風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

笑ってる

2007年07月16日 | 風のこたろう裏日記
テレビのお笑いを見て、一人で大口を開けてしかも声を上げて笑ってる。
小磯良平の絵を見て、ほんとに美しいと感動する。
お母さんのことを、思い、ほんとにそばに居てあげたいと思う。
娘の行動に、頭ではなく心が動いて、言葉が出る。

もやが晴れたと思ったのは、ちょっと前だったけど、今は、心が温度を持って動き始めたと思う。

いろんなことが予想と違った方へ進み始めていたことに、冷静に対処していたのではなく、一度心の動きを止めて、反応するのを止めていたのだろう。

好きで集めていたものが、彩を復活して、それぞれの置き場所から私に呼びかけるようになった。

これから、面白くなる。
いろんなことや物に反応して、一喜一憂することになる。
電話の応対も、きっと、意識しないでもリズムを取り戻し、明るい声になる。
取るに足りないものからも、いろんな発想をするようになる。
人にも会いたくなるだろう。

今日の感動は、日曜美術館の小磯良平の「斉唱」。
そして、辻 仁成 のサヨナライツカから「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと 愛したことを思い出すヒトにわかれる」

わたしはそのどっちだろう。
本の中では、そのあと「私はきっと愛したことを思い出す」と続く。
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心と体の一体感

2007年07月05日 | 風のこたろう裏日記
顔見知りの美容師さんに、カットとヘアカラーをしてもらいました。
娘と同級生の彼女は、今日で、4~5回目なのですが、1年半ぶりなのに、私のして欲しいことを忘れないで居てくれて、とても夏らしい軽やかな感じに仕上げてくれました。

モンゴルの美容院では感じられなかった、納得の仕上がりです。
シャンプーは、ちょうどいい温度で、耳に水が入らないし、ちょうど良い力加減でマッサージするように丁寧に洗ってくれました。
当然、途中で、断水も停電もおこらないし、 爪を立てられることも無く、はさみ使いも軽やかに、運んでいました。
ひさーしぶりの、心地よさ。
リラックス、リラックス。。。すっきり、すっきり。。。満足満足。。。

やっぱりねぇ、飾り立てることは無いけれど、こざっぱりしなくちゃ世間様は、何があったかといぶかるよねぇ。

娘は、「母はメイクしない方が良い」といってくれたけれど、世間様はそうは見てくれなかったなぁ。
というより、中身が無かったから。

おとついから、体が心で満たされたから、多分、大丈夫。
心身の一体感を感じています。

抜け殻だけだったんだよね。
遠くに居た心が、やっと到着したみたい。

未だ、抜け殻の時、出かけたスーパーで出会った友達は、あまりのひどさに驚いたらしい。

私って、そんなにひどかったんだ。

今日から、元の私に戻る。


ほんとにやりたいことをする。

でも、この、無気力状態は、ずーッと続いていた緊張をほぐすのには、不可欠な状況だったと思う。

家に居てさえ、常に緊張を強いられていたUB生活に、きっちりとピリオドを打ち、こちらの生活を始めるのに、必要だったのだろう。

若い娘だって、中国から帰ってきた当初は、眠り姫だったし、閉じこもりだったよね。
そうそう、思い出した。

年を重ねた、私が、状況の変化にすぐに対応できないのも、当たり前よね。
よかったなぁ。
友達に見捨てられる前に、気がついて。。。

今日は、久しぶりに親しい友人とお茶をした。
すっかり心配をかけてしまったけれど、好きな仕事ができて幸せな夫と好きな人と一緒になる娘と、それに、倍して幸せな私を獲得しようではないの。


負けるもんか。
幸せを分けてもらうのではなく、分けてあげるわよ。
待っててね。
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アロマ効果

2007年07月04日 | 風のこたろう裏日記
最近手に入れたアロマは、自然のものを使っているので、アロマ効果がほんとに高い。

香りに敏感な夫も、これは気に入ってお守り代わりに、モンゴルへもって行った。
人工のものを嗅ぎ分けられる夫が選んだのだから、本物だと信じられる。

白は、心を安定させる。
青は、浄化、痛みを抑える。
黄は、免疫力をあけることができる。
緑は、環境を整える。

それぞれをそれぞれに使用するより、二つ三つを併用すると相乗効果があることは、実感している。

主に、白を眠る前に、黄を目覚めたときに、ひざの痛みには青を、この蒸し暑さでモンゴルでは感じなかった肌のかゆみや発赤には、青とデオドラントローションを混ぜたものを。
使ったときの後味の良さは、たとえようも無く良い。

香りというものには、エネルギーがあるというのは、本当だと感じる。
脳を惑わせるだけだという合成の香りを夫のように嗅ぎ分ける能力が欲しいと思う。

さて、眠れそうも無いとき、夫は、白を使っているかしら?
そして、アロマを置いてあるところを通るとき、気軽にシュッとやっていた夫が比較的良く手にしていたのは、緑だったなぁ。

とても効果のあるアロマではあるけれど、あくまでも手助けであるのだから、頼りにはしても頼り過ぎないこと。
こだわりをなるべくなくして、自分の心をなるべく平らにできるようにいたしましょう。
こだわりは、どこにあるのか、自分とのコミュニケーションを密にしていくことを、これからのテーマとしようと思う。

自分とのコミュニケーションという言葉は、昨夜娘から仕入れた言葉である。
コミュニケーションとは、他とのかかわりだけと認識していたのであるけれど、まず、自分とのコミュニケーションが肝心なことを知ることができた。
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無呼吸

2007年07月04日 | 風のこたろう裏日記
睡眠無呼吸症候群の検査のため日医大付属病院に一泊入院。
簡易機器を付けての自宅の計測で、軽度の無呼吸があると11日に診断があった。
先生の指導で、一泊をして、さらに詳しい無呼吸の状態と、脳波の計測をする目的で入院を予約。

今朝退院してきた。気楽な人間ドックのようなものだ。
問われると、ドックと人には言っている。

頭と鎖骨の上とに10箇所の端子を付けて、レム睡眠、歯軋り、脳波、心電図を計測です。
狭い部屋で、鎖につながれた状態だと、自然に入眠できなかったため、夜11時眠剤をもらって眠りにつく。
装着時の技師さんの説明では、重症の人は眠くてたまらないから、こういう状態になっても平気で眠ってしまうとのことだから、最初の先生の説明どおり、軽症であるとさらに安心する。
6時間は眠っていて欲しいということだったので、目覚めは6時15分だったから、十分クリアしていると思う。

結果は、2週間後に。
症状は、一人で居るときに眠くてたまらないというだけだから、心配というのは、ほとんど無いのですが。

それに検査入院だから退院といっても、なんだか旅に出ている気分だった。
診察券を機械に差し込んで清算をするものだから、スイカでチケットを買ったような気分なのだもの。

帰りの駅への道すがら、根津神社の前を通ったら、妙にすっきりとした晴れ晴れとした目の前の紗が取れたみたいな気分になった。
やっと、分離していた心と体がドッキングしたような。
自分らしくなってきたような。
非日常を経験すると、気持ちがこうも変わるものか。

入院前に、気にかかっていた大きな問題がうれしい方向に動き始めていることを娘から聞いたせいなのだろうか。

それにしても、うれしい。
危うく、空の巣症候群になるところだった。
何より、おしゃれをしたくなってきた。

道すがら、長年続いたことを感じさせる和菓子屋さんに入って娘の好きな麩饅頭を買い、生豆から焙煎して飲ませる珈琲屋さんを見つけて、珈琲を飲み、洋品店を冷やかした。

いつもの私だ。
美容院も独立して遠くなったので、ほかの人にしようかと迷っていたのだけれど、なじみの美容師さんの居る店に予約を入れた。

その先は、ケ・セラだな。
明るい私は、きっと良いことを呼び寄せる。
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