採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

パプリカオイル漬けとドライパプリカ

2010-09-13 | +野菜系保存食
昨年初めて、パプリカのオイル漬けを作ってみました。
作り方は比較的簡単で、焼き茄子の要領で、丸ごと表面が焦げるくらいまで焼き、そのあと皮を剥き、種などをとりのぞいてオイルに漬けるだけです。
とっても美味しいのですが、焼き上がったパプリカはとてもジューシーで、意外と日持ちしないのが残念なところ。

少し脱水したらどうかしら、と、考えて、今年は次のやりかたでやってみました。

■■パプリカオイル漬け
(保存食というよりはすぐ食べるオイルマリネという感じ)
■作り方
(1)コンロにやや遠火になるように網を置き(火興しのフタを置いてその上に網)、丸ごとのパプリカを時々向きを変えながら表面が黒く焦げるほどまで焼く。この焦げた部分は、ツルツルの表皮が果肉から剥がれたということ。
左手の火バサミで網を固定、右手のお箸でパプリカを転がしました。熱いので注意。
もしくは、オーブンに入れて、やはり全体に焦げ色がつくくらいまで、時々転がしながら焼く。
(2)全体が柔らかくなったら、お皿にキッチンペーパーを置き、ボウルなどをかぶせて蒸らす。
(3)しばらく蒸らしたら、温かいうちに皮を剥く。
(4)切り開いて、種やスジ、ヘタを取り除き、平らになるように切り分ける。
(5)ピチットシートにパプリカを挟んで24時間程度脱水する。
(6)ピチットシートから取り外し、ワインビネガー(もしくはレモン汁)少々、塩、胡椒をして味付けし、お好みのハーブと一緒に瓶に入れ、オイルを注ぐ。
味を馴染ませるため常温で数時間おき、それ以降は冷蔵庫保存。
漬けてあったオイルは勿論使えます。

ピチットシートをつかうとほどよく脱水され、味も濃厚だし日保ちがよくなった気がします。

軽く脱水したパプリカを、更に干したらどうなるか、試してみることにしました。
(9月始めのことで)何しろものすごい残暑ですから、何か干すとかして利用してやらないと。


2010/09/02パプリカをピチットシートで

ピチットシートに挟んだ焼きパプリカ。
上のモスグリーンのものは、もとは黒い(濃い紫)パプリカだったのです。
焼いたら緑になってしまいました。

2010/09/02ドライパプリカ
程々に脱水されたパプリカを、更に干してみることにします。
2010/09/02ドライパプリカ 朝干して、夜には、なんとペラペラに!
ビーフジャーキーのような色になりました。

皮むき干しパプリカですから、両側から水分が蒸発して、乾燥が早かったと思われます。

トマトなどよりも薄いせいか、とてもよく乾くということが分かりました。
もしかしたら、ピチットシートを使わなくても、最初からザルで干してしまえばよかったのかもしれません。
(ピチットはややお高いから節約したいです)
半干しの状態になったらオイル漬けにして、更に干し続ければ、このようなペラペラのドライパプリカになったかも。

ぺらぺらのドライパプリカにすると、嵩張らないし、冷凍もしやすいし、保存にとても便利そうです。50個くらいあっても、ジップロック1つ分くらいにしかならないかも。
(何に使うかはともかく)沢山作ったら楽しそうだな・・・。

来年は、My畑でパプリカ量産大作戦、かな?
コメント
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