風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

客人

2015年10月27日 | こたろう
あんちゃんとふくちゃんが来ました。これから1週間滞在します。


客人は二度目だから、お互いに覚えているらしい。

客人は、若くて二人?だから勢いが良い。
こたろうは、年かさで、何時も一人で、平和にのうのうとしているから、こういうことに慣れていない。




こたろうさんは、いつもなら、香箱座りをしているところなのに、緊張している。



客人は、傍若無人だ




⇐福ちゃん 白餡の餡ちゃん⇒                             





コメント

新越谷素読を楽しむ会

2015年10月26日 | 論語と
長恨歌がおわり、新しいシリーズ12人の思想家についての始まりです。

今日はその手始めとして、「論語」の章句を唱和しながら、たどる孔子の生涯
     資料として、群馬医療福祉大学「論語の学堂」講演資料
              


孔子の波乱に満ちた生涯は、親の死、最も期待した弟子と、最も心通わせた弟子の死に遭遇しながら、たどる人生の、山あり谷ありの生涯を聞く。

その中で、興味をひき、私にわかりやすいことは、孫の子思に引き継がれていったこと。
子思を教えた曽子は「大学」をなし、子思は「中庸」をなし、子思の弟子の孟子は「孟子」をなした。

論語・大学・中庸・孟子繋がって、四書という。

論語の320番 葉公との問答に親のために何をするかと問われたら、親は子のために、子は親のために隠すと。

そして、曽子、子思、孟子と連なって、「孟子」(尽心章句 上)に、『舜は、天子の位を捨てて、人殺しをした父を背負って治外法権の地の海のそばに隠れ、一生喜んで父につかえ、楽しんで、天下のことなどは忘れてしまうだろう』と。繋がってきている。

また、孔子は教育について、「四つを持って教う。文・行・忠・信。」(述而篇 171)
古典を読み、口先だけでなく必ず実行する、そして、何事にも誠実に、約束を守りましょう。
この四つを守りながら、子に教え語り、伝わっていく、考え方、思い。
2000年余り前に、生まれた人が、これほどの考えを持っていたとは。


孔子から、曽子に、子思に、孫の弟子にと衰えること無く今の世に伝わってきた。


何事にも誠実に、と考えて物事を行うと、人を傷つけてしまうことがあるのは、本当の誠実ではないのだろうねぇ。

大人に対しては、転ばぬ先の杖は、してはいけないのかもしれない。

教え伝えることは、本当は、能動的な作業ではない方が良いのかもしれない。








来月からの本

     「仁の里」′テ代中国の思想家たちのお話ー
               漢文学窓『里仁』須藤 明実著

     「里仁」              須藤 明実著

     「漢文学窓 里仁 教科書」     須藤 明実著


いよいよ、十二人の思想家についての講演が、始まる。













先月の長恨歌の吟詠は、頭が真っ白になって、拍手の音も覚えてなかったけど、録音をしてくださっていたのを聞くと、ちゃんと拍手があった。

そして今日、講演が始まる前の少しの時間に、とても良かったとのおほめの言葉を頂いて、ほんとにそうなの?と、半信半疑だけど、それを信じることにした。
頭が真っ白になっても、漢詩を見ていたから、何とか吟じ終えたんだねぇ。


コメント

東京芦孝会10月中央会

2015年10月25日 | 詩吟
今日の練習は、いつになく気が入っていて、自分の番がめぐってくるのに、ビビってしまうような日でした。

今日は、女性が四人だけ。四人だったおかげで、それぞれの組み合わせで、律詩の連合吟を三回もさせていただきました。
それぞれの組み合わせが、面白いコラボでした。
最後の三人での連合吟は、手ごたえがあって、練習をしたという充実感がありました。


お稽古はじめの、体操は、いつもの体操をやめて、脇と脇より胸よりの筋肉を伸ばす体操をして見ました。

手を当てるだけで、すっかり忘れさられていた箇所に、ぬくもりを与え、忘れていないよと声をかける。
すると、思いだしてもらったことで、柔軟さが戻ってくる。

すると、伸びやかに、物事が運ぶようになる。

意識をそこに持って来るという動作は、サメ[トが必要ですが、そこに手を当てるということは、誰にでもできる方法です。

何でも誰でも、思いだしてあげる、忘れてないよという信号を送ってあげると、喜んで、巡りが良くなるのです。

たった一か所の狭い場所でも、そこからほぐれてきて、体の循環、人との交流がスムーズになるはず。

喜びは、柔軟さをもたらして、周りを明るくする。

積み重ねると、どこまで広がっていくだろうか。
コメント

夢青葉10月2回目

2015年10月23日 | 詩吟
今月から青葉も月に2回の練習日にになりました。
と同時に、久し振りにゲストさんがいらっしゃいました。
お聞きしてみると、単発ではなく続けて参加したいとの意思をもっての参加です。

そろそろ、後輩が来てほしいなぁと思っていた矢先のことで、一同で歓迎です。

少々きびしくしても、面白がってくれそうで、これから、どの程度までやってよいのか、試行錯誤しながら、程よいところを探っていきましょう。

もし、期待外れだったとき、彼女には、帰っていく場所があります。
青葉さんたちは、いまのところ、他教室へは行きたがらないので、何かことが起こって気まずくなることがあったとしたら、帰るところがありません。
だから、青葉さんたちには、優しくするかもしれませんよ。わざわざ来てくださるあなたには、短時間で、効率よく学んでいただくために、やり過ぎないように引き締めて練習をしますねと、お伝えしました。

青葉さんたちにの方に優しくするというのは、嘘ですけどね。

いずれは、親師範のいる登録教室に帰っていくとき、(今から、ホームの教室へは、参加しないという意味ではなく、もう青葉には来なくなるかもしれない時)よく練習してきましたねと言って頂けるようにね。

今日は、連絡事項もないので、すべて詩吟に費やせます。
いつものように、発声練習をして、さっそく、練習です。

合吟に次ぐ合吟で、さぞ疲れたことでしょう。
それでもすっきりしていました。

今日は、気を引き締めて第1回ですから、ガールズトークは、かなり控えめでしたとさ。







コメント

能オペラ

2015年10月21日 | 徒然に日々のことを
12月14日(月)白寿ホールにて 
   能オペラ Nopera AOI 
      %坙{の伝統と最先端クリエーションとの出会いー





青木涼子さんは、東京倦蛯ナ能楽専攻。英ロンドン大博士課程修了。
現代作曲家との協業を追及する30代能アーティスト。

日本語の発声は、洋楽のそれと違いますという話を、山村庸子氏にお話を伺って2年。
折に触れて、発声について、体をどう使うかなどと、思いめぐらしていました。
日本音階で、吟詠する詩吟は、やはり、日本語を正しく発声せねば。


やはり、ここに戻ってくるなぁ。「日本語の美しさをどう発声」するか。

≪能は、西洋音楽の常識を超える。「ピッチ(音程)を合わせない。間合いも日によって違う。絶対音感が邪魔になる」こうした異質の世界に触発されて作品を書く作曲家を探した。
能を聖域と考えない作曲家のほうが斬新な作品を書く」

能は、西洋音階でないどころか、音程への意識も薄い謠はさらに異質な音楽という。≫記事より



詩吟は、日本音階も、陽音階もあって、より西洋音楽に近いといえるから、説明の時も、五線譜を引いて視覚的に訴えることができます。
そして、オーケストラの伴奏を用いるようになっていますから、かなり、洋楽的に物事を考えられるということでしょうか。

この能と西洋音楽とのコラボレーションが、どんな出来上がりを見せるのか、楽しみです。

コメント

おしらせ

2015年10月20日 | こたろう語録
二松學舍大学よりお知らせが届いて、そして、新聞を開いて、母さんは、何やら作業中。

さらに新聞記事では⇒



外国人の「リ・バウンド」現象のうちで、詩吟に合わせて刀や扇を使って舞う「剣舞」の鑑賞が増えているだってね。
それに連れて、日本人の体験客も増えてきたんだって。

外国人が興味を持つことで、改めて日本の文化が見直されたり、逆輸入現象だったり、此の処世界で日本文化ブームだねぇ。

詩吟にかかわりのあることが、新聞に取り上げられて、母さんは喜んでいる。

舞は、入りやすいけど、詩吟は外国人にはどうだろうねぇ。
豊かな声を出す外国の方たちを最近よくテレビで耳にするけれど、詩吟に興味を持ってくれたらいいなぁ。
と、母さんは、思っているはず。




コメント

今日の興味

2015年10月19日 | 徒然に日々のことを



            憧れの帝国ホテルが・・・ 
                   基礎は何事にも大切よね。 


そして、突然、マリアカラスを聞きたくなった。
歌姫を続けたカラスと、女優を選ばなかったケリーとが、モナコで友好を深めたその意味は。
きっかけはさておき、聞いても聞いても、まだ、聞きたい。
スマホの音質はありがたい。
若いころは、ただ高いだけの声と思っていましたが、、、
「マリア カラスの真実」を借りてこなくちゃねぇ。



そして次は、七五三のお参り。
なぜか、照れて、ばぁばのところにやってこない。
ママのところ、パパのところに行ってしまって、後姿しか見せてくれない。
この三分後には、いつものように、私に抱っこされて、ぴったりと体を寄せてきて、ご機嫌になったのだけど、あれはなんだったんだろう?
暑くなって、被布を脱いでいたからかな?
ちょっと、あせりました。ase2ase2ase2





コメント

菜根譚&はじめの一歩

2015年10月16日 | 論語と
菜根譚 遥か昔にかかれた言葉、日本人には当たり前の言葉、「お先にどうぞ」は、その昔侵略を余儀なくされる世の中で、生まれにくい言葉。
しかし、洪自誠は菜根譚のなかで『経路窄(せま)き処は一歩を留めて人の行くに与え」と説く。

そして、おいしいものを頂いたら、その三分を人に分けようよ。いつでも、何事にも一歩を譲る心がけが大事だよ。と説く。


と、これは、先月の復習。

今日は、洪自誠と陶淵明の漢詩  「飲酒 その五」
飲酒といいつつ、酒を飲むという詩ではないその五を須藤先生のチョイスで、はじめの一歩のメンバーではなく、菜根譚のメンバーに聞いてもらいたいとのリクエストで、男性二人の連合吟、尺八の伴奏付きで、ご披露させていただきました。

心から、詩吟を楽しんでいただいて、詩吟仲間も鼻高々。

詩吟をこよなく愛してくださる須藤先生に、詩吟仲間の吟詠が、たびたびこのような形で取り上げて下さいます。

そして、生徒のみなさんからも、喝さいを頂いています。


はじめの一歩は、「論語・唐詩への誘い」に掲載の漢詩の三番目の漢詩「静夜思」に取り鰍ゥります。
漢詩の読み下しも、スムーズになりました。
一節ずつ繰り返す、練習方法も、慣れてきました。
32番と、8番をマグネットで、音の変化を目で確かめながら、練習です。
32番は、五まで降りてきたら、勢いで、3半まで下がってしまってたのが、きっちりと五で止まるようになりました。

毎回手ごたえが感じられるこの教室です。月に1回1時間でも、続けていれば、上達するものなのです。

来月が楽しみです。







この後は、たまに行く飲み会で、上師範のおめでとうをして頂きました。

私が、あまりに喜ぶものだから、お祝いをせねばという気にさせてしまったねぇ。
それにしても、うれしい、ありがたい。

何よりも、なぜそうも喜んでいるかということの、私の思いをきっちりとわかってくださっての、おめでとうだから、余計にうれしいのだ。

取り仕切ってくださった幹事さんそれに賛同して、はじめの一歩には参加していないのに、はるばる会に合わせてやってきてくださった方。
今日は、予定ではなかったのに、残ってくださった方。

此の処、メンバーさんと新たな親しみをもってきた尺八先生も、参加くださり、大恐縮です。

何気ない会話なのに、みんながうれしくて楽しくて、つい笑い声が出るという心地の良い集まりでした。

ありがとうございました。
コメント

夢松風10月1回

2015年10月14日 | 詩吟
1回目は、絶句の日。今日の課題は、「峨眉山月」
おさらいをして見ると、やはり、46番と22番があやふやです。もう一度やり直しです。
そして、六山と七山の違いをマグネットで説明です。

今日は、いつものゲストさんがお休みで、初めての初段に合格したばかりの女性が参加です。

峨眉山月のおさらいをしたら、次の吟へと進むつもりでしたが、少し丁寧に、説明とおさらいをすることにしました。


来年、4月の昇段試験で、三段を受けるお二人には、律詩の練習が始まります。二回目の練習を律詩にあてるつもりですが、昇段のお話がでると、焦る気持ちにさせてしまいました。

音程の良い新人さんと、詩吟らしい味のある詩吟をする先輩さんと、良いコンビネーションをとるように、いたしましょう。




コメント

錬成会を終えて

2015年10月13日 | 詩吟
今練成会は、とてもゆるりと進行されました。
それもそのはず、独吟は、それぞれの会から二名との規定で、会員の多いところは、独吟希望でも、選にもれると希望がかないません。

それに引き換え、夢青葉メンバーは、たった3人ですから、独吟、教室吟詠、連合吟にと、全員がすべてに参加せねばならず、忙しいのです。

松風さんたちが、都合で、欠席だったので、その独吟枠を一名いただいて、三人定員とし、青葉全員が独吟の機会を得ました。
これは少々欲張りすぎたかもしれません。

ただ、みなさんが前向きなので、教室に与えられたそれぞれのプログラム以上のものをこなすことができました。

月に1回の教室の練習以外に、他教室へはいらっしゃれない忙しい方たちですから、いろいろと困難もありましたが、果敢に挑戦です。

会も終わって一段落して、まさに、「消化」になるせとぎわだったかなぁと、感じました。
いやいや、そう言ってしまっては、彼女たちに申し訳ないかなぁ。。。
やると決めたら、やってしまう彼女たちですから、もう少し先の読みを深くせねばならないと、思います。

それにしても、私も入れての4人の教室合吟は、気持ちよいくらいでした。
「何回も練習したんでしょ?」とそれぞれの会員さんが、発表後にその声をかけられたとか。
連合吟の練習は、さすがにコンクールですから、直前に一回は練習したといえる様な練習でしたが、教室吟詠には、手が回らず、一度合わせたきりです。

確かに、リーダーを中心に、良くまとまり、合わせることができるメンバーです。
これで、それぞれが、スキルアップし、安定感を手にしたら、最強かもしれません。
これは、少人数の強みでしょうか。

みんな頑張りました。お疲れ様でした。

今月から、夢青葉は、月に2回になりました。
今月は、急な変更でしたから、告知をできませんでしたが、来月から、ニュースに広報されます。
練習時間は、公式には、2時間ですが、自由な会場なので、5時ごろまでは、何やかややっておりますから、公にして、少し、軟な時間を過ごしているのを、気を引き締めることにしましょう。



練成会が終わると、ホッとします。
あらっ、グリーンカーテンの朝顔、まだ咲いてます。
この一夏、陽射しを受けて心地よい環境を与えてくれてありがとう。来年もよろしく。





コメント