今年初めて、紅乙女という品種を植えてみました。
苗の購入先は、児湯芝農園。
このサツマイモは、ホクホク系で、(ベニアズマとは違って)保存性が良いため、年明け~初春頃に美味しく頂ける芋だそうです。
高系14号より食味がよいのだとか。
(うちで育てた場合はどうか分かりませんが)
「紅色ですらりとした乙女のように芋の形が良いこと」から紅乙女という名前で、平成2年に命名登録されたのだそうです。
我が家の乙女達はこんな感じでした。
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まずは収量の多い株から。 大きなお芋が沢山ついています。
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こちらも、大きなお芋が。
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大きめ芋3つと、巨大芋ひとつ。 巨大芋になってしまうと、すらり、ではなくてでっぷり、ですね。
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何故か細長い芋が2つと、ふっくらした芋が3つ。 長すぎるものは掘る際に折らずに掘り取るのが大変でした。
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すらり、というお芋が2つと、コロンとした芋。
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こちらはすらり系だけど育ちがいまひとつです。
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さて次は、寂しい出来のもの。 6月末頃だったか、ツル先を切って植えたのが遅すぎたのか、もしくは隣との競争に負けてしまったものか。
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ちょろりん。 これは、サイズと形が丁度よいので巨大芋ゴロゴロというのよりむしろ嬉しいです。
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にょにょーん。
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この紅乙女ですが、軸を切り落とす際に出てくる白いヤニ(ヤラピン?)の量がとても多いです。 他のサツマイモより流動性の高い白い液体が、タラタラと大量に垂れてきます。 あいこまちはドロリと粘度が高く、濃い感じの液ですが、こちらは濃度は薄め。でも手に着くとベタベタとしたヤニになります。
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掘りながらも、なんか多くて車に運ぶの大変だなあ、と思いましたが、実際かなりの量になりました。 12株あって、新聞紙3枚分。
でもこのシートの巨大芋は憂鬱・・。誰か貰ってくれたら助かるのに・・・。
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せめてこのサイズ以下だと助かります。
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紅乙女のクズイモは、細長い傾向でした。 ころりんと丸っこいのが好みなんだけど・・。
スジっぽいのかどうか、今度蒸してみようかと思っています。
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大きい芋が沢山あったので、かなりの重量になりました。
(20キロ超えたような。後ほどメモを捜して書き込みます)
■紅乙女メモ
・とろとろと流動性が高いヤラピンが、大量に出てくる。 (これまで育てたどの芋よりも多い)
・大きくなりがちな芋だが、比重は比較的軽い気がした。
あいこまちは中くらいの芋でも持ってみると意外と重いが、紅乙女やクイックスイートは軽い。
・比重が軽めの芋は、掘るときに折れやすいので注意が必要。
・マルチを剥がして、土を手で払うとすぐに芋が見えてくる品種もあるが(クイックスイート)、これは(今回は?)、比較的深いところに芋が出来る模様。
スコップで掘ってやらないと芋が見えてこない感じ。
・表皮がとても柔らかく剥けやすい。(あいこまちの表皮は丈夫)