風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風7月2回目

2013年07月31日 | 詩吟
10月は,夢松風のメンバーのはじめての昇段試験がやってきます。
入会1年で昇段の資格ありですから、今春の受験でも良かったのですが、夢青葉のときの受験タイミングと同じにしました。

松風は、月に2回の練習をしているのですから、夢組として同じに合わせる必要はなかったのですが、先輩に合わせて秋の受験としました。

締め切りは9月の中央会ですから、まだまだ先なのですが、申し込み用紙を受け取ったので、さっそく、記入してもらいました。
きっちりと保管しておきます。

今日の課題は、芳野懐古 河野鉄塔作 転句の切り回し揺りは、二回目なので、前ほどには手こずりませんでした。
一度ならった記憶は、ちゃんと身の内に残っているものです。

教室を続け練習をを重ねねることで、一つ一つの吟法を柔軟に乗り越えるようになりました。

切り回し揺りのように、松風さんには、覚えにくいものは、無理をせず保留という形が取れるようになったのも、おさらいの仕上がりに完璧をのぞまなくなったということでしょうか。

これは、将来的にどう影響が出てくるのか、わかりません。
未熟のうちに、きっちりとおぼえこませる方式は、拘ってきた割には、結果が出てない気がしてきました。
緩く覚えておいて、次の機会にランクアップする方式は、他の教室で行っている方式。


さて、昇段試験の練習は、それぞれが選んだ詩は、「半夜」と「芳野懐古」
両方とも、平引き揺り上げの吟法があるので、ちょっと挑戦です。二人一緒におさらいができるので、練習には、もってこいでした。

もう一人のメンバーは、最近仕事が始まったので、お休みしています。
お休みに入る前に、1年を経過していましたから、受験資格は、あります。ぶっつけ本番にならない程度に練習ができれば、一緒に試験を受けられるのですが。
仕事は、何よりも優先せねばなりませんから、こればかりは、ご本人のお考え次第です。



今日の、練習はメンバーの都合で、30分遅く始まることがずいぶん前からわかっていました。
それで、ちょっと苦戦をしている、女性にその30分を提供して個人レッスンに充てさせてもらいました。

30分で効果を上げるには、考えました。一つの吟法に焦点を当てて練習をすれば、はっきりと効果のあると感じられる練習になったことでしょうが、まず独吟をしてもらって、今の彼女に必要なことは何かと聞いたら、それよりも、必要なことが見えてきました。

姿勢をただして、腹に力を入れること。しゃべる声は力強く大きい声なのに、それが、吟詠になるとどこかへ行ってしまうのです。

30分では絶対に足りない。わかっているのに、そこに手をつけなければ始まらない私でした。

そして、時間になって到着した松風さんは、ご一緒に練習をなさればと言っていただいたのですが、一緒に練習をしてしまうと、今言ったことを忘れてしまうから、せっかくのお誘いでしたが、お断りして、先に帰ってもらいました。

時間数にしたら、長く練習をしていても、指摘されたことを、反芻する機会を持たないと、自己満足に陥ります。

お仲間と一緒に声を出していると、また、悪い癖に戻ってしまって、頑張っている割には、伸びないのです。
そのことを十分に説明できなかったので、たった30分では、何も得られなかったという思いで帰って行ったかもしれません。

ここが私の柔軟でないところです。
困ったもんだ。せっかく誘っていただいたのだから、残って参加していたら、練習したという満足感はあったでしょうに。
彼女の、上達したいという欲求に見合っただけの練習を一度でもよいから、経験させてあげたいとは思うのだが、個人レッスンには、何かと制約があって、実現していないのです。

まして、夢組メンバーでない人にどれだけ、口を挟んで良い物か、親師範や諸先輩への配慮を欠くことになりはしないかと懸念があります。

何か良い方法は、ないものか。

松風が順調に進んでいるので、つい、余計なことを考えてしまう。
これは、危険。まだ、ゆとりがあるところまでは言ってないんだからね。要注意だよ!



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こたろうのお気に入り

2013年07月29日 | こたろう
毛皮を着たこたろうの辛い夏。

なんとか、凌いでいます。

その1
午前中のベランダは、コンクリートがひんやりしていて、寝そべるにはうってつけ。

  私も、ゴーヤカーテンの内側で、今日の作業を  行っています。
  少々の風とゴーヤの葉のにおい。。。






その2
こたろうの今月のお気に入り番組 パンとスープと猫日和  
 群 ようこ原作の小説がテレビドラマ化されました。 
 主演は、私の好きな小林聡美 共演は、もたいまさこさん他

録画を見ていたら、こたろうもいつの間にかやってきて、猫の姿を追っています。
猫が消えても立ち去らずに、聡美さんを眺めていて、あら、趣味がおなじ?なんていいながら、並んで鑑賞しましたとさ。
ガサツな私は、聡美さんの醸し出すほんわりなめらかムードは、なかなかまねできないなぁ。





さて、こたろうが釘付けになった猫はどこにいるでしょうか。探してみてください。
                                ↓


その3
岩合光昭さんの世界ねこあるき
http://www4.nhk.or.jp/nekoaruki/
猫も楽しめる猫番組とサブタイトル











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東京芦孝会中央会7月

2013年07月28日 | 詩吟
7月の東京芦孝会中央会
朝、駅前のパン屋さんで、ランチを買っていくのが、恒例となっています。
たまに、そこで、コーヒーを召し上がっている方が、いて、日本の交通機関はすごいねぇ。
私の乗ってくる電車は、狂いなく同じ時刻に到着する、やがて、今というタイミングでパン屋さんの入り口から、私が入ってくるのが見えると。

今朝のご挨拶でした。

いつも、この電車に乗ろうと走っても、ゆとりを持ってのんびり歩いていても、ドアに滑り込みさえすれば、朝のじたばたはなかったかのように、詩吟だけで通用する肩書を顔に張り付けて、涼しい顔で、パン屋さんの入り口に立てるのです。

なんだか、おかしいねぇ。

東京芦孝会中央会となると、なんだか、体を固くしていることが多いのですが、この言葉で、リラックスしたのでした。

体操をして、リラックスしようと言っている本人が、緊張していてはねぇ。
あわてて、ミスをしたり、拘ったり、じたばたする私をみていて、こういう風な会話で、緩くしてくれる人もいたんだなぁ。




このところ、私のこだわりで、腹を立てることが多かったのが、なんだかつまらないこだわりに取りつかれていた。
詩吟とは全く関係のないことからのほうが、心の凝りがほぐれた。


学生時代に指導してくださったのは、もちろん先生とよんでいたものの、隣の四大の吟詩部の大先輩でした。「2年しかないと思うな、3年分は教えてやる。お前たちを女とは思わない」と心を込めて叱咤激励しつつ詩吟とはを体にしみこませるようにご指導いただきました。

『「女」とは思わない』という言葉を、今の今まで誤解していたのに気づくのでした。
あの時代には、まだ蔑視が色濃く残っていたのに、先生は、「人として」私たちを遇していてくれたのでした。
決して「女」を捨てろと言ったわけではなかったと。

今更に、先生のすごいところが、見えて驚いたのです。

「人としてある」ということは、ものすごいことだ。
「女なのだから○○すべき」に反発してきた私は、先生の教えの方向を間違っていたかもしれない。
その証拠に、卒業して、佐藤鷺照先生の教室へ通うようになったとき、凛とした吟をなさる本当にたおやかな女性だと、感動したのになぁ。

              人としてあること


「男子学生のごとく」と「人としてあること」は全然違うよね。
でも、古は、男は人であるが、女は違った生き物と考えられていたものねぇ。間違っているとおもいつつ、その中にどっぷりつかっていたのも女の私。
それなのに、つい声高に叫び怒るのは、子供のすること。大人にならねば。
~~宿題だ~~

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谷中教室

2013年07月27日 | 詩吟
谷中教室に久しぶりに参加しました。

家から30分と一番近い教室で、1時からのスタートでも昼食を食べてから参加できるのが、うれしい。

今日も、盾をお渡しいたくて参加だったのですが、お渡ししたいご本人が欠席とあって、二の足を踏みかけたのですが、せっかくその気になったのだからと、教室の方にお見せするのと、とても頑張ったことをお伝えしたくて、持参して、練習の間飾っておきました。

担当師範の元気な張りのある声で、詩吟を習うと、本当に元気になり、私にはできない漢詩や史実などのコメントも、楽しく聴けるのでした。


今日は女性3人の参加ですが、そのうち二人はゲストさん。
練習終わりの独吟発表の時、先生の指示がなかったのに、教室の所属メンバーの女性との合吟を所望させて頂きました。


最初、彼女の申告した5本では低すぎるようなので、合吟だからと無理やり6本で、合吟をしてみました。
素晴らしい音程で、逆に私が支えられるくらいの正確さでした。
彼女の持ち味を生かすには、彼女の高さが何本であるのか探ってあげねばならないと思いました。
ここまで、正確にできるなら、もう一歩上の発声法を習って、ぶっきらぼうを何とか卒業させてあげたいと思うのでした。
これは、思うだけで、越権行為でした。
今日は欠席でも、素晴らしい女性の先輩がいらっしゃるのだから、越えてはいけないのです。

ゲストのうちのお一人は、その合吟の様子を聞いて、ご自分から合吟をと所望されました。先生の許可を得て、合吟をさせていただきました。

彼女は、音程が不安定で、その年数の割には、定まった形を形成できかねています。それでも、彼女なりの歩みで、おとどしよりは去年、去年よりは今年と、ゆっくりでも着実に伸びてきています。
その、努力には感心します。そして、その努力を黙って支えてこられた諸先生、指導者の方は、すごいなぁと思いました。

東京芦孝会の「どこにでも好きな教室に行って習ってよい」というシステムは、彼女の練習の機会を増やしたことは、良いのですが、それぞれの指導者の良いとこ取りができるまで、育ってないので、却って、上達の妨げになっている部分もありそうです。

一つ腰を据えて、取り鰍ゥらねば。
次の参段昇段は、彼女自身も、このままではいけないと自分で悟って、ほかの同胞と同じに時期が来たからとうかつに受験は出来ないと考えているそうです。
彼女の正念場だと思いました。
彼女の良いところは、そんな風に自分のことを客観視できているところ。
そこを、うまく支えてあげるには、何が必要かを考えました。


まず、好きな漢詩を見つけることを宿題にしました。此れは、練習中ではなく、反省会と称する飲み会の席のことであります。
隣に座って、どうしたらという投げかけられたので、親師範、そして今日指導なさった先生を差し置いて、会話として、お伝えしたのです。

自分の教室の会員さんには、なんでも思った瞬間に口にしていますが、所属の違う会員さんとは、上下の関係はなく、芦孝会で学ぶ同胞あるいは先輩後輩としての、ヒントは差し上げても、踏み込んだことは慎まねばならないと思っています。

けれど、投げかけられた問いには、一生懸命お答えしようと思います。

彼女のからりとした性格は、誤解されがちで、私自身本気で腹を立てたこともある方なのですが、詩吟のことで、悩んでいる彼女を置き去りにはできないなと、思うのです。

さてと、いいチャンスが、あるような気がする。

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第5回グローバル全国吟詠コンクール大会

2013年07月21日 | 詩吟
第5回グローバル全国吟詠コンクール大会 第2回関東地区予選

三鷹駅前の武蔵野券\劇場にて開催されました。

東京芦孝会からも多数エントリーして、優秀な成績を収めました。

壮年の部では、優勝 他入賞多数 
成年の部では、準優勝 入賞1名
和歌の部では、準優勝、三位



 

    東京芦孝会ここにあり!でした。




さて、わが夢組の期待の新人は、惜しくも入賞を逃しました。


彼女の不安、興奮が私のかつての経験から手に取るようにわかるので、今日は、一日付き添い役をすると決めていました。

案の定、一足先に着いていた彼女は、芦孝会会員同胞の情報を得たのは良いのですが、じたばたが始まっていました。

あれだけ、完璧に覚えて不安なく吟詠できていたのに、詩のメモをもって登壇するとテキストをもってもがいていたのです。

あれこれ、話をしながら、コピーを取りに行きかけたりしたのですが、コンビニが少々遠いと聞いて、どうしようと迷うくらいでしたから、持たない方向で話を進めました。

あれだけ練習したのだから、自分を信じていきましょうよ、と。
そして、練習場で、コンダクターではなく伴奏曲の出だしだけを聞いて、練習をしました。
一度は、突っかかりながら、いつもの彼女でした。

大丈夫、大丈夫と言い続けて、投げかけられた波紋を収めました。

発表される壮年の部の吟を聞きながら、不安と闘っている彼女は、それでも、何とかメモを持たないで、吟じると思いを定めました。

主婦をしながら、がけっぷちに立たされることはあったでしょうから、持ち前の、頑固さと真っ正直さと、決めたら素直に応じるという面白い性格が、功を奏したのかな。

開会から3時間ほどで、やっと、彼女の番が来ました。休憩の後の1番目だったので、マイクの位置の確認をコンクールに数多くエントリーし、今日は、エントリーしながら、会場係りをこなしているお仲間でマイクに慣れた方に助言を受けることができました。
それだけでもちょっと気持ちを軽くしての吟詠でした。

初めてのコンクールに、予想以上の吟をなさいました。カンペを持たないで、頑張ったことが、これから先どれだけの自信につながるのか計り知れないものがあります。

優勝狙いの人が持つカンペと、初めて出場の初心者が持つカンペとは、大きな隔たりがあり、受ける印象も違います。
その緊張のプレッシャーに、よくつぶされなかったと、我が夢組の娘ながら、誇りに思いました。

なかなか、練習通りの吟をするのは難しいのです。

            よかった、よかった




今日の経験を踏まえて、これからの彼女は詩吟への取り組みをどう組み立てていくのかなぁ?










会のあとは、大会役員を除いたメンバーで、優勝者の祝勝会へと、酒好きと酒の雰囲気好きが集まって、近くのレストランへ。

今日は、イタリアンだったので、あろうことかケーキなどを注文したりして、居酒屋とは違った雰囲気の祝勝会でした。

今日は、とても気分が良くて、ソフトドリンク派の私でも、ちょっとだけワインを頂きました。
ソフトドリンクだけでも、口は滑らかになる私ですが、飲む人から見ると有りえないほどほんのちょっとのアルコールでも、さらに滑らかになり、言いたい放題でした。
ご勘弁。

それぞれが、それぞれの立場で、苦労を強いられていますが、そのことを酒が入るとどうしても愚痴として出てしまうようです。

それをなだめるのも、増長するのも酒でありました。

言いたい放題を黙って許してくださる方たちへありがとう!



             ~乾 杯~


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夢青葉7月

2013年07月19日 | 詩吟
今回は、女性のゲスト一人、効率的な練習が行われました。
どこで練習しても8本の女性は、自分より低いキーで練習をせざるを得ません。

どうしても集団での練習は、高い声の人が我慢をするしか手がなくて、今日の夢組のようなパターンを除いて、男性の声の2本あるいは3本あたりで、声を出す練習をするのが通例です。

女性のための高さでの練習を特別にすることはないので、練習はそのようにするものと思っている人が多いと思います。

新しい吟法を練習するときは、やはり、自分の高さで、習う方が効率が良いのですが、結構感覚的には女性の方が優れているようで、低い高さで新しい吟法を習い、次に自分の高さに平行移動して吟詠をする。それで、不都合という人はいないようで、女性の柔軟さに助けられているように思います。




明後日(21日)は第5回グローバル全国吟詠コンクール大会の関東地区予選です。
初めて、夢組の会員の中からコンクール出場者が出ます。

二日後の大会のために、一番大切なことを考えたら、姿勢をよくして、持ち前の自分の楽器としての体の調整をまず行うこととしました。

夢体操を細かく丁寧に行いました。
詩吟と言ったら、あるいは、○○さんと呼ばれたら、一番リラックスして美しい姿勢を取りましょう。
しっかりと下半身で支え、上半身は力を抜いて、どのようにも動けるような姿勢が取れて、最高の音を奏でる、あるいは、流れるように次の動作へと移れる、そのような姿勢がとる。そして、あとは、今あるの自分の吟詠をするのみ。


肩甲骨は、上半身の骨盤とやっと巷で言われ始めました。
メディアで取り上げられたら、これほど、強いことはない。
その認識が強くなればなるほど、健康で美しい姿勢の人が増えるわけで、美しい姿勢から、ゆとりのある豊かな声があふれることになる。

なんて良い現象が起こってきたのだろう。

コンクールの直前に、姿勢を正そうなんて、教えている人がいるのだろうか、と、これを畫いている翌日になって思うのですが、、、

舞台をイメージしたら、姿勢のことしか浮かばなくて、いつもより長々と手を取り、肩甲骨に触れて、お話をしてみました。
それぞれ、体の柔軟さが違っていて、前にたってその形をまねるだけでは、自分自身の形の取り方、止める位置は、違っていたと、彼女言いました。

そして、いつもやっている夢組さんも、改めて、思い直したり、今まで気づかなかったことを気付いたとの感想でした。

そのあとやっと吟詠。今日の夢組の課題が、Tさんの吟題でもあるのです。

真剣に、私の音源を聞いてくださったようで、先月とは見違える吟詠でした。
第一節と最後の節を、完ぺきにの宿題は、果たされていました。
そうなると、欲が出てきて、私の吟じている大山を吟じなさいと、そして、転句の七の高さを上目に出しなさいとの指示をしました。

見事にこたえてくれました。彼女は、立ち向かいたい敵があって、それを、越えるためにコンクールに挑戦します。
その大きな敵は、ますます大きくなっているようですが、負けない!と、歯を食いしばる様子が、見える気がしました。

それでも、体を固くしないで、夢体操を思い出して、自分の一番良い姿勢をまずとることが出来たら、どんなに、手ごわい敵にも、吟をする時だけは、忘れて、たおやかな気持ちになってくれたらと思う。
そのためにも、すいっと、構えの位置を確保する。その姿勢は、さながら手練れの剣士のごとく、無駄に力まない、ゆらりと揺れそうな姿勢。

明日の、舞台の上で、審査員の前という緊張を強いられる場面で、固まらないでどれだけ自分の吟ができるか、楽しみです。

どんな結果になろうとも、それが今のあなた。そこから、自分の課題を見出して、明日の練習の課題を見つけましょう。


ゲストさんは、自分のコンクールの課題は親師範によく教えてもらっているはずですから、あえて、コンクールの吟を聞かないで、今日の課題の吟を独吟してもらいました。

声に力が出てきて、音程を取っているだけの吟から卒業したようです。
体操で、体が軽くなったと、メールが来ました。
そのリラックスの姿勢で、明後日、頑張れ。

その彼女、自分らしさを失ってまで、得点したくないなんて、面白いというか、わがままというか、意見を言っていました。
それが、自分の軸となって、わがままと言わせないような骨太の人になられることを望みます。
今は、まだ、わがままと言われるだろうねぇ。その、バッシングがあるかないかわからないけれど、覚悟はできてるの?

一人がコンクールに出ることで、飛躍したことをもう一人の会員さんはどのような感想を持たれることでしょう。

それぞれが、プライベートで抱える問題の解決にはならなくても、一時保留にして、忘れたり、気持ちを盛り返したりできている様子は、この教室を始める前からの望みだった。
それがほんの一瞬であっても、ないよりは、断然よい。

ただただ、詩吟になれるところから、成長して、それぞれがそれぞれの心のよりどころになりつつあることを強く感じた、今日の練習でした。

そんな現場に居させて頂いて、ありがとう。


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最初の一歩

2013年07月18日 | 徒然に日々のことを
美味しいものにつられていってみたら、論語と須藤明実先生に繋がって、それから、誘われた女性たちとのお友達付き合いが始まった。

足立区民大学塾の、たのしむ論語、味わう論語物語の二日目の受講。(三日シリーズ)
月に一回の須藤先生の基礎講座は、5年前のこの大学塾からスタートしたそうだ。
その最初から、参加しているメンバーとある縁あって基礎講座を受講しているのだが、この三日間の講座も受けてみることにした。

長年、ラフに付き合ってきた詩吟の仲間とは違って、女性ばかり、そしてご近所さんもいる。慎重に進めなければ。

昔のトラウマに襲われながら、おっとり刀で、こわごわその幹事的役割を果たしている彼女たちの様子をうかがっている。緊張しながら、それでも和気藹々とお付き合いが滑り出した。


物事の始まりは、こわごわながら好奇心たっぷりで、発見をしながらだったよねと思い出している。
最近は、慣れ親しんだことの上に胡坐をかいているのがわかる。

長年続けている詩吟の仲間の中では、詩吟を通じてお互いをわかっているつもりでいて、その詩吟で見せている顔をその人となりとしているのです。

今は、この新しくできそうになっているご縁を大事に、詩吟の仲間とのわがままで言いたい放題の私は、少し鳴りを潜めなければ、誤解を生じること必至。
あきれて、せっかくできたご縁をなくしてしまうことの無いようにしたいなぁ。

詩吟ができるということから、彼女らの数年に及ぶ先生とのご縁をあっという間に飛び越えて、須藤先生に急接近してしまった。労せずして。
彼女らと先生との大事な積み重ねをないがしろにしてはいけないのだ。失礼のないように、しかし、親しみをもって仲間になりたいと思うのでした。


先生があまりにざっくばらんなので、つい懐深く入ってしまった感があって、危ないところで、彼女らを置き去りにして、踏みあやまるところだった。
先輩がたへの敬意を忘れてはいけないのだった。

今、進めようとしている計画も、彼女らあってのことだからね。


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湯島聖堂

2013年07月14日 | 徒然に日々のことを
須藤明実先生引率の元、一般財団法人 中斎塾フォーラム(東京)に参加しました。

素読から始まって、塾長の講話 「司馬牛の君子とはとの問いに答えて曰う。

一日の終わりに良い日だったと思い返す。そして、悪いことは丸めてフッと飛ばす。と。

いろいろと講和は続きましたが、三浦雄一郎の教え。息はまず吐いてからの教えを伝達して頂いているとき、隣の同行の里仁仲間が、「詩吟とおなじね」と私に向けてつぶやいた。

すごいなぁ、私が、ちょっといったことをきちんと覚えていてくれたのね、と、論語ではないことに驚く。

しかし、これが、今日の収穫。

最後に、孔子石像のまえで、吟詠。
七夕の日には、奉納吟をなさったそうだ。首尾よくいったと、塾長は上機嫌でした。

ランチのあと、ニコライ堂、湯島天神に詣でて解散。

暑さの中、ばてた人がいないと良いが。里仁からの出席は、先生を入れて9人。
よく頑張りました。




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夢松風7月1回目

2013年07月11日 | 詩吟
まだ7月なのに、夏の盛りのうだるような暑さの中、それぞれ3人は、勤労会館へとむかうのでした。

ロビーでは、真っ赤な顔や、真っ黒な(^^♪をした三人が、「○○○ねぇ~」と言い合う。

片付けが終わり入室可能になるまでに、何とか、あせも引いて、部屋へと向かう。

先生も大変というその人たちも、この暑さの中をやってくるのは、たいへんなのである。

時は、13時。


先回の、コスモス訪問のちょっとした感想や、次への構想を伝え合って、通常の練習。
東京芦孝会中央会のすぐ後に来るお稽古は、連絡事項満載で省略しても時間が必要ですが、今日は、それらがないので、すぐに練習にとっかかれるのです。

この、時間配分で、練習が行えると、終了時間10分前にはめどをつけることができるのですが、そんな時に限って、次に部屋を借りる人がいないのです。

いつも、時間を過ぎそうになって,幹事さんに気をもませてしまうのです。
もうそろそろ、時間が身についてもよさそうなのに、最初の夢青葉で、ルーズ時間を身に着けてしまったので、困っています。

今日は、昇段試験の吟題が決まりました。

練習の時、あまりに気持ちよさそうに吟じられたので、それと決めたのですが、いざ、独吟になると、緊張してあののびやかな吟詠はどこにいったの?となってしまいました。

合吟の時の、安心した伸びやかな吟詠が、せめて、教室でできればねぇ。

だんだんに、身についた吟法が増えてきて、たどたどしさがなくなって、その人らしさが出てきて、順調に伸びています。

聞く耳ができて、吟じるからだができてくる。
夢青葉の初段の昇段試験の頃を思い出してみる。

今年は、夢青葉は昇段は1年お休み。弐段から参段へは二年の年月を経ることが条件の一つですから、来年三段を受験するはずです。

みんな、それぞれの環境を、頑張れ!

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告知

2013年07月10日 | 徒然に日々のことを
              
                  告 知

7/11(木)

ネオ・ミュージックフェスティバルvol,1
『島の唄 草の風 月の夢』

【日にち】2013/7/11(木)

【会場】 吉祥寺 MANDA-LA2
http://www.mandala.gr.jp/man2.html
0422-42-1579
JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅下車 南口徒歩3分
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 第18通南ビル地下

【開場】18:30【開演】19:30

【料金】 予約 2500円 当日3000円 (ともに+1ドリンク)

【出演】
◆neomii & the MoonBow
◎ネオ・ミュージシャンねおみいと月の虹の国の楽士たちが奏でるいのちの唄

山口尚己(ねおみい)(唄、カリンバ)
下舘直樹(ギター)
芳晴(二胡)
くどうげんた(打楽器)
http://neomii.net/

◆えぐさゆうこ江草啓太
◎屋久島・奄美・トカラ…命のぬくもり溢れる唄が美しく新しく蘇る

えぐさゆうこ(唄、三味線)
江草啓太(ピアノ、奄美竪琴)
http://tiaremusic.jimdo.com/


フルハシユミコ
日本唯一のシンガーソングバトキ(馬頭琴)ニストの心に届く唄

フルハシユミコ(唄、馬頭琴、ダルシマー)
駐熾?エレクトリックベース)
奥野裕介(ギター)
小島慎司(ドブロ)
http://homepage2.nifty.com/fty/index.htm


私の、オルティンドーつながりのお友達 フルハシユミコさんが出演です。
聴きにおいでませ~。

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