風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

昇段試験

2021年08月22日 | 詩吟
東京芦孝会令和三年度後期昇段試験が行われました。

緊急事態宣言のさなか、野田会長と執行幹事団の強い意志を持って、開催となりました。

受験者は例年の通りですが、やはり、この状況のせいか、テープ受験者が増えていました。
そして、コロナに配慮して、自主欠席となった方も居らっしゃいました。

会場受験は、本来の姿と思いますが、いろんなことを考え併せて、媒体をもっての受験も許されております。

緊急事態の中、はるばる出席なさった受験者には、勇気と強い意志を感じます。
今後も、公益財団法人関西吟詩文化協会と東京芦孝会の発展のため、強力な推進力となることでしょう。

昇段試験の後は、野田芦孝会長による吟詠指導及び解説を行われました。
来年の昇格試験課題詩のご指導に、該当者は一層力が入っているようです。

私自身は、今まで経験したことのない、深い谷間のような落ち込みをでしたが、いろいろな条件が良い方向に重なって、浮上中です。



昇格のためには、まず、自分がここまで続けてきたことを振り返って、自信を持ち、ご自身も懸命に自習を致しましょう。
長い年月頑張ってきたのだから、何も、恥じることはない。謙遜はしても、卑下することはない。

長い習練の日々に、褒めてもらったら、自分を卑下しないで済むのだろうか、卑下してしまったら、これまでの積み重ねが、無かったことになるではないか。
それでは、あまりに、自分がかわいそうじゃない?

確かに褒められると、嬉しくて、推進力になりますが、永続的なものですか。

あなたをリスペクトしているから、敢えて言葉に出さないで来たことは、間違いだとは、言いたくない。



さて、「子育て整体」の本が届きました。今から、自分の中にある「子供」の部分をどう育てるか、学びたいと思います。
そして、自分以外の子どもの育て方も、自分の子育てとは違う視点で、考えてみたい。
また、違った私が出現することでしょう。
この本は、孫のためではなく、私自身のための本です。


そして、もう一つ、中央会ならではの、自分だけでは知り得ないよそながらの情報が入ってきました。
ずっと気にしていたことが、解決し、それでよかったと思えることがありました。
情報を伝えてくださった方、本当にありがとうございました。
おかげで、私の気がかりが一つなくなって、身が軽くなりました。 


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落馬が原因?

2021年08月20日 | 体を整える
久し振りに、晴れやかに山田先生の操法を受ける。

膝の痛みが軽減し、目覚めの体操をしていると、膝から下の眺めが、いつのまにか改善されているのに気が付く。
膝の後ろを延ばすのも、ここちよい。
そして、ワンセットの、踵を曲げ伸ばしをして、太ももの前と後ろを伸ばすのも、良い感じに伸びている。
なんでも、表と裏、右と左、上と下で、ワンセット。

これは、膝や足が良い状態になってきたと言うだけでなく、骨盤が限りなく正しい位置に、戻っているということなのではないだろうか。


先生は、因果関係を憶測で、口にしないから、自分で、考えて推測するしかないのですが、やはり、長年にわたる一連の不調は、落馬が原因だったのだなぁと、思う。

週末のトレッキングは、日本で、乗馬クラブのレッスンを受けていたおかげで、苦労はしなかったのです。その時の馬の性質によって、テコでも動かなかったりして、馬に遊ばれはしましたが、毎回次週を楽しみにしていました。


在モンゴルの最終盤に、油断したせいでしょうか、見事に落馬をしました。
その頃は、まだ、何も知りませんでしたから、ひたすら、安静にして痛みが去るのを待っていたわけです。
それで、ゆがんだ骨盤が固定化してしまったのでしょう。
その時、井本整体を知っていたら、せめて蒸しタオルを知っていたら、、さらに健康体を得られていたのになぁ。不調が、改善のチャンスだったのになぁ。。。
言っても詮無いことでした。


しかし、知るのが遅すぎることはありません。二日前、右の股関節から腰椎に向けて、ピリピリと走り始めた感覚がありました。
右側の無感覚がやっと、繋がって、動き始めたらしい。
正しい知識がなかったら、良い前兆なのに、何かいけないことが起きたと思ったかもしれません。運よく、今の私は、知っているのです。
おかげで、これで、体操も、具体性を帯び、このまま続けていると、左膝にかかっていた負担が軽くなってくるだろうと、予想ができるまで、知識を得ています。

後ろ側が延びるということは、前の方が、よく曲がるということ。
このため、自転車が、違和感なく、楽に漕げるようになりました。
自転車を降りる時も、心配がないほどに、改善しました。

右が無反応で、働けなかったから、左にずっと負担がかかっていたこと。そして、終には痛みとなって、赤信号を発するようになった。

右のこわばりが取れて、しっかり仕事ができるようになると、膝が正しく動いて、自在に動けるようになる。

しっかり動く方を、無理のない範囲で、十分に動かしたら、必ず、対になっている動きづらい方が、不思議なことに、動きが出てくるのです。
良い影響は伝染する。
次々と良い連鎖が、伝わって、ゆっくりと、問題解決となる。

蒸しタオルも、深部に達した湿った熱が、塊をほぐし、やがて、深いところから表面へと拡散しながら、広がって行く。
その、メカニズムを、文字ではなく、現実のものとして、受け止めました。

今日の施術は、マイナスをゼロに戻すカウンセリングではなく、さらに積み重ねるための、会話であり、操法でした。


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妙薬

2021年08月14日 | 徒然に日々のことを
じぃじの満面の笑みを見て、喜んで、笑いました。
ということは、私もそうなのね。うん、そうだよ。

孫の出現で、憂さが吹き飛びました。

これぞ、妙薬


176センチに成長し、朝起きてくるたびに上へ上へと伸びているように思えます。

いざとなったら、ママをお姫様抱っこして逃げると言う、頼もしさ。
                 サイズ29センチ
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ひさしぶり

2021年08月12日 | こたろう
我が家に来るのは、何年ぶりでしょうか。
転勤で引っ越しして、そして帰ってきたら、コロナ禍により、会うことが出来ず、さらに、一年余りが過ぎました。結局、こたろうさんにとっては、4年ぶりの顔合わせです。
緊急事態宣言中とはいえ、ワクチン接種が終わったということで、お互いに折り合いをつけて、孫を迎えることとなりました。

今回は、男子中学生となったばかりの孫が、一人で、やってきました。
駅に迎えに行くと言ったら、一人で行きたいからと、やんわりと断られ、玄関のチャイム待ちです。

最寄り駅についたころ、眠りこけているこたろうさんに、「ゆうちゃん、くるよ」というと、むっくり起き上がって、素早く玄関に向かおうとして、「ん?」という表情をして、振り返りました。
ゆうちゃんの事を覚えていただけでなく、大好きだったのかと思うと、とんでもなくうれしかったこと!

そして、次は、寛いで座っている孫の膝に飛び乗りました。
なんてことでしょう! 最大の親愛の情の表し方です。


みんなで、びっくり!

こたろうさん、ゆうちゃんのこと、そこまで大好きだったのね。

お昼ごはんの後は、腹ごなしに、じぃじと自転車で河川敷までミニサイクリング。
満面の笑みで、帰ってきました。(じぃじが)

じぃじと二人で出かけるのには、大騒ぎだったのに、今は、何の苦も無く出かけられるようになって、孫とじぃじの成長を思うことでした。
それにしても、じぃじの自転車が、小さく見えます。サドルの位置も高い事!



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第一声

2021年08月11日 | 詩吟
第一声を発する時、いきなり声を上げるのは、体も喉も力が入って、伸びのある声が出にくくなります。
出だしの子音に心を配りながら、さりとて、母音もおろそかにしてはいけないと、技術が上がれば上がるほど、いろんな要素が加わって、これで良しというところがありません。

第一声の工夫を、どうしたらよいか、一緒に考えてみました。

特に、最初の音が、中音からではなく、高音の場合、正に、体を固くしがちです。

ゆったりとした気持ちで、伴奏を聞き、伴奏の最後の「三」の音を耳に響かせながら、第一声の音程を取るのは、慣れるまで時間がかかります。

そして、体と喉の準備も、必要になってきます。

伴奏が進んでいく毎に、緊張するものですが、リラックスするためには、先ず息を吐きます。
そして、ここというタイミングで、少し息を吸いますが、その時、丹田を緊張させます。
丹田に力を入れるとよく言いますが、それでは、力が入りすぎて、体全体に力が入ってしまうように思います。
丹田を意識するとか、丹田を緊張させるとか、いろいろと言い変えてみますが、その人それぞれに感じ方が違うようで、体の様子と声の出具合を良く観察して、その人にとって正しいャCントを観察しています。

今日は、「城山」の高音の出だしを、一緒に取り組みました。
漫然と声を出すのではない、ことさらに詩吟の声を意識すると、高い音は、こわばります。
まず、読むように、出してみましょう。
前にではなく、首の後ろから頭頂部に向かって声を出すように、声を出しましょう。
何回かに一回は、できました。
宿題として、家に持ち帰ることとなりました。
お家で熱心に練習なさる方なので、大丈夫と心配が合い半ば。

うまくいきますように。




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足湯5日目

2021年08月10日 | こたろう
5日目の今朝の足湯 くるぶしの真ん中までの湯量で、大体44度Cくらいを10分くらい。
足が赤く染まってくると、体全体も、心地よくなってきます。

5日間、今までよりもより熱心に、きめ細かく観察しながら、続けました。

まず、体がリラックスして、左のこわばりの影響を受けていた右の股関節が、楽になりました。

何よりも、鉢巻きをかたく巻いているような、蓋をかぶっているような重苦しさが、なくなってきました。

足湯恐るべし。

そして、頭を締めること、ちょっとした動きなのですが、効果をあげました。

頭が軽く上に浮き上がるような感覚で、背が伸びたように感じます。首がよく回ります。

頭(心?)の動きに、ブレーキがかかっていて、活力を奪われていた感じは、無くなりました。

山田先生、お陰様です。ありがとうございました。


       良かったニャー、僕にも頭のなんとやらをやってみてよ。

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頭を引き締める再読を

2021年08月09日 | 体を整える
8月6日のあたまをひきしめるの写真が不出来で、文字が読めませんでした。

文字の部分を打ち直して掲載しましたので、ご興味の節は、もう一度お読みになってください。   =井本整体の本より=


      ↑クリックすると、拡大して読みやすくなります。
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井本整体 新刊

2021年08月09日 | 体を整える
井本整体の新刊予約開始



体の中心を鍛えること。どんなことにもへこたれず、頑張れる子は、体の三か所のアーチができている。
そして、産後のお母さんの体をメンテナンスすることで、幸せな家族が出来上がる。

三人の孫の真ん中ちゃんは、抱っこしたら、吸いつくように体に添ってくるので、抱きやすかったなぁ。
アーチができていたらしい。

ほんの少しの努力で、家族がみんな健康な幸せを手に入れられるなら、これ程うまい話はない。
子どもの体は、柔軟で、如何様にも変化できるそのうちに、幸せな土台を作りましょうよ。

ばぁばになった私でも、右に左に揺れながら、改善できているのだから、子供のうちにその技と体を手にしたら、鬼に金棒よ!

さぁ、予約しよっと。
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ステージ

2021年08月09日 | 徒然に日々のことを
ステージを構成するのは、出演者と観客だけではない。
裏方という人たちが、表に目立たなければ目立たないほど、良いステージになる。

それぞれが自然体でいられたら、大きな感動が、産まれるものだと思う。

困難な時であれば、支える側はどれだけ、瀬戸際に立たされるかを考える機会がありました。

コロナ下で、1年の休止を余儀なくされた上に、急遽行われることとなったステージには、どれだけのパワーが必要だったか。

一年のお休みで、すっかりカンを取り戻せなかった人、いつものやり方でと自然体でできたはずの人も、隣の人が力を失って居れば、予定通りの行動が取れなくなることもある。
そんなときに、あきらめず、さらに別のパワーをみなぎらせ、知恵を振り絞って、乗り切った。
いろんな要素が複雑に組み合わさって、より困難なステージだったことは、確かでした。


いつもながら、少ないスタッフで乗り切ったこのステージは、それぞれが、連携しあう暇もなかったかもしれない、単独で頑張り、目前の出来事を処理しながら、耐えきったのだと。

みんな、それぞれが、ぎりぎりで頑張った。私だけが、一人だったわけではなく、私だけが大変だったわけではなかった。
外には見せなくても、それぞれが、必死だったのだと、分かる。

毎回、出場者と裏方とを兼ねている人たちは、すごい、特別な人たちと思っていました。
その人たちも、楽々とやっていたわけではなく、大汗をかきながら、戦っていたのですね。
それを、実感する生の言葉を聞く機会があって、なんだか、しこりそうな気持ちが、すっきりしました。

それは、誤操作でかかってしまった携帯電話から、始まりました。
「二つの仕事をこなす特別な人たち」という思いは、変わらないけれど、楽々とやりこなしているわけではないことが、そして、そこには、悩みもたくさん抱えているということも。そんなことが見えたのは、大きな賜物でした。


        「おこだでませんように」 
          くすのきしげのり・作  石井聖岳・絵  より
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あたまをひきしめる

2021年08月06日 | 体を整える
今日ほど待ったことはない整体の日、山田先生は、あくまで、穏やかに私の訴えを聞いて、的確に施術と助言をくださいました。
今日は、頭に手を添えて、頭を引き締める体操?を教えて頂きました。

このところの、不調の原因は、左肩が巻き込んで、左わきがこわばっていることから起こっていたようです。
意識がふわふわと、飛んでいる感じと、予定のことが進み始めたら、止められない、後戻りができない、わずかな軌道修正ができない現象となって、表れました。

これらの気候的原因は、とりもなおさず湿気と高温です。
もともと、ストレスをためやすいところに、気候の過酷さが影響して、私の一番の弱点に症状が現れて、負の循環が始まりました。

心身がつながっていることの証を、今日も明確に示されました。

手を上げる時も、腕だけではなく、ろっ骨を連れてあげることを、頭ではわかっていても、忘れているのは、やはり、心が弱くなっているからです。

この頭がよく働いていない状況には、頭を締めるのが良いそうです。
頭を両手で抱えるという動作が、よく似ています。

何か困ったときに頭を抱えるというのは、自然に備わった危険回避動作なのですね。
あまり強すぎないようにと、注意されました。

自分の外に向けて被害が出る前に、体の異状を察知して、的確に体を整えることが出来るようになったら、一番の弱点にまで、影響が及ばなくて済むのですが、学びの途中で、難しいことです。

そして、私には、くるぶしまでの足湯も効果的と教えて頂きました。

少しマメに、足湯と、頭を締める動きを致しましょう。

とりあえず浮遊状況打破。
     この本は、絶版になっているそうです。写メを取らせてくださいました。



写真が不出来で申し訳ありません。文章部分を、新たに掲載しました。是非お読みください。
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