風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

新しいお稽古の集い

2011年11月29日 | 詩吟
新しいお稽古場が始まりました。
メンバーは二人。
お二人は、別のサークルで知り合った方たちで、そのせいで最初から姿勢のよい方です。
体を動かしている方だから、乗りもよいようです。

まったくの初心者二人ですから、のんびりゆっくり始めることが出来ます。
ただ、女性と男性の二人なので、音の高さが、将来の課題です。

先週1週間は、風邪でダウンしていたので、起き上がれるのか声がでるようになるのか心配してました。
でも、よかった、第一回目は大事だから、何とか間に合いました。

初めてですから、お手本で吟じるときも、本人に吟じてもらうときも一緒にしなければなりませんから、声が最後まで続くか心配でしたが、休み休み、練習することが出来ました。
選んだ吟は、お正月もちかいので、「松樗~」にしました。

その次からは、夢青葉と同じでA2号のテキストから順に習うつもりです。

声を出す前に、体の体操と、お口の体操をすることに、驚き大層納得していました。

とても気に入ってくださったようです。
少し早めに終わった練習の後、先のことについてゆっくり話すことも出来ました。

仲立ちをしてくださったOさんが、すこぶる付きの気配りの方で、得がたい方と詩吟をすることになったと、喜びを感じているのは、私だけ。

次回までには、関吟への登録をどうするか、決めてこられることでしょう。

次回の練習日を決めながらとの事でしたが、月2回で1月までの練習日が決まりました。
空いてさえいたら、いつでも予約が取れるようです。

部屋も、長テーブルが5つと白板の供えてある、少人数にはうってつけの部屋です。
駅からは、とは10分くらい。
我が家の最寄り駅から会場のある駅までは10分と、今までで一番近い練習場です。

次が楽しみといってくださったので、この会の名前もぼちぼち考えておかなくちゃね。



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11月中央会

2011年11月27日 | 詩吟
風邪のため、幹事会のみ出席で、はや引き。

練習の後も重要案件の相談で、幹事会があり、終わるのが7時半になったそうです。大事なときに、ごめんなさ~い。

先月の挨拶状へ添えたイラストのオリジナルを、本人には、私と入れ違いになって渡せなかったのです。後で、見てもらえるように置いていったら、
「なかなか良かったね」とのメールを頂いて、ご本人にも満足してもらえて良かったと安堵。

12月のイラストは、シクラメン。野田先生は、ノーとは言いませんが、おそらく和花を好まれたと思うのですが、やわらかい花の様子と色が気に入りました。
先月の野葡萄は、秀逸で力のある絵でしたから、ちょっと、ほっとしてもいいかなと思ったのです。
これがまた、用紙に印刷したら、オリジナルよりもいい感じになって、とてもよい。


彼女の腕前は相当なものですね。先月の野葡萄など、かなり小さく縮小して、添付されてもその力を失わないのですから。

挿絵 ○○芦○と小さく入れたかったのですが、彼女に再度拒否されました。
これだけの絵ですから、何かの形で、オープンにするチャンスがあったらと思います。





土曜日は、YUBA方の講習会でしたが、調布までは行く元気がなくて、キャンセルになりました。
どうやら、裏声についてだったそうで、どういうことなんだろう。

次の谷中教室で、出席した人がレクチャーしてくださるらしい。
年の最後の会だからと誘われて出席にしてたので、興味深々。

はて、裏声ねぇ。

去年の浜松の講習会以来、寝ても醒めても発声について、考え続けて、ある程度わかってきたとたんに、喉風邪でダウンだなんて。

もう少しで、理想の声が60%以上出せるところまで行っていたのに、そんなときに、別の方法を学ぶ必要があるのか、かえってこんらんしないだろうかという不安があったので、行かなくて良いということなのだろうか、それとも、私はとっても大きなものを取りこぼしただろうか。

次回谷中に、新しい答えがあるだろうか、ないだろうか?。

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談志逝く

2011年11月23日 | 徒然に日々のことを
落語について書いた本を読み終えて、夕方のニュースをみたら、「おとつい談志逝く」と。

熱狂的でもなく、寄席に通うほどでもない私が、弟子の志らくが書いた本をちょうど読み終えた直後というのが、だからどうしたの?って言われそうだけど。

志らくが「談志が、」「師匠が、」と書いているのを読み続けていた頃、弟子が談志の枕元で、見守っていたのかと思うとその死が、何かを贈ってくれているかのように感じてしまう。


この本の最後に落語「鉄拐」について
 ※本来の落ちは、「口から吐き出されたのは李白と陶淵明」。
  落語の美学としては断然こちらだが、あまりにも難解すぎる。
  この二人が中国の有名な酒豪だったというエピソードはもはや
 知り人は少ない。美学をとるか、わかり易さを取るかで悩むのだ
 が、私のこしらえた落ちは噺の流れに無理がなく、もしかしたら
 これが鉄拐」の落ちのスタンダードになるのではとさえ思える。
  落語家とはこのような非生産的な実にくだらないことを日夜思考
 し、その全人格を落語に捧げているのであるから、はたから見れ
 ば狂気の沙汰なのだ。 
          〈落語進化論 立川志らく著 新潮選書より〉


落語の落ちに李白と陶淵明が使われたことがあり、時代が下り、それが今では、難解と言われるようにになり、そんな時代に、私は、詩吟をやっているのよね。


この本は、もう一度といわず何度か読みかえさなくちゃ。高座にも、足を運んで、、、なんて思ったら、訃報だなんて。

談志は、メディアから、反骨、反乱の人としか受け止めてなかったけど、こよなく談志を愛する弟子に語られた談志は、ものすごく興味を沸かせる人でした。

志らくのあとがきで、第三作を13年後に書く予定、それまで生きていて欲しいと言われ、NHKのインタビューでは、100年後も生きているかもねと自分で言っていたのに、、、
         心からお悔やみを申し上げます。 




その後のニュースでは、談志は家族にだけ看取られたとありました。

志らくのこの本は2011年6月25日の発行とありました。
師匠のこのことを知っていてか、知らずか、師匠へのエールだったんだね。


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のんびり日曜日

2011年11月20日 | こたろう語録
今日は、珍しく家に居る日曜日。かあさんがね。

朝、母さんが、走り回らない日曜日は、のんびりしてよいねぇ。

昨日は雨だったから、陽射しが射してくると、嬉しそうにしているのを見るのも、いいしね。それは、洗濯物が乾くからだけど。

それに、今日は、誰かがどこかで、頑張ってて、その土産話をいつどんなふうに聞かせてもらうかを楽しみにしているし。

成果が無くてもかあさんは、単純に喜ぶんだよね。試してくるって事が、大事だから、そして、次の宿題のテーマが、具体的に考えられるからだね。

こういうときのかあさんは、心身ともに充実してるのがわかる。
自分も一緒に、飛び立てるチャンスだよ。


     頂いたクリスマスローズをゴーヤの後に植えたよ。


父さんが立ち上がった後は、この時期僕のねらい目。あったかいからね。
そこから見える去年家に来たシクラメンがちゃんと葉っぱを出したねぇ。「夏の間は、ほったらかしにするんだよ」と教えられて、はらはらしながらほったらかしにしたら、元気な葉っぱが出てきた。
さて、花は咲くかな。
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やってみたい2

2011年11月19日 | 詩吟
詩吟のお稽古の会場が取れたと、電話を頂きました。

会場の地図と詳細を手紙で、もうすでに送ってくださっているとの事。

インターネットで調べるという習慣の無い方なので、お家電話(イエデン)と手紙の連絡方法なのです。

何だか、手紙を待つのは、いいなぁ。

先日、携帯の番号を聞こうとしたとき、「携帯を持っていません、持った方がよいでしょうかねぇ」と問いかけられたとき、ちょっと前だったら、「そりゃあ、便利でいいですよ」と答えただろう。
その時は、「いいえ、無くても全然かまいませんよ」と、答えたのでした。

なまじ夫がパソコンに詳しかったから、ウェブを使うようになったのだけれど。
情報が早い分、即決即断を強いられることが多くなって、十分考えられないままで答えてしまうことがある。あぶない、あぶない。

でも、本当は、手紙を待つ世代で育ったアナログ人間なのだから、ゆっくり対応の方が身の丈にあっているのだ。
速い速度に、今のところ付いていっているけれど、そのうち、あわせられなくなるだろう。

かつて、封書、イエデンを経験しているから、そこに戻っていくのは懐かしい気がするし、容易なのだから、気持ちが穏やかになる気がする。

この詩吟の会は、この感じを大事にして、行きましょう。


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ライブ告知

2011年11月18日 | 徒然に日々のことを



2011年12月22日(木)
コンポステラ X'mas ライブ 「聖夜を即興する」 向島ゆり子ヴァイオリン・ソロ

出演:向島ゆり子(ヴァイオリン)

開場:19:00 開演:19:30 料金:2000円+ドリンク500円別途

定員20名ほどのスペースです。お早めにご予約ください。


  15日のコンポステラライブは第7夜でした。
関島さんのライブは、いつも盛況です。

今回のギター、サックス、クラリネット、アコーディオンのセッションで、何時になく乗っていた感じでした。

相変わらず、MCの下手なライブですが、それがまた、一つの魅力ともなっています。

今回は、一生懸命聴くというのではなく、いい感じにほぐされたって感じでした。

サックスの多田洋子さんは、歯切れが良くて、それでいて優しい音が出せる、今の私のテーマでもある奏法を、自分のものにして心地よかった。

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詩吟の練習

2011年11月18日 | こたろう語録
今日の詩吟の練習は、なかなかのものだった。珍しく満足げだったね。
深息法が生きてきている。

まず、窓を締め切り、カーテンも引いて、コンダクターとテキストを用意し、ぼくは、詩吟が始まるのがわかると、様子を伺って、部屋に居るか出て行くかを決める。
今日は、僕にとっては、かなり寒いから、僕用のホットカーペットから逃げないことにした。

まず、音階のれんしゅうから、そして、オルティンドーの発声練習もやってみている。
オルティンドーの発声は、いつも「エ」から「ヒィ」に移る時、苦労してるね。
どうしても、「イ」の音は喉を絞めてしまう。何度もやり直し、やはり、せっかく下丹田に入った力が、喉に戻ってくるかのようになってしまうらしい。

それでも、なかなか、やわらかく声が出るようになったし、まだ息があるのに、声の伸びがなくなって、大山の最後の音が途切れてしまうって事がなくなった。

これから、寒くなって暖房を入れるようになると、部屋の仕切りもさらに閉めて狭い空間で練習をするようになるから、僕の耳はどの位たえられるだろうか。

かあさんは、それをしきりに気にしてる。

これだけ、声が出せるようになったのだから、和歌に挑戦すればよいのに、なかなか練習しようとしない。

今年の春先は、まだぜんぜんこの声ではなかったのに、練成会用にと、和歌の練習をしていたのになぁ。でも、あれは、ぜんぜんいけてなかったよ。
練成会は会場の都合で冬になったので、「秋きぬと」は季節が違っちゃったし、今の発声法を練習し始めてからは、ぱたりと和歌の練習をやめた。

不完全な発声で、不完全な和歌をやりたくないんだろうなぁ。
練成会なのだから、おおいに挑戦すればいいのに。なまじ、教室を持ったばっかりに、安全を見越した挑戦になってしまうんだね。

あと、もう少し練習したら、他人の耳として聞くために、録音して、自分の吟を確かめなきゃね。
今は、まだ、浮ュて録音できないらしいよ。


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いい日より

2011年11月17日 | こたろう語録
夏の暑さはことのほかだったね。
僕も、やっと食欲が戻って、かあさんが一安心してる。

10才の声を聞いたので、かあさんは、僕の体調に気がかりを作り始めた。

クリニックの先生も言ったように、僕は、年の割りには綺麗で(えっへん)元気なんだから。
毛皮を着て、かあさんたちより体温の高いぼくたちは、夏は苦手で、当然人間のように無駄に食べないんだよ。

それに、かあさんのように、甘いものを食べると言う趣味もないしね。


かあさんは、今すごくご機嫌なので、おかげで、かあさんは僕を良く遊んでくれる。
僕の好きなレジ袋を硬く結んだボールはよく滑るので、獲物にして遊ぶのはほんとに興奮するよ。
すぐに、何処かに蹴りこんでなくすのだけど、すぐに新しいのを作ってくれるし、この間なんか、丁寧に聡怩オたら、3個も出てきたって、かあさんが言ってた。

僕は、母さんに撫でられると、すぐに、ごろごろ鳴らすんだけど、かあさんも今にもきこえてくるんじゃないかと思うくらい、このところ上機嫌だ。

低迷していたあれやこれやが、一箇所の紐のもつれが解けると、ばらばらと、つぎつぎと、ほどけてきて、歓声を上げているみたい。

かあさんは、ちょっと、こわがっている。
天狗になりはしないか、羽目をはずしてしまうのではないか、と。。。

でも、まだ入り口を見ただけでしょ? 天狗になるにはまだ早いよ。

「大丈夫なんじゃない?」と、誰かに言って欲しいんでしょ。なら、僕が言ってあげるよ。

            だいじょうぶだよ!




こたろうさんへ
いつも心配してくれて、ありがとう。

このところ、事が調子よく進んでいくので、少し心にブレーキをかけそうになってる。

でも、ほんとに入り口が増えただけで、その、入り口を入ってから、いろんなことが起きるだろうけど、一つ一つ解決していくしかないね。
こたろう風に言うとこれを「取り越し苦労」って言うのよね。

先のことを、心配してもね。一晩寝るとスッキリするはずだから、今日は、ごかんべん。

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やってみたい

2011年11月16日 | 詩吟
久しぶりに、お目にかかった方に詩吟の話をしたのが、10日ほど前のこと。

その方の友達と二人に、教えて欲しいとの連絡を頂きました。

はじめから、夢青葉への参加をお誘いするつもりはなく、それは、教室が遠いからではなく、まったくの初心者には、夢青葉で実施したような練習をしたいと思うからです。

その方は、公共施設を探してくれているそうで、心積もりの施設の部屋は、1時間210円という格安使用料ですから、そこが取れれば、二人でも安心です。
私は、テキストのコピーと自分のお茶を持って、時間に行けばよいお気楽練習スタートです。

お試し練習をして、その先のことは、おいおいに考えるとして、「詩吟ってなぁに?」に、お答えしようと思います。

夢青葉といい今回と言い、なんて楽ちんなスタートでしょう。
しかも、私の望みの形で始まっているのが、なんともはや・・・

未熟な魂には、試練を与えないとは、このこと。

詩吟の神様は、良く私のことをわかって下さっていることよ。

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整体生活

2011年11月15日 | 徒然に日々のことを
田原町の山田先生に、あしつぼの整体を受け初めて、一年半。
受講生だった先生も今は、井本整体としての開業もなさいました。

秋の初心者セミナーで、呼吸法を習って、それが、どれだけ健康に貢献しているか、そして、その延長線上に、詩吟の上達があることが認められました。

まだ未完成ですから、練習のたびに落胆と喜びの間を行ったり来たりしていますが、これは、上達途上と考えられるから、落胆もまた楽しです。

山田先生の時間をたっぷりとった施術の間に、詩吟とのつながりについて、勝手にしゃべっていることが多いのですが、井本整体の求道者として、私と考えがかなり似ていることを発見。

そうそうと、盛り上がることが多いのです。

体を整え、思いのままにしゃべくるとの両方で、たっぷりとほぐされるのです。

先生との出会いは、健康と詩吟の未来を明るくしてくれました。

            先生に感謝!

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