風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

接近

2020年10月31日 | こたろう

     こ、こたろうさま、ちこうございます。

        いつもは、洗面所のしきいの外で、
           お待ちいただいておりましたのに...



   こ、こたろうさま、さらに、ちこうございます。ひぇー!

     わたくしめの、身支度の様子は、
       もう少しお離れになってお待ちくださいませ。
         お写真のピントが・・・・・あいませぬ。



 
     あぁ、何と、りりしい、横顔!  うっとり。


こたろうさまとの距離がどんどん近くなってくる。
呼んでも来なかった、ツンデレ時代が懐かしくもある。
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新指導者

2020年10月29日 | 詩吟
夢青葉新指導者への引継ぎのご報告を25日拡大中央会にて、致しました。
その後、初めての、夢青葉の練習が今日となりました。

定例の会場は、工事中のため、別の会場での開始です。
6階からの眺めの良い部屋で、新指導者のご挨拶で始まりました。

2017年7月に、会員さんの都合で、金曜日のお稽古日が木曜日に変更になりました。
そのため、そのころにはすでに始まっていた第三木曜日の「素読の会とはじめの一歩」の詩吟教室と、重ならないような日程調整をしていましたが、どうしても、重なる月も出てきました。

その重なった第一回は、T先生のお越しを頂きました。
その後すぐ、O先生が準師範昇格となったため、第三木曜日の代範を教室の外に依頼せずとも、務めていただくことになりました。

KANGIN TOKYO NEWS(2017年12月号)の開催情報にも、指導者の名前を二人記載され、やがては、夢青葉は二人指導者として、中央会に、認知されました。
そのころから、「飛びたて」という思いを強くしていきました。

昨年の20周年には、正指導者として名前を連ねてほしかったのですが、時期尚早ということで、実行能わずでした。

同年、師範への昇格を果たし、名実ともに、新指導者として、ふさわしく、力も備えられましたので、今年の4月引継ぎ実行と決めました。
しかし、コロナ規制のため、3月からの活動停止のため、見送らざるを得ない状況が続いていました。

10月25日の中央会は、秋の練成会を涙を呑んで、中止としたため、拡大中央会と形を変えて少人数で、行われました。
その中央会の連絡会議の席上、時間を頂いて、ご報告をさせて頂きました。


おかげさまで、きちんとした形で、引継ぎができました。

代範という立場上、私が参加をしていないのですから、ご指導の様子を拝見するのは、夢青葉を離れて今日が初めてです。
予想以上に、堂々として、知識たっぷりで、みなさんを惹きつけていらっしゃいました。
これなら、サメ[トは、不要です。次回から早速、私は、お家の人となれます。


幹事さんも、おおらかな指導者に代わったので、いちいち細かいことを言われないで、のびのびお仕事に励めるのではと、思います。

今日は、平成22年発足当時からの、懐かしい履歴、その他の記録や書類をお渡しして、最後の用件を済ませました。

2010年4月に始まったファーストシーズンの夢青葉、2017年1月から今の松山センターに会場を変えてのセカンドシーズン、そして、今始まったサードシーズンと、この10年の間に、小さいけれど、重要な変化を遂げてきました。

このサードシーズンは、新生夢青葉と名付けても良いかと思いますが、『夢青葉』を引き継ぎたいという強い意志をうれしく頂戴しました。

これからは、東京芦孝会の指導者という同じ立場になりました。先輩と後輩という立場が残っただけです。ともに、諸先輩方と東京芦孝会ささえていきましょう。




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引き継ぎました。

2020年10月28日 | 徒然に日々のことを
25日、夢青葉の指導者引継ぎを終えて、長ーく息を吐いて、手足を伸ばす。

その日は、会員の二人とも、昇段、昇格の該当者で、一吟の発表ができました。そして、新指導者のO先生は、希望者の枠で、一吟。私も、昇格者で、一吟。
夢青葉のフルメンバーが、そろって壇上で、吟詠発表をして、良い区切りをつけることができました。

その吟詠は、「塾生に示す」です。新指導者の心意気を遺憾なく表明した吟題として、高い評価を受けました。

その上に、その方がたは、私の好きな吟題でもあることもちゃんと知っていただいての感想でした。

こんな風に暖かく迎えて、高く評価して下さったことに、胸が熱くなります。

夢青葉の次へのステップが、幸先良く始まって、縁起が良いねぇ。

特に事件があったわけではなく、自然の流れで時期が来たと、判断したのです。
とてもいいたいみんぐでの決断だったと、思います。

O先生については、2年前からお忙しい中、練習の方法や、吟題選びについては、考えていたことでしょう。
それ以前からも、特に吟題選定については、ご自身の意見をお聞きしていました。
その方法で行けば、更に詩吟が好きになっていくことだろうと、そのころから、期待していました。

基本の基にこだわった今までの反復練習から卒業して、ひとつ上級の指導を受けたら、さぞ大きな花が開くことでしょう。

年齢だけを聞くと、あまりに年若いことで、いろいろとご心配される向きもあろうことでしょう。折があれば、詩吟に関わる経歴を何かの形で、発表することは、必要かもしれません。
私としては、文字に書けることよりも大事な「心意気」の点で、何の心配もしていませんから、構わず、存分に活躍なさいませ。

そして、二人の会員さんは、若い指導者をしっかり支えて、環境を整え、居心地よくしてくださることでしょう。

明日は、引継ぎ後初めての、お稽古日です。
すでに、絶句と律詩の練習吟題の発表連絡もあり、滑らかな滑り出しをしました。

             おめでとう!

来月からは、KANGIN TOKYO NEWSへの記載も完璧なものとなって、告知され、名実ともに新指導者の活動開始と相なります。
みなさん、よろしくお願いいたします。


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補習

2020年10月28日 | 詩吟
夢松風の練習方法について、要望がありました。

初めてのことで、驚きましたが、よりよい教場にするための、意見交換は、前向きに受け止めて、心地よく楽しく過ごせるならと、いろいろと、お話をしました。

質と量の永遠のテーマ。

夢組は、スタートの時は、丁寧にじっくりと行います。
夢青葉の「塾生に示す」は、一か月に一回の練習で、4回かけました。
夢松風のお試し詩吟で取り上げた「松樗~」をやはり4回ですが、こちらははじめから月に2回の練習でした。

そのような方法で、練習を始めたものですから、一回で終わるのは、十分ではないとの印象を持たせてしまったのかなぁと、思います。

会員さんの人数が増えるとともに、層も厚くなっていて、耳にする吟詠も、自分たちだけの声ではないものが、耳から取りこまれます。

何度も時間をかけないで、十分スキルは上がっています。

回数のマジックにかけられているのかもしれません。

満足度を上げるためには、どう、練習したらよいのだろう。大きな宿題。永遠のテーマ。


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マンデー コール

2020年10月27日 | 体を整える
電話がないなぁと思っていたら、娘からメッセージ。
まず、電話をしなくてごめんね、健康診断の再検査にいったものだから・・・」から始まっている。

その返信に、私が書いたこと
『母も、○○に未病を抱えています。母娘だねぇ!
 整体の先生のラーメン云々は、○子のことよくわかって
 くれてるね。
 母は、ずっと痩せられなかったけれど、気が付いたら
 3キロ減ってました。
 我慢するより、食べなくて済むようにするには?と、
 考えて、体が「そうだね」と、反応したら、いつの間にか
 はじまるよ。
 ストレスをためて、別のトラブルを抱えないことね。」

そうか、元気ピンシャンと思っていた娘は、健康診断に引っかかるようになったのか。
今、一番ストレスの鰍ゥるときなのかもね。
子育てで、のほほんとしていた母とは、違う生き方をしているのね。


先日の、山田先生の施術の時に、交わした会話が、まさにこれ。
膝のために、減らそう減らそうとしていた時は、うんともすんとも言わなかった『タニタ君』なのだけれど、この処、少しずつ少しずつ、数値が、下がって来ています。
その事をご報告したら、「食べなくてもいい心と体になってきたんですね。」と、おっしゃった。

何かあると、馬鹿食いをして、いたのだけれど、気が付いたら、甘いものに手が伸びなくなっています。

本当は、あともう3キロ減らしたい。それは、日頃お稽古で、持ち運ぶ荷物を最小限にしたときの重さだから。
キャスター付きの鞄ではなく、リュックにしたいと思っています。

混んだ電車や、ミニバスの乗車の時に、何かとキャスター付きバッグだと、手首に負担がかかるので、思い切り良くリュックにした方が楽になるはずだからです。

3キロの体重減で、かなり膝の痛みが軽減されました。
それに気をよくして、うかうかと、重い荷物を背負うと、てき面に痛みます。
ただし、以前よりは、痛みが収まるまでの時間が確実に短縮されています。

ダイエットという管理ではなく、心健やかにいられるコントロール法がわかったからです。
山田先生に褒めて頂いて、余計に、頑張らないやり方を、日々探索、実行しています。




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昇段 昇格 おめでとう

2020年10月25日 | 詩吟
夢松風 初段に合格 2名
夢青葉 初段に合格 1名
     六段に昇段 1名
     準師範に昇格1名
    
そして、私は、高師範に昇格いたしました。

みなさん頑張りました。おめでとうございます。
そして、私の昇格は、夢組のみなさんのおかげです。ありがとうございました。
益々の精進をいたします。

そして、嬉しいお知らせがあります。  
「育て、飛びたて」の夢青葉の基本理念により、新指導者誕生が、実現しました。
次の若い世代の新師範O先生に引継ぎました。

新生夢青葉として、御自身のカラーで、染め直して下さい。
そして、先生をサメ[トする幹事さんたちの、これからのご活躍を、祈念いたします。
もとより、吟力に於いては、心配なことはなにもありません。

先生と同じ年代の新人さんが入会して下さると、良いですね。
にぎやかになります。

無理をせず、お互いに支え合って、精進して下さい。


この引継ぎと、時を同じくして、新しい詩吟の会誕生に向けての動きが、始まった事は、何かの思し召しと思います。

無事、誕生を迎えられるよう、須藤明実先生への感謝を忘れず、精一杯頑張ろうと思います。

まだ、産まれるかどうかわからない会の誕生を、今、ここに書くことで、自分へプレッシャーをかけています。
          新人さんの入会を、先ず一人から




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菊の五色活け

2020年10月24日 | 

                      古流 松庭派                               周沃


       花の黄色、白、赤と葉の緑、花器の黒で、五色

            娘の活ける花は、いいねぇ!
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手のひらの簡単な体操

2020年10月23日 | 体を整える
「盆の窪のあたりのこわばりが取れて、柔らかくなっています。」

長年の悩みから解放されることがわかって、気持ちが楽になったからかも。

そして、下げた手のひらを反すだけで、胸のあたり、その一つ深いところまで、こわばりが取れていくのがわかる。

これで、深い息ができる。丹田に容易に力が入る。
楽器のメンテナンスが、進む。

今日まで、声を出すことを拒否してきた体が、急に詠いたくなる。やっと、詠いたくなった。




昨日は、吟詠発表を明後日に控えて、重い腰が上げなくてはと思い、声の出せる最後のチャンスなので、吟詠をさせて頂きました。
そうやって追いこめば、声が出てくるかと思いましたが、本来の声が出せず、中途半端な細い声でした。あぁ、なさけなや。

それでも、初めての方は、すごいと言って下さる。
今度は、もっとちゃんとしたのをお聞かせしたい。

先日お目にかかったばかりの女性が、ウグイス吟詠に参加され、驚異の音感で、詩吟に唱和されたのには、驚きました。

その方、お仲間が、面白そうだったら参加すると言ってたと聞きました。
稀に見る音感に、長足の進歩をなさるのは、自明のこと。
もし、誘った人が、ごく普通の人だったら、進度の余りの違いに、彼女に焼きもちを焼かないかと、心配をする。

先読みをしすぎたと、思うけれど、親しい人と安易に同じ行動をするのは、つまらぬ苦しみを産みかねない。あぁ、老婆心。


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うぐいす吟詠

2020年10月22日 | 詩吟
会場使用解禁となって、目出度く、古巣の会議室へと戻っての練習でした。

人数も増えて、三密をぎりぎり保てるほどで、嬉しい再開となりました。

11月の文化祭 ”令和二年度 横浜ラメ[ル件p市場”に向けての練習がやっと始まりました。

昨年までの経験をもとに、練習の回数が少なくて済むシナリオが出来ていて、その個別の練習から始まりました。

皆さんがノリノリになっているところですが、コロナ対策についての注意点の説明が丁寧になされて、その対策を十分に講じていらっしゃいました。



今日は、この教室で嬉しいことばかりが起こりました。
気になる癖が治っていた方、今まで、吟詠を聞かせてもらったことがなかった人が、初めて吟詠をなさいました。
いい声で、落ち着いた運びで、いいなぁと思いました。

女性も、ご自分の高さで自然に独吟をなさっていて、ご自分らしく詠っていました。

初参加の人が、一通りの独吟を聞いていただけなのに、ほぼ、音の高低を捉えていて、今にも歌いだしそうで、驚きました。

私の独吟の時間もあって、喜んで一吟させて頂きました。

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サイボーグ萬斎

2020年10月20日 | 体を整える
そうだわ、始発だから終点までだから、必ず座って本が読める。何か本を、、、と思って、履いた靴を脱いでまで、取りに行き、瞬間に選んだ本。「野村萬斎 狂言サイボーグ」

文字にできない、言葉にすらできなかった思いを、そこにみつけた!
そして、大間違いにも気が付いた。

去年のあの私の選択は、まったく、私の根っこをそのまま表していたなぁ。けれど、正しく伝えることができなくて、敢え無く撃沈したっけね。
あれは、あの結果しかなかった。

萬斎さんは、言う。
師匠のコピーをして「型を覚える狂言のためには、師匠の真似をする才能が欲しい。

師匠が示す「型」の本質・特徴をいち早くつかみ、自分の体に転換する能力、イメージでとらえることも重要である。

しかし、骨格の違う弟子が師匠の「カマエ」をそっくりそのまま写せたとして、師匠と弟子の腕の長さが違えば、その角度をそのまま写しても、あてはまらない。

師匠と同じ感覚を持っていることも、重要である。
家の子は、師の「血」の半分をもらっている。外から入った弟子は、その感覚を埋めるためにも師と寝食を共にする修業の時が必要なのである。


こうして、型ができたとしよう。その型には、何を入れたらよい?

そのためには、何が必要?次々と、萬斎さんは、惜しげもなく、伝えてくれる。
能楽の「型」はレンズだという。レンズが良ければ、その影は、より大きく投影される。そしてその影に色を付けるのは、観客の特権だと。

押しつけがましい表現というのは、萬斎が出席したワークショップで、フランスのマイムを教えるマルソーが、言ったそうだ。「演技が不経済だ」と。その意味は?
マルソーの示したお手本は、とてもシンプルだったと。それは、まさしく能楽の「型」であったと。

無限の想像力を育てるレンズの役割をする「型」とは、何だろう?
       『野村萬斎 狂言サイボーグ』は宝箱!

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