風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

心に響く言葉

2008年11月04日 | 風のこたろう裏日記
オルティンドーの先生のあやこんさんの10月25日の日記から、以下にコピーさせていただきました。
  (いとしのオルティンドー  http://blog.livedoor.jp/urtynduu/

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これ、私には心に響くんです。ことばだけだと説教くさい感じもするんだけど、切ないメロディーにのせると、いいんだな、これが。
私が2004年に第一子出産した直後、ちょうど来日していた留学時代のわが心の友、若手実力派オルティンドー歌手ホンゴルゾルがうちに遊びに来てくれて、歌ってくれた歌なのです。
訳だけのっけときます。

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心平らかに(サナー・テクシヘン・ヤワーライ)

うまくいっている暮らしを
できることなら大事にしなさい
軽はずみなことをしでかさないように
気をつけて避けてゆきなさい

行い正しく
心平かにゆきなさい
月もあればまやかしもある世の中を
よく見極めて物事をのみこみなさい

永遠の伴侶はひとりだけ
いつも大事にしていなさい
仲間を支えて
行い平らかにゆきなさい

誰でも心は傷つきやすい
口にすることばに気をつけて
茶色い心臓の奥底から
人に敬意を払ってゆきなさい

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ありがとうございました。
「何者であろうとしているの?」と、自分で自分に問うたのは、つい昨日の事。

あせる気持ちをなだめてもらいました
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新練習場

2008年11月04日 | 詩吟
新練習場(暫定命名)は、コンクールに出る人だけのためではありませんとの断りが必ず付け加えられていますが、つまるところは、コンクールに出て勝つための練習場のようです。
先週の土曜日に思いっきり声を出したいと練習場に行ったのですが、コンクールを念頭に置いた練習であり、初心者には通り一遍の対応しかされてなくて、確かに上手な吟を耳にし勝つためのテクニックを耳にするだけの場のように感じました。

こじんまりとした会場で、時間内に新しく習った吟を何度も繰り返して合吟をし、耳で確かめながら、耳と体に覚えさせていける会場は、今はありません。

ただ、テープやICを使って繰り返し模範吟を聞き、自宅で自由に練習が出来るようになった今は、却って、わずらわしさがなくて良いのかもしれません。

私の望んでいるような会場は、要らないのかもしれないと、自信がなくなったりもしますが。。。

昔、体で覚えた練習の方法に固執するのは、今の流れに掉さすようなものなんだろうか。
デモ、それを望んでいる人も無いことはないのだけれど。。。

師範になった私が、私なりの練習会場を作ればよいのだなぁ。

とりあえずやってみるかなぁ。

新練習場のその日の練習は、コンクールに複数の優勝、入賞者を生み出して、祝勝会をやったすぐ後の集まりであったこともあって、前向きに取り組むエネルギーに満ちていました。
私の、コンクールに懐疑的な考えは、足を引っ張ることになるので、邪魔をしていると感じました。

そして、それほどでも無いと思っていた方の、コンクールに出場したときの録音を聞いて、日ごろの練習場での吟よりもひときわ鮮やかな吟を聞いて、大いにショックを受けたのでした。
派手な印象を受けた彼女でしたが、その吟は隅々まで丁寧に吟じていて、とてもまじめな印象を受けたのでした。

次に会うときは、目を閉じて彼女の違った面を見つけることにしましょう。

彼女のすごさを知らないまま、忙しい会場で、見過ごしていたのに気が付いて、いずれは、関西に帰っていくらしいのでそれまでに、何か盗みたいと思うのです。

会場に行くのではなかったと思う反面、彼女のことに気付きのあった半日でした。
そして、「なぜ、コンクールにでるの?」と、聞けたら聞いてみましょう。
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