採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マスタードシード脱穀、精製

2015-08-12 | +きのこ以外

 

mustard-seed

6/23、野良カラシナの種を摘み取りました

種をとりだして綺麗にして、マスタードを作りたいのですが、この状態で一ヶ月以上・・・。 

夏休みなので先延ばしにしていたことを片付けます。 

ゴマ収穫

ゴマ収穫の時にも使ったこの容器(プラスチックゴミ箱)の出番です。 

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容器の中で、両手で拝むように枝をモミモミ。

(暑いので室内で作業) 

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カラシナのサヤはこんな感じです。

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軽く触るだけで、サヤの両側2枚と種がこぼれおち、サヤの中のしきり?に相当する半透明の部分が枝に残ります。 

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両手で揉んだ後、不透明なサヤをみつけたらそれもほぐし、全体が半透明な薄片になったら出来上がり。
この枝はゴミ袋へ。

深い容器の中の方で作業して飛散防止を計ったのですが、それでも床には黒い種が点々と。
カラシナの種は、ゴマより立体的で、足の裏にチクリと痛いです。 

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揉みほぐして落ちたものがこちら。
サヤと種の混合物ですが、種の比重が大きいので上の方はサヤだけ。サヤ部分をまず掴んで捨てます。

 

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残り少なくなってきたら、フルイでサヤと種を分離。 

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こんな感じになりました。
次は風選。

ゴマ風選

そよ風の吹くベランダで、ボウル2つを使い、片方からもう一方へと、さらさらとこぼれ落ちるようにします。
すると軽いものが吹き飛ばされます。
 (写真は2013年のゴマのときのもの)

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風選後。
かなりゴミを吹き飛ばしたはずなのですが(ベランダがゴミだらけ・・)、まだいろいろ混ざっています。

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マスタードシードより細かいものを、目の細かいフルイで分離。

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次は転がし作戦。
「いい大豆は転がる」というのをどこかで読み、やはり粒が丸いエゴマ選別の際に使った方法です。
プラスチックまな板の上に大さじ2杯分ほど移し、やや傾けながら小刻みに揺らします。
そうすると、丸くて重たい良い粒が転がり落ちます。

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プラスチックまな板の上には、扁平で軽い、ダメな粒やゴミが残る、という訳です。
(使う板がツルツルしすぎていないのがポイントかも) 

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転がらなかったものを集めてみると、こんな感じ。
いびつで不揃いだし、扁平な形状です。 

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大さじ2杯ずつ、というのを何度も繰り返し、のべ2回、精製した後の状態。
かなり綺麗になりましたよね? 

158gくらいとれました。 

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いい方の粒をアップで。
転がらなかった方よりも、粒ぞろいで丸っこいです。 

この後、ゴマのように水洗いし、すぐによく干します。
(洗っていいものかどうか分からず保留にしてありましたが、検索したら参考になるサイトが出てきました)

でもってようやくマスタード作り。
発酵・熟成に何週間かかかるのだとか。
出来上がったらまたアップします。




■参考情報
マスタードシードの採集・精製方法
マスタードシードからのマスタードの作り方 


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コメント (4)
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