鳥取のマンション、入居者さんが年末で出てしまいました。
ガックシ。
でも、折角空いたのでこのタイミングで気になるところを直したいです。
いまの洗面所はこんな感じ。
奥に物入、その手前に洗濯パン、一番手前に洗面台。洗面台の上にはレトロなプラスチックの収納・照明つき鏡。 |
改修後は、一番奥を洗濯パンにして、その手前に、幅の細いオープンの棚、そして手前に洗面台にします。 |
イメージ図。 |
段ボールモック。 |
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(雑然としててお恥ずかしい・・) |
どうなるか、まだ全然わかりません。
うまくいくかなあ。自信ない・・。
不動産屋が「(あちゃー、直さなきゃよかったのに・・・)」という冷たい目でみてきそう。
(私的には大満足の、広々1LDKへのリフォームは、不動産査定的には非常に不評なのです。本気じゃなくてもお世辞のひとことくらい付け足してくれたっていいじゃんよー。ぐし)
みなさんの洗面所、どんな感じですか?
こだわったポイント、魅せどころ、または使いにくいポイントなど教えてくださいませ。
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洗面所なんて、普通に使うだけで、デザインなんて考えたこともありませんでした。
いろいろ画像を見て、なんとなく構造というか要素がわかってきました。
それぞれの要素についてデザインのバリエーションがあり、すべてが「よく調和」していると「素敵な」洗面所になるようです。
各要素に分解してみると次のようになります。
(「例」のリンク先は、今回壁紙を使おうと思ったので海外事例が多いです。日本の洗面所は木目調スッキリ北欧スタイルが多くてこれはこれで奥が深いですが勉強はまだ)
なお、どうすれば「よく調和」するのかはさっぱりわかりません。
※リンクがうまくいってないところがあります。あとで修正します
■スペース
海外の事例は、
①ある窪みに洗面台だけある場合(例)
②トイレ、お風呂一体の大き目の空間の一画に洗面台がおいてある場合(例)
があります。
日本は、洗面台の横に洗濯機がある場合が多いです
(欧米は洗濯機は洗面とは別のランドリー部屋にあるせいか(集合住宅だと各家庭になかったりするよう)、洗濯機はないです)。
洗濯機との間には壁があったり(例)、なかったり。
壁がある場合は、海外の①窪み スタイルに似てきますし、ない場合は②バスルームの一画 に近いでしょうか。
■壁
壁紙の貼り方について。
①奥のみ壁紙(例)
②スペース全体壁紙(例)(鏡に背後の壁紙が映り込む)
③腰くらいの高さまで羽目板(木製やタイル)で、その上のみ壁紙(例)
③壁紙なしで、全体的にあっさり(実はこちらがメジャー。北欧、モダンなどスタイルも様々)(例)
■キャビネット(vanity)、カウンター
洗面台というのは、実はボウルとカウンターとキャビネットの組み合わせ。
キャビネットの有無でいうと次の2つに分けられます。
(A)ボウルのみ、もしくはカウンターとボウル(配管を見せちゃう)(例)
構造的には、パイプで支えたり、両側の壁で支えたり(例)。
パイプで支えるのは、日本ではあまり見ませんが、欧米の画像ではけっこうあります。
(B)キャビネット(収納スペース)あり(例)
キャビネットが支える構造を担う。これが一般的ですよね。
豪邸のゲストバスルームなどは(A)収納なし でもいいかもしれませんが、日本の一般家庭の場合はやはりキャビネットがあるのがいいかと思います。
さらにスペースへの設置スタイルをみると、
①ぴったりはめ込むのではなく、両側にほどよく隙間が空いている場合(例)
これは海外には結構あります。窪みタイプでも、バスルームの一画タイプでも(隙間に何か落としそうな気がしてしまいます)。
アンティークな家具にボウルをはめ込んで、窪みに置くようなスタイルの場合(例)はほぼ完全にこういう置き方。
こういう場所では手をちょっと洗うくらいで、朝シャンなどはしなさそう。
②スペースいっぱいに洗面台を敷き詰めるタイプ(例、例、例)
日本は、スペースが狭いせいか、こちらの雰囲気です。
①キャビネット設置タイプは比較的トラディショナル、②敷き詰めはモダン系という印象になります。
キャビネットのスタイルは、(a)全部引き出しや扉があるタイプ、(b)(部分的にでも)オープンな棚があるタイプ(例)
(b)はモダンになってきます。
■洗面ボウル
ボウルのとりつけ方は、
①窪みとその横のちょっと平らなところが一体成型のもの(例)単独で設置したりこれをキャビネットにのせたり
②平らな(別素材の)カウンターがあってその下にボウルがくっつくアンダーマウント(例)
③カウンターの上にのっけるタイプ(ベッセル式)(でっぱり具合は各種)(例)
素材は
(a)陶磁器 (b)樹脂
日本のメーカー品は、小さな洗面台は①、大きいものは②に相当するでしょうか。どちらも一体成型の樹脂製がはやりのようです。
いくつかショールームを見て回りましたが、TOTOやリクシルは樹脂ボウルが薄くてぺこんぺこん。
タカラの樹脂ボウルがいちばん厚みがあってしっかりしていました。
陶器のボウルをのっけるベッセル式は、TOTOだけ。
■水栓
素材については日本だと、①ステンレスカラー、もしくは②プラスチック製の白(鳥取がこれだ~。にゃー)。
機構は、最近では1ハンドル混合式。シャンプーができるように、水栓が上に高くできるものが多いようです。
海外はシャンプーをすることは基本的になさそう(だったらシャワーを浴びるのかも)。
不便そうな2ハンドル(水とお湯の二つのバルブがある)タイプもけっこうあります。デザイン的に左右対称でカッコいいんだろうか。シルバーのほか、ゴールド(例)やブラックも。プラスチックはまずないです。
水栓のとりつけ場所は、
①洗面ボウル(陶器などのボウルに直接とりつけ)
②カウンター
③壁(例)
でしょうか。
ベッセル式(ボウルをのっけるタイプ)で水栓が(ボウルでなく)カウンターについている場合はボウルと水栓の隙間の掃除が大変そうですけどどうなんでしょうね。
壁から水栓というのは、国産の既製品でもいくつかありました(例)。ボウルがひろびろしていて、水栓まわりに水が溜まらないので掃除も楽そうですが、エレガントでお洒落というよりは「バケツでも何でも洗えるぜ」という実用感が出てきます。
海外だと壁付け水栓でも素敵な感じのものもあります。
■タオル掛け
どんなにシンプルな洗面所でも、手を拭くタオルは必要。
(ハンドタオルを沢山置くという手もありますが)
水栓とタオル掛け、あとは照明器具の金属部分、鏡の縁など、調和を考えて選ぶようです(例)。
■バックスプラッシュ
バックスプラッシュは、
①洗面台の正面と左右の計3面にある場合(例)、
②奥のみ(例)、
③全くなし(例)、
④羽目板がバックスプラッシュを兼ねる(例)
というパターン。
それぞれ高さもいろいろです。
①3面ある場合は、モザイクタイルで囲う(例)、もしくはカウンターと同素材の石的なものを使って囲う(例)、など。
石素材で囲うのは、比較的少数派。モダンな例ではかっこよくなります。
とても広い(ボウルが2つ3つ並ぶような)洗面台でも、厚み感が出て似合うと思いました。
②奥のみ、も素材は①と同様。水栓が壁から出ている場合は、奥のみのバックスプラッシュをとても高くし、そこから水栓が出ているような構造です。
奥の壁をすべてタイル素材にして、壁がバックスプラッシュも兼ねるというデザインもありました。
③海外事例では壁が壁紙なのにバックスプラッシュまったくなしというのがあったりして、不安になります(例)。デザイン優先?
④腰羽目というのか木の羽目板があって、そこに洗面台をくっつけることで、これが水はねをうけとめる役目になっている場合も。
設置場所によって、羽目板が奥だけだったり、すぐ横にもあったり、いろいろです。
■鏡
鏡は、
①洗面スペースの全面に貼る場合(我が家、および実家がそう)(例)、
②それよりは小さめの鏡をつける場合。
全面鏡は、部屋が明るくなる効果がある気がします。
別の観点では、
(a)収納機能つき鏡ユニット(四角い場合が多い)と、
(b)単なる鏡
さらに、(b)について、(i)縁あり鏡(こちらが多数。鏡の縁もデザインの重要なポイント)(例)、(ii)縁なし鏡(例)
日本のユニット洗面台は、②-(a)の、収納機能付き部分鏡、でしょうか。
全面鏡やフチなし四角形、細縁のまんまる鏡は現代的、額縁みたいな豪華な縁の鏡はトラディショナルな印象です。
■鏡のそばの照明
とりつけ場所でいうと、①鏡の上、②鏡の両脇、③鏡自体
①鏡の上は、
(a)横長一本棒タイプ(例)、
(b)器具としては1個で、それに2~3個のライトがついているもの(例)、
(c)ブラケットライト1個(例)これは日本でも若い方に好まれるよう(日本の例)
②両脇のつけ方としては、
(a)鏡の斜め上~横に壁付けのブラケットライト(例)、
(b)鏡の両脇に細長い棒状の照明(リネストラランプ)(例、日本の例)
ブラケットライト(壁付け照明)の場合、海外では上向きの照明器具に円錐台形の布製傘がついたものが結構ありますが、日本ではそれは全くないです。英語だと、wall sconces(壁用燭台)と呼ぶようです。燭台だから、基本的に上向きなのかな・・。
シェードつきならば下向き、もしくはボールやドーム的なカバーばかり。
あと、日本は、海外より概して高い位置に照明がある印象です。
③吊り下げている鏡自体(裏側)に照明が仕込んであって、ぽわーと光るものもあります(例)。
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