風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

関東に雪

2004年12月29日 | チンゲル亭過去日記

朝、9時ごろから降り始めた雪は、予報を裏切って積もり始めました。
モンゴルのさらさら雪と違い、デジカメに雪の一粒が写るくらい大きいのです。
しかも、鳥の羽毛のように揺れながら地面を目指していました。
1週間をかけて、数年来の汚れ落としをしているものですから、綿ぼこりのようにも見えて、白いのに、汚い感じがしてしょうがない。
しかし、その表現を牡丹雪と変えてみると美しい雪になる。

(あっちに行っても、こっちにきても、悪い事探しをしているなぁ、
これはちょっといけないな、改めなくてはね。)

厳しい寒さで、乾燥しているモンゴルの雪は、とても細かくさらさらで、コートについてもパタパタと払い落とせるくらいでした。

出勤時には降っていなかった雪に、次女は退社時に驚いている事でしょう。
早く帰っておいで、今日は鍋だよ。
あったまろうね。
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丸の内ミレナリオ

2004年12月29日 | チンゲル亭過去日記

若いお友達3人と、丸の内ミレナリオを見に行きました。
寒がりの友人は、完全武装でしたが、思いのほか暖かい夜で、心なしかミレナリオの電飾がぼんやりと見えたのは、目のせいだったのかな?

携帯での写真撮影は京都のもみじ以来のことで、おたおたとシャッターを切る。
バイトの若者が「後ろの方のご迷惑となりますので、たちどまらないで」と叫んでいるのですが、今日は月曜のためか、人出が少なく少々立ち止まってもどおってことないのに、マニュアル通りに言わされているとしか思えない対応でした。

2年前に言ったときは、それこそ、立ち止まったら追突されても仕方が無い人の多さで、歩きながら撮ったデジカメの映像は見事にぶれていたのでした。

女ばかりで、暗い中をかばんを押さえることなく、手放しでしゃべりながら楽しめるのを喜びました。
モンゴルでは、暮れてきたら絶対一人では出かけなかったし、楽しみながら、いつしかかばんを押さえていたのでした。

平和だなぁと感謝しながら、遠くのスマトラ沖地震で犠牲になった方のことを思いました。
ご家族はどんな思いをしているのだろう。
ミレナリオの明かりとともにご冥福を祈ります。
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妹もどき

2004年12月22日 | チンゲル亭過去日記

小学校2年生で、彼女の隣に私が引っ越してきてからの付き合いで、結婚後はお互いに西から東にやってきた。

相変わらず、辛らつである。
その辛らつさは本人は感じてないところが、のんきなのである。

彼女も、家族の仲はとてもよく、そのおかげで、壮烈な介護をつい最近卒業したという事だけれど、その苦労をちっともひきずってなかった。

この明るさは、瀬戸内に育ったものの共通項なのかな。
それとも、お互いに良い意味で影響しあってきたということなのかな。
今は、夫君と二人の生活も、新鮮で和気藹々の様子が会話の中から見え隠れして、うれしかったなぁ。

お互いに、時間の制約から離れてきたので、たびたび会うようになるだろうか。
と、思った矢先に、娘さんが来夏お母さんになるとうれしそうに語ってくれた。
今度は、孫ちゃんの世話で、忙しくなりそうだなぁ。
妹もどきなのだから、たびたび会わなくてもほんのちょっとしたしぐさで、今の様子が手に取るようにわかる。
たまに、こうして会うだけでも、大したことをしなくてもそれだけで十分。

彼女が私の妹のつもりでいる事は、言葉としては今回はじめて聞いたのである。
私は末っ子だから、妹ってこんなものなのかなぁと思うのである。
だから、妹もどきなのである。
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モンゴルで見つけられなかった野菜

2004年12月17日 | チンゲル亭過去日記

それは、ごぼう。
ごぼうのささがきを作るのに、あくで手が黒くなるのが嫌で、モンゴルに来る前は、あまり買ってこなかったのですが。

ないものは食べたい思いが募り、帰国後は油揚げと共に、いつも以上に食べる食材なのである。
モンゴルでは、夫が後片付けを手伝ってくれたおかげで、荒れた手が随分ときれいになり、潤ってきた。
そのおかげで、ごぼうのあくもつきにくいのである。
うれしいなぁ!

スーパーでは、入荷したばかりのを選んで、金平にするとあっという間になくなってしまう。「おいしーい」の言葉と笑みを久しぶりにもらいました。

「お母さん、味が戻ったねぇ!」

そうなのです。
ここ、2年ほど、いつもと同じに作っているのに、なんでまずいの!と、思い続けていたのです。
娘達は、私の様子を見て、一言も口にださなかったのですが、相当ひどいものを出していたのです。

母を亡くして以来ですから、長女が母親の懐かしい日本食が食べられると思って帰国したのに、さぞがっかりしたことでしょう。

いまは、楽しみつつ、体力も余りあるほどで作るお惣菜ですから、元の味に戻ったようです。
いいタイミングで、モンゴルに行き、それはそれで色々有りましたが、ぼーっとしたり、のんびりしたり、とにかくゆっくり時間が過ぎる生活で、一杯エネルギーをもらってきたようです。

人生の折り返し地点で心身の変わり目のときに環境をがらりと変えることで、息を吹き返すことができました。

美味しいもの、食べたいものを思うように食べるために、しっかり、体を動かしましょう。
せっせと、根菜や冬野菜をたべることにしましょう。
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ウランバートルの若いお友達のページ紹介

2004年12月15日 | チンゲル亭過去日記

http://jns.ixla.jp/users/bayanulgiijpn065/index.html

別のモンゴルをお楽しみください。
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湯豆腐オフ会

2004年12月09日 | チンゲル亭裏日記
http://cyobikun.at.infoseek.co.jp/yudoufu.htm

お友達のmamaちゃんが、京都の湯豆腐オフ会の様子をアップしてくれました。
事後報告で、こちらにアドレスを発表します。
手抜きでごめんなさいな。
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わすれものをしたみたい

2004年12月08日 | チンゲル亭過去日記

帰国してから、あれこれと片づけをしていたのも、一段落しました。

娘達と鼓太郎とのんびり穏やかな毎日です。
家事ってこんなに楽しかったかしらと思います。
思いを定めて、家の片づけというより物を捨てているのです。
物が多すぎる中で、人間が小さくなって住むことは無いと決心したら、ほとんど物に未練がなくなりました。

勿体無いと感じるものは、もらってくださる方に送り、惜しげの無いものは少々のお金を支払っても処分しました。

ちょっと大げさですが、もし、私に何かあっても娘達が後始末に困らないようにしたいと、思ったのです。

しかし、実際にその物たちを目にすると、UBに居て思い描いていたほどにはさっぱりとは、片付けられないものです。

それに、まず、物を買わないという決心は、ぐらぐらと揺れ動いているのです。
なんだかねぇ。環境が変わると考えや思いは変わるもんだと。。。

こうやって、日記を書いているとすっきりと気持ちが落ち着いてくるは不思議です。

このまま、日記を終わってしまうのは、ちょっと忘れ物をしたみたいなきがするだろうな。
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