採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

もちもちきなこ(チーズ)

2021-09-28 | +お菓子・おやつ

先週は、ダンナサマと両親と那須へ、そして送り届けがてら実家にも行ってきました。
(自粛ボケの最近でしたが、マイタケやDIYなど、ようやくネタをいくつかゲットしてきました)

まずは小さめの記事から。

那須に3泊するにあたって、黒磯市街のスーパーマーケットでみんなで買い物をしました。
母が、
「これ面白いんじゃない。写真モノでは」
と変わったチョイスを。
せっかくなので記事にしておきます。

買ったのは、
「新食感チーズデザート もちもちきなこ ー黒みつ仕立てー もち粉入り」
こちらです。

もちもちきなこ(チーズ)

母はきなこが結構好きで、みかけるとつい買いがち。
でも、チーズにまできなこって・・。


あけてみると、まあ普通といいますか、拍子抜けといいますか。

もちもちきなこ(チーズ)

6Pチーズのような感じです。


問題は中身。
ぺろりん。

もちもちきなこ(チーズ)

おお。割と白っぽい。
でもうっすらベージュ色。

食べてみると、さほどきなこの味はしなくて、うっすら黒蜜のようなメープルシロップのような風味。
そして特徴的なのは食感。
ぷりんぷりんとした弾力があるのです。
チーズと思って食べると頭が???となります。

商品名に「もちもち」とついているし、よく見ると上の写真、くねりん、とした奇妙な柔らかさもあるし、
なるほど、この食感を目指したのか。
(小麦粉からつくる)くず餅とこんにゃくを足して2で割ったような、粘り感のある奇妙な柔らかさ。
既存の食品にはないから、「新食感」なのかも。

材料を見てみると・・・

もちもちきなこ(チーズ)

きな粉より少ない分量でもち粉が入っているようで、これがもっちりくんにゃりの原因でしょうか。
乳化剤とか増粘多糖類も、量は少ないけれど秘密の配合で、食感に寄与しているかも。


食感は面白くていいのだけれど、味が、なんともぼんやりしているものでした。
パッケージの印象ほどにはきな粉は感じないし、甘さもほどほど。
味が薄いだけならともかく、きなこっぽい味の後からチーズの酸味が追いかけてくるのが、如何なものかと思いました。
酸味ときな粉はあんまり合わないような・・・。

わざわざチーズできなこ・黒蜜方面を目指す理由がよく分かりません。
これを食べるくらいだったら桔梗信玄餅を食べた方がきなこ・黒蜜欲を達成できますよね・・。

きなこを増強したらどうか、と、外側にきなこをまぶして食べたのですが、それでも、ビミョーな感じ。
(中の酸味があんまり隠れない)
黒蜜を垂らせば味がすっかり隠れてよくなるかも・・。


せっかくチーズを使ってチーズデザートをつくるならば、レモンとかフルーツ系の方が合いそうです。
「もちもち」にしたい場合でも、(和菓子系ではなく)レモン味でいいのではないかなあ・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする