風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

反町に会った?見た?

2006年07月26日 | チンゲル亭裏日記

夫と待ち合わせをして、ランチをしました。

帰国前だから、日本人シェフの居るアンティーク パブに行きましょうということになりました。
40日間の不在ですから、なんとなく、こちらに居ないからねというのを知っておいてもらいたいという気分でした。
ですから、反町がくる可能性のあるお店ということがすっかり頭にありませんでした。

夫は、味噌うどん、私は、大根おろしのかかったハンバーグを食べかけたとき、若者が入ってきました。
もしや?と思って振り返ったら、袴田さんと野村さんとが見えました。
そして、私たちの隣のテーブルに座った彼らのうちのもう一人が私の左正面に座りました。
あんまり見ちゃいけないと思いつつ、そっと見るとその彼と目が合いました。
あれ?袴田さんより輝いてないけど、「そ り ま ち ?」あ、やっぱりそうだ、スゴーイ、映画の主役が私のそばの手を伸ばせば届かないけど、はっきり顔の見える位置に居るぞー。

私の脳みそがそれと認識して、笑顔をしようか会釈をしようかと迷う一瞬、彼はすいっと目をそらしました。

それからが、彼のファンでもないのに、意識してしまって、ご飯を食べ終えるのが長く感じたこと。
ファンでもないのに、そんなに意識しなくてもいいのに、有名人がそばに来ることってあまり経験が無いので、ハンバーグを取り落としたり、してしまった。(^_^;)

夫に、小声で反町だよと告げると、その辺のことに疎い夫も、まぁまぁのタイミングで反応を示し、ゆっくり視線を反町の方に向けました。
「うん、そうだね」

ながーくながーく感じた食事の間に、もう一度だけ、反町の顔を見せてもらおうと、左を向いたら、また視線があっちゃった。
また、今度も、笑顔が会釈か迷う一瞬に、視線をそらされてしまった。(笑)
まるで、無作法なおばちゃんだ。
結果的に、じろじろ見てしまったんだよねぇ。。。

いろいろと役つくりも大変でしょう。暑い中を、衣装を着て演技するのも大変でしょう。
お疲れ様、いい映画に仕上げてください。

でも、やっぱり、袴田さんの方が私は、いけてると思う。(^^♪
私には、オーラが見えるもの。
野村さんは、もう少し上背が有ったらなぁ。

意外と、精彩を欠いていた反町でした。
でも、フィルムの上ではすごいんでしょうねぇ。
映画が楽しみですが、私たちの帰国のころは、もう上映してないかなぁ。
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ナーダム競馬

2006年07月26日 | モンゴル風景
7月12日の競馬の写真は冬のものでしたので、これも絵葉書からですが、夏の競馬の様子を、お見せします。


自分で撮った写真でなくて、申し訳ありません。
子供と馬たちが、命をかけて走っています。
けなげで、かわいくて、一生懸命で。
涙が出そうになります。


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日本語学科の学生さんたち

2006年07月25日 | チンゲル亭裏日記

日本企業の子会社に働く彼女は、シーズンと言うこともあって、連日残業。
それも、午前様という日もあるとか、ご両親はあきれて、やめなさいと連日のように言われているそうです。

そのツォルモンが、駆け込みで会いにきてくれました。
仕事の話、上司の話、同僚の話、日本人とモンゴル人の話、同級生だった友達に電子辞書を買ってと頼まれた話、成績が良いはずと思っていた人が案外そうではなくて、陰で遊びまわっている話。
彼女は、卒業のとき上位10位の成績で、アメリカ式の帽子とガウンを着せられて、壇上で学長から卒業証書を受け取ったそうです。
その10位の中に、顔見知りの学生さんが4人居ました。
物浮カしない彼女たちは、自信があったから、私とも臆せず日本語で話ができたのですね。

いろいろと、おしゃべりするうちに、彼女のお母さん像や家庭の様子がとても堅実であることが見えてきました。

仕事もしっかりやっているようだし、モンゴル人として誇りを持ち、同僚や同じ職場で働くモンゴル人も同じ立場と日本人に、物申したりもします。
通訳をしていると、つい、自分が偉くなった気になって、同胞のモンゴル人を見下すようになると言う話を良く聞きますが、彼女は、どうやらそうではないようです。

日本企業に働くからといって、鼻持ちなら無いモンゴル人にはなっていないようですし。
賢い女性です。

もう一人、チョカは、家族と、フブスグル旅行をしたそうです。
まもなく日本留学を控えて、その前に、楽しい思い出をと言うことになったようです。
今は、お母さんのところに居て、会うことができませんでした。
得るディネットのナーダムも楽しんだそうです。
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準備完了

2006年07月25日 | チンゲル亭裏日記

あとは、冷蔵庫内の片付け。
大家さんに鍵を渡し、時々チェックにきてもらうことになりました。
その、ついでに、植木の水遣りもしてくれるとのこと。
大家さんも安心でしょう。

泥棒さん、金目のものは、ありません。
日本人のアパートで狙われるものは、パソコンです。
パソコンは置いていきません。
後は、大家さん所有の大物家具だけですから、入っても、簡単に持ち出せて、売れるものはありませんから。
入っても、無駄ですよ。

いたずらされないように、ご苦労さん料金を、引き出しに入れてありますが、入るのは無駄ですよ。
鍵も、補強しましたからね。

どうか、入らないでください。
大家さんの幸せのためにも、お願いします。
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間もなく。。。緊張

2006年07月25日 | チンゲル亭裏日記

夫の実家へと旅立つ日が、近づいて、日々どきどきしています。
長い間、母の介護を名目に実家へ行くことも無く過ぎてしまったことを、今更思っても仕方の無いことですが、これから夫の母と夫と3人で過ごす20日間を思うと、心配が先にたってしまいます。

母と私のことだから、いざ、会ってしまえば何とかなると持ち前の楽天主義の方の私が「大丈夫」と自分自身を励ましています。
母の言葉に甘えて、自分の母の介護に専念するあまり、つまりは、ほったらかしになっていたのでした。

一つのことしかできない性格の私には、これしかなかったと思いつつ、夫も親族の方たちもよくそれに我慢して来てくれたことか。
フットワークの良い長女が、大好きなおばあちゃんのために、私の代わりを務めて、会いに行ってくれたものでした。
夫も、出張の合間に「俺が行っても。。。」と言いつつ、足を運びました。

夫と娘に感謝。黙って、私の介護を応援してくれた母に感謝。
子育て、母の介護、夫のモンゴル滞在、今度は、やっと母の番です。
見事にひとつずつしかやってきていないこと!
友達はその何役も一度にこなしてきていると言うのに。

長い間、お待たせしました。
来年、4月には帰国です。それからが本当のお母さんの番ですから、もっともっと元気でいてください。
不肖の嫁を、○○家の嫁さんにする特訓がやっと始まりますよ。
結婚して、34年目にしてやっとですね。
まず、梅干のつけ方からはじめますか。それとも。。。
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お店の人たち

2006年07月24日 | UBから
最近、買い物に行っても、食事をしても、店員さんやウエイター、ウエイトレスの、愛想がよくなってきました。

今までは、接客の悪さは、それが高級とされるホテルのレストランであっても、不快に思うことが多かったのです。
ここは、UBだからとあきらめ始めていたところでした。

少しでもたくさんお客を呼び、少しでもたくさん物を売るために、経営者も、勉強し始め、良い接客の意味するところ、影響力を理解してきた結果なのでしょう。

「申し訳ありません、ありがとう、さようなら」の言葉が、耳に心地よく感じます。
そして、座っている客に身をそびやかして、尊大な態度だったのが、最近小腰をかがめるところまで行かないけれどその様子が見え始めたことが、目を見張ることです。

少しずつ、UBも住み心地良くなってきているのかなぁ。
それとも、愛想をよくされて、つい、財布の紐を緩める結果になっているのか。。。

誇り高いモンゴル人の意識改革をしたきっかけは、誰で何だったんでしょうか。



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水差し

2006年07月23日 | UBから

 Antique shop を冷やかしていて、銅製の水差しを見つけました。
といっても、これはちょっと前までスーテイ茶を注ぐために日常使われていたものですから、どこのお店にも置いてあります。(高さ、30センチあまり)
お花を習う娘へのお土産です。どんな花を活けてくれるでしょうか?

カセットテープのケースの上において写真を撮った獅子は、一目で、気に入りました。
緑色の部分は、モンゴルで取れる鉱石です。その他の部分は銀細工です。
右の獅子は、子供を抱き、左の獅子はお金を手にしています。
我が家の守り神になるでしょう。(^^♪
亡くなった父の好きな獅子でもあります。



アンティークではありませんが、鉱石といえば究極のアンティークですから、一緒にお見せしましょう。

れっきとした宝石店で見つけた、モンゴルの国の形をした石の上にゲルの形の石をあしらってある飾り物です。



モンゴル国の形をした台石は、ノゴーン ハシです。
ツァガン ハシはフブスグル産です。
ノゴーン ハシは、モンゴルで最もたくさん取れる鉱石です。


       お値段  
水差し 30ドル (同じくらいのものが国立デパートで6万トグルクでした)
獅子  40ドル(ペアで)
モンゴルとゲルの鉱石  1万3千トグルク


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テレルジ乗馬

2006年07月22日 | 





 見渡す限りの花に圧唐ウれました。今までは、緑色のテーブルクロスにャcンャcンと水玉のように散らばっていた花でした。
今日は、緑色のクロスをさっと引きはがして、下に隠れていた細かい花柄のテーブルを見せられたような、まるでマジックでした。







今日は、絶好の花日和。そして、トレッキング日和。
うす曇のちょうど良い日差しと、夜半の雨でたっぷり水を吸った花たちが、ほんとに美しく咲いていました。

今日も、先週にもまして花がますます今を盛りと咲いています。
道すがら、車を止めて、今日は馬に乗らなくても、この花を見られただけで十分と言いながら、写真を撮り、歓声を上げ、花を見、また花を見ながら、なかなか、牧民さんの待つゲルに到着できませんでした。

途中、日本からの団体さんがリュックをしょって、花見トレッキング中でした。
お互いに今見てきたお花畑の美しさを、知らせあいながら、すれ違いました。

さて、今日は、モンゴル鞍しかないというので、私は念願のモンゴル鞍の馬に乗りました。
前後を挟まれて、安定し、あぶみに乗せた足も無理なく屈伸できるので、20キロのトレッキングがとても楽でした。
乗り手が、心地よかったから、馬もパートナーさんたちと良く足並みを合わせて、走りました。

今まで帰りは、へとへとになっていたのが、十分余力を残して帰着することができました。

花もさらに美しく、馬にも気持ちよく乗ることができて、最高の気分で一日を過ごせました。

来週から当分の間お休みするので、良い締めくくりでした。



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骨董屋

2006年07月20日 | チンゲル亭裏日記

前回行ったときに、水曜日の今日別のものを持ってくると言う約束だったんだけど、行ってみたら、もって行くのは5時になると言う。

冷やかしと思われたらしい。
そして、証明書を書くのにもう一日かかると言う。
安いものなので、税関で引っかからないとは思うけれど、もし、没収されたり違約金と言うことになったら、悔しい。

骨董品の持ち出しについて、もっと、調べてみなくてはね。

店の主人も、野良りくらりと逃げるのは、証明書を作る手間を惜しんでいるのかも。
確かに、もともとそれほど高価ではないものを値切ったしねぇ。。。

気に入ったものだから、根気良く足を運ぶとするか。

しかし、この店、何人かで、このスペースを使っているらしいし、外からの持ち込みもあるようでした。
店の人でもないのに、夫に品物の売込みをしました。
店の人も、当たり前にしていたので、こんなことOKなのね。

別の店では、これは自分のものだから値引きできるけれど、もう一方は持ち込みの品だから、これ以上は値引きできないと言う場面がありました。

その、ふらりと入ってきた店の人ではない男の人は、商品を持ち込んでくる人だったようでした。
接客している店員のそばから口出しをして、手持ちの品をセールスするなんて。面白い。
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友達の掲示板

2006年07月20日 | チンゲル亭裏日記

心に深い穴を抱えてしまって、私の心のよりどころでもあった、介護のHPを閉じてしまったお友達。

残された掲示板に、「訪れる人がなくなったら、閉じようと思います」と書いてあるのを読んだとき、「うん、そうだね。それがいい」とその時は、思いました。
そのまま、静かに終わるのが良いと、彼女がそう思うならと思って、書き込みをしないでいました。

時が過ぎて、今はせめて掲示板だけでも残ってほしいなぁと、思うようになりました。
まったくの私信のメールと、たくさんの読み手を意識しながら書く掲示板とは、おのずと役割が違っていてそれぞれのよさがあると思うのだけど。。。

それで、最近愚にもつかないことを書きに行きました。
大ひんしゅくを買ったか、それとも、お気楽、お気楽とプッと笑ってくれたか。。。
幸い、掲示板には、次の書き手が現れ、まだ終わりにはならないようです。

それぞれが経験している介護は、100人いれば100通りの介護の様子が有り、その卒業後の思いや環境もそれぞれ違っていますから、経験者であっても、共有できる思いはほとんど無いかもしれません。
ただ、急がずあせらず、心身の建て直しができますように。
そして、もし、それに何か手助けすることがあるなら、少しでも早く気づいてあげたい。
と、そう思うのです。
そっとしてあげたほうが良いのかなぁと、迷いはありつつですが。。。。。
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