風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

すぐれもの

2005年04月23日 | チンゲル亭過去日記

ウランバートルのホッティンフン(都会人)も、馬鹿にするという100トグルクのハンドタオル。
これが、ほんとに優れものなのです。
ガーゼのように向こう側が見えるのですが、ガーゼより生地がしっかりしていて、しかも吸水が抜群。

とりあえずの間に合わせとして買ってきたのですが、毎日、台ふきんとして愛用しています。
一つ難点は、ブルーとピンクの色がつけてあるのですが、色落ちして最初は手が染料で染まってしまうことです。
今度からは,白を買うことにしましょう。

4月21日  ☆出戻り品?

昨年帰国のとき、不用になったものを、いかようにも扱ってくださいと知り合いにお渡ししていたものを、帰って来たのだから必要でしょ?といってお返しいただきました。

ほとんどが、衣類と食器ですが、新聞はぱりぱりと音がするほど乾いているし、衣類も、一冬しまってあったときの湿気を含んだ重たさとにおいがさっぱりと無いのです。

この乾燥状態が、ゲルでの生活をささえているんだなぁ!
これらの品物をもう一度手にするとはねぇ!

新しくウランバートルにきたつもりが、去年の生活の延長にふわりと降り立った気がします。

また、来たことを心から歓迎し、不在期間をちっとも感じないモンゴルに住む人たちの心の広さや、温かさを感じます。
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チンゲル亭到着

2005年04月20日 | チンゲル亭過去日記
http://sky.ap.teacup.com/kazenokotarou/

風のこたろうという仮称でブログを借りました。
とりあえず、見ていてください。

この日記も、表面に出そうと思って居ます。
見つけている方も、見つけていることを遠慮している方も、どうぞ遠慮なく参加してください。


2016.02.21(日)加筆
  最初のウランバートル生活は、HPチンゲル亭便りで楽しんでいました。
そのうち、「さるさる日記」という便利ツールをみつけたので、日記は、こちらで更新していました。
それは、Hpの隠し頁として、帰国後もずっと続いていました。
やがて、さるさる日記のサービスが終了したので、パソコンの中で深く沈んでいたのです。

ネット環境を長年使用していたDTIからソフトバンクエアーに乗り換えたため、DTIのHPサービスを受けられなくなりました。
この際、お引越しという形をとらないで、私のパソコン上にだけ残すことにしました。

しかし、さるさる日記に書いていた日記は,風のこたろうの前に張り付けることにしたので、風のこたろう登場以前の日記も付け加えることになりました。

2005年4月20日より前の日記は、当初は、ブログになかったものです。
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明日旅立ち

2005年04月05日 | チンゲル亭過去日記

区役所に行って、海外転出の届出とともに、保険証も使えなくなるので、明日旅立ちという日になって、なんだか膝の痛みが気になり、整形外科に行きました。
思っていたとおり、「膝の内側の痛みは年のせい」との診断でした。
看護婦さんに腹筋と太ももの筋肉の体操を教えてもらい、シップと痛み止めをもらいました。
この痛み止めは、頭痛などの痛みのときも飲めるよといわれ、1日3回2週間分出ているけれど、痛いとき飲めばよいから、これから海外に行くのなら、持って居たら良いよとの指導でした。

娘が知り合いで膝の手術をした人が居て、心配していたので、これで安心するでしょう。
少し体重を落として、足の筋肉をつければ、痛みが治まると思います。

さて、そんなわけで、保険証を最後まで使って、手続きに行ったら、明日の転出だから、明日までの期限の保険証を新しく作ってくれました。何だ、そうなんだ。

オリエンテーリングでは、間際になってから転出の手続きをという指導だったので、明日出発という気ぜわしい日に区役所に出かけたのです。
2週間前でもよかった訳だったのになぁ。
国民年金の支払いも、強制から任意に切り替えました。

オンラインになっているから、住民票、課税、納税、健康保険、国民年金の窓口に行っても、話は早いのでした。

紙でしか証明できなかった時は、この作業は、何時間かかったことやら。
もう少し、進化すれば、それぞれの窓口に足を運ばなくても、自宅のパソコンから、ワンキーですべてが行われるようになるのだろうなぁ。

それぞれの場所でそれぞれの担当者の目でチェックが行われて、間違いがチェックされそれぞれの人の言葉で、少しずつ知恵を授けてもらった感があったので、のんびり一日かけて、手続きが出来るのも悪くない。

それは、今、私が、時間だけはたっぷりあるからいえることなんだろうなぁ。

これで、今私たちは、日本国籍を有するけれども日本のどこにも住んでいないという宙に浮いた形で居るわけなのです。
事務所で、オフィシャルのグリーンのパスメ[トを受け取ったとしても、ウランバートルに到着して、手続きが終わるらないと、足が地に付かないのです。

考えたら、きりが無い。
無事ウランバートルの住人になるまでしばし、休止です。
あちらでは、とりあえずホテル住まいなのです。
ネット環境、その他どうなっている事やら。
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婚約

2005年04月03日 | チンゲル亭過去日記

次女、婚約!
急転直下の展開に、娘も私たち夫婦も驚きと喜びの渦の中に居ました。

彼は、去年から考えていたようですが、娘にいつ言ったらよいか、よい機会を考えていたそうです。
「彼なら」と、考えていたので、大賛成でした。

彼が私たちの出国前に、話をきちんとしたいということで、昨日と今日とで、彼の私たちへの挨拶、両家の顔合わせを急いで済ませました。

昨日の午後から、うれしい渦に巻き込まれて、悲鳴を上げていたのですが、夫も私も、大きな元気をもらいました。

親であるだけで喜びをもらっているのですが、こんな大きな喜びをもらうとは思っても見ませんでした。
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20キロの荷物

2005年03月30日 | チンゲル亭過去日記

ウランバートルへ送る荷物は、一箱20キロが上限です。
郵便局でゆうパックのダンボールを1個380円で買う。
高いのですが、一箱を20キロにするにはスーパーでもらってくる箱では大きさ、丈夫さに欠けるのです。

1キロごとに料金が決まっていますから1個だけ送る分にはこだわらなくてよいのです。
20キロに近づくにつれて料金が割安になっていますから、複数個送るときは、一箱を20キロにすることにこだわるのです。
http://www.post.japanpost.jp/fee/simulator/kokusai/index.html

航空便は、普通便とスピード便があり、スピード便は早ければ3日で届きます。船便は、1ヶ月から3ヶ月かかりますから、問題外。
普通便とスピード便では20キロの荷物は11,850円と18,200円の差があります。

モンゴルに送るものは、どうしてもこだわりの物と、モンゴルでは手に入らないものと決めました。

しかし、日本に居たら、おそらく使わないだろうけれど捨てるには忍びないものがたくさんあります。
モンゴルに持っていけば使うだろうしかし、帰りの送料を支払ってまで持って帰らない。

もう一度品物に命を与えると考えるか、それとも置いてかえる(捨てる)ものにお金を払って持っていくか、迷うのです。

厳選したつもりですが、5箱になりました。送料だけで9万円!
モンゴルに無いものは、味噌、しょうゆの入った食材の箱1箱だけです。

次の一つは、台所用品。二人分の茶碗、汁椀、箸、急須の類。

次の一つは、趣味のもの。たくさんある時間を心豊かに過ごせるであろうグッズたち。

次の一つは、衣類。半年後の11月ごろに帰国の予定といってもモンゴルは真冬ですから、防寒具は夏に向かう今でももって行く必要があります。
送料を2万円近く払うか、20万トグルクを元手にウランバートルで買うか。
なじみのものを身につけたいのだけれど、さあ、どうする?

もし、なじみの衣類を持っていくとしたら、もう一度読みたい本も持って行きたい、積読していた本も持っていかなくちゃ・・・・・

そうして、箱が5個に増えたのです。

大鉈を振るって、1箱だけ送るか、9万円払うか?
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誕生日

2005年03月22日 | チンゲル亭過去日記

朝出かけるときに、言うのを忘れたと長女から携帯メールでおめでとう!メッセージを受け取る。

昨日は、3連休の最後の日を二人とも明けておいてくれたので、お昼を食べに出かけました。
近くの、お好み焼きやさん、これが、最近開店したばかりだが、結構いける。
4人揃うと、食がはかどり、あれやこれや注文し、最近は昼間っから・・なんて言わないでアルコール入りの飲み物を注文し、おいしく頂く。

今日は、何?誕生日?それとも?といいながら、前夜祭のようなこれば本番のような久しぶりの食事会でした。

早く、おばあちゃんと呼ばれたいと思うこのごろですが、まず、結婚してくれないとね。
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お客様と地震

2005年03月20日 | チンゲル亭過去日記


長女の彼氏を昼食に招きました。
次女も混じって楽しく歓談したのです。
それについては、みな満足で、笑顔で彼を送り出しました。

食事つくりの真っ最中に、九州地方の地震がありました。
テレビをつけてなかったので、義母や叔父から何も無かったよとの連絡をもらって初めて地震のことを知ったのです。

娘の彼氏という事で、夫は少々緊張していたので、それぞれの電話には気もそぞろで受け答えをしていたのではないかと思われます。

お客様が帰って一息入れてからやっと、ほんとに心配になって、それぞれに電話をしていました。

コップが一つ割れただけ、塀のかわらが落ちたというのを聞き、一安心。
ただ、余震がどのようにあるのでしょう。
義母がさぞ不安な事でしょう。

こんなときに、モンゴル行きが目の前です。
不安が増す。
気がついたら、留守中はくれぐれもよろしくとお願いしていました。
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ゴールデンレトリーバーの「花」

2005年03月16日 | チンゲル亭過去日記

ウランバートルでいっしょだった花を、日本のご自宅に会いに行きました。

11歳になる花は、最近は2階へ上がりたくなくなったと聞いていて少し心配していたのですが、元気でした。
帰国したときは、ご近所の方たちに花は元気になりましたね、といわれたそうです。
ウランバートルでも、初対面のときから、会うたびに元気になっていく花を眺めていたので、そうだろうと思いました。

しっかり覚えていてくれて、花のペロペロ攻撃はうれしかったです。
ぴたりと私の傍にくっついて、頭や背中をなでられるままにしている様子を見ていると、はるばる2時間をかけてやってきたかいがあったというものです。
コーヒーを頂いて、うっかりなでていた手を止めると、鼻先で手をつついて、「止めないで」信号を送ってきます。

そんなわけで、私の左側は花のにおいをたっぷりつけていたのですね、帰宅したら、鼓太郎がしばらく、私の左側のにおいをかぎまわっていました。

2年後の4月、花にアャCントを入れておきました。
そのころは、桜が見ごろだそうです。
それまで、元気でね、花。
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オルティンドー

2005年03月14日 | チンゲル亭過去日記

オルティンドー歌手の三枝さんって、こんなふうに考える人なんだ。
そうかぁ。
帰国したら、すぐに三枝さんのところに行ってオルティンドーを習う。
そう決めていたのですが、3ヶ月たって、2回のコンサートに出かけ、1回のライブは直前になって行かなかった。
当然のことに、練習は始まっていない。

あと3週間でウランバートルへと発つ今頃になって、三枝さんが身近に感じられた。
3月の練習会は26日(土)にあるのだが。

              ☆

今日は、以前の職場の若い女性二人と、浅草散策をした。
ちょっと豪華な、ホテルのランチをしながらゆっくりおしゃべりをする。
職場のうわさ、かつて働いていたときの私の働き方へのお世辞も頂いた。

ちょっぴり、仕事への未練が湧いてくる。
今なら、同じところへ復帰できるかもしれない。。。と、甘い期待を抱く。

浅草寺で、おみくじを引く。大吉!
旅立ちよし、願い事かなうべし。

そうか、そうか。よしよし。

4月6日に旅立ち、そして、お賽銭を上げてお願いした事が、かなうわけなのだ。

明日は、花に会いに行く。
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船便

2005年03月11日 | チンゲル亭過去日記

11月に送った船便が、2月も下旬になって届いた。
郵便局員の「1ヶ月から3ヶ月かかります」というのは、大げさではなかった。
届かない可能性もありと覚悟をしていたけれど、ちゃんと届いたのは、うれしかった。

これで我が家にとって必要ではないものが、ウランバートルで役に立つ事になった。
受け取りの労をとってくださった中澤協力隊員さんありがとう。
我が家の不用品が生き返った瞬間でした。

研修中、地方からホテル住まいをしながら参加されていた方が、「いかに物のあふれる中で住んでいたかがわかりました。」と、ャcリとおっしゃっていました。

男性のことだから、ほんとに身の回りのものだけで1ヶ月の研修を受けにこられていた事から、そのような感想を持たれたようでした。

帰国後、思い切って物を処分したのですが、たった4ヶ月の間にも物を買わずには居られない自分にあきれました。
わたしったら、住んでいる環境によってほんとに気分が左右されるものだなぁ!。(笑)

船便で最長3ヶ月、航空便で最短1週間、人間は5時間で着くという距離を、思う。
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