採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

フェイジョアジャム

2013-01-30 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

 

フェイジョア

父の実家の庭のフェイジョアが、今年は大豊作でした。
私が貰った分だけでも、10.4kg。

ぽとぽと落ちたものを拾っているのですが、まだ固いので追熟させておきました。 

フェイジョア

こんなに大きさに差があります。

11月下旬から追熟させて、すっかり片付いたのは12月下旬でした。
時々チェックして、うっすら黄色く、やや弾力が出てきたくらいが使い時。

フェイジョア

断面はこんな感じ。
皮付近は固くて渋いので、中心部をスプーンでくり抜いていきます。

フェイジョア

ほどよく追熟したものから加工していきます。
くり抜いて、中味と砂糖を一緒にざっと加熱し、冷凍してしまいます。
で、それが2,3回分たまったら、解凍して瓶詰め作業をしました。
(週に何度も瓶詰め作業をするのは大変なため)

カップ状のガラが大量に発生します。
最初10キロあっても、可食部はだいぶ少ないような気がします。

フェイジョア

皮をナイフで剥く、という手法も試してみたのですが、この方法だと全体がやや渋くなってしまいました(品種によっては渋くないものもあるらしい)。
このフェイジョアの場合はスプーンの方がいいかも。

フェイジョア


フェイジョアは、トロピカルフルーツっぽく見えますが、ペクチンは強いように思います。
煮るとコッテリ固めのピュレになります。

味や香りはいいのですが、煮るとこんな地味色・・・。
でも、クランブルとかにしてしまえば大丈夫よね?

フェイジョア

色はともかく、剥き方を間違えてやや渋いピュレが出来てしまったものは、何か混ぜて渋みを薄めたいです。

という訳で、りんごを混ぜることに。
(本当はフェイジョアピュレの固さを生かして、ペクチンの弱いパイナップルを混ぜようかと思っていたけれど、いいのがみつからなかった)

あああああ、りんごの綺麗な色が台無しに・・・ 

フェイジョア

フェイジョアとりんご、どちらもペクチンが強く、とても固めのジャムになりました。

2012/12/16作
フェイジョア、りんご、果糖、レモン汁

フェイジョア

こちらはスプーンでくり抜いたので、渋くないもの。
フェイジョア自体の味を生かすべく、シンプルに。
(でもとっても変な色・・・)

2012/12/19作
フェイジョア、果糖、レモン汁 

10kgのフェイジョアから、ジャム2回分(16個)というのは、思ったより少ないような?
もう1回くらい瓶詰めしたかもしれませんが、写真がみあたらないです。



フェイジョアの地味な色、どうしたものでしょう。

・ブラックベリーピュレを混ぜると赤紫っぽく染まるが、味があわなさそう
・ブルーベリーを混ぜると青紫っぽくなるが、やはり味があわなさそう
・ビーツで染める?
・黒っぽいお砂糖や、シナモンなどのスパイスを使って、とことん茶色に仕上げる。
・地味な色でも諦めて、パイやクランブルに加工して食べる。 
 (餃子の皮に包んで揚げたら美味しそう) 

コメント
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