しばらく前ですが、いつも干し柿用の柿を分けて下さっている矢田農園さんから、矢田さんが作られたホンモノの(?)干し柿を頂きました。
もとの柿は(大きさは違うけれど)ほぼ同じはずなのですが、やっぱりプロの作品は違う!
ご紹介しますね。
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ヘタ側が下になるようにおいてあり、全体に細かい粉がびっしり~。
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平核無柿って四角い柿だと思うのだけれど、概ね丸くて、こんもり山型です。
表面の粉は、日に日にみっしりと密になっていきます。 (1週間前くらいに届いたときは、もう少し粉少な目でした)
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四葉の可愛いヘタは下側に。 実はこの、逆さにする形を、自分でも試してみたのですが、こんな風にちゃんとヘタがくぼんでおさまって反対側はこんもり山型に、という風にはならず、座りが悪くてナナメになってしまったりしました。
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太陽に透かすと、うっすら赤い中の色が透けます。
こんなにびっしり粉が吹いて、枯露柿みたいな感じで固そうに見えますが指で押すと「くにゃ」という感じ。 ぽたぽたで流れるような状態よりもう少ししっかりして、ふにゃん、と丁度良い柔らかさの干し柿です。 粉が吹いたものは、表面のお砂糖(果糖)の部分がひんやりして、また格別な味わい。 おいしい~☆
製作途中の様子を折々にブログで拝見していると、吊るして干す段階で、結構しっかり干している様子です。 あんぽ柿で仕上げるものは別として、粉を吹かせたいならば(私がいつも取り込んでしまっているよりも)もうちょっと干す方がいいかも。
来年はこんな干し柿が作れるかな~。
矢田さん、お手本を拝見できて、とってもためになりました。 しげしげ観察しつつ、美味しく頂戴いたしました☆ ありがとうございました!
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佐渡の矢田農園さん
お米、渋抜き柿、干し柿など、おすすめです。
今年の干し柿は完売とのことでした。