風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

胸椎の一番上

2024年05月24日 | 体を整える
きょうの山田先生の施術でやっと「胸椎の一番上」を認識しました。
ほんのちょっとの動きで、胸椎の一番上がそこだと体が理解しました。
そして、頭を前に傾けたり、後ろに傾けたり、右や左に傾けたりしながら、
そのポイントを外さないで動かすことが出来ました。

このポイントを外さないで動かす事はとても大事なのです。
今日の「やっとわかった」に至るまでには長い道筋がありました。
私にとっては、紆余曲折のように思える道筋ですが、山田先生は、私の体を
診ながら、しかるべく進めてこられたと今、やっと理解しました。

体の何百何千とあるジョイント部分が、影響しながら、反応していくわけです
から、それから次へと連鎖がつながるには、自分の体を良ーく観察する
ことが大事です。

そのかかわりについて、納得できた時、井本整体の極意が更に更に発揮され、
先生の施術とオーダーメイド体操との両輪が回り始めます。
そして、私の努力次第で加速してくるのだという事が、わかりました。

胸椎の一番上にたまったストレスを排除して、胸椎から頸椎への滑らかな
ラインが出来上がるのは、あとどのくらいだろうか。
以前あった瘤のようなものが目立たなくなって、かなりすっきりしました。
完全になくなったら、どれだけ後姿が美しくなるだろう。
さらに、肩甲骨が中に寄り、胸骨が上に上がり、胸の共鳴容積がおおきくなり
その楽器の持つ最大の豊かな音量が詩吟となって詠いだすのです。

少しずつ手ごたえを感じてきているこの頃、感覚的な言葉使いでそれらを表現
するために、頭脳で判断する人たちには、理解できないことが多く、拒否感を
抱かせてしまう事が私のやり方の最大の欠点です。
それでも一部には、云々とうなずいて居る人もいるので、まず、うんうんと
言っている人から、もしお望みであれば解決していきましょう。

大きく響く声を一緒に探りましょう。
頭で理解するよりも体が反応するように、物事を進めていきたいと思っています。

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胸のこわばり

2024年03月09日 | 体を整える
体調が上向きになるにつれて、声が楽に出せるようになってきました。
そして、足湯、肘湯を丁寧に行うようになっていびきもなくなってきました。

心を込めて世話をしてあげればよい循環が生まれてくることがわかります。
今まで、朝と寝る前の5分ほどの体操も滞りがちでした。
自分の体を過信していました。

少々手を抜いても、すぐに回復出来ていたのは、昔話。
日々新たに心を込めて続けることが、欠かせなくなりました。

今日の施術では、胸のこわばりがかなり取れてきているようでした。
ちょっとした調整を施すことで、腰の安定が良くなりました。

腰がよく支えてくれたと理解するのは、翌朝になってからのこと。
めったやたらな腰の体操をするよりも、もっと効果の上がる体操を教えて
下さったおかげです。

その体操は、今までにないほどのフィット感のある動きが家にかえってから
再現することが出来ました。
オーダーメイド体操というのは、このことなのだねと

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余りに悪い体

2023年12月15日 | 体を整える
今日の整体、開口一番「とても体がさがっています」
せっかく上がりかけたのに、よほど心身に負担のかかる日々だったのですねと、
山田先生は、理解しました。

体のサインは、痛みから始まり、無症状になるものなんだ。
ほんとうは無症状なのではなく、自分が感じることが出来なくなっているのです。
せっかく良好に調整したからだが、あっという間に元の木阿弥となり、今朝の
目覚めはインフルエンザに罹ったのかと思うほど、体の節々が痛かった。
今日の山田先生の施術と体操の指導とで、かなり上げて頂きました。

昨日の練習中に起きたことは、「なんだか調子が悪くて」としか表現できな
かったのですが、それほど悪かったのだとやっとわかる。
朝起きた時の節々の痛みは、両方の骨盤の付け根に問題があり、相当歪んでいたらしい。
先生の誘導により、その歪みの直し方を手を添えて教えて頂き、「あ、ここ」
といえるようになり、そのポイントを外さないように伸ばして行くという
少々難しい動きをちゃんと意識して行うことが出来ました。

それはさておき、そのような時は、内くるぶしの真ん中くらいまでのお湯で
足湯をなさいませと、教えて頂きました。
熱タオルよりも効果があるそうです。
早速、帰ったら足湯をいたしましょう。

これだけ荒れた体の施術の後は、こんかぎり疲れてしまうので、カラオケは
止めてまっすぐ帰ることにしました。
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顎の位置と肩甲骨

2023年10月27日 | 体を整える
肩甲骨廻しを習いました。
詩吟体操で肩甲骨を中に寄せる動きをしているとは言え、どの程度の
効果をあげているのか、先生はどのように受け止めているのかは、
お聞きしたことはありません。
先ず、その体操の一部始終を、耳と体の感受性を尖らせて一つも逃さ
ないぞと懸命に受け取りました。
先生が、手を添えて動き方をあれこれと指示して下さるので、その動
きの意味までも体にしみこむ感じがします。

肩甲骨回りの塊が取れて緩んでくると首が楽になりました。
あぁ、こんな風につながっているのねと、一つを改善すると二つ目
三つ目と連動して心地よくなるものだと、またしても感じました。

そして、最後に、顎の位置を直されました。
最近、後頭部と首の凝りが気になっていました。
その事は先生は、伸びやかな声を出すには正さねばならないことは
先刻ご承知だったようで、おそらく、今日の肩甲骨まわしでその周辺
が改善され受け取る準備が出来たと判断されたのかなと思います。
先生が両顎に添えた手の角度を示す動きはごくわずかです。
それでも、後頭部へのつながりが、ほんのちょっとでもこだわりを
産むか産まないかの大きな分かれ目となっているのを感じました。

ほんの少し角度を変えるだけで、喉が開き、頭から腰へと繋がって、
繋がるからこそしっかり支えることが出来る。
そして、丹田へと降りてくる感覚を容易に受け取ることが出来ました。

顎の角度一つで、無駄な力がかけることが無くなり、強張りを産む
ことなく伸びやかな声が出せそうでした。
帰りに一人カラオケに行ってその動きを確かめ声を出し期待通りに
詠えるかどうか確かめるのが、ほんとうに待ち遠しかった。
そして、その角度を先生の手が無くても再現できるかどうか、
心配でした。

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肩甲骨の中

2023年09月29日 | 体を整える
山田先生のことばと手の支えによって、肩甲骨の中にある凝りに到達。
「凝り」は、潜んでいるために、探り当ててあげる必要があります。
そこにわずかな腕の重みをかけてあげるだけで、その凝りが和らいできます。
今までは、いろんな個所の凝りについて、いろんなことを学び、改善しながら
体の動きやかかわりを学んできました。
その因果関係や、とても遠くから影響が伝わって影響しあっている事など、
今日ほど、はっきりと自覚したことはありませんでした。
感受性が高まってくると、自然にその凝りを感知することができ、体が自然に
動かしたくなるのです。
そして、その動きが自然に解消へ、解放へと広がって行きます。

今日は、いつも指摘される肩の内巻きが、かなり改善されてきました。
この位置にこんな形で、収まると良いとの言葉は、納得できました。
これで、家に帰っても、忘れないで教えて頂いた体操の正しい方法が、再現
できそうです。
頭で覚えた手順は、なかなか功を奏しませんが、言い続けて、耳から体に
届けてあげるのです。

9月に入って膝の痛みが和らいできました。
股関節 膝 足首が連動していることがある日突然わかってしまいました。
内殿筋に力が付いたこともなんとなくわかってきて、漫然と動かしていた膝
の着地時の角度が毎度異なっていたのがわかる。
異なっているのがわかって初めて、この角度で着地すると痛みが起きるという
事が、分かりました。

筋力が多少なりともついてきたことで、正しい角度に持っていくことが出来ます。

何も考えずに最高の体の動きが出来ていた柔軟な体だったころと違って、
いろんなところが微妙にずれてきて調整が必要になって来ます。
そのように変化した体は、ねじを締めたり叩いたりして定位置に戻す作業が
必要になってきます。

人体力学とは、そういう知識なのだと、おぼろげにわかってきました。
ほんの少しの労力で、特別な事は何もないのに体が正しく健康に保たれるとは
なんてすばらしい健康法なのだろうと思う。



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肩甲骨

2023年07月28日 | 体を整える
今日の施術では、肩甲骨をもっと内側に寄せましょうと、肩甲骨の内側の塊の
をほぐしながら、体操の起点の持っていき方を教えてもらいました。

さらに、左肩の内側の塊を感じるようになり、そこを起点に引きあいの体操も
指示していただきました。

この体操をしていると深く息が入ることを実感します。
これまでで一番深い息と思えました。体が喜んでいるのがわかります。

そして嬉しいことに、膝の痛みがほとんどなくなりました。こんなに湿度の
高い時なのに、肩甲骨が中に寄り,巻き肩がほんのちょっと良くなったことで、
腰がよく支えてくれるようになったのでしょう。
足の運びが良く鳴り、太ももの前も後ろもしっかりと伸びて十分に支えられる
ようになったからなのでしょうか。

最近は、私の短絡的な考え方を助長しないように、先生は、容易に御返事を
下さいません。
よほど違うことを言わない限り、あいまいな返事。
決めつけてはいけませんね、と沈黙で教えます。



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詩吟体操 胸骨

2023年07月25日 | 体を整える
詩吟体操の始まりは、なるべく体に添って腕を持ちあげる。
肘から持ち上げると楽ですが、それではこの体操の良さが半減します。
指の先から上げていくようにすると、腕とはなんて重いんだろうと思います。
その重さを感じながら、脇も一緒に誘いあげていきます。
そして、今度は、その重さを胸骨で受け止めます。
それを実感するには、反対の手の指先を胸骨に置いて、腕を回して行くと
実感できます。

此の胸骨を感じることが出来ると、しぼんでいた胸が巨大な空洞となります。
喉を大きく開けてと言うと、喉に力がかかってしまいます。
胸骨を感じて、そこを視点にやじろべぇのように両手を開いて、小さくゆすると
胸骨が持ち上がる感じがして、結果的にバストアップします。

胸骨に与えた緊張の力を抜いた時、より開放されできた大きな胸の空間に
どれだけの声が響いて、相手に届くだろうか。

その次に、手のひらを返したときに肩甲骨へと導かれていく様子は、
小指から肩甲骨へと電気が通じるようにつながっていくと、次の体操への
理想的な始まりとなる。
次の始まりが、次の緊張と解放を呼び、また次へと。
この体操の本質を、ほんとうに説明して理解していただくには、長い長い
時間がかかります。
完璧に出来なくても、することに大きな意義があります。
体感するのは、女性が得意ですが、男性にも体感していただくのには私の
伝える力が足りないと感じることが、しばしば。
それでも、あきらめないで、続けて行く。実感できなくても、体には着実に
良い影響が届いているはずです。


23日は、会の始まりの体操の時、初めて、胸骨に言及しました。
理想的に喉が開くと、楽に声が出て大きく響きます。
この姿勢を保つのには、背筋の支えが必要と感じます。

先日山田先生の発声のための筋肉は腹斜筋と背筋であるとの音楽の講義で
習ったということを思い出し、このことをどのように伝えたらよいかを
考えました。
力を入れるのと、支えるのとは、的確に伝えないと誤解が生じます。
これは、思ったより難しく、力を入れると取られたかもしれません。

生半可にわかった体のことだから言葉にするのは、まだ、早かった。
ただ、体操のかたちを知っていただくことの方が、感覚的には正しく
伝わったかもしれない、想像すると言葉の危うさを知る。

前回の、吟友草加での体操は、効果的に伝わったと思ったのですが、
次回のお稽古で、確かめてみましょう。

体は楽器、理想のかたちをまず自分に。
きゅっと力を与えた後に脱力することが大事。
力を入れるのが重要なのではない。力を抜いた後の連鎖が重要。
今ある楽器の最高の力を引き出したい。
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体に芯ができてきました

2023年05月13日 | 体を整える
体の動きのバロメーターとしてその階段は私には大事なのです。
今日もその階段の登り具合を伝えた私の言葉を参考にし、施術による診たてと
あわせて山田先生から今日のポイントを伝えてくださいます。
それで、わかった事は、右側の腰の力が強いけれど、お尻の支えが弱い、
さらに左側は、腰の力は弱くて、お尻はの支えは強いのだと。
それで、腰とお尻はつながっていても別々に動くことがわかりました。

体の微妙な動きや力のかかり方、かかった力に対する支え方伝わり方が、
どんどん増えてきて、なんだか迷子になりそうです。
膝にかかわる力の伝わり方が、また、複雑になり、言葉では説明が不可能と
なり、体の感じる直感を大事にして行くしかないなぁと思う。
言葉や文字の説明より、体が感じて欲する方向を良く感知することです。

そして、翌日、不思議なことに、今一番履きやすくて歩きやすい靴よりも、
下駄箱に眠っていたスニーカータイプの靴紐をしっかり縛って歩くと、膝の痛
みがほとんどなくなることが偶然わかりました。

いろいろと推理してみると、紐をしっかりと結ぶことで、足が正しい位置
あるいは一定の位置に着地するということ。
若いころの柔軟なひざは、どのように着地しようとも、修正して次の
踏み込みと足のけりが一定に保たれました。
だから、段差も傾きも、何のその、自然に微調整をして、すいすいと
歩けたのです。うわー。すごい発見だ。
次回の施術の時に忘れないで、お尋ねすることにしよう。

下駄箱の断捨離で、危うく処分されかかったスニーカータイプの靴は、
これからどういう脚光を浴びることになるだろうか。

更に、太ももの前側を伸ばすようにすると良いとも教えて頂きました。
しっかりと足を支えられる靴を履くことにより、日々歩きながら伸ばして
いると、さらに、良いことが起こりそうです。
特に女性は男性より縮みがちなのだそうです。
嬉しいのは、ヒップアップするのだそうです。ヒップアップすれば
バストアップにつながり、一段と姿勢が良く鳴ること請け合い。
詩吟体操に付け加えることがまた一つ増えました。
詩吟体操の奥深さに、感動すら覚えます。
これから、更に、何が付け加わってくるのやら。

今日の施術で、体の芯が出来てきたことがわかりました。
体の芯が出来てくると、心身が安定するのです。
まだ気持ちはよろよろしているつもりなのだけれど、体は、もう前向きに
動きだしたようです。

そうなると、思い切った決断が出来るようにもなるそうです。
自分が信じられると、ボーダーを踏み越えることもやってしまえるよね。

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ねじりの体操

2023年04月15日 | 体を整える
季節の変わり目の特徴的な体の様相を呈しています。
特に、左骨盤あたりに問題があり、それに特化した体操を私向けに指導を
頂きました。

初めは右手と右足、次はクロスで右手左足、次に左手右足で引きあいました。
この引きあいの体操は、最近やっと形になってきました。
決してダメとは言わない先生が、「そうそう、よくできてます」とおっしゃる
回数が増えてきたので、そうなんだなぁと、思う。

今まで、力が入らなかったり、こつんと当たるという感覚のないところは、
問題がないと思っていました。
そうではないということが、やっとわかってきて、分かってくると体操が
ただ形をまねるのではなく、ちゃんとした意味を持ってしかるべく動かす
それが、分かってくると面白いようには重要なところに焦点があたるように
なりました。

体は、全体が繋がっているので、連鎖を起こしながら体が変わっていきます。
良い方にもわるいほうにも、これも螺旋の考え方かもねぇ。

華雋先生のYouTubeを見ていると、正に、螺旋を思う。

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こうもり様体操

2023年01月14日 | 体を整える
左右の股関節の可動域が広がっていくのを日々感じています。
それに伴ってか、足のむくみが無くなってきました。

今日は、膝の上と下が正しくつながるように、オリジナルこうもり様体操を
ご指導いただきました。
手を添えて、膝の上と下の部分が、正しくつながっていると感じられる位置を
実感し、そのまま上げていた膝を下ろして行きます。
同時に、上に揚げた両手も引きあうように伸ばしていくと、自然に
背中のアーチが出来ます。
先生が敷き布団との間に手を入れて、ゆるゆると出し入れが出来ています。

背中のアーチがなかなかできなかったのが、難なくできるようになっている。
がんばって頑張って、それでも手が入らなかった時期が長かった。

股関節が滑らかになると、気が付くと足首も良く回るようになっています。
繋がっているなぁと、また思う。

施術後駅への道すがら、膝の上と下のつながりを保持している間は、膝の
痛みは起こりません。
そして、足の運びもすいすいと進みます。

少しずつずれてくると、痛みが起こってきて、いや、そうではなく痛みが
起きてき始めて、ずれてきたことがわかる。
立ち止まって、さっきの施術で実感したつながりを思い出す。
なかなか難しい。
あんなにきれいに痛みがなくなったのになぁ。
今夜も就寝前は、まじめに体操をして、その形を体に叩き込むぞ。
痛みのない歩行は、幸せだもの。
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