風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

素敵な雅号

2024年05月29日 | 詩吟
今日の夢松風では、嬉しいことがありました。
3月に昇段試験を受けて、三段昇格を果した方は雅号の準備をして居るところです。
ビジターさんが、決まった雅号を美しい字でメモに書いて、早速教えてくださいました。
まだ、公表の段階ではないので、ここでは書くことが出来ません。

ほんとうに素敵な雅号です。思わず、「わー素敵」と声を上げました。
お話を聴きますと、芦孝会長の「芦」にも思いを馳せたそうで、芦孝会の一員
であることの誇りと自覚を持った命名となったことを知りました。

芦孝会長は、雅号についても自由意思に任せてくださいます。
夢松風の創立メンバーのお二人は、会長に命名して頂きました。
そして、その時に、お名前の字にちなんだ漢詩をそえて、教場まで授けに
来てくださいました。
一堂大感激で、お受けしたことを思い出します。

名前には、それぞれの思いがこもっています。
100名を超える会員数となると、望みの文字が既に使われている事もあり、
最初に思い描いた文字を考え直す必要が出てくることもあります。
それでも、会長と相談しながらいろいろなお知恵を頂いていると、「あ、そうだ」と
これが一番の雅号というところに落ち着いていくらしいです。

関吟流では、頂いた雅号は、一生変わることがありません。
それだけ大事で長年連れ添うことになるお名前ですから、しっかり考えぬき、
結果、大好きな名前となっていきます。
夢松風で三番目に雅号取得された方は、正にそれでした。
会長の助言により、第一希望と思えた漢字は、もう忘れてしまいました!と。
決まった名前を、何よりも大事にされています。

今日のビジターさんは、お名前を決める時、ご両親が名前を付けて下さった
所にまで思いを馳せて、感慨深げでした。 私にまで、早速ご報告くださり、
深く優しい思いに触れました。

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夢松風

2024年05月29日 | 詩吟
今日の課題は、和歌「我が胸の 平野國臣」です。
たおやかに和歌らしくの吟詠は、私自身の長年の宿題なのです。
この和歌は元気いっぱい吟じることをお許し願おう。

事前の練習で、チェックポイントに気を付けて練習をしましたが、カッコつけて
コンダクターを使わなかったせいで、音程の取りにくい箇所をまんまと間違って
しまいました。         反省!  
特別に音程のしっかりした方以外は、一緒に、ずっこけました。
これをなくすための事前の自主練習が効を奏さなかったのは、余分なことに気を
取られていたからです。 上の空はいけません。   多謝!
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文字化け

2024年05月29日 | 詩吟
長年続いているこのブログは、途中で、お引越しを余儀なくされました。
プロバイダーの都合によるものだったので、使い慣れていたのになぁと、
泣く泣く今のプロバイダーにお引越しをしました。
いぜん書いた記事の中には、お引っ越し作業のもろもろで、文字化けしている
箇所があって、見つけるたびに書き直しています。

時には、意味不明の文字化け部分もありました。
今日見つかった文字化けは、2018年のポリドール吟詠コンクールの者でした。
45回ャ潟hール吟詠コンクール・・・⇒45回ポリドール吟詠コンクールと訂正
致しました。
今後も、見つけ次第訂正していく予定です。

ただ、おかしなことに、自分で書いた文章なのに、せっかく見つけても何を
書いたのかわからない箇所も出てきました。
その箇所は、放置するしかありません。
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会場予約

2024年05月27日 | 詩吟
お稽古にはつきものの、会場予約は当番さんの悩みの種です。
抽選あるいは、早いもの順など、公共の施設では、必ず望みの日に予約が取れる
とは限りません。

中央会の会場予約の役目を仰せつかって、空きの確認をした上で、指定の日の
指定の時間にインターネットにログインの上必要な作業をします。

5月26日は、8月の会場本予約確定の日。この日の12時丁度から、ネット申込を
します。
たまたまこの日は、第4日曜日となったため、12時は幹事会が行われており
途中退席をして申し込みをすることとなる。
スマホ操作に慣れてくれば、了承の上会議の席上でスマホを操作できるでしょうが
まだ、慣れないためその日使用中の会場のロビーにて、行いました。
この予約のため、朝、職員さんにあれこれと質問をしたので10分前にロビー
に向かうと、職員さんが来た来たと言って待っていてくれました。
不安オーラを放っていた白髪の高齢者に、職員さんはとても親切で、最初から
最後まで見守っていて下さり、無事、会場本予約終了しました。

普段ですと、家に居てパソコン操作で行いますが、これから先25日あるいは
26日に在宅していないかもしれません。なるべくスマホに慣れておきたいと
思います。
カレンダーを見るとさっそく6月25日は夢松風のお稽古日と重なっています。
今日の様子だと10分とかからないでできることがわかったので、お稽古日で
有ってもちょっとだけ開始を待って頂き、補習でその時間をとりもどせば
よいと考えました。
「習うより慣れよ」最初の予定では、来月のこの作業をどなたかにお願いする
つもりでしたが、それはやめて、自力解決をすることにしました。


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楽器のメンテナンス

2024年05月24日 | 詩吟
ぐいぐい、ぼきぼき、どんどん、ごろごろ…濁点が付く動きは要らない。
そっと優しくさりげなく動かすのです。

整体というと、思い切りとかグイッととかを想像しますが、今日、はっきりと
認識できた動きは、それぞれをそっと動かすことでした。
それらの穏やかな一連の動きが終わった時、体がすっきりしました。
たったあれだけの動きで、こんなに体が軽くなるんですねぇ。
これが、井本整体の奥義なんですねぇ!

長年、胸椎の一番上がポッコリと盛り上がっていて、スーツの後襟が首に
添わなかったためなんだかスーツに着られているような、体に合っていない
姿でした。
最近スーツの上着が今までよりすっきりと着られている事を感じ始めました。
あと少しで、そのふくらみが無くなってくることでしょう。
ウフフ、楽しみだこと!その大きかったふくらみは、
それより上に不調があることを示しています。
はっきりわかる不調のその1は、鼻づまりです。
その他にもいろいろの治療の対象とまではならなくても、あれこれと不協和音
を奏でています。
それらが、少しずつ改善されることを思うと、楽しみでなりません。
この改善は、「声がもっと出る」に直結しています。
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胸椎の一番上

2024年05月24日 | 体を整える
きょうの山田先生の施術でやっと「胸椎の一番上」を認識しました。
ほんのちょっとの動きで、胸椎の一番上がそこだと体が理解しました。
そして、頭を前に傾けたり、後ろに傾けたり、右や左に傾けたりしながら、
そのポイントを外さないで動かすことが出来ました。

このポイントを外さないで動かす事はとても大事なのです。
今日の「やっとわかった」に至るまでには長い道筋がありました。
私にとっては、紆余曲折のように思える道筋ですが、山田先生は、私の体を
診ながら、しかるべく進めてこられたと今、やっと理解しました。

体の何百何千とあるジョイント部分が、影響しながら、反応していくわけです
から、それから次へと連鎖がつながるには、自分の体を良ーく観察する
ことが大事です。

そのかかわりについて、納得できた時、井本整体の極意が更に更に発揮され、
先生の施術とオーダーメイド体操との両輪が回り始めます。
そして、私の努力次第で加速してくるのだという事が、わかりました。

胸椎の一番上にたまったストレスを排除して、胸椎から頸椎への滑らかな
ラインが出来上がるのは、あとどのくらいだろうか。
以前あった瘤のようなものが目立たなくなって、かなりすっきりしました。
完全になくなったら、どれだけ後姿が美しくなるだろう。
さらに、肩甲骨が中に寄り、胸骨が上に上がり、胸の共鳴容積がおおきくなり
その楽器の持つ最大の豊かな音量が詩吟となって詠いだすのです。

少しずつ手ごたえを感じてきているこの頃、感覚的な言葉使いでそれらを表現
するために、頭脳で判断する人たちには、理解できないことが多く、拒否感を
抱かせてしまう事が私のやり方の最大の欠点です。
それでも一部には、云々とうなずいて居る人もいるので、まず、うんうんと
言っている人から、もしお望みであれば解決していきましょう。

大きく響く声を一緒に探りましょう。
頭で理解するよりも体が反応するように、物事を進めていきたいと思っています。

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夢松風土曜日教室 ビジターさん

2024年05月21日 | 詩吟
初めてのビジターをお迎えをしました。

火曜日教室から外に出たことのない方が、火曜日の練習に当分参加できなく
なったため、土曜日に参加することを決めました。

この土曜日教室参加という選択肢がなかったら、おそらく、練習を断念して、
火曜日の用件が終わるのをひたすら首を長くして待ったことでしょう。

土曜日教室の二人も、自分たちよりも経験の長い雅号保持の方の吟詠を間近に
聞いて、随分と違うものだと思ったようです。
同じ歩みの二人だけでは、比較の対象がありませんから。
先輩と並んで同じ漢詩を習うことに大いに刺激を受けたようでした。

ビジターを受け入れることは、いつの日にかあるはずと話題に出ていましたが
現実に受け入れてみて、いろんな人のいる練習という事に納得したようです。

これまでは、のんびりと二人の練習を楽しんでいましたが、そろそろ他教場の
会員さんも来ていただきたいなぁと思っていた矢先でした。
夢松風の火曜日教室からという同じ指導者によるお姉さまの参加ですから
お互いにちょうど良いタイミングでした。
ようこそ!また次回もよろしくお願いします。
これを機に、ビジターさんに臆することなく、他教場の方もお迎えできるよう
になると新しい刺激となって、良い学びになるのではないでしょうか。
期待しています。
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文学座アトリエ講演 アラビアンナイト

2024年05月18日 | 徒然に日々のことを
          
       

文学座アトリエは、大劇場と違って手を延ばせば届くところに俳優たちが。
生の声が体を包み、ささやきごえがはっきりと聞こえる。

いいなぁ。
娘が高校生の時、何度か足を運んだことがあるの小劇場の様子を思い浮かべ
まさかの時のために、クッションを持っていったのだが、ちゃんとした椅子が
有ってその必要はなかった。
せっかくだから、背中を丸くしないように、背中に当ててみた。
なかなか良い具合。

俳優は全部で10人。 王様と后と后の妹とその父親の4人が狂言回しになって
五夜の物語を演じるのです。すべての物語に10人の俳優たちが総出て演じます。
48人の盗賊もその10人で遜色なく演じるのですから、そのパワーたるや
一人五人力!以上です。
役が重なるとタスキの名前をくるくる回して、今の役を示します。
わかりやすくユーモアたっぷりで。子供も一緒に楽しめる演出になっています。
最後まで楽しみました。

ヒロインの妹役をはじめとして、その偶話ごとに別の役で、出演する私の知り人
は、生き生きとしてそれぞれの役を楽し気に演じていました。

開演前の待ち時間に宮崎からはるばるいらっしゃった人が、どうやら市民劇場
の関係者で、周りには、4~5人の知り合いあるいは関係の方、一人は島原
からいらっしゃったと。

事前調査だったのでしょうか。
東京にに二から三泊して、いろんな劇場をはしごしてリサーチしているようです。
気楽に観劇の出来る私のことを羨ましく思ったようです。
地方の演劇事情を垣間見ました。
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モンゴルの話

2024年05月16日 | モンゴルについて
茶飲み話に久しぶりでモンゴルの話をする。
その周辺に旅行した人は,やはりトイレ問題に悩んだらしく,なぜか話題が
そちらに向いた。
私のその問題は,ぶっ飛びすぎていて,悩むことなどなかった。
中途半端だから,悩むのよね。
草原に行くと,何もないのだから。
隠してくれるのは,大地の起伏だけ。
草原といえど,体を隠してくれるほどの草むらは,いっさいない。
かえって爽快ですらあった。

テレビでモンゴルの映像を見ていたから,私の話がよくわかったと言う。

そして、フロントガラスに大粒の雨が叩きつけられたのに、ドアを開けて外に
出たら,帽子に雨は降ったけど,肩先からは,雨が空中にとけこんでなくなっていくので濡れなかった話は理解してもらえなかった。

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こんな日は

2024年05月15日 | 詩吟
関西吟詩文化協会のzoomの音源を探していたら、
「2015年11月27日 ”サプライズ”と名のついた40分に及ぶボイスメモ」を
見つけました。

この年は、6月に夢組合同練習会と銘打った祝五周年の会を開きましたから
その遅い打ち上げあるいは少々早い忘年会かと思って聞き始めました。
実は私への「上師範昇格おめでとうサプライズ」夢青葉メンバーの心づくしの
パーティーの音源でした。
Oさんのユーモアあふれる司会と周到な準備のおかげで、最初から最後まで
賑やかに笑っています。
笑いながら語る内容は、詩吟に関するまじめな内容ばかりですが、司会の
計算しつくされたシナリオによって進行していることがうかがわれて、最後
まで崩れることなく、同じ熱量で続いています。
これは、Oさんでならではの技ですね。
ちょっとだけ、聞いてみるつもりが最後まで聞き切りました。

四人の女性がみんながみんな幸せに語っているところが、何よりの贈り物です。

なかでも、私が最も大事にして居る譜№25番の話題となり、未熟な
指導者を盛り立てる話となって、その心尽くしに唸りました。
女性三人で、「母」か「静御前」を連合吟したいとの私の言葉も出てきました。
これには、「和歌がありますよね」とOさんの期待と不安に満ちた問いかけ
もありました。このころは、まだ、和歌とは異世界であったからね。
まじめなのに、楽しすぎるサプライズの会でした。


まだあまりなれていないアイフォンで、録れるのかなと疑問に思いながら
スイッチオンしたことを思い出します。
それぞれが、満面の笑みではつらつと詩吟のこれからを期待いっぱいで語って
いたことが奇跡のようで、胸に沁みわたりました。
こんなに笑い転げている私は、近来稀に見ることです。

ただただ楽しいばかりの練習であったなぁ。
ちょこっと、「厳しいけれど、、、」という言葉が聞こえてくるのだけれど、
それも笑いに包まれています。

その5年後、名司会のOさんは、夢青葉の指導者となり、O先生と呼ばれ今に
至ります。

その節は本当にありがとう。

そろそろ、O先生が祝われる番ですね。

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