(本当は他に数カ所計画していたみたいですが到達せず。結局めぼしい観光スポットはここだけとなったのでした。)
この日、私は連日のタウン・ウォッチング(ウィンドウショッピングとも言うかも)で疲労の頂点に。10歩(10分じゃないですよ)くらい歩くと腰が痛くなってきます。でも人魚姫はもっと辛かったはず、とか訳分からないことを考えて自分をだましつつ、何とか前に進んでいたのでした。
![]() |
●バス停 |
![]() |
●なぜかというと |
![]() |
●入り口はまだ先 門にたどりついたと思ったらその先石畳(腰にひびく)の広場があり、入り口らしきものは地平線の彼方。 さいわい広場周囲には回廊があり日陰をたどって進みました。 |
![]() |
●ようやく入口 と思ったら、こちらは宮殿内部への入り口。無料の庭への入口は違いました。 左方向へずーっとずーっと進みます。 |
![]() |
通用門のようなところを抜けるとようやく庭園(のはしっこ)。上の写真の建物がこんなに遠く見えます。 再び正面に向かっててくてく。5mおきに目を惹くショーウィンドウがあるなら話は別ですが、もう1歩も歩けません。 でもぐっとこらえました。だだっ広い道ではつまらないので脇道へ。 |
![]() |
あら、道の真ん中で疲れてへたりこんでいるひとが。 いいえ、違いますよ。これは噴水。 |
![]() |
こちらも綺麗な並木。でも日陰を作るほどの茂り方ではありません。 |
![]() |
ああ、だいぶ近づいてきました。 と思ってからが長かった。建物が大きすぎるせいで距離感が狂ってしまいます。 |
![]() |
ようやく建物正面に復帰。 ダンナサマがそこの階段にのぼるというので私は待っていることにしました。 |
![]() |
階段の上からダンナサマ撮った写真がこちら。 |
![]() |
ナントカと煙が上に登っている間、あまりの筋肉のこわばりをほぐそうと私はそこらを走っておりました。 フォームがよくありませんが、意図的にひねりを入れて筋肉をほぐしているのです。うむ。 でも走ったおかげでちょっと楽になりました。ウォーキングはジョギングより身体に悪いのでは?慣れの問題かしら。 |
![]() |
ちょっと身体がほぐれたところで、はるか遠くに見えたこちらの建物(グロリエッテ)をめざして見ました。見晴らしがよくて素敵なカフェもあるとか。 でも、道半ばにして断念(これはダンナサマの決定)。普段なら「じゃあちょっと偵察してくるね」と駆け出す私なのですが、この日はその決定をありがたく思ったのでした。 |
![]() |
さきほど写真を撮った階段がこれ。こんなに横長だったのですね。 |
![]() |
上の建物の左側にある小庭では藤の花が満開。 |
![]() |
藤のトンネルに仕立ててあります。いい香り。 このあと一休みしたくなって宮殿の横にあるカフェ・レジデンツに向かったのでした。 |
今回は行かなかったのですが、宮殿内部もきっと見応えたっぷりなのだと思います。なんと全部で1441部屋もあるとか。さいわい観光できるのは40室だそうですが。
日本語の音声ガイドもあるそうです。
アヴィニヨンの法王宮殿では音声ガイドを借りて館内を見学したのだけれど、遺物がほとんどなくがらんどうの宮殿内なのに音声ガイドの方の情報量はすごいものでした。入場するなら音声ガイドは必須です。
1400もの部屋、一体どういう使われ方をしていたのか興味をひかれるところです(さぞかし掃除が大変だったことでしょうね)。
どういう立場の人が何人ぐらい生活していたのでしょう。
活動している人間の1/3(もっとかな?)は召使いではないかと思うけれど、召使いは宮殿内に住んでいたのかしら。
そしてこんな広い庭、どうやって楽しんだのかしら。王族はジョギングなどしなかっただろうし、散策するにはだだっ広すぎるのでは?もっとちんまりしていて野草があったり木陰があったりしたほうが楽しい気がするけどなあ。王様は違うのかしら。
中央階段から広々した庭園を眺めるのが楽しいのかな。
おまけ。
sahand oriental market