お友達に、ギリシャのカラスミを(数センチ分)頂きました。
これまで食べたカラスミとは違ってびっくりしたので、記録しておきたいと思います。
こちらがその、ギリシャカラスミ。
おそらく、このトリカリノスのカラスミではないかと思います。
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原材料はボラ子らしいのですが、同じボラ子の台湾のカラスミとはずいぶんと雰囲気が違います。 ・黄色い蝋で包まれている(写真中央。蜜蝋らしいですが、おそらく精製蜜蝋だとおもいます。齧ったり嗅いだりしてみましたが風味は特になし) ・カラスミ自体が黄色っぽい(台湾のはもっと飴色) ・形状が、比表面積低めというか、太いというか(台湾のはペタンコ) ・とても柔らかで、手で持つとふにゃりと変形するほど(台湾のは変形しない程度の硬さ) ・塩味が薄めで、風味が、さわやか?な感じがする。日本ではカラスミの製造過程でお酒(日本酒)を使うらしいのですが、(もしギリシャでも同様ならばですが)酒精強化ワインとかそのあたりを使っているのではなかろうか。 ・頂いた知人(台湾の方)によると、りんごの薄切りの上にこれを載せるのが美味しい、とのこと。 (実際彼女のおうちでそうやって頂き、美味でした。ていうか、さわやかになってしまって、いっぱい食べられてしまう・・・。台湾のカラスミはネギや大根に乗せたりするけど・・・台湾のもリンゴがあうのかな??試したことないけど・・・) ・でもってこれは、りんごには合うんだけど、なんかごはんには合わないような風味。
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とてもマイルドで柔らかで、たらこみたいな感じのおいしいカラスミでしたが、日本や台湾のカラスミと、えらく違います。
ギリシャの人は何を添えて食べているのか知りたいです。
超高級食材だから、そのまま純粋に楽しむのかな・・・?
でもキャビア+サワークリーム+そば粉のパンケーク、みたいに、定番の組み合わせが何かあるのではないかしらん・・・。
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