きのこパトロールのとき、きれいな青い実をつけたツル植物をみつけました。
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・山芋みたいなハート形の葉っぱ(ハート型でないものもある)で、葉脈は山芋のようには目立たない ・質感はすべすべしていて、サルトリイバラを思わせる割としっかりした厚さ(サルトリイバラのようにテカテカはしていない) ・ブルーベリー色の実が5-6粒ずつついている という感じ。
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エビヅルという野草がヤマブドウに似て甘酸っぱくてとっても美味しいそうなのです。 関東でも生えているようなので、それだといいなーと持って帰って調べてみました。
調べてみたところ、エビヅルは、葉っぱが白い毛におおわれているそうで(ヤマブドウも茶色の毛がもこもこ)、違いました・・。 どうやらアオツヅラフジというもののようです。 でもって、毒なんですって! 実は見つけたとき、果肉部分をちょっとだけ舐めてみたのです(舌で舐めてすぐに唾液ごと吐き出したのだけど)。 苦さなどはなく、うっすら甘い味でした。 いつぞやみたいにぱくっと口にいれなくてよかった・・。
利用法によっては薬にもなり、全草にアルカロイドを含んでいて、利尿、鎮痛、下剤などに使われることもあるようです。 あと、ツルはつづらを編むのに利用されることもあったそうです。
アオツヅラフジの決定的な見分け方は、種子。 「丸まった青虫のような形」なのですって。 取り出して洗ってみたら・・・
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お、おおう、青虫だ・・・。 極小だけど、かなり青虫っぽい・・・。 やーん、気持ち悪い。
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エビヅル、引き続き探していこうかと思います。
ヤマブドウよりはだいぶ小さい植物のようなのだけど・・・。