   冨安 和雄

入賞   高尾 淑子

 

 

  壮年の部(入賞22名 15位まで本選出場)

優勝   中村 保彦

準優勝  永田 真由美

三位   比樂 雅一

入賞   喜多 百合子

     森住 健二

     島根 晟

     鈴木 万里子

     松原 裕子

     田中 喜三郎

     蒲生 眞知子

     上川 富男

     冨安 和雄

     林 清隆

     竹中 幸雄

     干場 眞知子  以上本選出場者 

     岩腰 道代

     佐藤 健也

     川上 和子

     鵜川 伊津子

     白田 英夫

     澤口 弘

     森川 浩子

     

無事終了ご報告いたします。

 

コンクールは、二部門で優勝準優勝を獲得した芦孝会会員出現。

昨年来のお辛い環境にもかかわらず、負けないで切磋琢磨をなさってき

たことを伺うには十分の成績とそのご様子とに、驚きと感動がありました。

 

夫の作った計算表は、問題なく動きました。

オペレーションだけの私ですが、鼻高々。

裏方の採点作業は、強力なパートナのおかげで何事もなく終了。

「能ある鷹は爪を隠す」の例えの様な人を発見。

一緒に作業をしていて、学ぶこと多し。

他力本願でもお役に立てることには、変わりないとしましょう。

 

この過酷な状況の中、出場者、スタッフ、撮影者、応援の方、お疲れ様でした。

コメント (2)

エクセル計算表

2022年07月29日 | 詩吟

            

明日(令和4年ポリドール全国吟詠大会関東予選)の採点表の準備が整いました。

去年も使った計算表ですが、入力テストをして印刷に至るまでの作業をしていると

気が付くことがあり、手直しをしてもらいました。

最終的には、出来上がった票をプリントして、審査員会議で見やすいものに

し上がっているかどうかです。

去年よりは、文字も大きく整った気がしますが、どうでしょうか。

 

予選大会では、選手も出吟以外の時間はスタッフとして大車輪で働きます。

それが大変なことなのですが、その困難を乗り越えて、精神力がついて行くもののようです。

私のように、「コンクールに出るのに、あれもこれも仕事をしてるのに大変!」

なんて言う人は、一人もいません。

 

私は、採点入力係なので、部屋の外に出ることはできません。

入力に専念していればよいのです。それは私に取っては、好都合で、自分に良く

合った仕事だと思っています。

 

いろいろと、仕事をやるうちにわかってきたことがあります。

そこに長くいると、つい、わかった気になっておりましたが、

わかっているのと、出来るとは、天と地ほどの差がありました。

ちょっと振り返って、あれもこれもはできないということを知りました。

自分の身の丈を思い違いしてました。それを天狗と言うのだろうか。

コメント

孫のランドセルが意匠替えして生まれ変わる

2022年07月27日 | 徒然に日々のことを

    

 

キーホルダーがついていたのね。

年輪が刻まれているようです。

そして、孫のおばちゃんの20年物の竹製の30センチ定規があめ色になって、

リコーダーの袋は、見た通り。   クリックしたら拡大します。

 この裏側を見せたいところですが、でっかく名前が書いてあるので、、

今を生きていたつもりが、6年物、20年物を見せられて、

「過去が積み重なっている」と、思う。

コメント (1)

野田芦孝会長による和歌の講習 中央会

2022年07月26日 | 詩吟

賞状贈呈後は、例によりマスク有りとマスク無しの記念写真。

その後は、いつもの新吟題の講習が、始まります。

今日は、取りあげる吟題が予想されたので、おさらいをしました。

音程の取りにくいこと甚だしい。

       「東海の」 石川啄木

下音から始まって、三の音に到る譜№61-3は、発声練習をしないまま

詠い始めると、声の支えができてないので、三の高さに到達する前に、声が裏返って

バッタリと倒れてしまう。気を取り直して、譜の後半の平揺り部分の音を引く所が豊かな声に

なりません。失敗すると完全に声が裏返り、慌てることに、次に続く「こじまのいその」を

きちんと詠いだせないまま次の譜№60がやってきます。

 

出だしの、最下音の「乙」はもともと音域のない私には、出しにくい音です。

ちゃんと、準備のできないスタートを切ると惨憺たる吟詠になってしまう。

 

そして、会長は、何時になく「滑らかにやわらかく」の言葉を繰り返されました。

私の、今の課題は、半音の移動の音程を正しくつかむということです。

正しい音程を喉の準備のない状態で吟じることは、かなりぎこちない発声となります。

まず、正しい音程を捕まえるまでは滑らかでなくても良いと思っています。

(実を言うと滑らかに詠えないのです。滑らかでなくても良いという言い方は、

かなり粋がっていますね。)

音程を捕まえる前に、滑らかそうに詠うのは、先に行って苦労をしますから、

「正しい音程」にまず注力です。

そして、真っすぐな発声をごまかさないということに注力すると、柔らかさに

欠けた発声となります。

 

今日は、初段免許を頂いたばかりで、和歌の練習をしたことのないIさんが、

ほかの皆さんと一緒に練習をし、ちゃんと詠い上げたのです。

驚き喜び、その指導者である私は、狂気し、いちばん長く拍手をしていました。

漢詩もろくに詠えないうちから、和歌なんてと言うのが、私の考え方が、見事に

されました。

さて、これからIさんの練習方法を根本から見直さねば、いいえ、Iさんのではなく、私の

練習に対する考え方を見直さねばならないことを知らされました。

 

「譜」を正しく詠うことは、一番大事です。

カッコよく流れるように詠うのと、カッコ良く見えて実は、崩れた詠い方と

どう違うのか、分かっていただくには、どうすれば?

正しく詠って聞いてもらうことが、基本なのだけれど、私も発展途上。

その落差を埋めるのは、関吟発行の8枚(和漢名詩選一から七・音階譜名ガイド)の

CDを良く聞くことかな?

そして、正しい詠い方になっているのか、常に自身を振り返り、確かめることかな?

 

今日の「東海の」発表は、いきなりなのです。

コロナ前は、巻頭言朗読から始まって、会歌、会詩の合吟をし、吟の講習は会長と

一緒に発声して居ますから、それなりに喉は、準備できますが、全員合吟を

封じられている今は、いきなり発表なのです。

そして、本日取り上げる吟題があらかじめわからないときは、初見での吟詠です。

 

もっと、日頃声を出すことに、努力しなくちゃねぇと、反省ばかり。

これも、経験と割り切って、私のようにぶつくさ言わないで、みなさん真摯に取り組まれます。

却って、初心者の方が、こだわりがなく詠えるのかもしれません。

 

コメント

中央会 昇段免許授与

2022年07月25日 | 詩吟

第4日曜日東京芦孝会中央会開催日の今日、7月1日付で認定された昇段者に

対する認定証授与式および一吟披露の会。

昇段者が多かったのですが、コロナ感染者急増を受けて、欠席者が増えました。

賞状を受ける方たちは、嬉しそうに意気揚々としています。

やはり、「賞状」は、何といってもうれしいでしょうね。

自分の名前だけがそこにあるというのは、喜ばしい。

そして、初段から、弐段、参段と数字が上がっていくのも、いい気分なものです。

時を置かずに会長自ら賞状を授与し一吟発表をするこの会を設けたのは、

とても良かったと思います。

最後には、写真撮影で前半の予定終了です。

コメント

和歌について 古賀千翔先生

2022年07月20日 | 詩吟

和歌の吟詠を曲がりなりにも教室で取り上げられるように、との一念発起して、

様々な思いに揺れ動いていました。

古賀千翔先生のdvdの指導の音源を聞き直し、カラオケで練習してはいましたが、

自己練習だけでは、満足度が低いのです。

何年も前に、「四万十に」を私の詩に決めてから、何の進展もなく無為に日々が

過ぎさり、発声にも問題がおきたりしていました。

やがて、去年の古賀千翔先生のzoomによるご指導を受けてから、また、少し前進した気分。

小さいながらも手ごたえを感じていました。

 

今、一番気を付けていることは、三半 三の音程を確保すること。

はじめの言葉の、子音を意識して発声し、聴きとれる声を出すこと。

 

そして、整体的により胸が開いてきたことと相まって、弱い音、低い音

前に出るはっきりした発声のコツをつかみつつあります。

すると、和歌への思いがどんどん膨らんでいきます。

その思いが実現して居るのかどうかは、録音に頼らずどなたかに聞いていただくこと。

和歌だから、優しく愛らしく吟じるのではないこと、詩吟を詠うこと。

 

苦手意識を無くしたら、上級の吟詠ができていなくても大丈夫。

教場でも取り上げらるようになる様心していきます。

その気持ちに、踏ん切りをつけたのが、先日の和歌を披露し一度は落胆をしたものの、

その数日後にほかの方のご意見を聞く機会を得たときのことです。

彼女は、いつもそうなのですが、細かい部分を良く聞き分けていました。

 

そして、自分なりに和歌の魅力を受けとめて、言葉にして下さいました。

漢詩と和歌の違いもきちんと受け止めていました。

その彼女は、私の吟詠がすきだといってくれているので、危ぶみました。

けれど、良く言葉をきいていると、ただやみくもに褒めてくれたのではないことが

分かったので、随分と励みになりました。

これが、本物になるよう、また、裏切らないように切磋琢磨です。

まず、本音を言ってくださるどなたかに聞いていただくことです。

機会を探してみるとしましょう。

 

コメント

素敵な感性

2022年07月18日 | 詩吟

東京芦孝会毎月発行の”KANGIN TOKYO NEWS”の8月号ができました。

今月の第4日曜日は少し早めの24日です。

それに合わせて配布するため、早めの校正の作業がはじまり、8月号の記事を読んでいます。

先月号はお休みだった「私の好きな一詩一吟」に素敵な文章掲載。

素晴らしい感性のそしてそれに負けない文章に、ほれぼれしました。

このような女性ならではの表現は、なかなか、お目にかかることが出来ません。

たまたまの投稿の時の一つの詩だけでなく、数多くの詩をもっとたくさん

読み聞かせていただきたい。

 

そして、このような感性を持たぬ私への啓もうに、ご尽力願いたい。

彼女とは、初心の頃と違い、東京芦孝会中央会で、あわただしくすれ違ってしまうので

その片鱗さえ知らずにいました。

     勿体ないなぁ...

 

KANGIN TOKYO NEWSで才能発見、端近に携わっていて、喜びでもあります。

(ほかの場で、既に発揮なさっているのであれば、お教え下さいませ。)

 

コメント

吟友草加 和歌を詠ってみました

2022年07月14日 | 詩吟

吟友草加が順調に励んでいます。

初心者と経験者が程よく混ざっていますが、初心者に特化した練習に重きを

置いています。

後半の個人練習では、少し突っ込んだ内容も出てきます。

初心者は、あっけに取られたり、今に後をついて行くぞ!と励みにしています。

 

このような構成ですと、初心者は、気が急くことでしょうが、それは、やる気の証です。

がんばれ!わたしもがんばる!

 

今日は、時間のゆとりがありましたので、私が今取り組んでいる和歌を詠わせてもらいました。

テキストが手元になくてただ聞いているのですから無理もない感想でした。

自身としては、細かい吟法などかなり正確に、古賀先生の教えを載せて詠えたと自己批評でしたが。

 

生徒さんの感想は、「元気すぎる」なるほどねぇ!そうか、私の自己満足でした。

 

古賀千翔先生のおっしゃる「和歌と雖も繊細な声ではなくパワフルに」という言葉に

力を得て、練習を続けていましたので、 ここ、関東では、さもありなんとの感想です。

 

と、言うのは、少々粋がっていますが、終わった後の沈黙がなにはともあれまだまだ

ということを示していました。

漢詩の吟詠の時は、思わず拍手を頂いていたのですが。。。

今でも、あの微妙な沈黙をおもいだします。。。

 

さて、私の「和歌の吟詠」を探し求める旅が、表に出したことで、本格的に始まりました。

時々、素人受け、玄人受けという言葉を使うことがありますが、これは、生半可にかじった者の

負け惜しみであると実感しました。

「いいものはいい」のです。  まさに、「ダメなものはダメ」でした。

コメント

グッとくる写真

2022年07月13日 | こたろう

写真を整理して居ました。

こたろうさんが、お茶目で障子を突き破ってあちら側に行ってしまったところ。

いつもいつもではないのですが、爪痕ではなく、こんなに大きく破ったのは、

この時一回限りでしたよ。

 

そして、次の写真は、痛みがなくて、乗馬に耐えられる膝だったときのもの。

思わず、胸にグッと来て、アップしてしまいました。

        こんなときもあったねぇ!

コメント