採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

柑橘くらべ:はれひめ たまみ

2019-02-18 | +フルーツ

(月曜にアップしましたが、タグを間違えたようでフォームが崩れてて文章なども抜け落ちていたので、修正しました)

いま我が家にはいろいろな柑橘があります。

柑橘

これ全部、違う種類。
大半は、柑橘天国愛媛からの頂きものです。
(かずさん、ありがとうございます!!!)

 

柑橘

大きい順から並べると、宇和ゴールド(河内晩柑)、甘平、はれひめ、八朔、タロッコ、ピンクネーブル、たまみ、媛小春、伊予柑(おそらく)、黄金柑(おそらく)、じゃばら、花柚子。

馴染みがあるものや、想像がつくものが大半ですが、「あなた、どなたでしたっけ?」と言いたくなる全く未知のものが二つ。
はれひめとたまみ。
このふたりのお嬢さんたちについてじっくり調べてみることにしました。
 

柑橘はれひめとたまみ

こちらがはれひめ。
つやつやした皮で、比較的濃いめのオレンジ色。サイズは大き目で、こんもり中高の形状。
皮は浮皮というほどではないかもしれませんが、触るとふんわり感があります。
 

柑橘はれひめとたまみ

たまみは、はれひめよりは明るい色。
表面がぶつぶつとくぼみがあって、美肌ではないです。(小鼻の横のぶつぶつみたい)
大きいものは、皮がぶかぶかな感じ。
サイズは大小いろいろなのかな。
扁平な形状です。

 

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はれひめとたまみ。


柑橘はれひめとたまみ

割ってみました。
どちらも簡単に手で皮が剥けるタイプです。
はれひめがやや中高で、たまみは扁平なのが分かります。

伊予柑は、皮を剥いただけで、甘いスイートオレンジの香りが漂いますが、この二つに関しては、皮の香りはそれほどでもありませんでした。


柑橘はれひめとたまみ

皮ですが、はれひめは、伊予柑系の、内側がふわふわとワタのような皮。
たまみは、温州みかんのような皮。

柑橘はれひめとたまみ

房のようす。
はれひめは、綿のようなスジがついて、果肉は伊予柑に似た感じの柔らかめな感じ。
たまみは、スジが少な目で、薄い皮から果肉が透けて見えるところが、雪花石膏(アラバスター)のように綺麗。甘平と似ています。


柑橘はれひめとたまみ

たまみの果肉は、ぷりぷり固め。ここも甘平みたい!
皮が剥きやすいみかん系でパリパリ食感は、甘平とポンカンくらいだと思っていたのでびっくり。
(大玉系は文旦や八朔がありますが)
味は、甘酸っぱく濃い味で美味しいです。
これは!覚えなくては!(こういうタイプが好みなのです)
これまでノーマークでした。


はれひめの果肉は、写真撮り忘れましたが、伊予柑のようなジューシーな感じ。
ものにもよりますが、酸味はほぼない~弱めのようでした。
皮は手で剥けるので、はれひめは、伊予柑を、皮を剥きやすくした感じかな。
房の薄皮は食べてしまうことも出来ますが、薄皮に比べて果肉が柔らかいので、ないほうが嬉しいかも。
伊予柑みたいに剥くか、しごいて食べるのがいいかもしれません。


はれひめの特徴はむしろ皮に。
確認のためちょっとかじってみたところ、柔らかく苦みも全然なく、生のままでもちもちとしておいしいのです。
(別のものも食べてみた結果、時間が経過して酸が抜けた実ほど、皮の苦みも抜けているような気がしました。
酸味があるものの場合、多少は皮にも刺激が残っています。でも長時間の水さらしなどは不要な程度。)

あれ?柑橘の皮ってこんなに柔らかかった?
伊予柑はどうだっけ?と伊予柑の皮をかじってみましたが、伊予柑は普通ナイフで切り目をいれるだけあって、皮の表面付近がしっかり固かったです。

この皮は使わなくては損です。

とりあえず簡単ママレードを作ってみることにします。


柑橘はれひめとたまみ

こうやって刻んで、お砂糖と水適量をふりかけ、電子レンジへ。
(果肉はうっかり全部食べてしまいました・・・)

柑橘はれひめとたまみ

ほんの数分で柔らかく煮えて、はれひめ皮ジャムの出来上がり。
加熱した後に内側の白いところが白いままに残るのも、伊予柑に似ています。
(品種によって違っていて、例えば八朔は白かったところは透明に煮えます)

(酸味がなくては美味しくないので、このあと酸っぱい黄金柑の果汁を絞って、甘酸っぱく調味しなおしました。)


■まとめ
はれひめ
・伊予柑の、皮が剥きやすいタイプ
・皮は柔らかくてアクが少ないのでママレードにぴったり。サラダもいいかも。

たまみ
・皮が剥きやすく果肉はパリパリ、甘平の双子の姉みたいな感じ
・酸味があって美味しい
※次は香りに注意して食べる


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書き終わったあとで気づいたのですが、今回初対面だと思っていたたまみ、2016年の3月にも食べて記事にしていました

そのときは、食べたときの香りがよくてびっくりしていました。
お気に入りになっていたはずなのに、忘れていました・・・。
そして、食感に関する記載はなし。伊予柑系、と書いてあったので、パリパリ感はなかったんじゃないかな・・・。
今回は、香りに関しては特段の印象はなかったし・・・。
育て方などなど、個体差があるのかもしれません。

てっきり初対面かと思って書いてしまった記事ですが、実際そう思った訳なのでこのままアップしてしまいます。
スミマセン。お恥ずかしい。
「初めまして!」とご挨拶したのに、「いや、前にもお会いしてますよ」と言われたときのような気まずさ。
ぐぬぬ。


もう忘れないように、5キロくらい取り寄せるかなあ、んもー。
丁度いま旬みたいなのです。
買っちゃう?

コメント (6)
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