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父の実家の庭のフェイジョアが、今年は大豊作でした。 私が貰った分だけでも、10.4kg。
ぽとぽと落ちたものを拾っているのですが、まだ固いので追熟させておきました。
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こんなに大きさに差があります。
11月下旬から追熟させて、すっかり片付いたのは12月下旬でした。 時々チェックして、うっすら黄色く、やや弾力が出てきたくらいが使い時。
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断面はこんな感じ。 皮付近は固くて渋いので、中心部をスプーンでくり抜いていきます。
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ほどよく追熟したものから加工していきます。 くり抜いて、中味と砂糖を一緒にざっと加熱し、冷凍してしまいます。 で、それが2,3回分たまったら、解凍して瓶詰め作業をしました。 (週に何度も瓶詰め作業をするのは大変なため)
カップ状のガラが大量に発生します。 最初10キロあっても、可食部はだいぶ少ないような気がします。
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皮をナイフで剥く、という手法も試してみたのですが、この方法だと全体がやや渋くなってしまいました(品種によっては渋くないものもあるらしい)。 このフェイジョアの場合はスプーンの方がいいかも。
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フェイジョアは、トロピカルフルーツっぽく見えますが、ペクチンは強いように思います。 煮るとコッテリ固めのピュレになります。
味や香りはいいのですが、煮るとこんな地味色・・・。 でも、クランブルとかにしてしまえば大丈夫よね?
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色はともかく、剥き方を間違えてやや渋いピュレが出来てしまったものは、何か混ぜて渋みを薄めたいです。
という訳で、りんごを混ぜることに。 (本当はフェイジョアピュレの固さを生かして、ペクチンの弱いパイナップルを混ぜようかと思っていたけれど、いいのがみつからなかった)
あああああ、りんごの綺麗な色が台無しに・・・
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フェイジョアとりんご、どちらもペクチンが強く、とても固めのジャムになりました。
2012/12/16作 フェイジョア、りんご、果糖、レモン汁
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こちらはスプーンでくり抜いたので、渋くないもの。 フェイジョア自体の味を生かすべく、シンプルに。 (でもとっても変な色・・・)
2012/12/19作 フェイジョア、果糖、レモン汁
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10kgのフェイジョアから、ジャム2回分(16個)というのは、思ったより少ないような?
もう1回くらい瓶詰めしたかもしれませんが、写真がみあたらないです。
フェイジョアの地味な色、どうしたものでしょう。
・ブラックベリーピュレを混ぜると赤紫っぽく染まるが、味があわなさそう
・ブルーベリーを混ぜると青紫っぽくなるが、やはり味があわなさそう
・ビーツで染める?
・黒っぽいお砂糖や、シナモンなどのスパイスを使って、とことん茶色に仕上げる。
・地味な色でも諦めて、パイやクランブルに加工して食べる。
(餃子の皮に包んで揚げたら美味しそう)